これなら合格、不合格と憶測が飛んでおりますが、Googleの目的から考えておりました。
ポク太郎です。
別記事にあった文章ですが、分かりにく過ぎる、長過ぎるということで分離して書き直しました。
まずはポリシーから
また、Googleが解説している動画がこれ。
これを見た時点で、申請前のモヤモヤした部分がある程度は解消されるかも。
とはいえ、ハッキリと判断できないから色んな噂・憶測が飛んでるのだと思います。
Googleアドセンスの目的
目的1
このビジネスは以下四者によって成立。下のC運営者がブログの責任者。個人の場合はほとんどが書いて発信する人。
登場人物 | 利益の内容 | |
A | 広告主 | 顧客の獲得 |
B | A広告主とC運営者を結び手数料獲得 | |
C | 運営者 | 広告費を獲得 |
D | 閲覧者 | 興味ある商品の情報を獲得 |
上表の四者全員に利益を出すことが目的。
目的2
D閲覧者の趣向に基づく広告配信がGoogleアドセンス。理由は、広告内容に興味を持つ人だけを誘導するため。これはBGoogleが採用した戦略。
つまり、闇雲に閲覧人数を稼ぐのではなく、顧客になる可能性が高い人をA広告主へ誘導するのが目的。
上記が目的なので、C運営者は以下の義務を負います。
○ D閲覧者が間違って広告主のサイトへ移動しないよう配慮。操作がしづらくないサイトデザイン要。
Googleの立場を考える
1. BGoogleはビジネスの成功のために多様なコンテンツ配信者を味方にしたいはず。味方にしたいのは、
・責任を持って運営する運営者。
2. BGoogleのビジネスなのでルール変更も可。
C運営者ははっきりした線引きを求めるでしょうが、BGoogleがダメと決めたらダメ。これはビジネスの元締めBGoogleの特権。
ここで思うことは、
素人である個人にも解放したアドセンスビジネスを始めたのはBGoogle。なので、より多様な個人に参戦して欲しいはず。
→ちょっと安心。
でも、一般的な常識では「んなビジネス思想知るか、従わねーなら金出さねーよ。」てのがスポンサー。
当たり前だけど発言力が一番強いのはA広告主。代わりはナンボでも居るだろと言われればBGoogleは…。
→やっぱり不安。
となり、あーだこーだと情報を探し回ることに。
ポリシーの内、見落とし多い?な点を列挙
1. 「広告のためにCookieを保存・参照してますよ」と告知
AdSenseプログラムポリシー内に書いてある項目です。
趣向に合う広告の選択配信のため、D閲覧者のデバイス内にCookieを保存して参照します。
C運営者は「広告選択用にGoogleがあなたの情報を見ていますよ」とサイト内に明示する義務があります。
正々堂々と告知が必要ということです。うちの場合はブログ最下部“サイトポリシー”中の5.広告の配信についての項にあります。
2. 別広告を同時掲載する場合、それもブログ運営者の配信とみなす
別広告とは、忍者AdMAX、i-mobile、Amazon等のこと。
別広告は構いません。が、Googleが判断するのはサイトの完成形。別広告も含めポリシーに準拠している必要があります。
特に注意が必要なのがゲームの広告。
キャラクター画像によっては、児童ポルノの観点から公序良俗に反すると判断されることがあるようです。
日本人には???でも世界的に非常に厳しいので、そういった別広告との併用は避けるべき。
ギャンブルに関しても同じく要注意です。
3. Googleが求めるのは“ファミリーセーフ”
ファミリーセーフとはGoogle用語で、子供が居る一家全員でそのサイトを閲覧しても気まずい空気にならないもの、という意味。
ここに盲点。
上の説明動画中で触れられてますが、他サイトのRSSをブログに表示→その中にイカガワシイ文言が出てくる場合。
これは2.の別広告の場合と同じで、C運営者の配信とみなされます。
他人(特に個人)の更新情報は自分が保証できないはず。つまり、他人のRSS表示は止めるべき。
アドセンスを貼るページでは、サイドメニュー含め、表示される全てでポリシー準拠必須。この辺りは厳格でそれを守るのが責任ある運営。
「他人の発信した情報を自動的に表示してただけ」←これは言い訳になりません。
4. 閲覧できる端末すべてを配慮したサイト設計が必須
ブログなどのWebページはパソコン・スマホ・タブレットでも閲覧可能。
公開している以上は閲覧可能な全端末で誤操作、誤クリックがないよう配慮が必要です。
5. Googleがごめんなさいしているカテゴリ分野がある
この判断が難しいのですが、タバコや特定の医療関連分野。
これもファミリーセーフに起因してる話。上でリンクした動画の中で触れられています。参考にして下さい。
良質なコンテンツであったとしても、Googleがごめんなさいしている分野です。
色んな憶測が飛んでおりますが、Googleの目的を踏まえ、上の1~5のような見落とし事項を考えれば、憶測・噂の原因が見えてくるかも。
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