ポク太郎です。
海外ドラマが好きです。
触手が伸びるものすべて視聴し切った後、原点に戻り『大草原の小さな家』。
映像も古く、道徳的で当たり障りの無い表現が生ぬるく感じるものではありますが、19世紀のアメリカの価値観に意外性を感じ結構入り込んでしまいます。
本サイトはハリウッド俳優の似顔絵描きながら語るブログなので『大草原の小さな家』熱が冷めやらぬ前に主要人物の似顔絵を描きました。
誰もが知る古い古いドラマなので、気にせず物語全体から
してあります。
『大草原の小さな家』の視聴環境・DVD収録データ
シーズン1~9の長編だが、存在感の大きなパイロット版『旅立ち』や最終回スペシャルがあるので視聴環境は少しややこしい。
レンタルも含めた各DVDの収録状況はこちら。
Amazonプライムでは現在「このビデオは、現在、お住まいの地域では視聴できません」と表示され視聴できなくなっております。(日本国内からアクセス)
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『大草原の小さな家』登場人物~インガルス家
お父さんチャールズ・インガルス
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お父さん:チャールズ・インガルス |
俳優:ローラのお父さん役俳優マイケル・ランドン | |
自身が重んじる家族から重んじられる幸せお父さん。帰宅の際には「PA!」と大喜びの娘らだけでなく妻キャロラインも駆け寄ってお出迎え。得意のバイオリンで家族を楽しませます。
他を尊重、非差別、面倒見がよく、全子供守る聖人アメリカ農夫。“ファーマー”にとって難しいのは現金収入。そのため爆発物運搬などの危険な仕事もたくさん。 “家族愛”がテーマの番組なので降りかかるのは数々の不幸。財産没収危機、伝染病、娘大手術、ぬか喜び遺産相続、娘失明、火事、息子死亡、家具デザインパクリ被害、孫流産などなど。 俳優さんは製作指揮も務めるマイケル・ランドン。 イメージとしては悲しげな目直上に郷ひろみ的な太い眉毛が配置されるこの時代の男前。が、現在映像を確認するとイラストのようなニヤけた表情がかなり強印象。 |
お母さんキャロライン・インガルス
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お母さん:キャロライン・インガルス |
俳優:キャロライン役女優カレン・グラッスル | |
悪口許さず子供をしつける“お母さん”の代表的イメージ。元教師で料理が得意なため多方面で活躍。また周囲の信頼から産婆さんも適任。
敵であるはずのオルソン夫人を離婚危機から救うなど他家のトラブルにも積極的に尽力する人格者。 現金の無い辛い生活でも亭主チャールズや子供を幸せの指標とする修道士的価値観を物語上で表現するマスコット的キャラクター。 演じる女優さんカレン・グラッスルの一番の特徴は姿勢。背が高く首が長いせいか、顔を前方に押し出し相手に接する姿が印象的。 |
お姉さんメアリー・インガルス
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お姉さん:メアリー・インガルス |
俳優:メアリー役子役メリッサ・スー・アンダーソン | |
数学コンテストでミネソタ州二位の成績を修める勉強家。妹ローラに言い包められ失敗することもあるが、基本的にはしっかり姉さん。
メアリーが悲劇のヒロイン役。母親の職教師を目指す努力家メアリーに苦難多発するのがこの不幸物語。 馬に蹴られ生死をさまよう大手術、婚約者の浮気で破談、幼少期のしょうこう熱の影響で失明、流産、更には盲学校焼失&息子死亡。 ヘレン・ケラーを見るのと同様、メアリーの母親譲りの真っ青な目を見て世の中の不公平感に憤り、涙した方は多かろうと予想します。 |
ローラ・インガルス
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ほぼ主役のおてんば:ローラ・インガルス |
俳優:ローラ役俳優メリッサ・ギルバート | |
走る元気な女の子。舗装されてない道を両腕を広げて走ります。とにかく走る。
手に持つのはバケツのような弁当箱?水筒?。印象的なのは背中上方に貼り付けたように背負う黄色いリュック。常に走り回ります。 父親チャールズの言葉一つ一つを教科書のように参照し成長。非常に信心深く神に祈りを届けるため家出することも。 大好きなのは釣り・野球・乗馬。もちろん元気いっぱいな女の子なのでオルソン家のイタズラ坊主ウィリーを突き倒した回数は数え切れず。 成長後の家事姿ではすべてママゴトっぽく見えるのは“代表子役”のまま「ローラ大きくなったわ~」と見てしまう視聴者側の問題か、それとも女優メリッサ・ギルバートの演技の問題か。 本ドラマは著者ローラ・インガルス・ワイルダーの自叙伝が原作。なので主人公扱いしておけばいいのかな。 |
