ポク太郎です。
Bloggerを使ってブログを書いています。アドセンス審査を申請できる唯一の無料サービスてことで引越しを考えている方もいらっしゃるかと。
結構長くBloggerを使い続けたポク太郎さんが、その短所を列挙し、どう対策しているかを書きました。
これを見て、Bloggerで試運転を始めるか、さっさと覚悟決めてWordPressにするか、判断の材料にして頂ければ。
強過ぎる絶対的な長所
○1 | 無料なのに強制表示の広告一切なし |
○2 | 無料なのに商業利用に関する制限一切なし |
○3 | 実質無制限な使用容量 ※ここでは触れず。別サービスGoogle Photoを利用します。 |
○4 | アドセンス審査を申請できる唯一の無料サービス |
噂5 | 検索上位になりやすい |
これらがあるから「Bloggerで始めよう。」「引越ししよう。」と皆考えます。
が、悪評判には原因があります。この記事はBloggerに対する愚痴を連ねたものです。
Bloggerの短所
たくさんあるので記事内目次。
▲1 ping送信機能なし
▲2 検索向きでない名称
▲3 親切で使えないHTTP修正
▲4 記事中へのアドセンス自動挿入不可
▲5 内部にcssやjsのファイルを置けない
▲1 ping送信機能なし
ping送信機能がありません。これは他のサービスでも該当するものがあります。
Blogger、Yahoo!ブログ、楽天ブログ、はてなブログ、ココログ、Tumblr、Ameba Ownd |
対策は、“ぶろっぐぴんぴん”なる無料ソフトを使用します。Windows、Mac用が用意されており、ブログ更新→そのソフトを立ち上げてボタンを1つ。
こちらで紹介しております→ping送信できないブログならこのツール
因みに、関連するのでついでにBloggerのフィードURLは、
・Atom1.0
・RSS 2.0
ドメインは、例えばうちの場合なら、
この色の部分がブログによって変わります。
▲2 検索向きでない名称
調べようにも“Blogger”というワードでは簡単に絞り込めず、山のような検索ノイズ。
“Seesaa”“FC2ブログ”など名前だけで絞り込めるものとは違います。かなり辛いこと。
対策は、検索スキルを上げる。これしかありません。
「Blogger ラベル 何とか」「Blogger ガジェット 何とか」など、Blogger内の部品名を追加すると見つけやすい気がします。その他「カスタマイズ」を追加したり。
▲3 親切で使えないHTTP自動修正
文章入力用の作成モードとHTMLモードを切り替えて記事編集を行います。この辺は他のサービスと同様。
が、
■作成モードで改行を削除してもモード切替で復活。
■作成モードで改行→<div>タグを勝手にコピーし何重にも重ねる。
■目次などページ内ジャンプ設定→モード切替でプレビュー用URLに勝手に書き換え。
■細かいのがまだありますが割愛。
これは切替動作の度にHTTPエラーを勝手に修正する仕様が原因。
修正機能を停止させるオプション、手動エラーチェックのボタンがあれば済むのですがそこはGoogle。そんなものはありません。
おまけはオフにできない15秒毎の自動保存。
対策は、挙動を覚え、理解し、手動で修正。とはいえ、そんな特性調べても何の得もありません。なのでこんなソフト作りました。
上記全ての解決は無理ですが、労力を要すページ内ジャンプとアドセンスコードの修正機能を内包。
使い方は、修正したいHTML全体をコピー→上記ソフトの該当ボタン押す(コピー内容修正される)→Blogger側に貼り付け。
▲4 記事中へのアドセンス自動挿入不可
が、全記事に対して行うのは大変だし、外したい場合の修正がもっと大変。全記事自動で行いたいところ。
WordPressの場合は<!–more–>タグを利用して行います。が、Bloggerの場合は×。他の無料ブログも同様に×。
対策1は、トーマスさんという方が作られた“Vaster2”なるテンプレートを導入。
そのVaster2を使ったページが下。デザインがWordPressっぽいです。
これなら<!–more–>タグ部分にアドセンスを自動で表示させることが可能。
ただし、現時点で見えている問題が一点。通常、画像などの左、センター、右揃えは下を使用しますが、これが効きません。
<CENTER></CENTER>等手動でHTML書き換え、または、CSSを修正しないといけません。
対策2は、HTMLの構成を解明し、タイトル上、タイトル下、記事下だけでガマンする。
スマホで見てる方は気付いたかも。このブログは記事下に広告が全記事自動で表示されております。
テンプレートがたくさんあり説明できないので、貼り付け場所の調べ方だけ。
○管理画面「テーマ」→「HTML編集」ボタン(記事ではなくブログ本体の)編集画面へ入ります。
→「ウィジェットへ移動」ボタンを押し、「Blog1」を選択。
すると、画面上に以下の文言が見つかるかと。
id=‘mobile-post’ | モバイル向けの記述部分 |
id=‘post’ | PC向けの記述部分 |
ぞれぞれの左側に「行番号▼」がありますのでそれを押すと行が展開されます。
どの部分がブログ中のどの部分に対応するかを調べ、そこにアドセンスコードを貼り付けます。
調べ方は、適当な場所に「あ」と入力し保存→自分のブログ読込→「あ」と表示された部分を探す。それを繰り返し、目的の位置がどこなのか探します。
ただの参考ですが、うちのテンプレートではこう。これらがモバイル用とPC用の二ヶ所にありました。テンプレート名はSimple。
記事タイトル上 | <h2 class=’date-header’><span><data:post.dateHeader/></span></h2> の上。 |
記事タイトル下 | <div class=’post-header’> の上。 |
記事下 | <div class=’post-footer’> の上。 |
▲5 内部にcssやjsのファイルを置けない
例えば、プログラムなどのコードを綺麗に表示するためのgoogle-code-prettify等は.css、.jsが必要です。
これを他サービスのGoogleサイト、Googleドライブに置くと極端に読込時間が遅くなる閲覧者が出てきます。
対策は、正式に.jsを提供しているサーバを見つける。.cssはブログ内にテキスト情報を貼り付け。
例えば、例に挙げたcode-prettifyなら、
code-prettify-Getting Started
上記では、
https://cdn.rawgit.com/google/code-prettify/master/loader/run_prettify.js
から.jsファイルを引っ張るよう紹介しています。
強過ぎる長所と大した技術力を要しない部分から発生する短所。「文句言うなら使うなよ。」←その通り。しかも完全な無料サービス。
ただ、宣伝に誘われるがまま使用開始→散々調べて対策してきた苦労は?←判断が遅いとこーいうことになります。
これを見て、年間数百円の安ーいドメイン+いきなりWordPressへ行くのもアリ。最初はアドセンスを諦め、集客力を頼りにはてなブログへ行くのもアリ。
また、感じたかもしれませんが、HTML位は分かる方向けのサービスです。難しいものではありませんがHTMLの勉強がてらやる位には思ってないと厳しいかも。
とにかくBloggerを使用するつもりであればかなりの覚悟は必要で、必ず、試用期間を長ーく取り、十分触ってから決めましょう。
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