ポク太郎です。
さっさとブログ復旧しないといけないのですが、途中になってるものを投稿してしまいます。
話題は、放送開始2007年~2013年シーズン7で完結した古臭いスパイドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』。
ものまね師栗田貫一が吹替を務めるわかりやすい諜報機関CIA元局員の物語。実はまだ見てなかったんです。
コメディっぽい触れ込みだけどそうではない
その場は逃亡するが、理由不明で政府のブラックリストに入れられFBI監視の元、故郷マイアミ内に拘束状態。
政府の支援を失った元スパイは無一文でクレジットカード無し。仕事を求め再会したのは元彼女で爆弾魔のフィーと、マイケルをFBIに売った元海兵隊員サム。
地元のトラブル解決屋で当座の資金を調達しながら解雇の真相を探ります。
日テレで放送されてるので知ってる方多いかと。コメディではありませんがホンワカしたドラマです。
初心者向けだが結構長編の人気スパイドラマ
スパイ映画は、敵味方入り乱れ作戦実行中にどんでん返しが無いとハラハラしない分野。そのためついてくのが大変な部類。それに慣れてない方向けに見えます。
着目すべき人物が登場→一瞬画面停止→そのシーンで呼ばれた呼び名で字幕が出ます。
例えば、マイケル「クラブの裏で銃器を売ってるクソ野郎さ。」→字幕「だれだれ:クソ野郎」。また、作戦中ナレーションが入りスパイの手口紹介。
なのでその辺りは簡単。
ほとんどのエピソードの構成は、何でも解決屋の仕事+解雇の真相追求。難しいとすればその部分で、“どっちの話だっけ”となる程度。
どの作品で見かけたか気になるので、以下はその対策用メモ。
時代的にも被る脱獄大ヒットドラマ『プリズン・ブレイク』の出演者多数。
隔離病棟のヘイワイヤーにパナマの刑務所ソナのボスルチェロやウィスラー(ソナで鳥の手帳隠してた)の俳優さんが登場したり。
その他、『オレンジ・イズ・ザ・ニューブラック』のペンサタッキーが本作品でも女囚役。ハリウッドて俳優=役が決まってんですかね。人数多いから。
あと『ターミネーター3』女ターミネーターT-X、『グレイズアナトミー』アーチャー、『ニキータ』FBI副長官、『デスパレートな妻たち』カルロス・ソリス。
全7シーズンエピソード数111話で83時間
シーズン | エピソード数 1話45分 |
備考 |
1 | 12話 | x 45分 = 9時間 |
2 | 16話 | x 45分 = 12時間 |
3 | 16話 | x 45分 = 12時間 |
4 | 18話 | x 45分 = 13.5時間 |
5 | 18話 | x 45分 = 13.5時間 |
6 | 18話 | x 45分 = 13.5時間 |
7 | 13話 | x 45分 = 9.8時間 |
全エピソード111話で83時間。少し重い作品。『ゲーム・オブ・スローンズ』と同程度ですが、難易度が雲泥の差。
バーンノーティス登場人物イラスト似顔絵
マイケル
![]() |
解雇された諜報員: マイケル・ウェスティン |
俳優:ジェフリー・ドノヴァン 吹替:栗田貫一 |
|
作戦中に突然解雇通知を受けた元スパイ。敏腕で過去の作戦結果からロシアの諜報員はマイケルの名前を聞いただけで震え上がる。
解雇の真相追求費用であるキャッシュを得るためにトラブル解決屋をしてるが、ドラマ上はただの善人なので大抵報酬を受け取らない。 作戦自体も、吹替栗田貫一からもルパン三世のご都合主義が頭をよぎるお気楽ドラマ。 |
フィー
![]() |
凶暴な元彼女: フィオナ・グレナン |
俳優:ガブリエル・アンウォー | |
主人公マイケルの元彼女。銃好き、C4好き、爆破好き、破壊好き。
大抵のスパイドラマでは女性も格闘で男性と渡り合うがこのドラマでは異なる。フィーが捕獲=危険。爆破のプロだが格闘技はできない設定。それがちょっと新鮮でした。 当然世の男性を魅了したであろう女優さん。小柄で乱暴で作戦中の作業服のダサさを気にする“生意気女の子”役がハマっていました。 |
サム
![]() |
主役をFBIに売った忠義者: サム・アックス |
俳優:ブルース・キャンベル | |
最初は下調べの情報屋に見えるが、元USネイビー特殊部隊員。酒浸りで常にビール、モヒート。
現在はマイアミ熟女らの援助で生活するヒモ。アピールポイントは“チャーミング”。熟年女性には絶対気に入られる自信があるらしい。 初回エピソードでマイケルをFBIに売ったと紹介されるが、以降は絶対に裏切らない忠臣。また旧友の厄介ごとには自ら支援に赴く正義の人。勧善懲悪モノです。 イラストはサムなので持ってるのはビール。フィオナなら火炎瓶。 |
マデリン
![]() |
主役の母親: マデリン・ウェスティン |
俳優:シャロン・グレス | |
主人公マイケルの母親。ヘビースモーカー。
CIA局員の実情をモデルにと作られたのが別ドラマ『コバート・アフェアー』。そちらでは美術館員として偽装し家族にも仕事を明かさず。他のドラマでもそこは同様。 が、本作では母親マデリンまでもが作戦に参画する離れ技。お気楽ドラマです。 マイケルらは最初は隠してるものの何だかんだ作戦に利用、何だかんだ活躍します。また、マイケルの弟ネイトもついでに参画。家族ぐるみのスパイ活動。 |
ジェシー
![]() |
陥れられた元諜報員: ジェシー・ポーター |
俳優:コビー・ベル | |
マイケルと同様に解雇される元CIA工作員。シーズン中盤から登場。ジェシーの解雇の原因で悶着があるが、マイケルらと行動を共に。
トラブル解決屋の敵は当然悪役。薬の売人、銃器密輸業者に詐欺師。当然近づくために同業者を演じ情報収集。マイケル、ジェシーが行うことが多い。 ジェシーの場合は若干キョドリキャラで接近。 ジェシーは警備会社に勤務しながらマイケルらを助けることに。お金はあり、豪勢なスポーツカー+スーツ姿。が、作戦中のシャツは\1,980て感じ。 歩き方も気取ってなく服も貧相なキョドリキャラ。が、キモを抑えたその偽装がすごくカッコいい。 |
見たいな見たいなと思ってたにもかかわらず、見てなかった古いドラマ。
多分腰が重くなった理由はシーズン7まで111話という長さ。人気があったということなんでしょうけど。
まぁ、まぁ、まぁ、よかったんではないでしょうか。それなりに楽しめました。
好みは人それぞれなので何とも言えませんが、先が気になって無理して一気見するドラマではありました。
コメント