パソコンの買い替え時にもスムーズに移行できます。
ポク太郎です。
パソコンはただの計算機、大事なのはデータ。ですから買い替え前→後へスムーズにデータを移行したいものです。
そこで、FireFoxの設定を別のフォルダに保存する方法(Windows用)の紹介です。
こうしておくと、買い替え後にFireFoxをクリーンインストールし、保存した設定フォルダを指定するだけで新環境に移行できます。
まずfirefox設定フォルダを作ります
ここでは例として、以下のパスに作成します。
C:\setting
FireFoxを使用したことのない方は次の項へ。
使用したことのある方は下の“ホニャホニャ.default”を探します。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\ホニャホニャ.default
(WinXPの場合)
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\ホニャホニャ.default
“ホニャホニャ.default”をコピーします。
準備したC:\settingフォルダの中に貼り付けします。
フォルダの名前をクリックして編集モードにし、名前をわかりやすく“firefox”とします。
これでに設定フォルダができました。作成した設定フォルダのパスは、
C:\setting\firefox
です。
profiles.iniで設定フォルダを指定します
“profiles.ini”を探し、その中の情報を書き換えます。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\profiles.ini
(WinXPの場合)
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Mozilla\Firefox\profiles.ini
この“profiles.ini”を開いて中を見るとこのようになっているので、
[General] StartWithLastProfile=1 [Profile0] Name=default IsRelative=1 Path=Profiles/ホニャホニャ.default Default=1
上記を下のように書き換えます。
[General] StartWithLastProfile=1 [Profile0] Name=default IsRelative=0 Path=C:\setting\firefox Default=1
6行目はIsRelative=0に、7行目は上で作成したC:\setting\firefoxにして“上書き保存”します。
こうしてFireFoxを立ち上げると、設定そのままのFireFoxが立ち上がります。
パソコン買い替えの際には
1 | 旧パソコン | C:\settingをバックアップ。 |
2 | 新パソコン | 1番のフォルダを新パソコンへコピー。 |
3 | 新パソコン | FireFoxをクリーンインストールし、一度立ち上げてから終了。profiles.iniが出来上がる。 |
4 | 新パソコン | 3番でできたprofiles.iniを、FireFoxが立ち上がっていない状態で情報を書き換えて保存。 |
これで旧環境がそのまま新環境へ移行します。
できる限り各種設定は今回作成したC:\settingフォルダのような場所に溜め込んでおきたいものです。
そうしておくと、買い替えによるパソコンのお引越しだけでなく、各ソフトの再インストール時にも重宝いたします。
メールソフトThunderbirdも同じく、設定保存方法はこちら。
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