液タブ|XP-pen Artist15.6実際の使用感覚|デスクトップPC複数に接続環境構築

本投稿では液晶タブレットを“液タブ”、ペンタブレットを“板タブ”“ペンタブ”と略します。

ポク太郎です。

半年前、初めて液晶タブレットなるものを購入しました。買ったのはXP-pen Artist15.6

十分使い込んだのでその評価レビュー。また、“使用時のイメージ”や“購入時に意識すべきこと”を伝える目的の内容も書いてあります。


初めて液晶タブレット買った

本投稿で強調してる内容、使用目的など条件を最初に列挙。

液晶タブレットを触った経験なし、ペンタブレットとどっちに?と迷ってる状態での着眼すべきポイントを強調。特に液晶タブレット使用のイメージが沸きやすくなる情報を選びました。

液タブとは、板タブとは

液晶タブレット液タブとは…感圧機能付きの液晶画面。PCの画面も表示されるモニタ。
ペンタブレット板タブとは…感圧機能付きの板。マウス、キーボードに類される入力デバイス。

買ったのは前者“液タブ”。

液晶タブレット使用時のイメージ

自分が初めて触った時に気付いた目からウロコ。

  • 目の前に感圧機能付きの単なるモニタ
    • 持ち替えればペン操作→マウス操作
    • 描画中、メインのモニタは電源断でもOK
  • ペンは電池要らず(ここで紹介するXP-pen Artist15.6の場合)
    • ちょっと仕掛けのある単なる樹脂

液タブ購入時選択時に意識すべきこと

通常の描画動作との違い=ストレスとなるものを列挙。詳細な説明が下項に連なっています。

  • 回転動作-手を自在に動かせるかが勝負。
    • 画面サイズ選択に影響
    • ケーブルの振り出し位置
  • 目線と描画位置-ペンタブレットは安いが…。
    • 視差の重要度
  • 本投稿では評価してないドライバの相性-下の【注意点】参照。

注意点】ポク太郎の使用目的はこういうイラスト絵。“筆圧レベル”の機能を使用しておりません。

注意すべきは、

本投稿では、筆圧レベルの機能は未使用なのでそれ以外を参考にして下さい。

XP-pen Artist15.6の筆圧検知機能は8192段階。対応した描画ソフトウェアで使用可。PhotoShop、CLIP STUDIO PAINT、コミックスタジオ、ペイントツールSAIなどが対応。

ペンの仕様も重要ですが、特に気にすべきはドライバとの相性。上記描画ソフトとXP-penドライバとの相性を検索してチェックしてみて下さい。

Amazonカスタマーレビューに関して

Amazonカスタマーレビューには以下のような意見も。
・耐久性に難あり。
・接続がプツプツ切れる。
・ドライバがコンフリクト。
・使用中ペンが動かなくなる。
・モニター裏の発熱酷い。

うちではドライバ使用せず、他社液タブのソフトウェアも一切インストールしてないので、接続切れる&コンフリクトの件は分からず。

が、それ以外の症状、特にハード的な問題には遭遇したことはありません。本製品を購入したのが2020年2月。上記意見のカスタマーレビューの時期と異なるのでかなり改善されてるのかも。

購入 ~機種選択の重要視すべきポイント

最重要は画面のサイズ選択

絵を描く場合に多いのは腕、手首を回転させて線を引く動作。体よじって実現できない場合は紙を回転させて描くはず。

つまり、その動作の可否は液タブ選びに重要なポイント。ストレスの大小が決まります。

小さいものほど楽に回転可能、でも当然大きな画面が見やすい→矛盾。

◆回転させやすい小さな画面がいい。
◆見やすい大きな画面がいい。

購入時点の世相は「12~13インチが型落ちで15.6インチがトレンド」でした。このようなパソコン関連商品はトレンド品が桁違いに安いのが常識→15.6インチを購入。

~ここから個人的感覚的感想~

使用解像度は1920×1080。2Kハイビジョン相当。モニタは大型テレビ60インチ。

液タブの次のトレンドは19インチっぽいですが、ちょっとデカすぎ…ってのが正直な感想。

巨大な紙に描く場面を想像するとよいかも。手首だけでなく腕全体動かす必要←この嫌な感覚が分かるなら15.6インチで十分と思います。自分は14インチ位が欲しい。

縮小・拡大自在だからこそハンドリング重視。スタンドやテーブル上に設置の場合は回転できないので立ち上がる必要性も。当然部屋の中にそれ用の机やスペース。

メインのモニタはデカけりゃ正義ですが、液タブはハンドリングの観点を忘れないよう注意が必要です。

ポク太郎はリクライニングチェアにコッポリ収納された状態で描いてるので事情が違うかもですが参考にして頂ければ。(下半身と上半身の角度が約160°)

