ポク太郎です。
ネット社会では情報が爆破的に拡散→ほんの少しの勘違いで多数の意見が動くことがあり危険です。
本日はそのミスリード、ちょっと勘違いしてんじゃねーの?と感じる痛いニュースを話題にします。
NHKニュースをソースとしてるので多数が勘違いしてるように思います。
てか、誰も来ないブログなので自分に書けそうなネタを闇雲に投稿してるだけ。
追い出し契約無効は勘違い
例えば賃貸アパートの話だと、登場人物は下の三者。争点は2番と3番の契約、1番の大家は無関係。
- 大家=アパート経営者=この裁判に無関係な人物
- 入居者=この裁判での原告
- 連帯保証人=保証会社=この裁判での被告
入居する場合に2番の入居者は1番の大家から連帯保証人を求められます。が、すべての人が連帯保証人を準備できる訳ではありません→住居確保できない事態に。
それに目を付けた業者が“連帯保証サービス”を開始しました。
契約した業者が連帯保証人を請け負う保険会社のようなサービス。それによりすべての人が住居を借りられる仕組みが出来上がることに。
そこまでは理想的ですが、問題はその“連帯保証サービス”。
連帯保証人になることで商売してるくせに、2番の入居者の支払いが滞った瞬間、1番の大家でなく3番の連帯保証人が“追い出し”を実行。
3番の業者が2番入居者の家財荷物をすべて放り出し、無理矢理「この入居者は既に退去しました」状態にしてたのが実態でした←自分が行った商売の責任を一切果たさず。
この最高裁判決は、その3番の業者の追い出し契約が無効だとしたもの。
つまり、「“連帯保証サービス”で商売してんならその責任果たせよ」と判決が出ただけ。専門家がコメントしてる通りの真っ当な判決。
1番の大家は、自分の商材を守る必要があるので追い出し可能です。
そんな契約がまかり通ってたのが異常事態
“連帯保証サービス”で商う3番業者が「自分による追い出し可能」と契約を結ばせてたこと。
A「それが無いと永久に連帯保証させられるから」を大義名分として、「責任を一切果たさなくてよい」契約を結ばせていました。
“単なる連帯保証人の名義貸しだ”と明言すると、今度は実体ある本物の連帯保証人を求める1番大家側が3番の業者を認めない方向へ動くだけだし。
詐欺とどう違うの?的な疑問を感じる案件。
Aという致命的な問題がある欠陥商売を利益に結び付ける形にしないといけないのは自ら商売を始めた3番の業者。猿でもわかるごくごく当たり前のこと。
こんなもん解決するために最高裁判断が必要な現状の方が異常。
これに限った話でなく、分かりにくくすることで契約上の義務を相手に強いる各種サービス。何とかローン、リボ払い、ペイペイ、みんなドコモ割、パケット定額…。
携帯会社が勝手に登録するメールマガジンなどはそのメールのパケット代が毎月2000円。配信停止はこちらサーバは常につながらない状態。でも料金は払え。
こういう話の時だけは老害を正当化できます。
お前らの商売形態なんか知るかボケェ!!
新幹線券で抱き合わせとけ!!
無関係な例を一つ。
うちも貼ってありますがグーグルアドセンスなる広告。無料で運営できるブログサービスでは通常貼れません。が、「無料ブログでもアドセンスが貼れます!」と書いたページが乱立しています。
その主張は「無料であるはてなブログで有料プランに入ると貼れる。」
今、そこに着目するように書いたので「それって無料?」とすぐ疑問を感じたかもですが、ずっと混乱を引き起こし続けてる問題。
こんな単純なことでも勘違いを誘発する訳ですから複雑サービスには何らかの縛りが必要なのですが…。
てか、世の中の仕組みも複雑で、勘違いが拡散し悪循環。
どんなトラブルから発生した裁判ですよと冒頭に一言報じればいいだけ。勘違い起きないよう報道側が対処しなきゃいけないのにNHK。
世の中を混乱させる一番の元凶なんだよな。
コメント