《初心者》SketchUp使い方|とっつきにくい独特な操作を使いこなすため最初に知るべきこと|DIY用途

ポク太郎です。

立体図作成CADアプリSketchUp。2次元モニタ上で三次元の立体を描こうとするにもかかわらず、投射面を平面表示不能→混乱。

日本人から見ると概念自体が意味不明ですが、その既成概念をぶっ壊し手早く描画を可能にしたヒットアプリ。

自分の感覚を“日本人”と勝手に一般化してますが、SketchUpにおいてまず混乱する「どうしたらええの?」のポイントに着目し解説。最初のとっつきにくさを解消します。

てか、記憶の彼方状態の自分が触ろうとした際に、混乱に陥る&思い出すべきポイントを列挙したもの。


1. SketchUpの独特なCAD操作 ~概念

マウスのポインタ範囲は2次元。それ使ったXYZ空間内への入力は、普通に考えればXYYZZX平面の投射面上に図形描画→立体表示。が、SketchUpではわざわざ2次元への投射を行わず。

「3次元空間内に平面を描き、垂直方向に引っ張ることで立体へ」
SketchUpではスナップ機能を利用することでXYYZZX平面表示を省略」
特性「投射面をある程度正面に表示すれば、その面にスナップされる」…例えばXY平面上に何かを描きたい場合、
 (セッティング)モニタの面とXY平面が平行になるよう表示回転
(描画)図形の描画開始

また、線の始点・終点、伸ばす、縮めるは数値入力orスナップさせないと正確な入力不能。

なのでSketchUpで頭に入れるべき2点。以下を面倒くさがらず頻繁に

  • 表示回転ツールで都合の良い角度に回転。
  • 主にメジャー使用したスナップポイントの作成。

2. 3Dモデル形状を表現するためのツール ~操作

説明に使用するのは旧版SketchUp 7。概念自体は同じなのでこれ使用。バージョンによる違いを見つけた場合は補足します。
頻繁に使用するSketchUp内のツールと装飾キーの役割。

第一歩目は四角形六角形描画ツールで目的の図形を描く。これは一目瞭然なので下の4. SketchUp実例動画参照。

とっつきにくいのはそれらを目的通りコピー、回転させる手段や方法。

覚える必要ないがXYZXYZ軸に平行に沿わせるには、特殊キーでなくマウス操作でのスナップ制御。なのでここでもカメラの回転が重要。

“描画面”選択に頻繁に使う機能
表示回転…操作:マウスドラッグ
立体を見る方向変更。
コツ:遠くを掴んで大きく回す∴マウスのポインタが2次元表示なので正確に伝えられるように。
表示移動…操作:マウスドラッグ
上下左右の位置変更。
表示最適化…操作:押すだけ
カメラ位置をリセット。∴何度も動かすとカメラが立体内部に入り込むことがあるので。
メジャー…操作:測定点選択→(移動させて左クリック、または、数値入力+ENTER)
スナップポイント作成のため。

“図形”作成、編集に頻繁に使う機能
移動…操作:対象を選択→(移動させて左クリック、または、数値入力+ENTER)
選択した立体の移動、Ctrlキーを押すと複製
回転…操作:対象の面を選択→初期の角度選択→(回転角度選んで左クリック、または、数値入力+ENTER)
選択した立体を選択した面内で回転。
プッシュプル…平面選択→(距離決めて左クリック、または、数値入力+ENTER)
立体を垂直方向に太く、細く。凸ます、凹ます。
フォローミー…図形Aに沿って移動させた図形Bがかたどった軌跡。
例えば、円の外周に沿い円を回すとドーナツの形状。

SketchUpでの装飾キー
装飾キー一般的な意味SketchUpでの意味
Shift水平・垂直、45°・90°回転等キリよく指定。
押しながらマウスホイールで水平移動等。
左クリックに対し選択反転(選択⇔解除)
アイコン選択時:なし
マウスホイールに対し:なし
Ctrl複製指定。
押しながらマウスホイールで拡大縮小等。
左クリックに対し追加選択
アイコン選択時押すと複製モード
マウスホイールに対し:なし
Alt押しながらマウスホイールで垂直移動等。左クリックに対し印を仮設置(使い所不明)
アイコン選択時:なし
マウスホイールに対し:なし
マウスホイールの拡大・縮小対象はそのポイントの位置にある部品。何もない部分でコロコロすると無限遠方に拡大され鬱陶しいので注意。

3. 忘れてしまう特殊な操作 ~選択

独特な“記述対象選びのクセ”

上述のように、
「投射面をある程度正面に表示すれば、その面にスナップされる」

また、既に描いた平面・曲面が存在すると、描こうとするものがその面にスナップしてしまうので、個人的なTips。
●既に描いた部品は細かくグループ化。
●いづれかの軸に沿い、自分で憶えやすい大きな距離(1000㎜、1000m等)移動させておく。

SketchUpとは土木建築系、仮想モデルルーム作成にも使用するツール。が、目的がDIYの場合は位置決めが必達事項なので、必ず原点に戻せる状態にしておくのが重要。

独特な“選択手順のクセ”

