スーツケースの壊れた車輪を交換する方法

ポク太郎です。貧困層です。

知り合いの富裕層に無償強制労働させられたのでその告発です。

富裕層が長年使ってたスーツケース車輪が破損したとのことで、その交換修理を押し付けられました。


スーツケースの車輪が破損→交換修理

スーツケースの車輪が壊れてキャスター修理
日本は既に先進国ですらなくなったと言われるこのご時世において未だに海外旅行に勤しむ富裕層と貧困層ポク太郎の会話。

富裕層「海外旅行行った時にスーツケース車輪割れてるの見つけた。」
ポク太郎「どんな保険でもオマケで旅行時の備品破損保障付いてるから申請すれば。」
「長年使ってるから破損てより経年劣化なんだ。」
「そんなん線引きもできんから気にしなくていいんでは。」
「保険詐欺みたいなことしたくない。」
「じゃ新品買うか、町の修理屋さん。」
「新しいの売りたいメーカーが簡単には交換できない構造にしてる。修理屋だと10,000円。」
「結局どうしたいの?」
「交換部品が1,000円程度で売ってる。」
「簡単に交換できない構造だって言ったじゃん。」
「俺にはできんが、お前ならできる。」
「……………………………。」

スーツケースのキャスター~交換部品と構造

交換タイヤの入手

確かにAmazonにはあらゆるタイプのスーツケースに合致するキャスターの交換部品が並んでおります

タイヤの直径40㎜、幅18㎜のものが合いそうなので、しぶしぶそれを購入しました。

スーツケースの車輪が壊れてキャスター修理

ボルト長が40㎜のものと35㎜のものが4本づつ入っています。これは多様なスーツケースに対応するため。どちらかちょうどいい方を使用します。

スーツケースのタイヤの構造と交換方法

車輪の構造はこう。中心に通る金属製のシャフトが抜けないように固められております。これが上で富裕層が言ってた“簡単に交換できない構造”。

スーツケース車輪の構造
スーツケースの車輪が壊れてキャスター修理 スーツケースの車輪が壊れてキャスター修理|構造と交換方法

交換方法は金属製のシャフトをオレンジ矢印のワッシャー位置でぶった切る→青矢印の方向へシャフト抜き取り除去→残った支柱に購入したタイヤをセットし中心にボルト通し固定=交換完了。

スーツケースのタイヤ交換に必要な道具

金属製のシャフトを切断するので、必要な道具はイトノコ、交換タイヤ取り付け時に隙間にワッシャー詰め込むためのピンセット。

スーツケースの車輪が壊れてキャスター修理
イトノコは上のタイプの方が多少やりやすい。ホムセンで200円程度。
スーツケースの車輪が壊れてキャスター修理
元々スーツケースに付いてる支柱を利用
→その支柱間にワッシャー+タイヤ+ワッシャーを挿入する必要
→隙間ギリギリなのでワッシャーつまむためにピンセットで。

スーツケースのタイヤ交換作業

しぶしぶイトノコを握り締め、上で示したオレンジ矢印の位置=金属のシャフトをギコギコぶった切ります。

スーツケースの車輪が壊れてキャスター修理

せいぜい直系8㎜程度のシャフトにしては結構苦労。なかなか切断に至りません。その理由はシャフトの構造。内部が空洞になったパイプではなく本物の金属シャフトでした→つまり、高級品。

スーツケースの車輪が壊れてキャスター修理

何とか切断し、購入したタイヤにしぶしぶ交換。付属してた六角レンチx2で両側から締め上げてしぶしぶ固定します。

スーツケースの車輪が壊れてキャスター修理

4か所のキャスター全部をタイヤ交換して完成。

4つ交換するならシャフトを4回切断要。スーツケースタイヤ交換作業の労力はシャフト切断がすべてでした。

このスーツケースのキャスター部に使用された樹脂は弾力がありゴムに近いもの→つまり割れに対し考慮した特殊樹脂。

今回割れてたのは樹脂ではなく、その周囲をコーティングしたゴム部分。

上で書いたようにシャフトはパイプでなく中身がしっかり詰まったモノホン⇒総合すると、“お客様の求める品質を確保した高級品”。

そんな高級品が経年劣化するまで使い倒してるにも拘らず、海外には金をばら撒き、保険会社を気遣った上、10,000円の修理代すらケチり、抵抗できない貧困層に強制労働を強いる富裕層

金は天下の回り物。お金を回すことで世の中が潤います。最後に以下クイズを出してこの告発記事を締めくくります。

「不景気の原因は?」

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