液タブ|XP-pen Artist15.6実際の使用感覚|複数のデスクトップPCに接続
頻繁に回転させるのはケーブルのコネクタ部が痛むのでメーカが推奨しない使い方かも。でも実際膝の上に置いて回転させないと描きづらいんですよね。

因みに1インチ=2.54㎝。簡単に計算するツールがGoogleに設置済。つまり15.6インチ=39.6cm。

画面サイズの規定〇〇インチは対角線の長さなので、16:9のワイドテレビ対角線上にメジャーを当てて大体の大きさを想像。その四方に3~4㎝の枠を付けたのが液タブ全体の大きさです。

邪魔なケーブルの振り出し方向を想像

写真はXP-pen Artist15.6。3in1のケーブルが一本繋がります。

液タブ|XP-pen Artist15.6実際の使用感覚|複数のデスクトップPCに接続

上記の“回転させる”動作を妨げる要因ですが、実際の描画中はさほどでも。それよりマウス操作しようとしたときに邪魔。対策としては下に書いた左利き向け180°回転。

機種選択の際には、ケーブルは動きをどう邪魔するの?と想像しておくべきと思います。

IPSは必須

ストレスの元=通常の絵を描く動作と異なる次の着眼点は「紙と同様どの方向からも見えるべき」。なのでIPSは必須です。

IPSディスプレイとは…どの角度から見ても暗い明るいが変化しないタイプの液晶ディスプレイ。

液晶タブレット”を謳うものは間違いなくIPSと思いますが一応チェック。XP-pen Artist15.6IPSタイプ。

ペンタブレット買わないで正解だった…

重要なのは「視線と手の位置が合致してること」と「傾きの意識が不要なこと」。ペンタブレット買ってたら安物買いの銭失いになったはずと判断した理由は最後の項「所感詳細」に書きました。

Amazonでの質問内容1-指での操作不可

購入前に自分が不安に感じたもの。Amazonの商品ページに以下の質問内容が。

〇画面を指で操作することはできますか?→指で操作は出来ません。

ん?と思いましたが、これは指で操作できてはいけない商品。理由は、絵を描く場合ペンを持つ手の小指や空手チョップの位置が必ず接地してるから。

つまり指や手に反応するとまともな検知不可。だから「液晶タブレットとは、スタイラスペン以外で操作できてはいけないシロモノ」。スマホとは異なります。

スタイラスペンとは…パソコンなどで描画する際のインクの出ないペン。大抵は先端が樹脂。

追記)

現在は、スタイラスペンを用いつつ、スマホのように指で拡大・縮小操作できる液タブが存在します。“タッチ機能”付と呼ばれます。

先日免許証センター待合室で、20~30代位の女性がスタイラスペンで描きながら“指で広げて拡大”“指で狭めて縮小”操作してる様子を見かけました。
「それワコムのですか?」と質問しかけましたが、俺が話し掛けると不快罪・キモイ罪・クサイ罪他多数の罪状でそのまま現行犯逮捕されそうなので断念。周囲は元警官だらけだし。交通課だけど。使ってたのがオッサンなら質問できたんですがね。
で、仕方なく自分で調査した所、“タッチジャスチャー”“マルチタッチ”機能などと呼ばれるものがソレ。

さすがに「タッチ機能付」はどちらもいい値段します。


Amazonでの質問内容2-180°回転可?

