ポク太郎です。
ふと思い出して気になった場合に、視聴済の方のみが分かる書き方で解説するヒント集。
『ブレイキング・バッド/Breaking Bad』に続き、今度はスピンオフ『ベター・コール・ソウル/Better Call Saul』。法律を扱うややこしさがあるのでこちらはシーズン毎にまとめ。
振り返り用のあらすじで登場人物相関関係、トラブルのきっかけや理由、変遷、結末。視聴済の方だけを意識した文章でまとめてあります。
シーズン1の
を含みます。ベターコールソウルのストーリーてどんな話?
ベター・コール・ソウルの舞台と設定
『ブレイキング・バッド』に登場した裏社会の弁護士ソウル・グッドマン。本名はジミー・マッギル。
生まれ育ったイリノイ州から、兄チャックの法律事務所があるニューメキシコ州アルバカーキへ。
若かりし頃は“滑りのジミー”と呼ばれるペテン師。どんな環境で育ち、いつ弁護士資格を取得し、なぜ裏社会の弁護士となったのかが語られるドラマ。
また同様に、マイクが裏仕事を始めた理由、ガスの配下に何故・いつなったのかも語られます。
ジミー、マイクとサラマンカ家の関わり、裏社会へとつながる弁護士の物語。
ベター・コール・ソウルのシーズン毎話数と配信・レンタル状況
シーズン | 放送年 エピソード話数 |
---|---|
シーズン1 | 2015年 全10話 DVD・ブルーレイ販売、レンタルあり。 |
シーズン2 | 2016年 全10話 DVD・ブルーレイ販売、レンタルあり。 |
シーズン3 | 2017年 全10話 現在配信のみ。 |
シーズン4 | 2018年 全10話 現在配信のみ。 |
シーズン5 | 2020年 全10話 日本は現時点でNetFlix配信のみ。※(執筆時) |
シーズン6 | 2021年予定 全?話 最終シーズンとのこと。現在撮影中。※(執筆時) |
公式サイトにはまだシーズン5の表記は存在しません。※(執筆時)
ベター・コール・ソウル登場人物~HHM弁護士他
ソウル=ジミー・マッギル
![]() | ネイル店奥の2畳に事務所構える弁護士:ジミー・マッギル 俳優:ジミー・マッギル役俳優ボブ・オデンカーク |
後のソウル・グッドマン。ペテン師的な技大得意な“滑りのジミー”。 |
チャック・マッギル
![]() | チャック・マッギル役俳優マイケル・マッキーン チャールズの略チャック。神聖なる法の監視人として弁護士職に誇りを持つが、電磁波アレルギーにより自宅に閉じこもる生活。 |
キム・ウェクスラー
![]() | HHM弁護士:キム・ウェクスラー 俳優:キム役女優レイ・シーホーン |
キンバリーの略キム。ダメ人間ジミーを見限らない女性弁護士。法学部学生時代にHHM郵便係としてジミーと一緒に働く回想シーンも。 |
ハワード・ハムリン
![]() | HHM経営者:ハワード・ハムリン 俳優:ハワード・ハムリン役俳優パトリック・ファビアン |
父ハムリン、本人ハムリン、チャックマッギルでHHM法律事務所。社交辞令、会話は手続き、どう見られようが命令を遂行するだけ。人間味の無い優秀なビジネスマン。でも、非情な敵役と思いきや真相が明かされると非常にカッコよく見えたり。 |
エルネスト
エルネスト | エルネスト役俳優ブランドン・K・ハンプトン HHMが準備したチャックの世話人=買い出しや新聞調達。重要人物ではないが字幕で“エルネスト”とよく出て分からなくなるので。主人公サイドで見るといい奴。 |
フランチェスカ
フランチェスカ | フランチェスカ役女優ティナ・パーカー 『ブレイキング・バッド』にも登場したジミーが雇う女性秘書。 |
ベター・コール・ソウル登場人物~マイク&裏社会
マイク・エルマントラウト
![]() | 逃亡した元警官:マイク・エルマントラウト 俳優:マイク役俳優ジョナサン・バンクス |
もう一人の主人公。本編『ブレイキング・バッド』でガスの右腕として活躍した元警官。本ドラマにてガスや裏社会と関わるようになった経緯が語られます。 |
マイク関係者 | 亡き息子:マットマティ 息子の嫁:ステイシー:ステイシー役女優ケリー・コンドン 孫娘:ケイリー |
今は亡き息子マティの家族。マイクはこの遺族の世話にすべてを尽くします。 |
ナチョ
![]() | サラマンカ家子分:ナチョ・ヴァルガ 俳優:ナチョ役俳優マイケル・マンド |
トゥコ、ヘクターに仕えるサラマンカ家の配下。父親は車体修理やミシン業務を営む商店経営者。 |
トゥコ・サラマンカ
トゥコ | トゥコ・サラマンカ役俳優レイモンド・クルス ヘクターの甥っ子。『ブレイキング・バッド』での元締め。クレイジー・エイトはトゥコに上納金を納め横でナチョが札束カウント確認。 |
ヘクター・サラマンカ
![]() | ギャングのボス:ヘクター・サラマンカ 俳優:ヘクター役俳優マーク・マーゴリス |
本編『ブレイキング・バッド』の車椅子チンッの爺さん。何故そうなったのか全貌が本作で語られます。ヘクターの要求はすべて自分の都合。無関係な人物も恐喝、強奪、殺害。大悪党でした。 |
ヘクター関係者 | 甥双子:レオネル&マルコ 俳優:サラマンカ双子役俳優ダニエル、ルイス・モンカダ |
本編『ブレイキング・バッド』でハンクを襲った殺し屋。サラマンカ家のヒットマン担当の様子。 |
