ポク太郎です。
オオゴトをしでかし別施設に移送されてしまったリッチフィールド刑務所の面々。
移送先がブロック毎の管理体制のため、人種よりブロック同士で対立するなどややこしくなって参ります。
どのブロックに誰が配属されるのか、鉢合わせるメンバー同士に過去どんな因縁があったのか、シーズン6でどんな人間関係が生まれるのかをサッと調べられるよう整理します。
『オレンジイズニューブラック』シーズン6までの を含みます。
リッチフィールド重警備刑務所のブロック管理体制
配属されたブロックにてメンバーが鉢合わせて物語が動くので、メンバー同士の過去の因縁の方が重要になります。
1.隔離棟 | それぞれ孤立した房で、ケンカの原因やけが人を一時的に隔離するための棟。暴動組がまず入れられた棟。 |
2.懲罰房 | 完全分離された独房。軽刑務所のとほぼ同等。 |
3.Bブロック | 老人、病人、マイノリティが入れられる通称フロリダ。楽園て意味だと思う。 |
4.Cブロック | 現在美味しい仕事を牛耳る棟。妹キャロル![]() |
5.Dブロック | 現在仕事が回ってこない棟。姉バーブ![]() |
6.精神病棟 | 精神異常者を入れる棟。これも軽刑務所のとほぼ同等。 |
シーズン5暴動の真相と行政側の思惑を先に整理


●MCC業務移管を原因とする看守暴走&劣悪環境。←ダヤの襲撃、マリアが暴動主導。
どちらもMCCの行き過ぎた経費削減策が原因。上記の結果、オオゴトとして起きた事件は、
◆主犯フリーダ)看守ピスカテラ監禁。←現在犯人不明。
◆過失SWAT)看守ピスカテラ死亡。←現在犯人不明。
◆主犯ニッキー)薬物バラマキ。←行政側の取引材料に。
◆主犯フリーダ)建設中止の屋内プールに要塞構築。←現在犯人不明。
知事・行政側の思惑は、
→首謀者テイスティでいい。ピスカテラ殺害犯にできれば効果的。
証拠・真相・正義など眼中に無い行政側のターゲットはテイスティ。
他は扇動者=首謀者捜索。つまり危険なのはマリア、ニッキー
、フリーダ
。
看守ピスカテラによる虐待動画が既に世間を賑わせていますが、そこ気にするのは株価下がるMCCで行政側はそんな気にしてないみたい。
Bブロック通称フロリダでの対立と因縁
Bブロック | 老人やマイノリティが入れられる、比較的管理の緩い棟。楽園て意味で“フロリダ”。 |
配属 | フリーダ![]() ![]() ![]() |
元々居た | バーセット![]() ![]() |
フリーダのBブロック入り理由と因縁
かねがね重警備行きを恐れてたフリーダ。その理由がシーズン6第3話『自分の身は自分で守る』で語られます。
キャロルらは世間が記憶するほどの凶悪事件の犯人なので、重警備では生きれないと常々口に。
惨殺を確信するフリーダは重警備に移送されすぐにリストカット。それを叱るのは親友レッドでした。
事前にフリーダが知ったのはシンディが遺したメモから得たピスカテラ死亡。暴動中、屋内プールでSWATを待ち構えたフリーダ組でしたが、死亡の件は知りませんでした。
暴動中の刑務官死亡は当然オオゴト。首謀者はタダでは済みません。
事前に情報を得たフリーダは漂白剤で手の震えを自作自演→親友レッドを主犯に仕立て、Bブロックへ配属されました。
スーザンのBブロック入り理由と因縁
隔離棟で幻覚を見続けるスーザン。その精神的負荷の理由がシーズン6第1話『一難去ってまた百難』で語られます。
殺人犯に仕立てられると確信するシンディがスーザンに口止め。隠すことに耐えられないスーザンに莫大な精神的負荷が掛かり、幻覚を見続けることに。
尋問時にも意味不明な供述。ただし、スーザンの場合は演技でなく明らかなパニック。弁護士が同席&物置に居たと供述→Bブロックへ配属。
スーザンの場合特に因縁はありませんが、同じくBブロックへ配属されたバカ代表ドゲットとのカオスコンビが出来上がります。
ドゲットのBブロック入り理由と因縁
暴動中、看守チャーリーの家でやり過ごしたドゲット。逃亡できた理由はMCCリンダが暴動中の囚人としてカウントされてたから。
同じく脱獄したチャンがたまたま発見され、坊主頭にされたリンダの正体も判明。マヌケ行政もやっとカウントができるようになります。