購入前に自分が不安に感じたもの。

左利きの方用に必要な機能。製品のドライバをインストールすることで可能。メインのモニタは回転なしで液タブだけ180°回転の設定が可能。

導入 ~デスクトップPC複数に簡単接続環境構築

ハードウェアの専門的な語句が並んでいます。繋ぎ方さえ分かったら後は読み飛ばして下さい。より安定したケーブル伝送を実現する環境作成の話です。

こちらが全添付品。
液タブ|XP-pen Artist15.6実際の使用感覚|複数のデスクトップPCに接続

そういえば写真左下、薬指と小指だけ覆うこの手袋使ったことないですわ。常に素手。何か変わるのかな。

XP-pen Artist15.6の接続方法

長さ1.8mの“3in1ケーブル”なるものでPCと液タブを接続します。PC側にはHDMI、USB、給電用USBの3本、液タブ側にはUSB TypeCが1本。
液タブ|XP-pen Artist15.6実際の使用感覚|デスクトップPC複数に接続環境構築
液タブ|XP-pen Artist15.6実際の使用感覚|複数のデスクトップPCに接続

XP-pen Artist15.6の接続形態
PC ケーブル 液タブ
HDMI 3in1ケーブル USB Type-C
USB
USB(給電)

ノートパソコンなどバッテリー駆動のものに接続する場合は、ACコンセントからUSB給電を行うための付属のアダプタ使用が適当。各国向けのプラグに変換可能。
液タブ|XP-pen Artist15.6実際の使用感覚|複数のデスクトップPCに接続

本投稿での使用条件

XP-penのドライバはインストールせず。PCのOSはWindows10でその標準ドライバ使用。
接続するデスクトップPCは2台。
 PC1:グラボにDVIとHDMI端子。DVIでモニタ、HDMIで液タブへ接続。
 PC2:グラボにHDMI端子。HDMIで大型TV、オンボードのHDMIで液タブへ接続。
筆圧検知機能は未使用。
描画ソフトは主にPhotoShop、ペイント、PictBear。※筆圧検知を使用しないので特にソフト選ばず。

●PC1への接続
通常の接続方法。3in1ケーブルのHDMI、USB2本をパソコンに刺し、他方のUSB Type-Cを液タブへ接続。

繋いで電源を入れると、Win10設定システムディスプレイ中の“マルチディスプレイ”の項に検出されます。メインのモニタと同一画面を選択しています。

●PC2への接続
こちらのグラボはHDMI端子が一つだけしかありません。そんな時はオンボードのHDMI出力を使用。

拡張スロット上のグラボを使用する場合、通常BIOSがオンボードGPUを無効にセットしますがそれをオンにします。

BIOSには、オンボードとグラボの認識順グラボ使用時にオンボード有効/無効化の二設定があるはず。

その二つを“オンボード優先”、“オンボード有効”に設定すればマルチモニタとして機能します。

ただし、うちの環境ではWin10設定同一画面の出力”が選択不可になります。液タブの電源入れると液タブがメインのモニタに、電源落とすともう一方がメインのモニタに。

それが嫌な場合はHDMI分配器。ただしセンシティブな信号なので粗悪品は避けるべき。いっそのことHDMIセレクタでも。

各部屋複数のデスクトップPCで液タブ

どの部屋にいても絵を描ける状態にセットアップしたいですが、問題点はいちいちパソコン背面で繋ぎ変えないといけないこと。対策は“延長ケーブルで前面に引っ張り出しておく”。

選択肢は2つ。

選択肢① 3in1ケーブルのPC側3本を延長
選択肢② 3in1ケーブルの液タブ側1本(USB Type-C)を延長

選択肢②だと、3in1ケーブルが複数必要、USB Type-Cの部分はHDMIとUSB混在のXP-pen特別仕様。特に“特別仕様”に危険を感じ、また、見積もると凄く高額なので選択肢①を選びました。

PC1のセッティング状態
PC PC前面 ケーブル 液タブ
HDMI HDMI延長1m 3in1ケーブル USB Type-C
USB USB延長1m
USB(給電) USB延長1m

PC2のセッティング状態
PC PC前面 ケーブル 液タブ
HDMI HDMI延長2m 3in1ケーブル USB Type-C
USB USB延長2m
USB(給電) USB延長2m

別途必要となるのは、
●USB(Aタイプ)の延長ケーブル:2本 x PC台数
●HDMIの延長ケーブル:1本 x PC台数

大量に必要となるケーブル選びの注意点。

USB規格はケーブル長5mまで保証。でも長いほど低品質に。間にコネクタを挟む場合は尚更。3in1ケーブルは1.8mなので2mの延長ケーブル追加で計3.8m。

かなり長いので“粗悪品は×”。かといって大量に要るのにバカ高い高級ケーブルにするわけにもいかず。うちはエレコムの細いUSB AtoAで構成しました。誤動作は特になし。

