相関図的解説｜ヴィーの復権～破滅の経緯

シーズン1-9話で一旦出所するものの結局シャバで行き場なく缶ジュースとクリップを盗みシーズン1-12話で舞い戻る。

そこで前回収監時に隠した保管庫のタバコ。保管庫係シンディに回収拒否されるが盗み聞きしてたスーザンが発見し届けます。

ヴィーはそのタバコで調理場ボスメンドーサに交渉。

黒人グループが遊ぶ向かいでヴィーに届けられたのはチョコレートケーキ。既に掌握したスーザンを手始めにテイスティ、プッセイ、食欲に勝てないシンディ、ジャネーを掌握しました。

そこでテイスティとの仲を裂く作戦。レズを理由に所内だけでの仲、と距離を置かせるように言いくるめます。

定例の映画観賞会。『シークレット・オブ・マイ・サクセス』上映中に遅れてきたのがプッセイ。いつもと違いテイスティが席取りしてくれず。隣のヴィー「遅れなきゃいいのよ。」

「仕方ないだろ」と強気のメンドーサがヴィー呼び出し→ヴィーは泣き落として交換条件「保管庫係のヒスパニックを調理場へ。」

目論見は不明ですが、レッドが“ヴィーの策略にハマった”とメンドーサに警告。

ヴィーはテイスティに図書係辞めさせ保管庫係に。保管庫に黒人が結集。プッセイが感付きヴィーを脅す中、ヴィーがタバコの製造開始。

ビジネス開始を喜ぶテイスティですが、プッセイは怒っています。

ヴィーはお調子者シンディが指示に従わないので販売係から外しプッセイに声→プッセイ「考えとく。」

ここで各人種ボスのやり取り。ヴィー・レッドから勧誘を受けるメンドーサはタバコで誘惑するヴィーを突き放し、レッドには「白人黒人の争いに巻き込むな。」

ここで、ブーがレッドを裏切り温室倉庫の新規密輸トンネルの話をヴィーに売ってしまいます。

薬物販売を疑うプッセイはニッキーに薬物を販売するテイスティを実際に目撃。

敵なしのヴィーは、プッセイに図書室明け渡せ、レッドに密輸トンネル共有命令などやりたい放題。

密造酒まで狙われたプッセイがヴィーに襲い掛かりますが、スーザンが返り討ち。ここからはプッセイはヴィーに対してオープンな敵対視。

“チクり会”と認識されるヒーリー主催のセラピーにプッセイが参加。スーザンが偵察しますが、監視不要と主張するテイスティに何故庇うとヴィーが切れます。

一方、レッドは密輸トンネル封鎖。それを受け年寄り囚らが勝手にヴィー刺殺の計画を立て、目が悪い実行犯タスリツが見間違えて別人を刺し、ヴィーに感付かれてしまいます。

ここで、完全に切れたプッセイがヴィーの商品破壊。理由は「テイスティ守るため」なので、テイスティが邪魔扱いされることに→シンディ、ジャネーまでがテイスティを疎外し始めます。

ここで嵐到来しトイレの水逆流→全員が食堂で就寝。白人－黒人グループが互いに襲撃を警戒。黒人らはまだテイスティを無視。

浸水被害防止のためたまたま図書室で鉢合わせたプッセイとテイスティが喧嘩した後、二人で状況を嘆きました。

一方、レッドが排泄物のバケツ処理中のヴィーを襲いますが、アホらしくなり止めて握手。でも、その後ヴィーが温室を訪れ、レッドを襲撃。一旦安心させ無防備を襲うのがヴィー。

スーザンは自分の記憶に自信がないエキセントリック囚人。ヴィーは「アンタがやってくれた」と信じ込ませます→スーザンが捜査官に自供。

食堂ではニッキー、ローナが“犯人＝ヴィー”は明らかと楯突きます。

これは後にニッキーの仕業と判明しますが、薬物が盗まれヴィーが錯乱状態でシンディを追求→シンディ、ジャネーがヴィーに失望しプッセイの元へ。

周囲に誰も居なくなったヴィーが疎外してたテイスティに歩み寄りますが、黒人グループは全員でヴィーを追放。

最初は“襲撃犯＝ヴィー”と口を割らなかったレッドがヒーリーに真相。ヒーリーは一旦は突き放すも明らかに非犯人なスーザンのアリバイをルスチェックに偽造させ、ヴィーの捜索を開始しました。

復権不可能を悟ったヴィーはレッドの密輸トンネルから脱獄→警報が鳴ったタイミングで入口に到着したのが病院から戻るローザを乗せたバン。

末期ガン患者ローザは余命僅かを宣告されてました。警報で混乱中、運転手ローナが「刑務所内で死んじゃダメ」とわざと車から離れローザ逃亡。

バンで逃亡するローザの前に出てきたのが脱獄囚ヴィー。

調子に乗る天下人ヴィーに横暴に席を取られたローザは、逃亡ついでにヴィーを轢き殺して行きました。