国外脱出まで計るチャーリーと一緒に居たディクソン
の前にまで姿を現したドゲットでしたが、指名手配放送され自首しました。
CEOを恐喝しMCC副社長に昇進した上、視察中だったリンダにヤジを飛ばすのがその捕まったドゲット。
リンダが暴動中にすり寄った相手はブー、ブーの全情報を知ってるのは仲良しドゲット。クソ部屋でも語り合ったし。
→黒歴史を暴露されたくないリンダがドゲットのBブロック配属を決めました。
ドゲットもBブロック内では因縁無し。タコ殴りにされたパイパーはCブロック、突然歯向かってきたリアンとアンジー、仲良しブーは別の移送先です。
Cブロックでの対立と因縁
Cブロック | 現在キャロル![]() ![]() |
配属 | パイパー![]() ![]() ![]() ![]() |
既に配属 | 怪我をしたアレックス![]() ![]() |
パイパーのCブロック入り理由と因縁
嫁アレックスを探し続けるパイパー。隔離棟内で必死に情報を求めました。
行政側が隔離棟メンバーに暴動に関する尋問。そこでピスカテラ死亡を知ったレッドが必死に仲間に伝えようとします。
“背の高い奴死亡”と聞き、パイパーがアレックス死亡と勘違い→ヤケになってレッドがピスカテラ拷問しようとしたと供述。
パイパー自身はテイスティが燃やしたチートス動画から暴動参加者と判断され刑期+6カ月。怪我で隔離棟に居たバディソンとCブロックに納まりました。
因縁はアレックス探すため医務室に行きたがるパイパーをいきなり怪我させたバディソン、ヤケになってピスカテラとの関係を供述してしまったレッドが同じCブロック。
パンツビジネス模倣されトラブル→パイパーの腕にナチスの焼き印を押したマリアはDブロックですが、その配下フローレス、ジルコニアが同じCブロックに。
メンドーサのCブロック入り理由と因縁
息子ベニーを叔母ルーデスに託した後、フリーダ組にSWAT突入を知らせようと屋内プールに行ってしまいそこで捕まったメンドーサ。
ベニー見舞いの交換条件=人質解放を横取りしたのがシーズン1出産時から面倒見てきたマリア。当然鉢合わせ時には乱闘。
信仰の自由主張→礼拝中、聖母マリアで暗号化→フローレスに刑期延長の話伝え、マリアが暴動の扇動者と事実を供述させます→マリアは刑期+10年。
メンドーサはCブロック行き、後からフローレスも。
因縁は調理場担当の長いフローレスと、白人サイドの調理場ボスレッド。親友アライダの娘ダヤはDブロック。
ただし、シーズン6第6話『それぞれの子宮事情』から悶着。
ルスチェックを見つめ続けるジルコニアが嫉妬→同じく嫉妬深いバディソンに立場狙ってると吹き込み→嫌がらせの後Dブロックに移動。
Dブロックに居るのは因縁の裏切り者マリア、親友アライダに託された娘ダヤ。
また、調理場からの転職で揉めた相手フラッカもDブロック。パンツビジネスパイパーから金盗んだと疑われた際に庇って仲直り済ですが。(シーズン3母親の病気はホントってヤツ)
フローレスのCブロック入り理由と因縁
メンドーサの助言通り、事実を供述したフローレスはCブロック。刑期延長なし。
同じCブロックでの因縁は暴動中対ピスカテラ戦で共同戦線を張った戦友レッド、元ヒスパニックボスメンドーサ。
パイパーは一緒にテーブル立ち応援した程度。トイレに隠してたフローレスの携帯をパイパーが看守に差し出したことはバレてないので。(シーズン1の局部写真流出事件時)
でもフローレスのテーブル立ちの原因は“ギャング形成の恐れ”とピスカテラを煽ったパイパー。それによる嫌がらせに抵抗した結果。(シーズン4)
ただし、シーズン6第7話『風向きが変わるとき』から少し関係が変わります。
近づく口実として子供欲するフローレスに人工授精の話。準備を整えますが必須材料は恋人ディアブロの液体ソース。
ここで別経路から依頼。ヤク中になりDブロックを窮地に陥れたダヤが「Cブロックの薬回してくれ。」→交換条件としてダヤを運び人に指名し、無事液体ソースを入手しました。
ただし、気付いたCブロックがダヤをリンチ、同じく人工受精中の二人もリンチ→医務室送り。レッドだけでなくニッキーともおバカな関係が構築されました。
