ポク太郎です。
映画の新作・もしくはシリーズ品を見ようとした際に困るのは過去作の内容を全く覚えてないこと。
例えば、『パイレーツ・オブ・カリビアン/Pirates of Caribbean』だと呪われた海賊たちから始まり数作を経て最後の海賊に辿り着きます。
海外ドラマ程大量ではありませんが、製作期間が長い・90分を数作見返さないと事情が思い出せないという困った現象に遭遇してしまいます。
そんな訳で、シリーズ中のどれかを見る際にそれ以前の話を振り返るためのページを作ります。
あらすじ集は他サイトにたくさんありますが、各キャラ事情を掴み取れ、尚且つ、ネタバレ配慮した形で原因・理由を思い出せるように作ってみました。
パイレーツ・オブ・カリビアンのキーワード
ジャック・スパロウ | 主役の海賊。 | |
エリザベス・スワン | 英国提督の娘。 | |
ウィル・ターナー | 海でエリザベスに救われた少年。海賊靴ひものビルの息子。鍛冶屋で働く。 | |
ブラックパール号 | 最も速いと言われる海賊船。 | |
エンデヴァー号 | 英国海軍の軍艦。 | |
北を向かないコンパス | 使うと望みのモノがある方向を指し示す不思議なコンパス。 | |
パーレイ | 海賊の掟で認められた“交渉”。 | |
トルトゥーガ | 海賊船でも停泊できる港町。ジャック・スパロウが船員を募ったりするためのスラム街的な。 |
『呪われた海賊たち』
弾丸1発入りの銃と共に孤島に置き去りにされたジャック・スパロウの復讐物語。コルテスの財宝がキーワード。
コルテスのコイン | ジャック・スパロウを裏切った航海士ヘクター・バルボッサがそのコインが元で呪われる→全部元に戻そうとするが靴ひものビルの分だけ行方不明→少年ウィルへ。 助けたエリザベスはウィルが海賊の子供であることを悟られないようコインを隠してた。
コルテスとは…歴史上の実在の人物。メキシコのアステカ文明を蹂躙したスペイン軍人。でも大規模な生贄文化を終わらせたてことで、現在のメキシコでも悪人扱いはされていません。ペルーのインカ文明を破壊したピサロ将軍は大悪党扱いされてますが。
|
ノリントン提督 | エリザベス・スワンの許嫁。最終的にエリザベスがウィルを選び破談へ。また、二人が海賊ジャック・スパロウ処刑を防ぎ終幕。 |
『デッドマンチェスト』
ブラックパール号を奪還したジャック・スパロウがデイビィ・ジョーンズと過去に行った血の契約が話のネタ。箱に入った心臓がキーワード。
結婚予定のエリザベス・ウィルは海賊に加担した罪で逮捕→東インド貿易会社ベケット卿の釈放条件はジャック・スパロウのコンパス→捜索へ。
その時コンパスが指し示すのはデイビィ・ジョーンズの心臓。同じく失脚したノリントン提督の狙いも同じで、ジャック・スパロウ・ウィル・ノリントン三つ巴の争奪戦。
デイビィ・ジョーンズ | クラーケンの風貌したフライング・ダッチマン号の船長。死者を誘導する義務を怠ったため呪われて現在の姿に。 |
血の契約 | ブラックパール号を取り戻す代わりに、13年後にはフライング・ダッチマン号の船員として働くというデイビィ・ジョーンズとの契約。 狙われるジャック・スパロウを、エリザベスがスケープゴートにして渦の中へ。ただし、生き残った全員が、占い師ティア・ダルマが生き返らせたバルボッサを船長としてジャック・スパロウ救出を決意し終幕。 |
『ワールドエンド』
バルボッサ・エリザベス・ウィルらがジャック・スパロウ救出へ。
また、大航海時代が進み、海賊の居場所が狭まってきた背景。前作にて心臓をゲットしたノリントン提督はそれで恐喝→フライング・ダッチマン号乗っ取り。
それぞれの思惑は、
・バルボッサ…「女神カリプソの解放」=蘇りの交換条件
・ウィル…「父靴ひものビル救出」
・エリザベス…「父を殺したベケット卿への復讐と海賊の自由」
・ジャック・スパロウ…「デイビィ・ジョーンズの心臓による永遠の命」
9人の海賊長による評議会を開催し、エリザベスが海賊王へ。
