『大草原の小さな家』に出てくる地名場所・間取りを整理し19世紀の生活を想像する

ポク太郎です。

懐かしドラマ『大草原の小さな家/Little House on the Prairie』。

腕力に頼ることはあるもすべてにおいて聖人チャールズ・インガルスとその娘らや町の人を描いた道徳的長編物語。

現代のドラマに慣れると非常に生ぬるく退屈ではありますが、全シリーズ揃えて鑑賞するとこれがなかなか入り込んでしまう逸作。

誰もが知る古い古いドラマだし、長編過ぎてどうせ記憶に残らないと思うのでシリーズ全体のネタバレ含みます。


地図で確認するミネソタ州ウォールナット・グローブ

場所はアメリカ合衆国中央北部のミネソタ州。北縁はカナダとの国境。

Googleマップを見るとローラ・インガルス・ワイルダー・ミュージアムネリーズ・カフェが見えます。

ドラマ内で登場する地名は東方に隣町スリーピー・アイ、更に東に都市マンケイト、州都ミネアポリス

ただし、これらは番組内で表示された地図と位置関係がかなり異なる。番組内の地図ではスリーピー・アイマンケイトの南にありました。アメリカ特有の大規模な区画整理の影響かも。

Googleマップ内には見つかりませんが、シーズン5でチャールズが支配人として働いてたスタンディッシュ氏のダコタ・ホテルがあるのは西の州ダコタのウィノカ

教養が足りないので知らなかったが、原住民であるアメリカインディアンも含め結構北の方で生活してたのね。

ウォールナット・グローブの中心部地図

お母さんキャロラインらが「今日は町へ行く」と言ってるのはこの中心部のこと。メアリーローラら子供が毎日行く学校が“町”てことに。

卵を買い取ってくれる場所、キャンディーが手に入る場所はこの中心部“町”にしかありません。

『大草原の小さな家/Little House on the Prairie』中のウォルナット・グロー/Walnut Grove中心部の地図
ローラのお家は上記中心部から矢印方面へ5㎞程。ハンソン製材所を横切ってローラメアリーがよくショートカットしてます。

ウォールナット・グローブの中心部
教会兼学校正面に設置された鐘は子供らが町中からかき集めたバケツなどの卑金属でジョーンズおじさんが作ったもの。
オルソン商店看板はOLESON’S MACHANTILE
本番組の悪役ハリエット・オルソンの営む雑貨屋。ご主人ネルスオルソン家唯一の良心。
ハンソン製材所看板はHANSON’S BUILDING SUPPLIES LUMBER/HARDWEREだったが後にこう→HANSON’S RUMBER Co.。何故綴りが変わるのかね。
水車が目印。でも水力じゃあんなパワー出ないので建物正面で使ってる回転ノコギリはどう考えても電動式丸ノコ。
ハンソンさんはウォールナット・グローブの創設者。町長さんみたいな存在。チャールズを雇ったり、その縁者をよく雇用してくれる町民の力強い支援者。
郵便局看板はWALNUT GROVE POST OFFICE
局員は後にエドワードさんと結婚するグレイス、オウムのように喋るカラスを飼うケジアおばさん、ガーベイ家の妻アリスが歴任。
診療所ウォールナットグローブの町医者ベイカー医師の診療所。郵便局の建物後方部内にあり、建物側面のドアが入口。この郵便局建物の上の階はホテルとして運営。
なし地図内に⑥番なし。順番を飛ばしてしまったようです。
エドワーズの小屋ハンソン製材所の裏手の細道沿いにエドワーズさんが一時期住んだほったて小屋。エドワーズさんは後に郵便局員グレイスの家に住むことに。地図内にガーベイ家と表示した家。
ネリーズレストランホテル看板はNELLIES’S RESTRANT HOTELオルソン家ネリー学校卒業に合わせ、結婚相手探しのためにハリエットが準備したレストラン。上階はホテルとして経営、後に電話交換所を階段下に設置。
結局ネリーの悪評により経営難→後に亭主となるコンサルタントの助言によりガラス窓にはCAROLINES’S RESTRANTと調理担当キャロラインの名前に。
氷蔵オルソン商店が所有する氷蔵。後にオルソン家の養子となるナンシーがライバルの幽閉策に使うことに。