ラロ・サラマンカ
![]() | 別の甥っ子:ラロ・サラマンカ 俳優:ラロ役俳優トニー・ダルトン |
シーズン4から登場するまた別の甥っ子。本名はエドゥアルド・サラマンカ。非常に疑い深くまた鋭い人物。窮地に陥ったサラマンカ家を率います。 俳優さんは別ドラマ『ウォーキング・デッド』のサイモン |
ガス・フリング
![]() | 薬物製造業者:グスタボ・“ガス”・フリング 俳優:ガス・フリング役俳優ジャンカルロ・エスポジート |
本編『ブレイキング・バッド』にも登場。チキンのジャンクフード店「ロス・ポジョス」経営者。ヘクターに目を付けられた密売元締め。 ガスの直属の上司ボルサは“ファミリー”扱いだが、ガスは違うらしい。それでいつも難癖をつけられます。 |
ガス関係者 | 配下:ヴィクター:ヴィクター役俳優ジェレミア・ビツイ 配下:タイラス:タイラス役俳優レイ・キャンベル 協力者:マドリガル社リディア ![]() 化学者:ゲイル・ベティカー:化学者ゲイル役俳優デヴィッド・コスタビル |
4人とも本編『ブレイキング・バッド』に登場。ガスの配下&ビジネス協力者。 ガスがビジネスを拡大させ、本編であった状況に展開していく経緯も語られます。 |
カルテル大ボス、幹部
カルテル | 大ボス:ドン・エラディオ:ドン・エラディオ役俳優スティーヴン・バウアー 幹部:ホアン・ボルサ:ボルサ役俳優ハビエル・グラヘダ |
2人とも本編『ブレイキング・バッド』に登場。 大ボスがドン・エラディオ、ヘクターと同等の幹部がボルサ=ガスの上役。 |
ジミーとナチョ、不正役人の関係と結末
ジミーは公選弁護人しかツテがない貧乏弁護士。マイクは裁判所駐車場の門番。ナチョはトゥコ・サラマンカの右腕。
それ用の金策「不正役人に当たり屋を仕掛け弁護士指名」→車間違えトゥコに捕獲され連行→荒野にナチョ。身元と不正役人狙った真相話し何とか解放されました。
その後ナチョが弁護士事務所へ。目的は「通報できない筈の横領公務員から150万ドル強奪」。
ジミー心配し匿名警告→不正役人が失踪→付近で探りを入れてたナチョ逮捕→下項マイクの助言で不正役人と、ついでに金も発見。
その時に賄賂と驚愕の一言。守秘義務が発生する弁護士料として金を渡さない理由は下。放心状態で金を受け取ってしまいました$3万。
不正役人が雇うのはHHM。時間が進み担当のキムが薦めたのは司法取引。
不正役人がその司法取引に納得せずジミーの元へ。金受け取ってるので今度は“運命共同体”と脅されます。
客に逃げられたキムが窓際へ追いやられ窮地。
ジミーは下項マイクに金返還の依頼→完了後に不正役人説得。不正役人はHHMに戻り、キムは窓際から解放されました貸キム。
不正役人が見つかったのでナチョも釈放。
ジミーとマイクが関係したきっかけと貸し借り
常にスタンプ足りず追い返されるジミーが切れて強行突破→取り押さえられ警察へ。急いでた理由は不正役人失踪の自作自演。
取り押さえたマイクの耳に役人失踪の件。初めての賛同者マイクが「自宅近辺に居る筈」→自宅の裏山に隠れていました。
《マイクの借り》 ~
マイクを追ってきた地元警察が聴取→弁護士でなくスリ目的でジミー召喚。捜査状況知るため刑事のメモ帳をスリました。また、「落とし物メモ帳」を返す際にもジミーが尽力貸マイク。
息子の妻ステイシーに明かしたマイクの嘆きは「マイクの助言で息子マティは立派な信念曲げた。でも結局信念曲げた意味成さなかった。」=マティが立派でない人間になっただけ。
因みに追ってきた警察のベテラン側の方は“マイク=犯人”と承知&逮捕のつもりなしのようです←腐敗警察の実態知ってるから。
《マイクの借り返済》 ~
不正役人発見時に金を受け取ってしまったジミー。今度は“運命共同体”と脅される側に。マイクに頼み、不正役人の自宅に侵入→金返還貸返済と散財。
ジミーが高齢者法に着目したきっかけ、理由
老人ホーム詐欺案件をHHMに渡す理由
が、大規模な集団訴訟となる案件→HHMに協力依頼。
・取り分:結審後に20%の取り分結審後の大金。
・ここまでの弁護士料$2万。
そこで悶着。乗り気なHHMがこの案件を即座に諦めた条件は「ジミーを雇う」。徹底してジミーを追い出そうとします。
キムもハワードに異見→真相→キムが理由隠してジミー説得に。ジミーは自分を追い出す黒幕を確信し追求。黒幕の言葉は、
スルっと○○込んで○○のつもりか。」
ジミーはこれまでの調査資料とチャックの買い出しリストをHHMに渡しました。以降の買い出しはHHMの所員エルネストが行うことに。
意気消沈し地元で“滑りのジミー”休暇。が、キムが別大手弁護士事務所デイヴィス&メインにジミーを推薦し相手は乗り気貸返済。
本投稿では○○○と隠してありますが、名言と言うか衝撃的な発言でジミーが絶句、打ち砕かれます。必死の金策や兄の世話に駆けずり回る姿が非常に物悲しく。※見てないなら是非見て下さい。
こんなセリフよく思い付くなと感心します。「ジミーかわいそう」となるかも。
が、ジミーは“滑りのジミー”と呼ばれる元ペテン師。
現段階では身近な方からでさえも“更生のチャンス”を与えられてないようです。
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