ポク太郎です。
アクセス解析には必須のGoogleアナリティクス。最初に覚えてしまうと分かりやすくなる点をまとめました。
1. 分析期間の設定とデータの見方
1-1. 分析期間の設定
アナリティクスが保持するアクセス記録の内、どの期間を分析するのかを指定する必要があります。その設定が、画像中の右上赤矢印。
右下赤矢印の比較チェックを入れることで比較対象も指定可能。簡単なのは「前の期間」…分析期間が1週間の場合、その前週分がオレンジ色で自動選択されます。
ここは頻繁に触る部分なので覚えて損なし。(いちいち画面上まで戻るのが面倒ですが)比較することで“何が良かった悪かった”と分析しやすくなります。
上記設定をすると、演算後に結果が表示されるので以下をまず確認。
1-2. 分析したデータの見方
上の画像では、例として参照トラフィック左上赤線を表示しています。
その下の赤下線には「すべてのユーザー54.29%のセッション」とあります。この数値「54.29%」は、設定した分析期間の内の「参照トラフィック」を計測可能なセッションの割合。
つまり、全訪問者の内100-54.29=45.71%は調べられなかった、を意味しています。
調べられない理由は、参照元(どこのリンクから訪問してきたか)を知らせないよう設定した訪問者もたくさん居るから。
画面下にグラフやPV数、新規セッション率、ページ/セッションなどの数値が表示されますが、それは調べることができた54.29%の訪問者の特徴てことに。
参照元のデータを例にとって説明しましたが、この現象は各所で発生するので、見てるデータがどのタイプの訪問者の特徴かを把握した上で情報を収集する必要があります。
2. 検索トラフィックと自然検索トラフィックの違い
検索トラフィック | 検索エンジンからの流入 + 検索結果に出るAdWords広告からの流入 |
自然検索トラフィック | 検索エンジンからの流入 |
Googleのサービスには、検索結果に自サイトの広告を表示できるサービスAdWordsなるものがあります。現在は「Google広告」に名称変更。
上記二つは、その広告からの流入をカウントしてるかどうかの違い。
AdWords広告を出した覚えのない方は同じものと思ってOK。
3. 閲覧時間00分00秒の訪問者がいっぱい
つまり、最初と最後のページが同じ場合の訪問者(=1ページだけ見た訪問者)は00分00秒てことに。これは技術的な問題。
00分00秒の訪問者の中には、
- ページが表示される前に閉じた
- 1ページを数分かけて見た後閉じた
この二つが混在することに。
また、上記方法で算出してるので、複数ページ見た訪問者の閲覧時間も最後のページに要した時間をカウントしていないてことに。
これを回避する方法はJavaScript。ここでは説明しきらないのでGoogleで方法を検索。
上記の操作、見方をマスターすることで何に対しての分析結果なのかを把握しやすくなり、アクセス解析の精度も上がると思います。
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