ポク太郎です。
視聴済の方だけが分かる文章でまとめる『ニキータ/NIKITA』シーズン4のあらすじ解説。
「ん?」と混乱し巻き戻して確認してしまうスパイドラマあるあるな戦闘条件の変遷、「なんでそんな行動したんだっけ?」を思い出すための解説です。
『ニキータ/NIKITA』のキャスト・相関図
原作・シリーズ品の情報も含め、キャスト・似顔絵相関図・全シーズンあらすじ解説はこちら。













『NIKITA/ニキータ』シーズン4簡単あらすじ
大統領暗殺容疑を掛けられたニキータがメンバーらから離れ一人で逃亡。
調査したのはブラックボックスオークションで落札したドイツ諜報局幹部イェーガーの検死情報。どう考えても異常行動。大統領と同じ。
検死情報を渡すTV局で包囲されマイケルらが救助→再度合流しました。
追跡の中、ライアンの分析で見えてくるのは人身売買・DNA・人格改造→替え玉説。政府内、企業内の要人が別人にすり替わってる可能性。
軍需産業MDKの情報を得てそのCFOを捕獲したニキータらが大統領も含む替え玉用に拉致された人物を救出→大統領自由勲章。
全ての戦いが終わったかのように。が、それでも陰謀を疑うライアンが真相追求→やはり陰謀。
知られたくない“グループ”側は疑い深いライアンを拉致→その脱出時の大怪我で死亡してしまいます。
ライアンの死で狂気に陥ったニキータがアレックスと二人で“グループ”襲撃。特殊部隊も敵に回し、結果、最厳重刑務所に入れられてしまいます。
ただし、その狂気は策謀。アマンダを誘き出すニキータの作戦でした。
『ニキータ/NIKITA』あらすじ・解説~シーズン4
シーズン4第1話~WANTED
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S4E1『WANTED』 |
あらすじ | 米大統領暗殺から100日後、ニキータの逃亡生活。実はアマンダからの匿名メールをFBIとのコネと発するTVキャスターテール・ゴードンに騙されたニキータが証拠渡し=ドイツ諜報局幹部イェーガーの血液サンプルの話。救出に向かったマイケルはFBI副長官を妻で脅し脱出。が、脱出時にニキータが撃たれピンチ。国連特使として動くアレックスは近づく議員の人身売買業者との繋がりを調査中。 |
解説 | ●ニキータの策: 米大統領の検死情報は得られないがドイツ諜報局幹部イェーガーの検死情報。どう考えても異常行動なので米大統領の自殺と関連を疑った。が、アマンダの匿名メールに騙され証拠をTVキャスターテール・ゴードンに。証拠失う結果に。 ●ニキータチームのギクシャク: 全員がニキータ救助を使命と覚悟してるのをニキータが拒絶し一人で逃亡したから。
『ニキータ/NIKITA』矛盾…ショップの人身売買取引現場での警護人がカシム・タリクの部下ソックリ。
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シーズン4第2話~DEAD OR ALIVE
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S4E2『DEAD OR ALIVE』 |
あらすじ | 救出されたニキータがバーコフ、ライアンと再会。イェーガーの血液サンプルの話からライアンが替え玉説展開。ニキータが映像を流しFBI副長官グレアムのDNA鑑定要求計画。その実施のためグレアム暗殺。アマンダが本物の命で止めに入るがマイケルが代わりに射殺。人身売買業者代議士を追跡するアレックスの元にサム。取引現場に居たのは姿格好がよく似てる男性3人と棒状の目的不明なスキャナー装置。 |
解説 | ●パーシーですら招かなかったショップがアマンダをスカウトした理由: 替え玉作成のための人格改造スペシャリストとして。アマンダはそれをニキータへの報復に利用。シーズン3、G20後の港で攻撃止めさせたのは大統領暗殺計画の布石。 ●マイケルらがTVのバンに仕掛けた理由: 報道陣しか入れない会見場で暗殺するため、TVカメラに銃仕込んだ。 ●マイケルの態度: アマンダとショップ潰すため、必ずニキータ助けると宣言。それはチームのためで2人のためでないと別れ話。救助拒絶したニキータに相当怒り。 |
シーズン4第3話~SET-UP
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S4E3『SET-UP』 |
あらすじ | FBIのDNA鑑定で本人と一致し替え玉証明失敗。NSA内の替え玉疑うライアンに隠すバーコフ。バーコフが過去を明かし、NSA替え玉の元が父親と判明→替え玉捕獲し居場所特定狙う。その場でバーコフと父親が暗号で会話し意思疎通。が、写真を見たがった父親の態度からアマンダに親子とバレる。テロリストニキータを支援してたとCIAがアレックスを拘束。尋問からパキスタンのテロ情報。金目当てのサムがマイケルと一緒に救出。 |