三女キャリー、四女グレイス
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厠に駆け込む女児:キャリー・インガルス |
俳優:キャリー役子役リンゼイ&シドニー・グリーンブッシュ | |
母キャロラインが産んだ子供は5人。長女メアリー、次女ローラ、三女キャリー、長男チャールズJr.、四女グレイス。待望の長男Jr.が生後数か月後に亡くなりました。
本番組のかわいらしい女児担当はキャリー。遊び相手の居ないキャリーを使って描写を作り出します。厠へ駈け込んだり、おじさんに繋がれたり。 ちっちゃい頃から大きなアゴ。この頃は非常に可愛かったがリンク先には大人の姿。これはいただけない。テリー・ゴディやないか。 四女グレイスは頻繁に出てくる名前。エドワーズさんと結婚する郵便局員、ローラが救助した赤子も同名グレイスで、四女は本番組3人目のグレイス。 また、乳児キャリーやグレイスはいづれも一卵性双生児の子役採用。乳児の撮影時間規制をクリアするための負荷分散策らしい。 |
アルバート
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養子:アルバート・クイン・インガルス |
俳優:アルバート役子役マシュー・ラボートー | |
大都市ダコタ州ウィノカで生活中、知り合ったのが浮浪児アルバート。ウィノカ撤退時にキャロラインに背中を押されたチャールズが養子として引き取りました。
アルバート演じる子役マシュー・ラボートーは回想シーンでの幼少期チャールズ役も兼任、衣装も使い回し。子役自身はガーベイ家のアンディ演じる子役と血のつながらない兄弟。 親類関係の出演が非常に多いドラマでも。シーズン9の教師エタ・プラム先生役にマイケル・ランドンの実の娘とか。 |
ジェームス
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養子:ジェームス・クーパー・インガルス |
俳優:ジェームス役子役ジェイソン・ベイトマン | |
後半シーズン、同じ価値観を持つ知り合った夫婦クーパー夫妻の子供ジェームス、カサンドラを引き取り養子に。
憧れの兄アルバートに纏わりつき失敗することもあるがこの子はいい子。親がいいので。イラスト下手すぎで人相悪いだけ。 ややこしいので書いておくと、父親の叔父ジェッド・クーパーが金脈を当て大富豪となり迎えに来ますが、ジェームス、カサンドラ兄妹二人で相談しインガルス家に残ることを選択しました。 本編シーズン8ラスト、このジェームスが事件に巻き込まれ全身不随。チャールズがすべてを投げ出し奇跡を起こしますが、その割にはシーズン9では存在すら匂わせず、その後は行方不明状態です。 |
カサンドラ
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養子:カサンドラ・クーパー・インガルス |
俳優:カサンドラ役子役ミッシー・フランシス | |
上項ジェームスの妹。同時に養子となりました。
後半シーズンに入り完全に大人に成長したローラが画面に映り続けますが必要なのは看板子役。跡継ぎはキャリーかと予想されましたがちょっとおとなしすぎ。 そのキャリーを喰ったのがこのカサンドラ。敵役ナンシーに取っ組み合いのケンカを仕掛けます。これはキャリーには無理。看板子役争奪戦はカサンドラに軍配、かな。 キャリー以上のデッカいおめめに大きな口。リンク先には成長後の姿も写っておりますが、まーこうなるでしょうな。 |
『大草原の小さな家』登場人物~エドワーズ家・ガーベイ家
エドワーズおじさん
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おじさん:アイゼイア・エドワーズ |
俳優:エドワーズ役俳優ヴィクター・フレンチ | |
おなじみの鼻歌でインガルス家子供らの人気者エドワーズおじさん。
「タッカーじいさん フライパンで顔洗う 熊手で髪をとかし顔はヒゲだらけ タッカーじいさん晩飯に遅れちまった 皿は片付いてあとにはカボチャのかけら♪」
