PCエコサービスに診断を依頼した体験談~データ復旧業者

ポク太郎です。

ハードディスクがクラッシュし、データのサルベージを目論みました。

お願いしたデータ復旧サービスPCエコサービス

終始、安心してやり取りできたので、手順を整理し、一連の流れを記録しておきます。今後、データ復旧サービスを頼ることになる同志らのために。


PCエコサービスへの依頼に至る経緯

HDDが落下してしまい、認識不能&異音。ありがちな最悪の状況が自分に降りかかり大切なデータを取り出せなくなってしまいました。

データ復旧業界とは悪質な詐欺業者も多いとの噂もあるので、定額料金制を謳うPCエコサービスに連絡しました。

PCエコサービスの手順の場合、システム的に詐欺れないようになっているので、終始安心してやり取りができました。

PCエコサービスとは商品名・サービス名で会社名は株式会社AnswerMakeSolutions。東京都中野区の会社です。元はパソコンリサイクル系企業なのかな。

「お問い合わせフォーム」から申し込みし、その後はメールでやり取り。

最終的には“重度物理障害”として復旧不可能の診断となりましたが、その一連のやり取りを以下に整理します。

PCエコサービスとのやり取り一覧

PCエコサービスとのやり取り一覧
0 HDD破損!
1 PCエコサービスの「お問い合わせフォーム」へ。
2 サービス内容がメール連絡される。 初期検査費0円 + データ復旧費用39,800円 = 39,800円(税別)
3 障害機器発送。 顧客側から送付伝票の写しをメールすると話がスムーズ。
東京中野区なので持ち込みできる方は事前予約した上で持ち込み可。
4 2営業日以内に検査/データ復旧作業の連絡。
5 もしデータ復旧可能なら、復旧データリスト確認後任意で料金支払い。ダメなら今後の方針連絡。 筆者の場合、復旧不可能と診断されたので今後の方針連絡。
6 復旧不可能診断後の選択肢は「①PCエコサービスの提携先で更なる診断」「②諦めて廃却」「③諦めて着払いで返送」 ①の詳細は下で。結局、③を選択しました。

PCエコサービスの「お問い合わせフォーム」から連絡するのが簡単

PCエコサービスの「お問い合わせフォーム」は右上の赤い「お問い合わせ・申し込み」ボタン。

名前・住所・電話番号・メールアドレス・希望サービス・機器メーカー・型番など入力し送信すると、記入したメールアドレス宛に返信が来ます。

PCエコサービスのサービス内容

サルベージ業者に依頼する際の恐怖心の根源はやはり強烈な値段

PCエコサービスが安心できるのは成功報酬であること。“復旧できるデータ”が何であるかを確認してから代金を支払う点。

代金は上記PCエコサービスのページにデカデカとあるように、

「定額39,800円」「初期診断費0円」

診断後に送られる復旧可能リスト中に目的のデータが無い場合はそこでキャンセルすることも可能です。

また、サールベージ後のデータの記録先として、

●DVD1枚分=4.7GB以内なら、無料
●HDDを準備してもらうなら、1TB=12,000円、2TB=15,000円、3TB=16,000円(税別)
●顧客提供のHDDに入れてもらうなら、書き出し費用として5,000円(税別)
執筆時点での価格。最新情報はこちらでご確認→料金/納期~PCエコサービス

障害機器の受け渡し~事前予約で持ち込み可

筆者の場合、サルベージ後の復旧データを入れる予備のHDDも自分で既に準備してたので、破損ディスク書き出し先のディスクの2つを宅配便で送付しました。

これらのHDDは一般的なSATA接続のものなので他の同梱物は無しですが、もしどこかのメーカー製のものであればACアダプタ・他接続に必要なケーブルも同梱する必要があります。

必要なケーブルが何かを事前に聞いておくと話がスムーズです。

東京に住む都会人なら配送料をケチって直接持ち込みも可能ですが、事前予約が必要です→事前予約~PCエコサービス

データ復旧可能・不可能時の対応

データ復旧可能と診断)復旧可能リストを確認し、そこで代金を支払うかどうかを自分で判断→支払えば復旧作業→データ納品、止めるなら廃却・または返送の手続き。

データ復旧不可能と診断)「PCエコサービスの提携先で更なる診断」「②諦めて廃却」「③諦めて着払いで返送」のどれかを選ぶことになります。

筆者の場合、“重度物理障害”判定でデータ復旧不可能との診断になってしまいました。

復旧不可能と診断された以降の選択肢~提携先での作業

復旧不可能と診断された場合の選択肢は前項ですが、その中の「PCエコサービス提携先で更なる診断」について。

頂いたメールでの説明から想像するに、破損ディスクと同一型番の新品を手配し、クリーンルーム内でHDDを再組立てするものかと。おおよそ10~20万円

まずはそうしないと、復旧可能なデータが何か分からないままなので。

つまり、復旧可能分がどれなのかを知るためには同一型番の新品を手配必要だし、サービスの観点からは判明後にお客に支払いの判断させないといけないし。

メールの文言から判断するに、PCエコサービスの提携先も同様に、復旧可能分判明後にお客が支払い判断できるサービス形態としてる様子。でないとお客側が詐欺業者との分別ができないので。
提携先も常に固定ではないようなので、この“提携先に対する支払い判断のタイミング”については実際のやり取りの際に確認するのが良いかと。

復旧可能分がお客の意向に沿うかどうか不明なまま作業し、ダメなら全部無駄になるので、企業としてはそのロス分も織り込んでないとサービス実施自体が無理。

1・2人の技術者を丸一日使い、型落ちHDDの新品を手配し、クリーンルームを準備して待ち構える企業。およそ10~20万円。まぁ妥当な値段、てか、それでも安い位か。

想像すれば分かりますが、クリーンルーム・クリーンブースは維持費が莫大。クリーン服着て1日20万で仕事しろと言われたら、俺はと即答します。

データ復旧の依頼が入れ代わり立ち代わり状態なら安く抑える手立てもありますが、それだったらそもそもHDDなんて信用無さすぎで普及してない筈だし。

で、筆者の場合、さすがに破損ディスク内にそれだけの価値のデータは無いと判断し「③諦めて着払いで返送」を選択。最終的に宅配便¥840+返送着払い\940で復旧不可能との診断結果でした。

しかも支払った先はヤマト運輸でありPCエコサービスには一銭も渡ってないので、こんな投稿を発信して応援してる次第であります。

ご丁寧にこんなもんまで。

詫び状~PCエコサービス

まぁ破損ディスクに諦めも付きましたわ。

現代人の生活は複雑怪奇なシステムの上に乗っかって初めて実現できるもの。何TBの記憶容量を安定して保持できるなんて人間業ではできないことなので。

つまり、歯車が少し狂って大被害をもたらす位なら、システムの二重化なり徹底したバックアップが一番安上がりかも知れませんな。と、言う訳ですぐさま大容量SDカードを大量買いしました。

日進月歩な分野である”ポイントを利用するのが一番安上がり。

SD変換アダプタ付きMicroSDカードはコッチ。

上で書いた通り、一銭も支払わずに詫び状まで頂いてあまりに申し訳ないので感謝状作りました。

感謝状~ポクサイドからPCエコサービスへ

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