解説 | ●NSAの替え玉を探す理由: 前回のグレアム副長官がパキスタンを匂わせ、ニキータへの架空口座持ち出したから。その辺の細工に必要な替え玉てことで。ついでにその架空口座はCIAをアレックス捕獲に向かわせるものに。 ●サムがアレックス救助に戻った理由: 大富豪アレックスの資産が目当て、借金取り対策。ブラックボックス売買益3億ドルはもう使ってしまったらしい。1ドル100円換算でも300億円。 |
シーズン4第4話~PAY-OFF
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S4E4『PAY-OFF』 |
あらすじ | サムのツテ=アヘン業者頼りニキータらがパキスタン入り→ショップ追跡→車椅子でないラモン発見し米空母狙うミサイル奪取。アヘン業者への支払いにアレックスがサム連れ凍結されてない資金の元へ。その場を監視してたショップ工作員を拷問し軍需産業MDK情報。バーコフ父親から居場所連絡→乗り込むがアマンダが米空母攻撃システム起動→奪ったミサイルでMDK産業のビル爆破。バーコフ父親、米大統領キャサリン・スペンサーら救出。MDK産業CFOフィリップはCIA秘密施設へ。ただし、MDKは単なる損切、死んだアマンダも替え玉だった。ショップ工作員からサム裏切りの話を聞いたアレックスがトラップ仕掛けて追跡。 |
解説 | ●マイケルとラモンの会話: マイケルは手の代償としてニキータを大統領暗殺犯にされた。心の叫びは「頼んでない。」ラモンが足の代償として作戦を強要されてると推測してたが、そうではなかった。 ●ラモンの仕事: 移動式弾道ミサイルを奪って空母を狙うのでなく、そこから準備基地の全システムを乗っ取るのが計画。つまり、パキスタン国内の全ミサイルを制御できるように。 ●バーコフ父親がPC渡された理由: ラモンが倒されたので、システム経由で全ミサイルを奪う必要があるため。 |
シーズン4第5話~BUBBLE
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S4E5『BUBBLE』 |
あらすじ | ニキータらが米軍基地で目覚める=勝利の朝。予想外の決断をしたのが上院議員チャペル「世間に隠さない。」→公聴会で真実発表しニキータに大統領自由勲章。上手く行きすぎで不審に感じるライアンが真相究明挑み捕獲→逃亡中に死亡。地下に潜ったアマンダの狙いは“グループ”乗っ取り。躊躇なく自殺する替え玉の忠誠心でエイドリアン説得し、全員にアマンダ自身への忠誠心。アレックスが疑うサムが意外な行動=命令聞いた→借金元に捕獲されたサム救助。 |
解説 | ●ライアンが納得しない理由: パキスタンにラモン居たからショップの作戦と気付いた、バーコフ父親にPC触らせたからIP連絡してきた→出来過ぎた偶然、と疑念。 |
シーズン4第6話~CANCELED
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S4E6『CANCELED』 |
あらすじ | グループのトップはエイドリアンと他7人。ライアン死亡に切れたニキータがアレックスを連れ上記7人を殺害。マイケルが制止に向かう。ニキータの怒り狂った逆襲は演技→一旦最厳重刑務所入りするも誘き寄せたアマンダも投獄し種明かし。すべてが終わり、アレックスは国連特使、サムはその護衛、バーコフは“オープン・ソース・アナーキー”、マイケルとニキータは海岸でくつろいだ後、結局、子供を兵士に仕立てる組織を潰しに向かいました。 |
解説 | ●マイケルがニキータ止める理由: 支配者側8人倒すと54人の替え玉が暴走するから。 ●エイドリアン邸を軍が包囲した理由: 自分が追われると面倒なアマンダがマイケルにニキータ居場所連絡。飛行機に入り込んだスローカム大佐がそれを聞き部隊を展開。 ●ニキータの狙いと周囲の行動: ニキータの狙いは替え玉リスト→公開させないようバーコフが妨害電波→マイケルが説得成功するもバーコフが別場所で通信準備し再挑戦→アレックスは制止→突撃されニキータが全員射殺するも倒され最厳重刑務所へ→ニキータ、アレックス、バーコフ拘束。 ●ニキータの策種明かし: ショップメンバー全員生存=拉致&麻酔銃→投獄。狙いは替え玉リスト公開でなくバーコフによる拠点捜索→54人の本物救出。海兵隊操る替え玉スローカム大佐利用し作戦遂行&アマンダを最厳重刑務所へ誘き出した。
『ニキータ/NIKITA』矛盾…ギリギリの打ち切り回避で全6話に押し込め→急展開ですごく分かりづらい構成に。熱狂的なファンならともかくシーズン3辺りのアマンダの心理戦は分かりづらく視聴率取れなかったのかな。
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ニキータ最後の言葉、
ヘレンは生まれながらに虐待を受け続けた被害者。そのポイントで攻めるのはあまりに非人道的。
大抵は沈黙状態で見てるポク太郎も「いや、そんなん禁じ手だろう!?かわいそうすぎ!」と叫んでしまいました。
ポク太郎はアマンダ様の手術台で前頭葉をいじられた訳ではありません。それでも替え玉のように忠誠心を示すのはやはりアマンダ様の魅力なんでしょうね。特にふくらはぎ付近。
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