自分が伝染病を感染させ、家族を失った過去を持つ。 酒・ギャンブル癖ありの文盲でチャールズの親友の大男。相方として行動することが多い。インガルス家お節介夫婦の策により、未亡人グレイスと引っ付けられることに。 3人の子を残し亡くなったサンダーソンさん。里子先違いで兄妹が引き裂かるのを阻止するため急遽グレイスにプロポーズ。3兄妹ジョン、カール、アリーシャの里親となる。 シーズン4で突然別の町へ引っ越ししたことになってるがキャラは残っており最終シーズンまで出演継続。木こりの仕事で足に障害を残すが、その後の長男ジョン死因捜査のシカゴ旅以降普通に歩く。 長男ジョン死亡後に酒・ギャンブル癖復活→グレイスにも捨てられ荒れ果てることに。 |
郵便局員グレイス
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郵便局未亡人:グレイス・スナイダー・エドワーズ |
俳優:グレイス役女優ボニー・バートレット | |
ウォルナット・グローブの郵便局に勤める未亡人。産婆さんとしても活躍する女性。家族一番で他を思いやる価値観を共にするキャロラインの親友。
エドワーズさんとくっ付けようとキャロラインが策を巡らし、最終的にゴールイン。 価値観同じ、得意技産婆も同じ、子供も仲良しなのでインガルス家とは家族ぐるみのお付き合い。 やたらお顔パーツが下方に寄る極端なアイドル顔の女優さん、どこかで見たと思ってたらシュワちゃん映画『ツインズ』で卵子提供した聖母お母さんでした。 終盤、酒に溺れるエドワーズさんと離婚するが、その時は別の女優さんが担当。 |
存在が被るガーベイ家
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代替大男:ジョナサン・ガーベイ |
俳優:ガーベイ役俳優マーリン・オルセン | |
シーズン4から突然登場。チャールズの相方となる髭面大男キャラ。
興行師に付けられたリングネームは“ビッグ・ジョン・ガーベイ”。ダコタ州ウィノカ移住時は喧嘩の強さから酒場の用心棒として雇われました。 元エドワーズ家の家屋に住み、相方で親友の大男枠を演じるのでエドワーズさんと混同するが、こちらはもう少し知的。 チャールズと同じく道徳者なので後に隣町スリーピーアイの保安官補佐に指名される。 妻アリスの方もキャロラインの親友で教師務めるのでグレイスと混同する。 一人息子アンディもインガルス家の子らと仲良しなので、ガーベイ家もインガルス家と家族ぐるみのお付き合い。 |
妻アリス
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キャロライン親友:アリス・ガーベイ |
俳優:アリス役女優ハーシャ・パラディ | |
シーズン4から突然登場。キャロライン親友となるグレイス相当。
キャロラインと同じ元教師で移住したダコタ州、その後戻ったウォールナット・グローブでも教壇に立ちます。 当然、修道士的聖人でメアリーの赤子を救うため火事で亡くなることに。 |
一人息子アンディ
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アルバート親友:アンディ・ガーベイ |
俳優:アンディ役子役パトリック・ラボートー | |
シーズン4から突然登場。ローラ・アルバートの相方となる友人。エドワーズ家の次男カール相当。
この子役はアルバート役のマシュー・ラボートーと血のつながらない兄弟。 非常に大きな黒目が印象的で、別ドラマ『ウォーキング・デッド』のマギー役女優ローレン・コーハンに見えたり。 |
『大草原の小さな家』登場人物~オルソン家
商店主人ネルス・オルソン
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商店主人:ネルス・オルソン |
俳優:ネルス・オルソン役俳優リチャード・ブル | |
オルソン家唯一の良心で人格者。妻ハリエットとそれに甘やかされる意地悪娘らに苦しめられながらも、ウォールナット・グローブのコミュニティに貢献します。
自身のプライドオルソン商店は町で唯一の物資供給場所。やはりお金が動く場所なので町一番のお金持ち。 現金を持たない農民らにツケでの買い物を許し、行方不明事件が起きれば倉庫の商品を無償提供。非常に良心的。 夫婦で罵り合いになり、
妻ハリエット「アナタは人を見る目が無いのよ!」
→亭主ネルス「同感だよ!」 →妻ハリエット「?……!!、ハァー!」 な会話は本ドラマの看板。 |
意地悪おばさんハリエット・オルソン
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意地悪おばさん:ハリエット・オルソン |
