Win10|タスクバープレビューのレジストリが毎回リセット|原因はWiseCare365

ポク太郎です。

Windows10トラブル。ウザいタスクバープレビューのホバー時間設定レジストリExtendedUIHoverTimeが毎回リセットされます。

散々悩みましたが、犯人はWiseCare365なるクソOS向けお掃除ソフト。つまり自分でした。


タスクバープレビューがウザすぎ!

タスクバープレビューとはタスクバー(大抵はOS画面下端に配置)にマウスカーソルを乗せると縮小画面サムネイル表示→窓内容が確認できるよと見せてくれるもの。

マウス操作なんて厳密でないのにちょっと触れて前面にドカッ!→消すために全くの別位置にマウス移動&微妙な時間待たされる、鬱陶しいことこの上ないアレです。

まずプレビューオフにする設定が明確でない

自分が犯人であろうが、どんな単純な勘違いであろうが、常にマイクロソフトのクソOSを悪者にします。

まず付けるイチャモンはそのタスクバープレビューのオフ設定。グレーアウトされてて設定できないようになっています。

タスクバー上窓マーク-歯車マーク-個人用設定-タスクバー

その設定内容は[デスクトップの表示]に関するものなので関係ない筈の設定ですが、ここでまずマイクロソフトを疑います。

これがグレーアウトされてる原因はこちら。

タスクバー上窓マーク-歯車マーク-システム-詳細設定-関連設定中の「システムの詳細設定」

ここで「プレビューを有効にする」がオフだとグレーアウトされます。

ただし、これは問題のタスクバープレビューとは無関係の設定。結局、ウザいタスクバープレビューをオフにする設定が存在しません。

“できない”てそんなアホな、と思いますがマイクロソフトなので。以前はできたような記憶あるが毎度のゴリ押しでしょう。

プレビューオフ設定無いのでレジストリで対抗

仕方ないので「マウスカーソルが重なってからN秒後に表示」とする設定を600秒、6000秒などとして実質出現しないよう対処します。

\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced

上記ディレクトリに名前をExtendedUIHoverTimeとしたDWORD値(32ビット)を作成し秒数を10進数で設定、単位は[ms]。なので「15000」と書けば15秒。

タスクバー上窓マークを右クリック-「ファイル名を指定して実行」→「regedit」と入力してENTER→上記ディレクトリまで移動。

これ設定して再起動すれば、タスクバーにマウスを置いてもすぐにはプレビューが出現しないようになってる筈。

プレビュー表示遅延レジストリが毎回リセット

ここでやっと本題。この表示遅延レジストリExtendedUIHoverTimeが毎回0msにリセットされます。ブチ切れながらも何度直したことか。

その原因は、毎度毎度山のようにゴミを溜め込むクソOS向けお掃除ソフトWiseCare365

ソイツがリセットしてただけでした。

サムネイルの表示速度を上げ、Aeroスナップを高速化する」を最適化してしまうと、上記ExtendedUIHoverTime0msにリセットされてしまいます。

WiseCare365には、一般的なゴミを総合的に最適化してくれる機能があります(PC診断中の一括チェックボタンなど)。それ使用した場合も同様に最適化され0msにリセットされます。

さんざん悩みましたが、それが原因でした。

このような高速化・最適化を補佐するお掃除ソフトは他にもCCleanerなど存在しますが、それ系ソフトを使用する場合は同様に注意が必要です。

毎度毎度このように本当の原因を見逃しハマる原因は、

  • 頭っからマイクロソフトを疑っている。
  • 疑う原因はいつものゴリ押し。設定無効化・勝手にインストール他多数。
  • クソOS故にゴミ除去ソフトのような補助プログラムを多用。

つまり、マイクロソフトのせい。

面倒なのでレジストリ設定するBATファイル

で、WiseCare365使う度にいちいちリセットされることになってしまいますので、面倒なExtendedUIHoverTimeレジストリを設定する.batファイルを準備します。

reg query "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced" /v "ExtendedUIHoverTime"

reg add "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced" /v "ExtendedUIHoverTime" /d 6000 /t REG_DWORD /f

1行目は確認してるだけなので不要だが一応書いといた。

MS-DOSコマンド
レジストリの値を確認する(1行目) reg query “[レジストリのキー]” /v “[レジストリ値名]” ダブルクォーテーション””で囲むのを忘れずに。
レジストリを作成する(3行目) reg add “[レジストリのキー]” /v “[レジストリ値名]” /d [値] /t [種類] /f オプション説明
/v…値名
/d…値
/t…種類。REG_SZとかREG_DWORDとか。REG_DWORDだと10進数指定のようです。
/f…既に同じキーが存在する場合は強制上書きする

上記を書いたテキストファイルのファイル名を「hover6000.bat」としたのが以下。

ダウンロード&解凍後、テキストエディタで開いて中身を確認してみてね。

そのhover6000.batをダブルクリックするだけで、ExtendedUIHoverTimeレジストリに6000秒がセットされるようになります。16進数表記なら1770

レジストリエディタ見ながら動作を確認してみてね。

WiseCare365使った後、このhover6000.batをダブルクリック」と自分自身の決まりにしておけば、もうタスクバープレビューに悩まされることはありません。

Windowsを触る上で脳裏にこびりつくのはマイクロソフト=悪者。

どんなに明らかな自分の不注意であろうとも「悪いのはマイクロソフト」と必ず自分を正当化し絶対に反省しません。それほどまでに脳裏にこびりついており、それが頑なに反省しない理由。

それで毎回毎回ホントの原因を見誤りトラブル継続。

つまり、全部マイクロソフトのせい。

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