平面・3D立体図|DIY設計図描くためのフリーソフト|巣ごもりプラモデルから家具自作へ

ポク太郎です。

爺がずっと確信してたこと「20年後も自分は20歳のまま」。何の話でしょう。

爺の人生うんちく付きDIYのススメから、これさえあれば十分な下記の無料ソフト・サイト上で実行するWEBアプリの紹介です。

  • 2次元ドローソフト~LibreOffice
  • 2次元ドローソフト~Google図形描画
  • 3次元立体図形描画ソフト~SketchUp
  • 3次元立体図形描画ソフト~もでりんクラウド


DIYのススメ

爺のつまらんうんちくをすっ飛ばす方はこちら→さっさと製図用フリーウェアの話へ

都合の悪い現象「加齢により価値観変わる」

子供時代、若い頃は“自分が何かを築き上げる”ことが困難なので、どうしてもプロの“製品”に目が行きます。

一流メーカーの高級車、ズドドドドッと走るハーレー、センス抜群なブランドスーツに高級時計、老舗の高級スピーカ-、全分野トップ集団が作るドラクエ、大好きなガンダムのプラモデル。

これに夢中になるのは目を肥やす訓練であり、肥えた目で評価した結果であり、正常で健全な行動であり。プロが供給する最上級のものなので。

、都合が悪い、面白くないのが以下現象。

「加齢により価値観変わる」

いつか「なぜ他人の作ったものに執着せにゃならんのだ…」となる日が来るかも来ないかも。

それが来た場合、夢中でつぎ込んだ労力を「なんという無駄な時間…無駄な金…」と後悔することに。

リタイアした老人が始めるのは一般的に仕掛ける側。歌、楽器、絵、工作、踊りなどなど。世の製品を試しまくる上記の受け手側は極少数。

自己実現”と“自己表現”などと言い表されたりするが、人間は最終的に“自己表現”に向かうのが一般的。

平たく例えた社会学分野の何となくの概念。
自己実現”とは…頑張って働いて好みの高級車を手に入れて満足。
自己表現”とは…歌歌う、モノ作って自分の価値を表現して満足。

可能性、選択肢は残すべき

全員が後悔する立場になる訳ではありませんが、「加齢により価値観が変わる」「20歳の20年後は40歳」と事実を事実として認めないとポク太郎になります。

つまり仕掛ける側としての環境を触ってみる、構築しておくのは間違えではありませんよ、というのが趣旨。

車好きなら金属加工に挑戦、オーディオ好きならスピーカ自作、プラモデル好きならDIYへ。試しに更に前を見据えてみたらどう?と提案するもの。

他人が準備したプラモデルやキャラクター商品でなく、ゼロから生み出す趣味も選択肢として残してみては?て意味でおススメするのはDIYの第一歩=“図面作成の環境を作る”こと。

ラッキーなことに現在のパソコンは一昔前のスーパーコンピュータ。平面図形、3次元の3D立体図面を描く環境が単なるフリーソフトで実現可能です。

無料の2次元図形ドローソフト「LibreOffice」

直線、四角、円図形で絵を描く2次元描画

直線や四角形、三角形、楕円などの図形を描くためのソフトウェア。

それら一つ一つの図形が部品となり、グループ化したり最前面・最背面に表示したりで描いてくタイプのソフトウェア=いわゆるドローソフト

ドロー系画像エディタでのスピーカ設計実例
LibreOfficeで描いた自作スピーカの設計図面

LibreOfficeダウンロード先とポータブル版の違い

マイクロソフトのOFFICEのような無料統合ソフトが「オフィススイート」。“スイート版”と呼ばれ、亜種がいくつかあります。

その亜種の中でも一番使い勝手が良いと思うのはLibreOffice。“リブレオフィス”と読むのでしょうか。

総合ソフトなのでワープロwriterや表計算calcも全部入り。ここでドローソフトとして紹介するのはその中の“LibreOffice-Draw”。

個人的にはそのLibreOfficeポータブル版の使用がおススメ。違いはSDカードなどにインストールでき、プログラム独立で使えちゃうバージョン。

ポータブル版の違い…通常版のC\:Program Filesようにインストール先を指定しないのでフォルダ丸ごとコピーするだけで別環境作成可→SDカードにコピーして起動=持ち運び環境完成。
LibreOfficeダウンロード先
通常版 LibreOfficeダウンロード先。
ポータブル版 LibreOfficeポータブル版ダウンロード先。