俳優:ハリエット役女優キャサリン・マグレガー | |
農夫を小馬鹿にし不快発言を繰り返すこの道徳ドラマでの悪役。娘ネリーを甘やかし、他家のプライバシー暴露新聞発行、電話を盗聴し騒ぎ立てるゴシップ好き。
ただし、本ドラマでの居なきゃいけない最重要人物。番組継続を熱望するファンが一番大切にしなきゃいけないのがこの嫌われキャラという凄い矛盾。だってこの人居なきゃ話始まらないもの。 娘ネリーはハリエットのリカちゃん人形。亭主の都合でネリーがニューヨークへ旅立ち、寂しくて心神喪失。 その穴を埋めるため、児童福祉施設からネリーと生き写しレベルの性悪娘ナンシーを引き取ることに。これも番組継続に必須の対応。 イラスト描くために眉間にシワでない表情を番組全体通し探したが、そうでない表情時は必ず口をひん曲げてるなど真顔が見つからず。全身全霊で嫌われ役を演じております。 |
ネリー、ウィリー
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意地悪娘:ネリー・オルソン |
俳優:ネリー役子役アリソン・アーングリン | |
母ハリエットが着せ替え人形的に溺愛する娘。当然、意地悪で他を陥れる不正策略家に育つ。成績優秀な理由はもちろんカンニング。
学校卒業したシーズン6のタイミングで母ハリエットがネリーズレストランホテルを教会向かいに建設。現在Googleマップでウォールナット・グローブを検索すると「ネリーズカフェ」が実在する。 番組内ではネリーは主役ローラの天敵だが、俳優同士は番組終了後も連絡を取り合う親友関係だそう。 ネリーは『ゲーム・オブ・スローンズ』の暴君ジョフリー演じたジャック・グリーソンとソックリどころか同一の顔。誰も反論できないようスクショ。 これは女装したジョフリー
同じく甘やかされるネリーの弟がウィリー。俳優:ウィリー役子役ジョナサン・ギルバート。 暑苦しい男前川崎麻世的なお顔に成長するが、子役時代はほとんど顔が認識できず。 それでも視聴者がウィリーだと分かるのはちっこい体に頭ボサボサなイタズラ坊主だから。つまり似てたら同じと決め付ける差別とは人間が持つ高等技能の一つ。 ウォールナット・グローブの学校は教会の建物利用するので廊下無し。なので罰としての起立場所は廊下でなく教壇横の壁。それがウィリーの定位置。 因みにウィリー役の子役ジョナサン・ギルバートは主役メリッサ・ギルバートと血のつながらない姉弟。だからローラの数々のウィリー突き飛ばしは姉による弟虐待。 後に養子となる下項ナンシーが引き起こす騒動はウィリーが父親似の人格者へ向かう契機となります。 |
養子ナンシー
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ネリーの生き写し:ナンシー・オルソン |
俳優:ナンシー役子役アリソン・バルソン | |
娘ネリーがNYへ移住し母ハリエットが心神喪失。別の着せ替え人形確保のために引き取ったのがこの孤児ナンシー。
引き取ったことを知った兄ウィリーが「またか!」と叫ぶ程ネリーの生き写し。でもウィリーは偉そうにそれを言える立場でないと思う。 シーズン終了後の特別版2時間スペシャルでは、ハリエット登場せずこのナンシー一人だけで悪役を担う回が存在するほど大成。 子役の本名はネリーと同じ“アリソン”。メアリー・ローラ・カサンドラ共通の“メリッサ”など同名の役者が多い番組でもあります。それで選んでんじゃなかろうな。 |
『大草原の小さな家』登場人物~ウォルナット・グローブ住民
町設立者ハンソンさん
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町長的存在:ラルス・ハンソン |
俳優:ハンソンさん役俳優カール・スウェンソン | |
製材所経営の町長のような存在。ウォールナット・グローブ設立者。家屋建築に製材がまず必要なので。ただし、本業は小麦・トウモロコシの製粉業らしい。
ハンソン製材所は水車のある建物が目印。正面作業場には電ノコらしきものが見えるが設定上は多分水力。現金収入の無い町の農夫らに仕事を与える町長さん。 時は弱者救済目的の法など存在しない19世紀、幅を利かす鉄道会社に農家がいじめられた時代。シーズン5、農家が廃業を決めウォールナット・グローブ脱出→町が廃れハンソンさんが気力喪失。 結局都会の生活に適応できなかった町民が戻った後意欲を取り戻し、最終的にはハンソンさんは天命を全うします。 |
ベイカー医師
