ポク太郎です。
引き続き『ベター・コール・ソウル/Better Call Saul』解説シーズン3。振り返り用の短文あらすじ。
登場人物相関関係、トラブルのきっかけや理由、変遷、結末を、なるべく視聴済の方だけが分かるような文章でまとめてあります。
シーズン3までの
を含みます。ベター・コール・ソウルのストーリー内容とキャスト
チャックの録音テープ目論見・策 シーズン3

→ジミーが切れて押しかけてくる筈。
→探偵に24時間待機させ現場見せれば証人完成。
ジミーは策に掛かり、探偵とハワード
に現場見られ証人完成。逮捕され保釈金0.25万ドル、チャックの申し出は「起訴前ダイバージョン」。
1年間、 ○既定の曜日に地方検事局担当官と面会 ○社会奉仕活動 ○法を破る者との接触禁止 破る、逮捕の場合、今回の罪も加え起訴。 |
○弁護士の場合、所属のニューメキシコ法曹協会に自供書提出。 |
弁護士であるジミーの場合、「自供書提出」が条件に。
⇒つまり、刑務所送りでなく○○○資格○○がチャックの狙い。
ジミーが公聴会を回避した方法 シーズン3


①罪認める=資格○○。
②罪認めず裁判→勝てる訳ないし、負ければ=資格○○&服役。
①選択。これはチャックの申し出起訴前ダイバージョン。検事補に自供書提出賠償金323ドル98セント。
処分を決める公聴会で行ったジミーの対抗策。

●スリ名人ヒューエル使い、証人チャックの胸ポケットにバッテリー。
※“肉体的”でなく“精神的”証明し、精神疾患=証人としての信用度落とす。
●電磁波過敏症隠したまま喧嘩別れした元妻レベッカ招致。
※精神的に追い込む挑発。
策にハマったチャックの発言。
「9歳の頃から○○から金くすねてた奴が○○○だと?あなた方の力で○○すべき。」
⇒録音やこの騒動=「弟ジミーへの個人的感情を源とした○○○資格○○目的」と自ら証明してしまう。
キム最終弁論「証拠隠滅計ったのでなく、尽くした兄からの仕打ちに対し怒りに任せ動いてしまっただけ。」
→処分は“1年間の業務停止”のみ。
となると、どうでもいい録音テープの隠滅理由にこだわり大局見れない“懲罰委員会”、「疑わしきは罰せず」切り口無いと打つ手なしてのが法律てことに。
マイクとガス接触のきっかけ・理由 シーズン3


同型の無線追跡装置を入手し、仕掛けられた装置は故障を偽装→付け替えに来た犯人追跡→「ロス・ポジョス」到達→ジミーに店内捜索させるが何も掴めず借ジミー。
追跡続けるマイクに姿現したガス・フリング。以下を合意。
●ヘクター殺すな。商売の邪魔ならOK。
●盗聴、尾行なし。
→殺さなければOKなので、ヘクターのトラックにスニーカー薬物ばら撒き→検挙→輸送手段破壊。
ガスにとってヘクター妨害は利益。でも報酬を受け取らないマイク。会話し互いに共感。信用したガス「ヘクターには即死は人道的すぎる。」
まだ繋がってないマイクの生活。遺族会?で知り合ったのが“親切に知らせたのにヘクターが口封じに埋めた猟師”の妻。行方不明のまま安否も分からず。
また、輸送手段失ったヘクターはガスに同乗を強要し一時しのぎ。でも独自の密輸ルート欲して目を付けたのがメキシコの卸業者使うナチョの父親の店。
父親が危険になりナチョがヘクターの薬偽造計画→知ったマイクはナチョに指南し後押し、また、例の“親切な猟師”の遺体を探し匿名で通報しました。
その後、別件でガスに接近。
以前ヘクターのトラックから奪った金の内残った20万ドルの資金洗浄。ここでガスと契約。契約内容は不明。
マネーロンダリングはマドリガル社のリディア担当。マイクは資金洗浄を依頼しました。
初めて名乗った“ソウル・グッドマン”あらすじ シーズン3


