DesignCap|前背面を重ね合わせた年賀状をドロー系エディタで作成|無料Webサービス

ポク太郎です。

11月です。そろそろ年賀状クリスマスカードなどを考え出す季節。

ただ文字、画像を並べるのでなく、背景画像に文字を重ね合わせ、周辺に図形で飾り付けをあしらったかっこいいポストカードを作ってみようと思います。

そういった「重ね合わせ」を自在に行うツールはドロー系画像エディタ

ここではドロー系画像エディタの説明と、ブラウザ上で動作する無料ソフトウェアDesignCapを紹介します。


図表を描くためのドロー系画像エディタ

線、丸、四角、縁取り付きの形状。そういった図形を使って表現するものは図表。

大抵はこの図形はこちらより前面、この図形はこちらより背面など「重ね合わせ」が必要になる場合が多し。

それを簡単にさせてくれるのがドロー系ソフトウェア

PhotoShopなどはペイント系と呼ばれ、人間の手を動かして線を描くタイプ。レイヤーの概念で重ね合わせは行えますが、少し意味合いが異なります。

中には写真を取り込んで自由に変形、その前面にハートマークや文字を重ねて画像を作ることができます。

そういったソフトは昔からあり、代表格はVISIOCANVAS辺り。

が、現在は無料、かつ、ブラウザ上で動作してしまう便利なものが存在。それがDesignCapデザインキャップ

DesignCapとはドロー系ソフトウェア

Web上で動作する無料簡単エディタ

こちらがDesignCapのページ。

ポストカード、チラシ、宣伝用ポスターなどを用途とする例がたくさん見えます。

必要事項はメールアドレスの登録

このDesignCap、無料ではありますが実質メールアドレスの登録が必要です。登録&ログインして初めて以下が可能になります。

  • 使用したい写真など画像ファイルのアップロード
  • 作ったデザインの保存、ダウンロード

また、有料バージョンへアップグレードしないと、低解像度のjpegでしか完成画像をダウンロードできません。

その“低解像度”がどの程度かが問題ですが、結構下限レベルかも。実物は下で。

新しくメールアドレスが欲しい方はこちらの記事で。

実際に前面背面を重ね合わせた年賀状を描いてみる

先日描いた浅田真央の似顔絵を使ってかっこいい年賀状を描いてみます。

おおよその操作感覚

おおよその操作感覚を伝えるため、作業の動画を採ってみました。

  • 目的のオブジェクトを選択クリックすると、窓上部にコントロールパネル
  • 左上:色、透明度の調整、ボーダー太さなどの操作。
    右上:コピーや前面、最前面、背面、最背面に移動などの操作。

  • 左側に素子、テキストなどのメニュー
  • 左メニュー内のボタンからオブジェクトを新規に作成します。素子=線や図形、テキストなど。

    また、モジュールという項目があり、あらかじめ作成されたアイテムが登録済。グループ化されてるだけで好きなように作り変え可能。

    グループ化の仕方:SHIFTを押しながら複数のオブジェクトをクリックしていくと右上に「グループ」とコントロール出現→それをクリック。

    またグループ化されてるものを選択すると「グループ解除」が出現。

  • 回転はオブジェクトの上の回転マークをドラッグ
  • 回転マークをドラッグすることで回転できます。

    キリのよい角度0°、90°で微妙にスナップ。微妙なので遠くの方でポインタを操作するといい感じ。

この後、年賀状作りに没頭しました。

全然かっこいいのが出来上がらない

かっこいいのを作ると宣言しましたが、全然かっこよくなりません。が、これは美的センスの問題。でも好きなように重ね合わせできてることは確認できると思います。

かっこよくできるかどうかはアナタ次第。ジジイはできませんでした。

DesignCapで作ったかっこよくない年賀状|先日描いた浅田真央の似顔絵

画質ですが、はがきサイズで480×672ピクセル。はがきサイズ実寸は約3.9x約5.8インチなので、約120dpi位。

これが無料でも保存可能なjpeg小の設定。少し荒いですかね。

PCならもっと強力な無料スタンドアローンが存在

LibreOfficeのPortable版ダウンロード先URL

パソコンであればブラウザ上での動作にこだわる必要がないのでやっぱりスタンドアローン。

スピーカの構造など機械的な設計等、複雑なことをするならドロー系のソフトが必須。

ドロー系画像エディタでのスピーカ設計実例

インストールが嫌なのでPortableバージョンのURLを。解凍するだけのバージョンでPC内の好きな場所に置けます。USBメモリ、SDカード内でもOK。

こちらは全く制限なしで画像保存も思いのまま。またExcel、Wordに相当するCalc、Writerも付属。

また操作方法ですが、基本的にドロー系のソフトはどれも似たり寄ったり。

SHIFT+クリックで複数選択、複雑に組み合わせてグループ化、前面背面移動して重ね合わせ。“習うより慣れろ”です。

本格的な製図ならLibreOfficeがオススメですが、手軽にポストカード、ポスター、チラシを作れるDesignCap。試しに使ってみてはいかがでしょうか。

ブラウザ上で何でも可能な時代、MicrosoftのOfficeクラスのソフトウェアが当たり前のように無料で使える時代。ありがたいもんです。

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