ポク太郎です。
かなり以前からですが、Windows10にて古い古いPhotoShop5.5が立ち上がらなくなりました。
検索して解決法を探そうとすると、「今どきそんなモン使ってるヤツなんて居る訳…」て空気をヒシヒシと感じてしまう案件。
そこで爺ブログ。極端にスポット的で異常にあり得ない上記問題の解決法を投稿します。起動しなくなったのはしたたか昔の話で、既に諦め買い替えが進んだ頃に重い腰を上げるのが爺ブログ。
Win10でPhotoShop5.5起動できない問題解決方法
●パターン1:PhotoShop5.5の窓が表示された後、起動時のロゴマークが出ないままハングアップ。
●パターン2:There is not enough memoryというダイアログが出て立ち上がらない。
プログラムフォルダのアクセス権無いから立ち上がらない~パターン1
解決法は、
または、
上記以外の別フォルダ、または、別ドライブにインストールし直してしまう
ここから前者の解決法手順。PhotoShop5.5がインストールされたフォルダ通常はC\Program Files (x86)\Adobeを右クリック-プロパティ。
まず全般タブを選択し、読み取り専用のチェックを外した状態で適用ボタン→ダイアログが出るのでOKボタン。
次に、セキュリティタブを選択し、表内のUsers ([あなたのユーザー名]\Users)を選択→右下編集ボタン。
次に開いた窓でも同様に表内のUsers ([あなたのユーザー名]\Users)を選択→下表のフル コントロールの許可欄にチェック→適用ボタン。
すぐアクセスできるようデスクトップにC\Program Files (x86)のショートカット作っとくといいかもね。幸いAから始まるAdobeフォルダは上方にあるし、すぐ右クリックして修正開始。
仮想メモリ無いと起動できないソフトだった~パターン2
お仲間が見つかりました。
このPhotoShop5.5時代は仮想メモリが当たり前でした。が、現在はメモリ32GB積む方もチラホラ→仮想メモリオフにしてる場合が。
仮想メモリ有が前提のソフトなので本家Mac版は違うんだが、オフにしてると「There is not enough memory(RAM) to launch Pgotoshop.」。
メモリ容量が十分で、PhotoShop5.5のためだけに仮想メモリを使うのが嫌なら、図のように最小16MBだけ設定するとか。割り当て容量が少なかろうが仮想メモリがオンでさえあれば起動するっぽい。
好きなドライブ選んで「カスタムサイズ」に最小値である16MBを指定して「設定」ボタン。「OK」で窓を閉じると再起動が促され、再起動後は仮想メモリが16MBに設定されます。
上記サイトには他にも「画像への文字入力できない」「最新のIMEへの対処」などTisが揃ってるので是非ご参考に。
立ち上がらなくなった理由
日付を見てビックリ。四半世紀前、前世紀のニュースでした。
そんなことはさておき、これはマイクロソフトのセキュリティ強化の施策。システムフォルダ相当のC\Program Files (x86)\以下へのアクセスを厳しくしたために起こった問題。
“管理者”ではない1ユーザーがC\Program Files (x86)\フォルダを触れなくすることでセキュリティを高めようとしたもの。
対応策として、C\Users\[あなたのユーザー名]\AppData\Local¥VirtualStore¥Program Files (x86)内をそれぞれのユーザー設定向けのフォルダにする形としました。
が、古いソフトの場合その動きに対応できず、「立ち上がらない」現象となって顔を出したようです。
なので、これはPhotoShopに限った話ではなく、.exeプログラム自身が自分のフォルダ内を触るようなソフトは同様の症状が現れ、また、同じ解決法が使えることになります。多分。
まぁ管理者でない別のユーザーがプログラムの設定を変えちゃう危険性はあります←今回のセキュリティ対策目的そのものなので。でも1ユーザーしか使わないパソコンであれば何の問題も無いかと。
産業スパイが入り込む危険性を排除しようとするものでしょうし。低質な派遣社員の低レベル操作とか。
でもこれって、インストール先を別ドライブとかシステム系でない場所に変えたら問題なく起動するのかな?暇なら試してみて下さい→
その方が手っ取り早し。世界中のインターネッツを探し回ってもなかなか居ない「未だにフォトショップ5.5を使ってる輩」。
そんなごくごく少数の皆さんのお役に立つブログであり続けるよう精進してまいります。
つまり、誰も見に来ないブログ。
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