UWSCという開発ソフトを使って作り上げる作業を実際にやってみるカテゴリ。準備した自作関数や使い方、トラブルを記事にしていきます。得るものがあれば幸いです。
今回は、日付時刻を文字列で返す関数を作りました。
今回は、日付時刻を文字列で返す関数を作りました。
記事の内容
○日付時刻を文字列で返す関数
○日付時刻を文字列で返す関数
戻値(str)=today()
戻値(str)=time()
戻値(str)=todaytime()
戻値(str)=time()
戻値(str)=todaytime()
処理を繰り返し行う場合、ログをファイルとして残していく場合がよくあります。どんなOSでもファイル名は異なっていなければいけないので、そのときの時刻をファイル名として使ったりします。またデータを記録していくプログラムなどでは識別のためにタイムスタンプが便利です。
以下の関数を使うとタイムスタンプが得られ、簡単にファイル名を生成することができます。
日付を文字列で返すtoday()関数
1 2 3 4 5 | FUNCTION today()//2016年5月4日の場合“20160504“を返す GETTIME() date=G_TIME_YY4+G_TIME_MM2+G_TIME_DD2 RESULT=date FEND |
1,5行目 | 1 5 | FUNCTION today()//2016年5月4日の場合“20160504“を返す FEND |
today()関数宣言 2016年5月4日の場合、文字列”20160504“を返す。 | ||
2行目 | 2 | GETTIME() |
GETTIME() UWSC標準関数。正式には、 戻値=GETTIME([±n日, 基準日]) この関数を呼び出すと、以下の特殊変数に値が入る。 G_TIME_YY …年、G_TIME_MM …月、 G_TIME_DD …日、G_TIME_HH …時、 G_TIME_NN …分、G_TIME_SS …秒、 G_TIME_ZZ …ミリ秒、 G_TIME_WW …曜日(0:日、~、6:土)、 G_TIME_YY2 …年をxxの文字型、 G_TIME_MM2 …月をxxの文字型、 G_TIME_DD2 …日をxxの文字型、 G_TIME_HH2 …時をxxの文字型、 G_TIME_NN2 …分をxxの文字型、 G_TIME_SS2 …秒をxxの文字型、 G_TIME_ZZ2 …ミリ秒をxxxの文字型、 G_TIME_YY4 …年(西暦)をxxxxの文字型 | ||
3行目 | 3 | date=G_TIME_YY4+G_TIME_MM2+G_TIME_DD2 |
変数dateに、現在の 年(4桁)+月(2桁)+日(2桁) を代入。 | ||
4行目 | 4 | RESULT=date |
関数の戻り値として変数dateを返す。 |
時刻を文字列で返すtime()関数
1 2 3 4 5 | FUNCTION time()//20時36分44秒の場合“203644“を返す GETTIME() time=G_TIME_HH2+G_TIME_NN2+G_TIME_SS2 RESULT=time FEND |
1,5行目 | 1 5 | FUNCTION time()//20時36分44秒の場合“203644“を返す FEND |
time()関数宣言 20時36分44秒の場合、文字列”203644“を返す。 | ||
2行目 | 2 | GETTIME() |
GETTIME() UWSC標準関数。 | ||
3行目 | 3 | time=G_TIME_HH2+G_TIME_NN2+G_TIME_SS2 |
変数timeに、現在の 時(2桁)+分(2桁)+秒(2桁) を代入。 | ||
4行目 | 4 | RESULT=time |
関数の戻り値として変数timeを返す。 |
日付時刻を文字列で返すtodaytime()関数
1 2 3 4 5 6 | FUNCTION todaytime()//2016年5月4日20時36分44秒の場合“20160504_203644“を返す GETTIME() date=G_TIME_YY4+G_TIME_MM2+G_TIME_DD2 time=G_TIME_HH2+G_TIME_NN2+G_TIME_SS2 RESULT=date+“_“+time FEND |
1,6行目 | 1 6 | FUNCTION todaytime()//2016年5月4日20時36分44秒の場合“20160504_203644“を返す FEND |
todaytime()関数宣言 2016年5月4日20時36分44秒の場合、文字列”20160504_203644″を返す。 | ||
2行目 | 2 | GETTIME() |
GETTIME():UWSC標準関数。 | ||
3,4行目 | 3 4 | date=G_TIME_YY4+G_TIME_MM2+G_TIME_DD2 time=G_TIME_HH2+G_TIME_NN2+G_TIME_SS2 |
変数dateに、現在の 年(4桁)+月(2桁)+日(2桁) を代入。 変数timeに、現在の 時(2桁)+分(2桁)+秒(2桁) を代入。 | ||
5行目 | 5 | RESULT=date+“_“+time |
関数の戻り値として、変数dateと変数timeの戻り値を“_”(アンダーバー)でつなげたものを返す。 |
これらの使い所
使い方としては、
1 | fname=“Poku_“+time()+“.log“ |
1行目 | 1 | fname=“Poku_“+time()+“.log“ |
変数fnameには、”Poku_223011.log“が代入されます。 (コードを実行した時刻が22時30分11秒だった場合) |
記事の内容は伝わりましたでしょうか。
○日付時刻を文字列で返す関数
○日付時刻を文字列で返す関数
戻値(str)=today()
戻値(str)=time()
戻値(str)=todaytime()
戻値(str)=time()
戻値(str)=todaytime()
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