ポク太郎です。
『ファクトリオ』での悩み事は「アレ作るのにコレが要る、ソレも要るやないか」と、構造的な構築に苦労する点。それが楽しくてやってるゲームではありますが。
ここでは、遠くで石炭の鉱山である巨大な炭鉱を見つけた場合に私ならこうしてるてな一例を。近くに水辺もあるならニヤッ→独立したプラスチック棒大量生産設備を構築します。
“石炭の液化”がもたらすもの
大量に必要なプラスチック棒
後半に入り大量に消費するのは発展基板と軽量化素材。そのどちらもプラスチック棒が材料となります。
もちろんそれ以上に狂った数の銅板が必要ですが、ここではプラスチック棒に集中。
プラスチック棒の原材料は石炭と石油ガス。石炭の液化により全て揃う材料です→炭鉱丸ごとプラスチック棒に変えてやろうという魂胆。
エネルギー源石炭なら独立施設建造可能
鉄や銅、石とは異なり、石炭の場合はそれ自身がエネルギー源なので、その場で発電、その場で火炎放射タレット燃料。
ご存じ火炎放射タレットの欠点は攻撃到達まで時間が掛かること。必ず防壁でせき止めないといけない理由でも。攻撃到達までの間にちょびっと攻撃を受けてしまいます。
被ダメージを限りなく0にするため大抵は他のタレットと併用しますが、レーザータレットは電力を強烈に食います。
それ用の電源確保は一般的に難しいですが、でも要所だけ使うことでダメージ0を目指すことも。火力発電+蓄電池て手も。
なので、石炭の液化が実現したら、本拠地から離れた炭鉱に手を広げることができます。本拠地とつなげる必要があるのは運搬用の線路だけ。
石炭の液化メイン施設
石炭の液化施設
これが石炭の液化施設。チェストに多少の石炭をバッファする形状になっており、石炭をそのまま後段のプラスチック棒製造設備へ流せる構造になっています。
石炭のバッファが以下のチェスト(画像右側の矢印)。100コもあれば十分かと。この辺は増減するなり、取り込みをスタックインサータに変えるなりで設備が遊ばないよう微調整。
石炭の液化~起動と後処理
【原材料:重油】石炭の液化でん?となるのは原材料に重油が必要なこと。これはどこかの石油施設から持ってくるしか。起動に使うだけなのでドラム缶10本分もあれば十分。
組み立て機の「ドラム缶を重油で満たす」で準備し運搬した上、組み立て機の「重油入りドラム缶を空にする」で吐き出します(画像左下の矢印)。
また、石炭の液化では入力材料も出力生成物も重油です→重油の入力・出力パイプを接続する形。でも液体の難点は生成物いづれかでも詰まると生産全体がストップすること。
つまり、材料に重油が要るので全部吐き出す訳に行かず、でも詰まらないよう適度に吐き出す必要が。
そこでポンプと電線(画像左上の矢印)。電線でポンプと貯蔵タンクを繋ぎ以下のように設定。
)2024年10月『Space Age』のリリースに合わせ、ベース『ファクトリオ』がVer2.0にアップデート。そちらでは貯蔵タンクは25000まで溜められるので、おおよそ2000とか5000とか入力しておけばOKかと。“k”表記は1000倍のキロです→5.0k=5000。
これで、一定量までは重油を溜め込み、それ以上溜まったら吐き出す機構が出来上がりました。
【原材料:蒸気】石炭があるのでボイラーで水を沸騰させられます(下画像上部分)。
【後処理】液体の難点は重油・軽油・石油ガスいづれかでも詰まると生産全体がストップすること。
石油ガスは目的プラスチック棒の原料なので、ここでは全部石油ガスに変えます。それが上画像下半分の設備。化学プラント上段4つが重油→軽油への分解、下段4つが軽油→石油ガスへの分解。
やっと目的のプラスチック棒生産設備
この出力を線路上の貨物列車に詰め込めば、独立したプラスチック棒生産設備が出来上がります。
当然、炭鉱の大きさによって設備を巨大化して原材料を確保し、更に大規模なプラスチック棒生産工場を作ることも。長さを倍にしたり、もっと並列に並べたり。
一応これで目的達成。
後は計画に従い、重油・軽油を燃料とした火炎放射タレットの配備、発電とレーザータレットのチョメチョメを考えて、独立工場として運用すればスッキリ。
もし、その炭鉱近くに鉄と銅があるなら、発展基板・軽量化素材もその場で作ってしまったり。本拠地として取り込むには遠すぎる場合に重宝します。
今は目的をプラスチック棒としましたが、石炭の液化を利用すればロケット燃料の大量生産設備にも。邪魔となる重油は材料軽油に、石油ガスは材料固形燃料にすればよいので。
ファクトリオではアレやコレやと原材料が複雑なので、1目的の施設をスッキリと建設できるパターンは貴重。
意外と長距離に渡って電線を繋ぐのが嫌だったり。弾丸運ぶのも嫌だったり。俺だけかな?
んな訳で、遠くにデッカイ石炭を発見した場合は試してみて下され。
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