スピーカ製作の最重要なキモはクランプ!|プレス用冶具考案

スピーカを自作する際、クランプが大量に必要になりますが、安上がりな冶具を作って節約します。

ポク太郎です。

スピーカを作る上で重要になるのが締め上げ!

玄人は20トンプレス機。でも普通の家庭にはそんなのありません。で、ハンドル型のF型クランプを大量に使うことになるのですが…。


F型やベルトクランプ存在するが

世の中には便利なクランプはたくさんあります。

ラチェットバークランプ、スプリングクランプ(洗濯バサミの強力版)、ハタガネ、Cクランプ、直角クランプ、コーナークランプなどなど。

スピーカ製作には上記のものを多用しますが、いま着目しているのは全体のプレス。

F型クランプ、ベルトクランプがそれに相当します。

文字化けはGoogleの仕様です。

プレス機並みの圧着が目的。つまりは側板貼り付け。なので、そんなときには上記が大量に必要。最安値を探しましたがそれでも↑。

大量に、となるとお財布君に修羅場が訪れてしまいます。

先人が考案してんだ

「クランプにお金が掛かりスピーカ自作の敷居が高くなってる」←こう気付き、あるものを考えた方がいらっしゃいます。

目的の冶具の紹介ページが見つからないのでTOPへリンク。写真はここの一番左下に一応あります。

大山美樹音さんが考案したのはこういうもの。

自作クランプ用治具

板材で作った押さえの間にスピーカを挟み両側からナットで締め上げるというもの。

材料が、板、長ボルトx2、ナットx4だけで1セット作れる優れモノ。これをいくつも並べてプレス機のようにスピーカに圧力を加えます。

自分用に手を加える

安く簡単に作れるこの道具。

でも、自分が作るスピーカの大きさは、おおよそ80cm x 35cm x 15cmで結構大きい。で、80cm x 35cmの側板を最後に貼り付け。

販売されてる長ボルトは通常1m。それを考えると、冶具を床に並べる⇒側板を下にしてスピーカ置く⇒上からクランプ作業。こうできると便利です。

そこで↓こういう床に並べられる変形バージョンを作ります。

自作クランプ用治具改良版

自分用観点での優位点と欠点。諦める、改善を目論むポイントが以下。

諦める優位点と、補う欠点
諦める
優位点1
図中A
ボルト間隔自在。
力を掛けられた冶具がひん曲がるので、必要最低の間隔に調整可。
⇒数パターンの間隔を準備。ひん曲がり軽減のため、太い角材使用。
諦める
優位点2
簡単に
作れる。
⇒ちょっと作成に手間が掛かるように。
補う
欠点
図中B
床への設置部分邪魔。
⇒下側の冶具自体にナットを埋め込み、床に平面設置可能に。
4セット分材料
130x30mm角材6m分600円
25.5mmx600x300mmベニヤ150円
31mのM6長ボルト8本800円
4M6蝶ナット8コ400円
5M6鬼目ナット20コ1400円
3350円

小辺のベニヤ板を挟んでる様子↓。
自作クランプ用治具

諦めた優位点1をカバーするため角材を2本貼り付けて太さ6cmに。(ちょうどいい太さの角パイプで、それ加工できるとベスト。)

また、色んな幅に対応できるよう、穴の位置を不規則に。

自作クランプ用治具

自作クランプ用治具

ついでに5.5mmベニヤで関連部品を。

切れ込みを入れただけの“蝶ナットレンチ”、穴を空けただけの“ベニヤワッシャー”。

自作クランプ用治具

下側に埋め込むナットはこういうの。鬼目ナットと呼ばれ、下穴を開けて六角レンチでグリグリ回してネジ込みます。

文字化けはGoogleの仕様です。

トリマーなどで上手く穴を空けられるなら爪付きナットでも。

いい感じにできた自作クランプ治具

使用の際の手順は、

下側を床に並べてスピーカを置く。
→ポンポンと上側を置いていく。
→蝶ボルトを差し込みクルクル回してセット。
→均等に力が掛かるように蝶ナットをレンチを使って締め上げ。

これは接着剤を付ける作業と平行して行われる作業。何かと慌てるシチュエーションですが、手順が少ないので心に余裕が出ます。

床は定盤ほど立派ではありませんが一応平ら。スピーカが大きいと歪んでクランプしてしまうことが多いのですが、それも起こりにくいです。

これがあるのとないのでは出来上がりに雲泥の差が出ます。

扱う大きさなど条件が似てる方はお試しあれ。

余談ですが、以前やらかした失敗。

コーススレッド(ネジ釘のこと)の圧着力の凄まじさに気付いた頃、好んでそれを使っていた時期がありました。

60mm、70mmネジ込んでんだから相当強えだろうと、調子に乗ってクランプ作業なしで打ちまくっていました。

コーススレッド注意点

相当厚い板でも↑このようになってしまいます。それだけコーススレッドが凄いということなんですが。

「音にどう影響」、「悪影響を証明可能か」など、そんなこと関係なくなんか嫌ーんです。完成後に叩いた感触もやっぱり違いますし。

クランプ作業は大事です。コーススレッドを打つにしても端折らないよう気を付けないといけません。

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