上述のように、
「描いた物体の複数を選択する場合は装飾キーのShiftとCtrl」。

以下は混乱必至なので、覚えないといけない操作特性。
◆マウスで左からドラッグして選択
…その選択範囲に全体が内包された部品が選択

◆マウスで右からドラッグして選択
…その選択範囲に一部でも入れられた部品が選択

4. ワッシャー、ナット、各種ボルト立体図 ~実例動画

4-0. インポート機能説明 -3軸回転用基準面作成

前のSketchUp実例 次のSketchUp実例 戻る

この“3軸回転用基準面”とはポク太郎のやり方。

作った部品は別の設計図に「インポート」して使用しますが大抵は回転が必要。その場合にどの軸に対してもすぐ回転作業できるようあらかじめ基準面を準備しておきます。

まずはその部品の作成。XYYZZXの3平面を重ね.skpファイルとして保存。

2倍速の動画なのでYoutube歯車アイコン-再生速度0.5倍で1.0倍速再生になります。

4-1. 平面描いて引っ張り出す -ワッシャー、ナット

まず、上で作成した“3軸回転用基準面”を「インポート」し原点に&邪魔なので遠方へ。これは以降全部のモデルで同様。

一番簡単な構造ワッシャー、ナット。
〇円から円を抜き出したのがワッシャー
〇六角形から円を抜き出したのがナット。

四角形六角形すべて、マウスで描画面を選んだ状態のままキーボードで数値入力→ENTER。

マウスで操作し寸法位置で左クリックでもOKですが、図面なので最初から“数値”意識すべき。(後で酷い目に)

SketchUpでの基本の部品とは「外形の線」「内部の面」。プッシュプルツールで垂直に引っ張りますが、「内部の面」が消されてる場合は空洞に。

「内部の面」は、削除後に線ツールで再度「外形の線」を1本なぞると復活します。

4-2. 立体図同士を結合 -M6六角頭ボルト

六角柱の一面に円を描き、プッシュプルツールでニョキっと引っ張り出します。

4-3. 曲面と立体の交差 -皿ネジ、丸頭ボルト

円の中央にドライバの穴=“十字の窪み”を形成します。一本一本線を描き引っ張る前に不要な線を削除。邪魔な外形線は基本消さないとダメ。

皿ネジ部分の円錐。円に垂直な図形を描き、フォローミーツールでそれをクリック→追従したい図形(今は円)の外周をなぞります。

ボルトとの連結は「交差」。円錐部分と円柱をぶつけその稜線?を描きます。図形を選択の上、「編集-交差-モデルと交差」→稜線?が形成されたら不要な線を削除。

丸頭ボルトの方は少しだけ応用編。完全な半球でなく平面でブッた切り。上記の「交差」を使います。

4-4. 不均衡な部位の作り方 -蝶ボルト

前のSketchUp実例 次のSketchUp実例 戻る

これは応用編。

回転用の平面をわざと交差させ左右対称の図形を作ろうとしています。こーいう目的のためにも小マメなグループ化はおススメ。

動画でも手間取っていますが、フォローミーツール使用時は変な線分が残ってると外形がカバーされなくなります。キチッとした絵を描いた上、邪魔な蝶部分を遠方に。

面倒くさがると尚更時間が掛かる例です。

記事内容SketchUpのクセ最初の関門 ~まとめ

知るべきこと・思い出すべきこと
概念と操作スナップを利用しながら、3D空間に平面を描き、引っ張り出して立体を描く。」
スナップを有効に利用するため、表示回転をフル活用。コツ:モニタの面と平行に。

【注意】何もない場所でマウスホイール動かすと無限遠方に拡大。他は操作系の説明表へ。

選択【対象選択のためのTips】
●細かくグループ化。
●軸に沿って憶えやすい大距離移動させ退避。
【選択操作の決まり】
◆マウスのドラッグ方向で選択方法異なる。
左から:内包された部品選択、右から:一部でも選ばれた部品選択。
実例インポート【Tips】3軸に垂直な平面を立体に付属させておくと便利
引っ張り出す部品の基本構成は「外形の線」「内部の面」。
立体を作るにはプッシュプルツール。
立体の結合片方の立体の1平面に形状描いてプッシュプルツール。
円錐など垂直な図形描いてフォローミーツール。
曲面との交差立体同士の交錯線=稜線?は交差コマンドで作成。
不均衡な部位作成不要な線分削除、不用品の移動を面倒くさがらず。

使用した操作メニュー
1ファイル-保存SketchUpのモデルを保存します。
Windowsでの拡張子は「.skp」。
2ファイル-インポート-(取り込みたい図形.skp)別ファイルの内容を取り込みます。
※「コンポーネント」定義については別途。今は別ファイルをそのまま取り込み。
3表示-面スタイル-X線3D空間が表示されますが、内部が見える透視図面として表示する場合に。
4編集-交差-モデルと交差(右クリック内にも同コマンドアリ)二つのモデルがぶつかった稜線?と描くための機能。ぶつけた状態で稜線?を付けたい立体を選択し本コマンド実行。
5右クリック
グループを作成
分解
描いた立体を一塊にするための機能。
誤って形状を壊さないよう小マメに実行するのがコツ。

便利な3D-CADソフト、googleさん、TrimbleさんのSketchUp。独特故に長期間使わないと思い出すのに時間が掛かります。

という訳で、SketchUpを引っ張り出して気になった場合には本投稿に追記・修正し、順次ブラッシュアップして行きたいと思います。

つまり、ポク太郎の忘備録。

コメント

タイトルとURLをコピーしました