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町医者:ハイラム・ベイカー |
俳優:ベイカー医師役俳優ケビン・ハーゲン | |
ウォルナット・グローブを救う町医者。産婆・獣医・人質事件時の人道支援何でもこなし、報酬はリンゴや小麦などの農産物。
郵便局内背後の部屋がベイカー診療所、二階は病室にも使えるホテル。 本番組で多数描かれるのが各地で流行る伝染病。その人類滅亡危機対応が映し出される中、視聴者が心配してしまうのは駆けずり回るベイカー医師の感染。生命線なので。でも感染が一度も無い超人。 また、終盤には優秀な黒人外科医ルドゥ医師が移住し、医者二人体制に発展します。(シーズン9ではまた別の医者が居たってことにもなってたり。) “医者”っぽい知識階級ヘアスタイル。日本人はこのはらたいらカットを知識階級とイメージしてしまってるらしい。 |
オルデン牧師
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牧師:ロバート・オルデン |
俳優:オルデン牧師役俳優ダブス・グリア | |
信心深いウォールナット・グローブ住民らの心の拠り所。
妹ローラに煽られ失敗してしまった優等生メアリーを老練な対応で救うファーザー。
オルデン牧師への寄付金預かったメアリーがローラに煽られ資金溶かす→思い入れのあるボロボロの聖書を守ろうとしてくれた、とメアリーが買ってしまった薬の箱を利用し説いた。
また牧師ではあるが、シーズン6で住民アン・クレイグと結婚する。 似顔絵を描くにあたりマジマジと後頭部を観察→威厳を感じるほどの一九ハゲ。 演じた俳優は80年代の役者さんですが、史実ではどうだったんでしょう。19世紀でも涙ぐましいハゲ隠しに奔走する方が存在したのでしょうか。深く考えさせられます。 |
ビードル先生
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牧師:イブ・ビードル |
俳優:ビードル先生役女優シャーロッテ・スチュワート | |
教会を使い回した校舎で授業を行うウォルナット・グローブ担当の教師。
非モテローラにとっては“憧れの女性”、モテモテメアリーにとっては“結婚できない女性”。姉妹でここまで見方が異なります。
メガネが必要になったメアリーが同じくメガネを掛けるビードル先生見て結婚できないと悩みメガネ紛失偽装→実は居たビードル先生の恋人との現場を目撃した直後メガネを回収しに行きました。
メアリー、ローラ共に成長後に教師となりますが、ビードル先生が免許皆伝として恩師の品を渡した相手はメアリー。 シーズン4で引っ越してきた農夫アダム・シムズと結婚し男児出産。その時に明らかになるが、ビードル先生はキャロラインと同世代とのこと。 |
アダム・ケンダル
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牧師:アダム・ケンダル |
俳優:アダム役俳優リンウッド・ブーマー | |
メアリーが通うことになった盲学校の教師。自身も盲目。メアリーの運命の人。ウォールナット・グローブ居住は盲学校移転後、また弁護士事務所も短期間運営。
ややこしいので整理すると、メアリーが立ち直った頃に、アダムがダコタ州ウィノカの新設盲学校任される→メアリーも教師として合流。ちょうど鉄道会社との揉め事で仕事が無くなった農夫チャールズが一大決心しメアリーの居るウィノカへ移住。 なのでアダムはインガルス家と家族ぐるみのお付き合い。 その後経営難で盲学校閉鎖危機→ハンソンさんの遺産提供されウォールナット・グローブに移転→火事→スリーピー・アイの元裁判所建物に移転→州が運営引き取り州管轄へ。 アダム自身はスリーピー・アイ時代、ある奇跡が起き父の職業である弁護士に転身して最終的にメアリーを連れてニューヨークへ移住します。 |
ヘクター・スー
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牧師:ヘクター・スー・タヒューヌ |
俳優:ヘクター・スー役女優ケティ・レスター | |
盲学校がウォールナット・グローブに移転することになり、そのタイミングで別地域の学校も合流→そちらの学校の世話人。キャロライン、メアリーらと修道士価値観を共有する黒人女性。
最終的に盲学校が州管轄になり、教員免許を持たないヘクター・スーが失職→多忙となったキャロライン・レストランのキッチンを任されることに。 元亭主が全財産奪い他の女と逃げた過去がトラウマで、ウォールナット・グローブに受け入れられた元ボクサージョー・ケイガンを必死に遠ざけようとするのはそれが理由。 字幕ではヘクターですが綴りはHester。正式発音不明。また、この女優さんは歌手なので讃美歌その他の場面では歌う姿がよく映ります。 |
