ポク太郎です。
かねてより計画しているネジコン無線化のお話。計画を進めるに辺り、実現したいことの明確化、ネジコン無線化の具体案、ネジコン分解清掃、ネジコン内部回路調査をメモ。
なので、分解清掃方法以外は間違いを含む可能性もあります。何卒ご注意ください。(自分用のメモです)
ネジコン無線化してナニ実現?
②DuckStationにてリッジレーサーシリーズのネジコン設定できるようにしたい。
③PCSX2にてリッジレーサーVのネジコン設定できるようにしたい。
④その他、Win上のゲームにてアナログコントローラとして認識させたい。
①Win10、11に無線接続したい
ESP32チップ使用の場合はそのままWindowsのBlueTooth機能での無線接続、DS3乗っ取りの場合はSCPToolKitまたはDsHidMiniで無線接続可能です。
詳細は、下項「ネジコン無線化実現に向けた具体案」で。
②リッジシリーズ内でネジコンとしてシッカリ認識
現在は至れり尽くせりのDuckStation一択だと思いますので、それで対応できれば問題無し。コントローラが何であろうがネジコンとして設定した確認画像が以下。
DuckStation上のリッジシリーズ内でネジコンが認識されてる様子。
③リッジレーサーV内でネジコンとしてシッカリ認識
こちらはPCSX2。これも一択でしょう。インターフェースが同じDuckStationと同様に、コントローラが何であろうがネジコンとして設定。
PCSX2上のリッジV内でネジコンが認識されてる様子。
④他のゲームでアナログコントローラとして使用
結局、Windows上で“アナログコントローラ”として認識すれば、ネジコンのねじり動作でハンドリング操作が実現できることに。
また例えば、PPSSPPを考えた場合、以下のように至れり尽くせりの設定項目が存在するので、結局好きなように使えると予想。
結論すると、Windowsに無線接続さえできれば、やりたいことはすべて可能と確認できました。現在はLinux・Macも基本同じだよね。
ネジコン無線化実現に向けた具体案
1. BlueRetroなるPSコントローラのBlueTooth化を利用(ESP32というチップ使用)
2. ネジコンのハードウェアを従来のDualShock3回路に無理矢理つなげる(乗っ取り方式)
ESP32-BlueRetroで実現
プレイステーション1/2のポートをBlueTooth化するオープンソースなBlueRetroを利用することで実現する方法があります。
BlueToothを実現するモジュールが→秋月電子ESP32-DevKitC-32E (ESP32-WROOM-32E開発ボード)。
BlueRetroのファームウェアを上記評価ボードに書き込むことで、ネジコンのケーブル端子そっくりそのままBlueTooth化できちゃうという優れもの。
“書き込み”とは、USBケーブルを上記評価ボードにつなぎ、BlueRetroのページから書き込み操作するだけ。
書き込み完了後、リセットor電源を入れPCから検索するとBlueRetroが見つかるのでペアリングすると使えるようになるとのこと。
すごく簡単。ただし、この方法での大問題は電源。
できそうだけど問題はバッテリー充電と実装
無線と言うからには独立してるわけで、何らかの電源が必要です。上記評価ボードが欲するのは3.3V。ネジコン含むプレステコントローラも3.3V
| 1 | DATA |
| 2 | CMD |
| 3 | NC |
| 4 | GND |
| 5 | 3.3V |
| 6 | ATT |
| 7 | CLK |
| 8 | NC |
| 9 | ACK |
その3.3Vをどうやって供給するの?という問題。
選択肢2)エネループ等のニッケル水素充電池(充電機構なしで乾電池入れ替え感覚)
選択肢3)DS3の回路乗っ取り(上記ESP32は使わず、DS3のガラ付替イメージ)
ふむむむ…。もう少し悩む必要があるようだ。
実際に実物置いた状況を写真で確認