無料の2次元ドローwebサイト「Google図形描画」

「Google図形描画」も2次元ドロー系

これも2次元のドロー系ソフトウェア。それをサイト上で行う無料webアプリ。

直線・四角形・多角形を描き図形一つ一つを部品として扱う概念は上記LibreOfficeと同じで、グループ化、回転、最前面・最背面への表示選択は右クリックから。

こーいう高機能なのはPCへ個別にインストールするものの方が便利と思ってましたが、最近はwebアプリの方が…と判断する方も。なのでこちらも紹介。

使用するにはGoogleアカウント要。取得方法は電話番号登録→SMSで本人確認。

保存は上記googleアカウント取得時に与えられる15GBのgoogleドライブ上。

ファイル-ダウンロード-ODPドキュメント(.odp)でgoogleドライブに保存されます。PC内に持ち込む場合は画像としてファイル-ダウンロード-(各種フォーマット)。.pdfや.svgも可能。

google図形描画の優れた点

ドロー系webアプリは他にもあるが、このgoogle図形描画のいい所は“不要な操作ボタンを隠してくれる点”。

CADがとっつきにくい理由は大量に並んだコントロールを覚えられず戸惑うこと。

“部品をクリックして選択”するまではフォント選択、書式選択、線の太さなどは不要なコントロール。このgoogle図形描画の場合、通常は隠し、選択した瞬間に出現する仕様。

そういう仕様にしてあると、選択した図形に対し“できることできないこと”がすぐ分かるので特に初心者にはわかりやすく。

無料の3D立体図面作成サイト・ソフト「SketchUp」

3次元空間に構造物を作る立体図形描画

3次元空間に物体を描いていくCADソフト。供給元に変遷がありGoogleが供給してた時代も。現在はTrimbleて会社。

SketchUpSUmakeなど色々な呼ばれ方をするのでややこしい。一時期製品名が変更になったので。

自作スピーカクランプ|角パイプで作るプレス治具作成計画
SketchUpで描いた3次元設計図面

西洋人の発想で作られたCADソフトなので日本人は混乱することも多いですが、感覚が掴めると非常に楽で簡単に立体図が描けます。

SketchUp~サイト上で作成するWebアプリとダウンロード先

現在はこの立体図形の作成をサイト上で行える恐ろしい時代に。しかも無料。なので最新版はURL。

従来形式であるスタンドアローンのソフトウェアは過去のバージョンが無料配布されています。供給元の変遷が激しいので、過去バージョンは確保してしまうことをおススメ。

爺はSketchUp 7.1をメインに使用。動作環境は「Windows 7、Vista、XP、Mac OS X」となっていますが、Windows 10で使用しています。

現在だと無料版はSketchUp 8しかないのかな。

SketchUpWebアプリとダウンロード先
通常版 サイト上で立体図形を作成できるTrimbleのSketchUp
現在はブラウザ上、つまりサイト上で使用するのがデフォルト。

ライセンスが分からない場合はこちら。「個人プロジェクト向け」タブを選択すると無料で使用できます。

過去のバージョン SketchUpの古いバージョンダウンロード先

(追記)
独特な操作で最初はとっつきにくいSketchUp。最初に知るべきコツや注意点をまとめました。

動画~SketchUpの作画の様子

こちらが操作している様子。

5分ちょっとの動画。時間内に収めようと何度も練習しました。

仮想空間内ですが、大切なものを好きなだけ作れるのはデジタルならでは。

ここでは操作について深く言及しませんが、触ったことある方なら伝わるであろうアドバイス。

「思い通り回転させるには、遠くを掴んで大きく回す。」

無料の3D立体図面作成サイト「もでりんクラウド」

概念的にわかりやすい岡田金属工業製3次元設計ツール

以前はダウンロードしてインストールするタイプの「もでりんv2」でした。岡田金属工業の製品を買うとシリアルナンバーがプレゼントされ使用できたもの。

が、現在はサイト上で動くWebアプリ「もでりんクラウド」。メールアドレスを準備しサイトに会員登録するだけで使用可能になります。

日本人の概念で作られたツールなのでわかりやすいのが特徴。

ただし、本サイトのおススメは先述のSketchUp。結局SketchUpをメインツールに選びました。その理由は上のリンク先「DIY用途SketchUp使い方」でどうぞ。

もでりんクラウド~サイト上で動作するWebアプリURLと使用方法

もでりんクラウドのURL
URL サイト上で3次元設計図作成~岡田金属工業製『もでりんクラウド』
使用するには上記サイトの「MOKURAKU会員登録」が必要です。必要なのはメールアドレス。

ドローソフトと3次元CADソフト。必要十分なこの二つがフリーウェアとして公開されています。

とっつきにくいかも知れませんが、入手して触ってみてはいかがでしょうか。DIYへと広がる世界が見えるかも。

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