HDMIの延長ケーブルも同様。できる限り価格が抑えられたスタンダードで、かつ、評判の良いものを選びます。

使用 ~XP-pen Artist15.6での作画所感詳細

液晶タブレット初体験時に思ったこと、気付いたことを列挙しました。

液晶タブレットとは単なる“マルチモニタ”

パソコンの映像を映し出す機械がモニタ。

液晶タブレット接続」=「感圧機能付きモニタが一台増えるだけ。」

モニタが増えるだけなので、液晶タブレットを机の上に置き目の前でマウスで操作することも可能だし、ペン先でダブルクリックしてフォルダ開くファイル開く動作も可。

単なるモニタ、単なるテレビ、単なるディスプレイ。

ペンは電池不要、傾けた状態を検知し太線も

ペンは電池不要。またこのようなスイッチが付いており、マウスのボタン、描画⇔消しゴム切り替えに対応。
液タブ|XP-pen Artist15.6実際の使用感覚|複数のデスクトップPCに接続

じゃあ何で電池不要?と疑問ですが分解してないので検知の方法不明。“スイッチを押すことで内部でペン先とコンデンサ接続”とかしてんのかも(←予想)

こちらで分解調査してみました。
XP-pen|スタイラスペンの電池不要な原理調査

ペン立ては未使用。そんなヤワではないし何よりもペン立てが不安定で邪魔。ボールペンと同じ扱いで机の上にゴロン。

※“壊れない”保証はないので要注意。ポク太郎がそうしてるだけ。無くなったで大騒ぎもあり。失って初めて唯一の存在と気付きます。

(追記)
こちらの商品ページにボタンの消しゴム機能説明、傾けた場合の挙動などを説明する写真があります。

ペンの替え芯~交換時期は250時間、筆圧検知は更に短い筈

交換用のペン先が販売。付属もしてるようだが紛失したみたい。それよりいつ替えるべきかか分からず。

使用状況は上記似顔絵100枚位:下書き1時間、清書1時間=約200時間。結構力を入れてる認識アリ。丸くなったのか凝視してみましたが元の状態を覚えていません。

もっと寿命が長いのか、もしくは、使用してない筆圧検知に影響があるのかその辺は分からず。

(追記)
交換時期が来ました。上記条件でおおよそ250時間位(筆圧検知機能未使用時)。結局検知の精度劣化なので、筆圧検知機能はもっと早くに異常が出ると推測。

ペン先を近づけると正常時は検出位置に〇が表示→摩耗が進むと検知できず〇が動かなくなります。特にペンを傾けた時が顕著。

交換作業や劣化の状態確認などはこちら。

拡大縮小専用ボタンはやはり便利

液タブ外周には6つの専用ボタン。やり直しアンドゥや拡大・縮小など。

一発で目的の動作が行えるのはやはり便利。XP-penのドライバをインストールすることで好きな配置にカスタマイズ可能です。

液晶タブレット買って正解

やはりペンタブレット板タブは一万円以内で買えるので安し。

ポク太郎とは“ダメと言われてるモノに抵抗し無駄な努力を繰り返す人間”ですが、液晶タブレットで初めて描いたときの第一声は下。瞬時に判明&確信。

板タブ買うのやめてよかった…。」

元々液タブ板タブ購入の動機はマウス書きでは時間掛かりすぎるから。線がじゃみじゃみになります。

ペンで描けば板タブでも綺麗に引けるんじゃ…と早合点しますが、じゃみじゃみにならない条件は“ペンで描く”でなく“スッと線を引く”、つまり“視線とペン先位置一致が条件”と即座に判明。