イライザ・ジェーン先生
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牧師:イライザ・ジェーン・ワイルダー |
俳優:ワイルダー先生役女優ルーシー・リー・フリピン | |
一旦廃墟となったウォールナット・グローブに正式な教師として赴任してきたのがこのイライザ・ジェーン。下項の弟アルマンゾと共に町へ転入。
シーズン5で先の正式な教師エリオット先生に惚れたアルバートが次なる美人先生を期待していましたが、現れたのがこのイライザ・ジェーンでガックリ。そーいう役回り。 最後は弟アルマンゾ-ローラの結婚を実現させるため、自身が州都ミネアポリスの学校へ異動する決心をしました。 |
アルマンゾ・ワイルダー
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牧師:アルマンゾ・ワイルダー |
俳優:アルマンゾ役俳優ディーン・バトラー | |
上項ワイルダー先生の弟。姉の赴任に合わせ移住し、穀物倉庫で働くローラの運命の人。
通称“マンニー”をローラが間違えて“マンリー”→アルマンゾが気に入り、以降ずっとマンリーと呼び続けます。アルマンゾはローラのことをベス。 チャールズにも認められる若き聖人で、シーズン9、以降の特別版ではチャールズ相当の役柄を務めます。 兄弟がたくさんおり、兄はロイヤル、姉が上項イライザ・ジェーン、弟が問題児パーリー・デイ。 |
『大草原の小さな家』登場人物~よく見かける脇役
洋裁ウィプルさん
メアリーが裁縫の仕事でお駄賃を貰うバイト先。ウィプルさんの孫が兵役でPTSD→トラブルとなったエピソードも存在。また、郵便局員として働くこともあるようです。
元ボクサージョー・ケイガン
勝てないボクサー。瀕死の状態でリングに立ち危篤→チャールズが介護し農夫に転身するためウォールナット・グローブに移住しました。
黒人であることから、差別主義者の迫害エピソード、ヘクター・スーに言い寄る男性としてよく登場します。
カラスを飼うケジアさん
空想の世界に生きる不思議おばさん。オウムのように喋るカラスポリーを飼っており、空き家に住み着いたり。ただし、不思議な存在故子供らからは人気。
郵便局員として働き、手紙を盗み読みすることも。
差別主義者ララビー
ウォルナット・グローブにおける差別主義者。
差別対象は先住民、黒人、真犯人捕まり自分が顔を潰される原因となった自分の告訴相手。
ただ名前がララビー・ジャクソンなのかジャド・ララビーなのかよく分からず。
銀行屋スプレイグさん
ウォルナット・グローブに進出してきた銀行家。当初は損得勘定のみの偏屈者でしたが、ローラとの触れ合いでコミュニティーの一員へ。
ただし、スプレイグさんはウォルナット・グローブが廃墟となったシーズン5で撤退し、その後は別の銀行家ビル・アンダースさんが銀行業を営みます。
ヒューストン・ラム
スリーピー・アイの元裁判所の建物管理人。全焼した盲学校の移転先としてローラが賃貸を打診しました。
その後メアリーらが盲学校運営→ヒューストン・ラムがその建物管理人として住み込んでいます。頭は弱いが聖人。吉幾三みたいな顔したお方。
孤児養護施設ケイスさん
スリーピー・アイの児童養護施設所長。道徳観念の低い人物に描かれたりすることがあるが、一貫してる訳でないので物語作成のための無理矢理変貌キャラに見えたり。
職員はメイスンさん。こちらは常に倫理観強し。
郵便局フォスターさん
長期間郵便局員として勤め続ける女性。方々へ手紙を届けたり、伝言役として使われるため字幕への露出が多いのにお顔は印象無しの女性。
女優さんの本名もルース・フォスターさん。結構憶え辛いお顔をしております。
エピソードも特に無く人柄も紹介されないのによく出る字幕ナンバー1。
時間が掛かるとはいえザザッと書いた似顔絵。詰めが甘い部分がたくさん。まさに粗造乱造。
んでもイラストレーター、漫画家ってザザッと書いて完成させられないと仕事にならず。
週刊連載の漫画家ってどんなスピードで書いてんだろう…と、ありきたりの疑問にずっと取り付かれております。
以上、高齢者がありきたりの疑問に頭を悩ませながら書いた『大草原の小さな家』を懐かしむ似顔絵キャスト紹介でした。
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