Aサンドパイパークロッシング | 問題の老人ホーム経営。 |
Bシュワイカート&コークリー | Aサンドパイパー側の法律事務所。被告側。 |
Cデイヴィス&メイン | Aサンドパイパー係争でHHMと共同訴訟する事務所。原告側。ジミーが雇われた大手法律事務所。 |
Dメサ・ヴェルデ | 大手銀行。キムが獲得した大型案件。 |
Eガトウッド石油 | 石油会社。キムがDメサ・ヴェルデから紹介されたビリーの会社。 |
Aサンドパイパー係争時に契約した枠転売不可なCMの放映が9回残。既に払った金が無駄に。
→社会奉仕活動しながら映画部学生と奔走。
客が見つからずCM枠を売るCM作成会社ソウル・グッドマン・プロダクション結成。これが初めて名乗った“ソウル・グッドマン”、意味は“すべてよし”。弁護士名名乗る訳に行かないので。
が、世間は約束守らない輩だらけ。結局、金になったのは(恐らく)“責任賠償”で恐喝したギター店と社会奉仕活動に居た個人経費6週間分+$700。
“滑り”に頼らざるを得ないジミーの金策状況見てキムが無理。大型案件Dメサ・ヴェルデだけで過労、睡眠不足なのに、更にEガトウッド石油の案件を請け負い。
ジミー本人はAサンドパイパー係争のその後を調査。決着すれば取り分20%。十分な額提示済なのにまだ未和解→原告代表アイリーンを陥れ、孤立させ和解させます$116万。
が、決着後もアイリーンが疎外されたまま。兄チャックに衝撃的な発言(次項参照)され、元に戻そうと奔走しますが失敗「壊すの得意だが築くの苦手。」
「得意技生かせ」とキムにアドバイスされ、Cデイヴィス&メインの元同僚、担当エリンに頼み高齢者の前で真実暴露→総スカン。
これまでの高齢者との関係をぶっ壊す得意技で原告代表アイリーンへの誤解を解かせます。もう高齢者法は無理。
また過労キムが居眠り運転で事故。結局、ジミーとキムは事務所を引き払いました。
チャックがHHMを去る経緯・理由 シーズン3


弁護士保険料返還をダメ元請求→却下&復帰後の保険料が1.5倍に。踏んだり蹴ったりのジミーが公聴会でのチャック失態をチクり。
以降、HHM内の揉め事へ。
→ハワードがチャックに引退勧告。
→現状維持主張する設立者チャックが取り分800万ドル要求。払えば倒産。
→が、ハワードが自腹。3回払いの一回目300万ドル。
→チャックはHHMから追い出されました。
この後、ジミーが後悔を伝えに。チャックは「○○しても○○。また○○のに。」
この後、ジミーは孤立させたAサンドパイパー係争原告代表アイリーンの様子を伺いに行きました。
また、快方へ向かってたかに見えたチャックは家中ぶっ壊すほど電流源を捜索。放心状態で机を蹴り続け、ランタン倒れ火事。
過去の罪、賛同されないズル手段から抜け出そうにも抜けられずもがくジミーの、世間から受ける痛烈な風当たりが恐らくこのドラマのセールスポイント。
奮闘するダメ人間ジミーが慕う実兄チャック
、その他周囲の人物に言われる衝撃的な台詞。制作陣は酷い言葉を考えるもんです。
それに対し、実際そのセリフ通りってのがジミーたる所以。
こんな酷い人物像、酷い物語をよく思い付くなといつも感心させられます。それは他の海外ドラマでも同様。ハリウッドってすごい。
でも教育上は非常によろしくないので30歳未満禁止の
とかにしないと。こんなもんから常識を取り入れちゃいけませんよ。ブレイキングバッド解説シーズン1~5 | ||
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