ポク太郎です。
製作中の自作バックロードホーンスピーカ。
本日は木材の割れた部分、キズ、節抜けの穴埋め作業。汚い構造用合板を使用しておりますが、それなりの美しいスベスベを目指します。
使うのは水性木工用ボンドとオガクズ+プレス用器具、メントリーなる石膏ボード向け金具、との粉。
水性木工用ボンドとノコギリのおが屑利用し傷埋め
これが構造用合板特有の欠陥キズ。元々合板内部の節が抜けてたり、木目が針葉樹なのでカンナにより逆剥いてしまった部分。
コニシ木工用ボンドとおが屑で欠陥埋め作業
これらを埋めて平らにするために、ノコギリ作業時に出たおが屑と水性木工用ボンドをこねて、傷の中に埋め込みます。
使うのはおが屑、水性木工用ボンド、つまようじ。と、それを圧着して固めるプレス用の工具。
欠陥内部に水性木工用ボンドを詰めた後、おが屑詰め込み。欠陥内に入るならつまようじもボキボキ折って放り込みます。
モリモリ状態で表面から浮き上がるように詰め込んだ後、捨て板で抑えた上プレスして乾燥。
強力木工用ボンドを削り取る便利工具
現在の木工用ボンドは木材より強力に固まる優れもの。モリモリ部分をそう簡単に削り取れません。
かといって、カンナ使うとまた逆ムケの危険性→用途外の使い方ですが、石膏ボード用のおろし金を利用します。便利なのがこのメントリー。
ヤスリより遥かに削り取り、カンナのように逆ムケしない便利な道具。
メントリーを使って乾燥後のモリモリ部分を削り取ります。
サンディングととの粉スリスリ作業
サンディングは重労働な必須作業。文明の利器がないとやってられません。DIYの必需品。これ所有しないなら木工なんて辞めるべき。
サンディングが一通り終わったら、との粉スリスリ作業。
道具はとの粉、歯ブラシ、ジーンズのボロ切れ。
水を加えたとの粉を木目に対し垂直方向にスリスリスリスリこすっていきます。
現段階の粉だらけのツヤ消し状態では目立ちませんが、との粉で埋めてないと、塗られたニスにより光が乱反射しすごく目立ちます。多分経験あると思いますが、との粉処理サボった例がこれ。
なので、面倒くさがらずにとの粉スリスリで溝埋めしたのが以下。
きれいになった所で再度サンダーでブーン。
キズ埋めはホクロを数えてるようなもの
ホコリまみれになりながら苦労する作業。マスクと作業後の目薬必須。
スピーカを綺麗にするために自分がホコリまみれになる。こうやって親になったかのように自分のスピーカが可愛くなっていきます。
次はいよいよ塗装。上手くいくでしょうか。
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