JAバンク詐欺→セキュリティ設定未完了のお客様へ(振込制限の可能性)

ポク太郎です。

常連さん向け迷惑メールの注意喚起です。

単純故に通常は迷惑メールフィルタがブロックするも、大量故に稀にすり抜け稀に届く→つまり、受信者が常に意識してる訳でない状態に陥いることに。

なので、頭の片隅に常に置いて下さい。


『セキュリティ設定未完了のお客様へ(振込制限の可能性)』

詐欺師執筆のJAバンク文章

執筆した詐欺師の著作権を尊重・守護するため、以下は“引用”記載ですが誤って触ってはいけない部分、詐欺師が暗号的に使えそうな部分は伏字●。

【至急】セキュリティ認証に関する重要なお知らせ

平素よりJAネットバンクをご利用いただき、誠にありがとうございます。

現在お客様の口座において、*「ソフトウェアトークン取引認証」*の設定が完了しておりません。このまま設定を行わない場合、_振込・振替・定期預金解約等のサービスがご利用いただけなくなる恐れ_がございます。

JAネットバンクでは、*不正送金対策と第三者によるアクセス防止*を目的として、*ソフトウェアトークン(ワンタイムパスワード)*の導入を義務化しております。

お手数ですが、下記リンクより認証設定を速やかに完了してください。

設定期限:*2025年7月●日(日)23:59*
ソフトウェアトークン認証を設定する←詐欺サイトへのリンク
※ 期限を過ぎた場合、すべての送金サービスが自動的に一時停止されます。

本設定には、スマートフォン向け「トークン認証アプリ」のインストールが必要です。詳しくはリンク先をご確認ください。ご不明な点がございましたら、JAネットバンクセキュリティサポートまでお問い合わせください。

本メールはセキュリティ対策の一環として自動送信されています。本メールにお心当たりがない場合は、破棄していただきますようお願いいたします。

発行:JAネットバンク
配信専用メールアドレス(返信不可)

引用:詐欺師発信のメール『セキュリティ設定未完了のお客様へ(振込制限の可能性)』[2025年7月]

メール特徴・詐欺師IP・ドメイン情報

JAバンクを装った詐欺メール
送信者欄表示 JAバンク <jabank.(英数)@(英数).net>←適当アドレス
JAバンク <jabank.(英数)@(英数).com>←適当アドレス

この送信者欄は詐欺師が好きに偽装できる部分なのでここが本物だから…と信用してはいけません。
本サイトがこの送信者欄をわざわざ記述する理由は「それすら偽装してないド素人詐欺師だ」と伝えるため。
送信元IP 143.0.222.4←ブラジルのサーバredeconexaonet.com.br
138.204.89.62←ブラジルのサーバdesktop.com.br
偽装リンクの場所・転送先 「ソフトウェアトークン認証を設定する」に貼られたリンク
●●●●//(英数).top/
特記事項 JAバンクとは、令和の米騒動で国民の敵となってしまった農協が運営する金融機関。正確には農業協同組合(JA)、漁業協同組合(JF)、森林組合(森組)出資による協同組織の全国金融機関。

詐欺メールはそのJAバンクを名乗り、「セキュリティの設定をしてくれ」とウソをついてきたもの。狙いは本人確認に用いる情報や電話番号・メールアドレスなど。

当然ながら無視するのが正解。万が一リンク先を触ってしまったのなら、パスワード等の変更・クレジットカードの再発行をしときましょ。

あまりネット決済のイメージがないためこれまで農協を名乗る詐欺メールは比較的少数でしたが、秋田銀行や各地銀すら狙う位なのでいよいよって感じ。農協は特に高齢の顧客が多いので要注意。

んでも、農協が国民の敵であろうがなかろうが、顧客が高齢であろうがなかろうがそんなことはどーでもよく、大切なのは下にある「詐欺メールの見分け方」。

本物のJAバンクが注意喚起するページ。

一般社団法人フィッシング対策協議会の注意喚起はこちら。

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