女神カリプソ | ヘクター・バルボッサ蘇りの条件は占い師ティア・ダルマと契約した女神カリプソの解放。 |
デイビィ・ジョーンズの心臓 | 突き刺すと永遠の命。ただし、それはフライング・ダッチマン号船長となり、海での死者を誘導する義務を負い、10年に1度しか陸に上がれなくなるもの。怠れば、クラーケンのような化け物の姿に。 最後はフライング・ダッチマン号上での心臓争奪戦。ジャック・スパロウが、刺されて瀕死状態のウィルに剣を掴ませ心臓刺し→ウィルが永遠の命を授かりフライング・ダッチマン号船長へ。フライング・ダッチマン号が復活し、英国海軍エンデヴァー号を撃沈。ウィルは10年に一度、結婚したエリザベスに会う生活へ。バルボッサはジャック・スパロウをまた置き去りにしてブラックパール号を奪い、ジャック・スパロウは生命の泉への海図を奪って終幕。 |
『生命の泉』
ジャック・スパロウの名を騙り船員を募るアンジェリカとその父親黒ひげ(エドワード・ティーチ)。黒ひげはバルボッサからブラックパール号を奪った宿敵。
バルボッサは黒ひげへの復讐のため、英国所属の公賊に扮して追跡。
スペイン海軍…「異教の産物として生命の泉の神殿を破壊」
イギリス国王…「生命の泉による永遠の命」
バルボッサ…「黒ひげへの復讐」
ジャック・スパロウ…「生命の泉による永遠の命」
黒ひげ…「生命の泉による永遠の命」
アンジェリカ…「生命の泉による父親黒ひげの延命」
人魚の涙 | 生命の泉とは、2つの聖杯の内、片方の寿命を人魚の涙を注入したもう一方へ与えるもの。 |
生命の泉 | スペイン海軍に攻撃される中、ジャック・スパロウが黒ひげとアンジェリカに聖杯を手渡し→渡す方をわざと入替え、バルボッサが剣に塗った猛毒を受けたアンジェリカを救う。 ただし、最後はアンジェリカに銃弾一発入りの銃を渡し孤島に置き去り。バルボッサは黒ひげの船と船員を奪取。ジャック・スパロウはビンに入ったブラックパール号を奪回。 |
『最後の海賊』
フライング・ダッチマン号船長として永遠に海をさまようウィル・ターナーの呪いを解くため、息子ヘンリー・ターナーがジャック・スパロウを追う。
一方、魔女として処刑されそうな天文学者カリーナ・スミスもポセイドンの槍捜索。父が遺した日記がその海図だとの推測から。
ツキに見放されたジャック・スパロウはヘンリー・カリーナを捕らえ、またサラザールにジャック・スパロウを売り追ってきたバルボッサと共にポセイドンの槍へ向かう。
ポセイドンの槍 | ウィルの呪いを解くための槍。破壊すると海に関する呪いが全て解き放たれるもの。 |
魔の三角水域 | その昔、ジャック・スパロウに落とし入れられたスペイン海軍サイレントメアリー号艦長のアルマンド・サラザールが呪われた海域。 ジャック・スパロウが金に困りコンパスを手放しサラザール解放され海賊狩りへ→恐れるバルボッサはジャック・スパロウを売り追跡→カリーナが海図の謎を解きポセイドンの槍発見→捕らえたヘンリーに乗り移ったサラザールに追い詰められるが、謎を解いたカリーナらがポセイドンの槍破壊→すべての呪いが解かれる→海中からの脱出時に、カリーナの正体知ったバルボッサは追ってくるサラザールに特攻し全員を救う。呪いが解かれ、ウィル・ターナーが陸へ。 スタッフロール後に、ウィルとエリザベスが過ごす家屋内で、デイビィ・ジョーンズの残留物を匂わせて終幕。 |
やっぱり気になるのは『最後の海賊』とのサブタイトル品の次は?となりますが、噂程度のものばっかり。
大人気の理由が主役ジャック・スパロウのキャラであり、その主役演じるジョニー・デップがトラブルメーカーてとこがまた難しい要因に。
聞いてるのは女性キャラ中心に変更した『パイレーツ・オブ・カリビアン』だとか、ジャック・スパロウの若かりし日を描いたスピンオフ系だとか。
熱狂的なファンを持つ大人気作とはどうあっても続編が望まれるものですが、それで晩節を汚すのも多数存在。『プリズン・ブレイク』しかり『ブレイキング・バッド』しかり。
その判断てやっぱり難しいやね。(製作側の心情を想像中)
コメント