ポク太郎です。
先日購入したBlueTooth接続の無線ヘッドホンWH-CH510をLubuntuで使用する環境を作りました。結構難航したのでメモとして残しておきます。
LubuntuなのでBlueZやBluemanを自前インストール
BlueZのダウンロードとインストール
LinuxでのBlueTooth環境を構築するにはBlueZてソフトが一般的らしい。という訳でそれをインストール。
1 ダウンロード | ここからBluez最新版のtar.xzファイルをダウンロード。 |
2 インストール | ターミナルで上記tar.xzファイルをダウンロードしたディレクトリまで移動し、
tar xvJf bluez-5.61.tar.xz cd bluez-5.61 sudo apt install libglib2.0-dev libdbus-glib-1-dev libudev-dev libical-dev libreadline-dev ./configure --prefix=/usr --mandir=/usr/share/man --sysconfdir=/etc --localstatedir=/var make sudo make install 最初の2行、バージョンを表す“5.61”部分はダウンロードしたファイルに合わせる。 makeコマンド実行時にエラーが出ないこと。最後にこんなエラー sudo apt-get install python-docutils を行ってから、上記6行目の./configure以降を再度行う。 |
Bluemanの確認準備
LinuxでBlueTooth機器を管理するソフトウェアがbluemanと呼ばれるソフトウェア。
既にインストール済かも知れないが以下で確認。スタートメニュー-設定-BlueToothマネージャー。これがblueman。
無い場合はインストール。
sudo apt-get install blueman
ここまで来たら一旦PCを再起動。
Lubuntu上でブルートゥース機器をペアリング・接続
bluemanを立ち上げると、タスクバー内にBlueToothアイコン(青い楕円に右矢印2つ)が出現するので、デバイス…を選択。
今接続したいヘッドホンWH-CH510を選択する際にそのMACアドレスが必要になるので、この段階で調べます。
ターミナルにbluetoothctl→ENTER→scan on→ENTER→現在見えた機器が羅列→目的のMACアドレスをメモ。
bluetoothctl [bluetooth]# scan on Discovery started [CHG] Controller ……………………………… Discovering: yes [NEW] Device ……(目的のMACアドレス)……… WH-CH510
MACアドレスが判明したら、bluemanの画面で該当のものを選択しペアリング実行。
bluemanの画面でペアリング完了となったら、右クリック→オーディオプロファイル-High Flidely Playback(A2DP sink)を選択します。
次に音声を出力できるソフト(ここではFireFoxでYoutube動画再生しました)を立ち上げ、タスクバー内の音量調節-Sound Settings。
ソフトウェアごとに出力先を選択できるボタンが表示されてるので、押して目的のヘッドホンWH-CH510に切り替え。
この音量調節画面での設定は音声出力させたいすべてのソフトウェアで設定が必要です。一度セットすれば次回からは不要。
それらを全部セットしたら設定完了です。
因みに、出力先はBlueToothヘッドホンの電源が切れた場合、出力可能なものに切り替わり、電源入れると自動的にヘッドホンに切り替わます。便利。
LubuntuはWinXP難民が流れ着いた軽量OS。ただし、Linux自体がどちらかと言えば玄人向け。
玄人にとってはオチャノコサイサイなのが原因かなかなか手順を追ったページが見つからないので、Linuxに苦労するXP難民爺が手順を追って解説してみました。
あんまり詳しくねーんだけど、お役に立つでしょうか。
シッカシ無線て便利だぁーねぇ。音楽再生したままトイレ行けちゃうもんね。
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