ポク太郎です。
ジジイです。
置き配盗難やイタズラ監視、当て逃げ防止で監視カメラの設置が当たり前となって久しいですが、爺も周回遅れで設置したのでその一部始終です。
監視カメラと無線接続されるモニタタブレットの設置に関し、HDDをどうつなげるの?SDカードには容量制限はあるのか?どんな形で記録されるの?など細かい仕様を伝える資料として。
監視カメラはDELCATECのWSS10M1CLPC
このカメラにはセンサーライトも内蔵されており映像の動きをキャッチし、夜間ならバシャッとライトが点灯します。結構派手。
近所の大金持ちのお宅を訪ねると映画スターにスポットライトを浴びせるかのように多方向から全身を照らされるので、そこだけうちも真似してみました。
監視カメラWSS10M1CL~全体構成
●カメラはセンサーライト、通話用のスピーカ・マイク付き。電源はAC100VからACアダプタ。
●モニタタブレットは映像記録のためHDDを接続するUSB端子、microSDカード挿入口、意味があるのか不明なミニHDMI出力端子、LANケーブル挿入口。電源はAC100VからACアダプタ。
カメラ~設置・接続
カメラとモニタは無線で送受信しますが、カメラ自身に電源が必要なので壁に穴を空け、屋内側にACアダプタを差し込むAC100V電源が必要です。
うちの場合、背中にPANASONICと書かれたユニフォームを着た電気屋さんが天井裏に潜り込み、AC100V配線と壁穴開けを行ってくれました。機器代+工事費でおおよそ10万円。
設置条件は以下ですが、無線状態はまぁ良好。設置してくれた電気屋さん曰く「どこの家庭も電波状態で問題になることはほぼない」とのこと。
カメラ位置 | 距離や遮蔽物 | 電波状態 |
玄関先 | 3m、玄関木製扉x1枚 | レベル4/最大4 |
裏口 | 6m、木造家屋外壁x1、部屋仕切り壁x3 | レベル3~4/最大4 (風が吹くとレベル3に、小屋根の下ってことで風が舞い込んだり) |
木造 | 約20~40m |
鉄骨 | 約10~20m |
鉄筋コンクリート構造 | 約5~10m |
取り付け作業時、電気屋さんがカメラのアンテナを付け忘れ、なかなかペアリングが成功しない状況に陥りましたが、アンテナ付けたら問題なくペアリングに成功しました。
モニタタブレット~設置・接続
うちでは玄関横の壁面に引っ掛けを作り、そこに設置することに。
ここ以降は電気屋さんが帰った後、自分による配線工事。壁のボードに穴開けたり壁コンセントの配線繋いだり。
必要なのはACアダプタ用のAC100Vなので、背面の壁にACコンセントを増設し、そこから壁内部に線を通して接続。設置面には電灯のスイッチなどたくさんあるし、ケーブル邪魔だし。
完成した設置面へモニタを引っ掛けた光景がこう。赤線部分のカメラアイコンを押すと各カメラの映像に切り替わります。写真はカメラ2台分を同時に表示した様子。
カメラアイコンを押す回数により、カメラ1全画面→カメラ2全画面→カメラ1、2の2分割画面と移り変わります。カメラ4台の場合は相応の動きに。
関係ありませんが、どうせ壁の中をいじくるついでなので足元にもAC100Vを追加してやりました。電源はどこにでもある方が便利。

監視カメラWSS10M1CLPC~具体的な細かい仕様
撮影時間の計算
動画ファイルはこのように記録・保存されます。
モーション検知した瞬間より数秒前から30秒間の映像が記録。それが時刻で識別され1つ1つのファイルにされています。映像を選択し再生ボタンを押すとタブレット上で再生されます。
画質は選べてそれにより記録時間は前後します。取扱説明書P27~“録画時間の目安”には256GBでフルHD181時間とあります。
うちの場合、カメラ2台分でおおよそ1日20~30ファイルが記録されてるので1ファイル30秒として皮算用すると、
⇒181時間/0.25時間=724日=24カ月
おおよそ2年分は記録しっぱなしできそうです。出入りの激しいお宅ではしょっちゅう記録されるのであくまで参考値ですが。
microSDカード上限は256GBだがUSBにつないじゃえ
取扱説明書P10には「microSDカード容量は最大256GBまで」と記述されています。が、このモニタタブレットにはハードディスクを接続するためのUSB端子が付いています。
“HDDを繋ぐ”となるとそれ用にAC電源が必要とか、バスパワー駆動のものでも設置が不安定すぎとか。破損しやすいデバイスなので色々不安。
それでやってみて問題なく使用できたのがこう→「HDDでもなく、microSDカードを挿入口に入れるのでもなく、SD-USB変換アダプタ経由でSDカードをUSB端子につないだ。」
つまり、将来1TB、2TBのSDカードが登場した暁には、SDカードリーダー経由でUSB端子につなげば最大容量を超えて使用できるということに。
ここで使ったのはこのSDカード。microではなくSDですが、どちらも同じと思われます。
SDカードリーダをUSB端子にそのまま突っ込むのが一番安定しますが、モニタのケースに干渉してしまったため延長ケーブルをかまして接続しました。

ちょっと見ずらいがモニタの筐体にカードリーダが干渉してしまいます。
なので、このような形状記憶できるワイヤ内蔵の延長USBケーブルが便利。“フレキシブルアーム”と呼びます。
変わり種の延長USBケーブルて何かと便利ですなや。無線LAN等のアンテナ建てる場合はこーいうどっしりタイプとか。
インターホンも兼用可能
モニタタブレットをどこに設置するかにもよりますが、カメラ・モニタ両側にスピーカとマイクが付いてるのでインターホンとしても使用可能。
画面左側のこのマークをクリックし、モニタに向かって話すとカメラから音声が発せられます。
上記アイコンをクリックしてない時はカメラ側へ音声が届きません。でないと家の中の音が全部外に漏れてしまうので。カメラ→モニタは常に届き、カメラが複数の場合は切り替え。
また、何か思いついたら追記します。
失敗したなと思ったのは、欲張りすぎて家の前の道路まで監視するようにカメラを設置してしまったこと。
2年分は記録できるとはいえ録画時間は限られてるので監視の必要ない無駄な記録はできるだけ避けたいシロモノ。
が、乳母車を押す近所の婆ちゃんの散歩は“2、3歩進んでフゥ…と一休み→2、3歩進んでフゥ…と一休み→”。監視カメラの範囲から外れるまで15分以上掛ります→全部録画。
片田舎の盲点を見落としてしまいました。
で、それ消そうとさっき見てたらみすぼらしいオッサンが質流れセールのチラシを入れて行きやがりました。
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