FireFox設定移行|別フォルダに保存してパソコン買い替えに備える

見捨てかけていたFirefoxがバージョン56.0で劇的に軽くなったので、長く使う方のために設定フォルダの指定方法について書きました。
パソコンの買い替え時にもスムーズに移行できます。

ポク太郎です。

パソコンはただの計算機、大事なのはデータ。ですから買い替え前→後へスムーズにデータを移行したいものです。

そこで、FireFoxの設定を別のフォルダに保存する方法(Windows用)の紹介です。

こうしておくと、買い替え後にFireFoxをクリーンインストールし、保存した設定フォルダを指定するだけで新環境に移行できます。

設定、ブックマークやアドオン・拡張機能すべて。


まずfirefox設定フォルダを作ります

まずFireFoxの設定を保存するためのフォルダを作ります。

ここでは例として、以下のパスに作成します。
C:\setting

FireFoxを使用したことのない方は次の項へ。
使用したことのある方は下の“ホニャホニャ.default”を探します。

(Win7以降の場合)
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\ホニャホニャ.default
(WinXPの場合)
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\ホニャホニャ.default

ホニャホニャ.default”をコピーします。

FireFox設定移行|別フォルダに保存してパソコン買い替えに備える

準備したC:\settingフォルダの中に貼り付けします。

FireFox設定移行|別フォルダに保存してパソコン買い替えに備える

フォルダの名前をクリックして編集モードにし、名前をわかりやすく“firefox”とします。

FireFox設定移行|別フォルダに保存してパソコン買い替えに備える

これでに設定フォルダができました。作成した設定フォルダのパスは、
C:\setting\firefox
です。

profiles.iniで設定フォルダを指定します

この作業はFireFoxが立ち上がっていない状態で行う必要があります。

profiles.ini”を探し、その中の情報を書き換えます。

(Win7以降の場合)
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\profiles.ini
(WinXPの場合)
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Mozilla\Firefox\profiles.ini

この“profiles.ini”を開いて中を見るとこのようになっているので、

[General]
StartWithLastProfile=1

[Profile0]
Name=default
IsRelative=1
Path=Profiles/ホニャホニャ.default
Default=1

上記を下のように書き換えます。

[General]
StartWithLastProfile=1

[Profile0]
Name=default
IsRelative=0
Path=C:\setting\firefox
Default=1

6行目はIsRelative=0に、7行目は上で作成したC:\setting\firefoxにして“上書き保存”します。

こうしてFireFoxを立ち上げると、設定そのままのFireFoxが立ち上がります。

パソコン買い替えの際には

PC買い替え時の作業
1 旧パソコン C:\settingをバックアップ。
2 新パソコン 1番のフォルダを新パソコンへコピー。
3 新パソコン FireFoxをクリーンインストールし、一度立ち上げてから終了。profiles.iniが出来上がる。
4 新パソコン 3番でできたprofiles.iniを、FireFoxが立ち上がっていない状態で情報を書き換えて保存。

これで旧環境がそのまま新環境へ移行します。

できる限り各種設定は今回作成したC:\settingフォルダのような場所に溜め込んでおきたいものです。

そうしておくと、買い替えによるパソコンのお引越しだけでなく、各ソフトの再インストール時にも重宝いたします。

メールソフトThunderbirdも同じく、設定保存方法はこちら。

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