板タブは“視線とペン先位置が一致してない”のでジリジリジリ…と調整しながら描く必要があります→マウス描きと同じ。

つまり、マウスでうまく描けない理由は“持ち方がペンの握り方と違うから”でなく上記“視線と操作位置の不一致”。

下の絵などそれまでずっとマウス描き。板タブでも当然描けるでしょうが、結局時間が掛かるので意味がありません。

フィギュアスケート似顔絵-日本の星!浅田真央トリプルアクセル|イラストカリカチュア
マウスで描いた浅田真央似顔絵イラスト

液タブ板タブの選択を解説したサイトは「板タブは慣れない方も居るかも」など中途半端な書き方しかしてないので敢えてズバンッと書きます。

マウスで時間掛かるなら板タブでも時間掛かるし、マウスで描けないなら板タブでも描けない。板タブはマウス描きと大差なし。

また、描きやすい条件は先述した腕・手首の都合の良い角度にできること。なので“傾きの意識必要”な板タブだとそれができません。当然コッポリ収納されて描くのも不可能。

文章での表現は限界があるので触ってみるのが一番ですが、触れる環境がない方へ。上述の描きやすい条件を念頭に置いて下の文を読んでみて下さい。

板タブに必要と言われるのは「設定や姿勢、傾き整えて思い通り描けるよう環境を試行錯誤。」

やはり絵を描くならペンタブレットではなく液晶タブレットがおススメ。日本製の定番ワコムは確かに高額なので、ここで使ってる~3万円のXP-penとか。

以下は2020年新製品Innovator 16

若干目的の位置からずれる場合あり-視差

視差とは、描こうとする位置とペン先の位置がずれること。ガラステーブルを介して描く場面を想像して頂ければ。そこまでデカくありませんが線一本分ずれる場合が時々発生します。

ペン先の認識を表す〇マークが画面上に出るので位置調整しながら描画は可能。なので個人的には気にならず。

その辺重視する方は高額ですが日本製ワコムの「ずれが少ない」アピールしたものが適当。でもその程度のズレはスキルで対応したいところ。描く絵にもよるが図面ではなく絵なので。

気を付けるべき描画動作~長い一筆書で遅延発生、点が描けない

長時間線を書き続けると描画が遅延しだします。サンプル動画を取ってみました。最初にドラえもんを書いてから実演開始です。


でもここまで長時間連続した線を描くのはスキルとして×。なのでポク太郎は“時間掛け過ぎ検知機能”として逆に利用してます。「あ、やってもうた。やり直し。」

また、点を打てません。これはクリックと判別が付かないので仕方ないこと。そんな時は微小位置ずらしながら小さく丸、または、マウスに持ち替えポチッ。

色んなポイントをごちゃごちゃ並べたて記憶に残りにくかったかと。なので最後にポイントをまとめた表を。

「デジタルアート用デバイス選択時の留意点」として使って頂ければ。

パソコンで絵を描く~デジタルアート用デバイス選択
液タブvs板タブ やはり液タブ。判断の最大理由は“視線とペン先位置一致”、“傾きの意識要不要”。
液タブは単なるモニタ 目の前にサブモニタ現れるようなもの。持ち替えてマウス操作可能。
③最重要ポイントは画面サイズ ハンドリングの観点忘れずに画面サイズ選択液タブの場合“デカけりゃ正義”は通用せず。
実際に絵を描く-腕肘手首の回転、体をよじるシチュエーションを思い描いて選ぶのが大事。
④ストレスとなる要因をチェック ・ケーブルの振り出し邪魔にならないか。
・IPSディスプレイで全角度から目視可能か。
・指に反応するスマホタイプかそうでないか。
・左利き用に液タブだけ180°回転可能か。
筆圧検知機能確認 ここで触れてないドライバ相性問題は事前に調査要。

コメント

  1. あい より:

    ProじゃないArtist15.6で、PA2ペンが使えるかわかりますか?

    • pokutaro pokutaro より:

      >あいさん
      ご質問ありがとうございます。

      これですかね?
      https://www.amazon.co.jp/dp/B0779YLP9L

      私が保証できる訳ではないので、以下に正確な型番を伝えた上ご質問されてはいかがでしょうか?かなり精力的なメーカなので返信も早いと思います。

      ■XP-PEN公式カスタマーサービスページ(メアド記載あり)
      https://www.storexppen.jp/article/10.html
      ■XP-PEN公式Twitterページ(メアド記載あり)
      https://twitter.com/XpJapan

    • pokutaro pokutaro より:

      >あいさん

      気になったのでポク太郎もメーカに質問してみました。
      XP-PEN公式ストア担当様の回答は、

      >弊社技術がテストした結果、
      >スタイラスペンPA2はArtist15.6無印でも使えることでした。

      カタログ等では「対応品」と明記してないみたいですが、
      XP-PEN技術部門が「無印Artist15.6でもPA2が使えると判断した」みたいです。

      どうぞご参考にして下さい。

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