んで、バッテリーの実装方法を検討するために、電池ボックスとDS3のバッテリーをネジコンの十字キー側裏に置いてみました。(配線が左手側から出るので配置は左側しか。ネジるのがネジコンなので。)
必要になりそうなリンクだけ整理して、しばらく悩むことにします。
●充電回路TP4056
●PS3のDualShock3向けバッテリー
●ニッケル水素電池急速充電器
●LDOレギュレータ
ネジコン分解清掃
なので、黄ばんだ中古品を購入し、分解→ついでに清掃してみました。きれいにするのは当然として、内部の構造をしっかりと頭に入れるのが目的。
いつものように、水道水・石けん水のペヤングカップx2+使い古しビットウィーン山切りカット。バラバラにして各部品を歯ブラシでシャカシャカします。
背面にネジが6本。左右それぞれのカバーを外して分解していきます。
Lボタン・ネジリ部側
反対に見えますが、裏から見てるので十字キーの裏側、つまりLボタン側です。
Lボタンとネジリ部の可変抵抗が見えます。テスターで測ったところ4.7KΩ品でした。
今は清掃用に分解したいので、Lボタンに接触する白濁樹脂の穴から見える小ネジ(矢印)外し。これが前面樹脂十字ボタン脇に連結されています。左手側はこれだけで清掃対象全部取り外し可。
①左手側前面樹脂
②左手側背面樹脂
③Lボタン
④十字キー
⑤STARTボタン
⑥十字・START用導電ゴム
Rボタン・アクセル・ブレーキ側部
次はIボタンとIIボタンのある右手側。開けたらまずじっと眺めて構造を頭に入れてしまいます。
まず、IボタンとIIボタン向けの可変抵抗が二つ。それらに細太2つセットでバネが入っています。
また、中途半端な場所にRボタン向けの導電ゴム→アナログではないってこと。さらに重要なのが背面樹脂側に残るRボタン用の白濁樹脂x2。再組み立てに向け、特徴的な部分に矢印。
バネを取り除き、よーく観察したのがこちら。
1つ上の写真でJジャンクション基板と書いた基板を摘まんで前面樹脂から引っ張り出したのがこちら。ABボタンの樹脂がすごく弱弱しく連結→へし折らないようにダボから抜き取ります。
ここで、再組み立てを意識して、IボタンとIIボタンの取り付け方を先に。
ちょっとピンボケで分かりずらいが、噛み合わせる歯車にピッチの異なる部分が存在し、組み立て時はそれを合わせるように入れてやる必要があります。これは先の左手側Lボタンも同じです。
⑦右手側前面樹脂
⑧右手側背面樹脂
⑨Rボタン樹脂
⑩Rボタン用白濁樹脂1
⑪Rボタン用白濁樹脂2
⑫ABボタン樹脂
⑬Iボタン樹脂
⑭IIボタン樹脂
⑮R・A・B用導電ゴム
アクセル・ブレーキ強化改造
清掃は⑫ABボタン樹脂だけ細心の注意を払いシャカシャカするだけなので割愛。
ここで、ついでにこの段階で作業できる改造を施します。
改造内容とは、IボタンとIIボタンのアナログバネを強化し、男のアクセル・男のブレーキ化。標準状態ではスカスカとやたら軽く、アナログもへったくれも無い状態なので。
強力なバネを準備し、クルクル回しながら写真のように合体させます。
ここは清掃の話題なので改造はさておき、黄ばんだネジコンもきれいにスルスルになりました。
ネジコンの内部回路調査
清掃向けの分解は上記でしたが、無線化改造のためには更に奥深くまで探る必要があります。
ここで左右の分離を目指します。
ネジリ部分中心に穴が開いており、右手側のボタン信号のコネクタはソコを通ってつながります。また左右を連結してるのは通した白濁パイプ樹脂を止める引っ掻け付リング(黒いの)。
これでやっと分離するので、プリント基板にアクセスできます。とりあえずパターンとプレステケーブルのピンアサインの写真を。
上で「Jジャンクション基板」と呼んだもののパターンも。
何となく「できそうだ」との判断は付いたものの、実装をどうするんだ…?的な状態。
腹を決めて作業に入るか、それともまだしばらく悩み続けるか。老い先短い爺の葛藤が続きます。









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