インガルス家が住む小さな家の間取り

『大草原の小さな家/Little House on the Prairie』のローラ・インガルス/Laura Ingallsの住む家屋の間取り

ベッドは二人セットで使用するのがデフォ。チャールズキャロライン大草原の小さな家/Little House on the Prairie登場人物似顔絵|“お父さん/PA”チャールズ・インガルス/Charles Ingalls演じる俳優マイケル・ランドン/Michael Landon|イラストカリカチュア大草原の小さな家/Little House on the Prairie登場人物似顔絵|“お母さん”キャロライン・インガルス/Caroline Quiner Ingalls演じる女優カレン・グラッスル/Karen Grassle|イラストカリカチュアメアリーローラ大草原の小さな家/Little House on the Prairie登場人物似顔絵|“お姉さん”メアリー・インガルス/Mary Ingalls Kendall演じる子役メリッサ・スー・アンダーソン/Melissa Sue Anderson|イラストカリカチュア大草原の小さな家/Little House on the Prairie登場人物似顔絵|ローラ・インガルス/Laura Ingalls Wilder演じる子役メリッサ・ギルバート/Melissa Gilbert|イラストカリカチュア

この狭い家に、更にはチャールズの親を住まわせようとしておりました。どっちかって言うと客間として使ってた納屋の方が快適そうな。

こちらに似顔絵で懐かしむ登場人物紹介の投稿をアップしました。

関係ないがこの番組内の貨幣価値を予測

ライフルが$15、ストーブが$7、既製品の洋服が$1.5前後、他ローラメアリーのお駄賃から想像するに$1=約1万円相当か。なので1セント=100円。

ちょっとキャンディや卵の値段が高くなるがおおよそそんな感覚。

発見した砂金が$130程度。つまりあのゴールドラッシュの旅で100万円以上のまとまったお金はゲットできたてことに。

シーズンが進むと所得倍増計画でもあったのかインフレが進む。セントポールまでの汽車賃$50とか。運賃が50万円は行きすぎなので恐らくインフレ後。

因みにチャールズ・インガルスの刻印“C・I”入りテーブルの販売価格は$12.5。結構高級品として売れてたということに。ニトリより高額。

分かりづらいDVD販売構成も説明しとく

大草原の小さな家/Little House on the Prairie』DVD構成
レンタルコンプリートBOXバリューパック新バリューパック
パイロット
『旅立ち』
収録収録
S1収録
S2収録
S3収録
S4収録
S5収録
S6収録
S7収録
S8収録
S9収録収録
特別版
『きのうの日々』
『この愛すべき子ら』
『最後の別れ』
収録収録

凄く分かりにくいが、大きく分けて、

  1. 旅立ち』…ウォールナットグローブに辿り着くまでのパイロット。
  2. S1~8…1シーズン22~24話で構成された長編。
  3. 『新・大草原の小さな家』S9と呼ばれローラが主役。
  4. 3本の特別編…完結後に視聴者の要望に応えて作られた最終回スペシャル。

レンタルされてるのはS1~8だけ。

S9以外の番外編部分は以下「特別版 バリューパック」に収録。アルバート含めたインガルス家全員が家の前に写るやつ。

S9扱いの『新・大草原の小さな家』収録の商品名は「・大草原の小さな家 バリューパック」。成長したローラアルマンゾの写真が目印ピンク色背景

S1~8S9パイロット・特別版も含め全部入りは以下コンプリートBOX

Amazonの売れ筋を見るとダブって購入してる方が結構居る模様。もったいないのでよく調べてから買ってね。

本ドラマの時代は1880年頃。電力系インフラが存在しない時代。もちろん水道も無し。

視聴者は「こーすりゃいいのに」と思い浮かべながら見てしまうことになりますが、電力に一切頼れないので21世紀の技術力を想像しても必ず壁にぶち当たります。

さすがに古い作品なので、ぼやけた映像や毎回異なるカラーバランスで見づらいのは否めず。

が、21世紀の常識を持ってしてもどうにもできないと思い知ることで、当時の苦労・絶望感がそのまま視聴者に伝わることに。

「電力起こそうにも磁石無ーんだもん。」
「スプリンクラー作ろうにも水道もホースも無ーんだもん。」

“流通網から外れてるから不便”てだけの現代劇『北の国から』とは異なり、風力発電もそう簡単にできず。モーター作れないどころか銅線用の銅が入手可能とは限らないので。

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