レッドのCブロック入り理由と因縁
頼れるボス故か、周囲から代表者として供述されてしまったレッドがCブロック入り。刑期延長。
まず周囲が行った供述。
●刑期70年と脅されたニッキーが父親弁護士に強要され「レッドが扇動者」。
●重警備に戦々恐々とするフリーダが「レッド首謀者」。
いづれもレッドが“自分の家族”として守ってきた人物。ただし、パイパーはいつものマヌケ理由&平謝り、ニッキーは事前相談アリ&ニッキー守るため仕方なし。
それにより、シーズン6第8話『悪知恵のヒーロー』から新たに複雑な人間関係が形成されてしまいます。
ただし、キャロルの因縁はDブロックボスの姉バーブ。互いに命を狙い合う姉妹。
医務室で手当てを受けていたニッキーの横に運び込まれたのが賞味期限切れの薬で異常をきたしたバーブ。初対面のニッキーが得意技のヤク抜きで運悪くバーブの信頼を勝ち取ってしまいました。
互いに命を狙う姉妹ボスそれぞれの配下に互いを想い合うレッドとニッキー。ニッキーは板挟み地獄へ。
因みにニッキーが医務室に居た理由も、心配なレッドの様子探るため同じCブロックフローレスに接近→人工授精のためダヤと取引→バレてリンチ→医務室。まさに運命の板挟み。
Dブロックでの対立と因縁
Dブロック | 現在バーブ![]() |
配属 | ニッキー![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
既に配属 | 暴動終盤早々に投降したローナ![]() ![]() |
度々面会 | 現在一般人であるアライダ![]() |
ニッキーのDブロック入り理由と因縁
弁護士である父親の命令により、レッドを売って刑期延長を免れたニッキー。
姉妹扱いのローナが同ブロックで、妊娠騒ぎに付き合わされることになりますが、それ以外で因縁も関わりも無いのでCブロックレッドの項参照。
シンディのDブロック入り理由と因縁
シンディはユダヤ系のツテで弁護士確保。また、絶対に自分が犯人に仕立て上げられると確信しピスカテラ死亡の真相を語らず。
指紋が出て誤魔かしきれなくなり、テイスティの名前を挙げてしまいます→行政側にとって都合の良い名前→徹底的に誘惑。シンディは罪悪感を抱えたままDブロックへ。
ローナ、フラッカと再会。が、シンディはテイスティ以外とは因縁も関係も特になし。スーザンはBブロックなので会えるのは中庭のみ。
ヴィー健在の頃、調理場担当ヒスパニックのシャワー室壊れ黒人の占拠→フラッカと揉めてた位。レッドのトウモロコシ食ったとか。
ダヤのDブロック入り理由と因縁
看守ハンフリー殺害犯としてDブロック入りしたダヤ。看守殺害なので終身刑。看守ヘルマンらからしつこく虐待を受けてしまいます。
それで必要となるのが鎮痛剤→ヤク中へ。シーズン6ではサブボスダディと濃厚関係に。
ダヤが過去関係したのは母親出所で仲間を探し同じヒスパニックのマリアに接近した位。でもその関係を母親の親友メンドーサに止められておりました。
マリアのDブロック入り理由と因縁
暴動を主導したドミニカ系ボスマリアはDブロック。
マリアはパンツビジネス模倣し刑期延長→暴動首謀者→刑期延長決定してないこと知り暴動不参加組へ、出産時の面倒見た恩人メンドーサの手柄を横取りした裏切り者。
看守ヒーリーがシーズン1の審議会選挙で立候補もしてないパイパーを当選させたとき、同じく立候補なしなのに当選させたのがマリア。なので一応リーダー資質と見られる人物。
でも素性がバレてきたのか周囲に誰も居なくなります。メンドーサはもちろんのこと、ずっと調理場で一緒だったはずのダヤ、フラッカとも関わらず孤立状態。
関わりが強いのは暴動の被害者。看守ディクソン、マカロウ
が暴動主導者マリアからの虐待を忘れられずPTSD状態。
ただし、ルスチェックは平気っぽい。やはりそーいう分野では強靭。テキトー人間の取り柄。
テイスティのDブロック入り理由と因縁
行政側から陥れられつつあるテイスティ。
現在罪悪感で会話しないシンディはずっと一緒に居ましたが、意外にニッキーらとも関わりがありません。
シーズン1初っ端にアイスの袋か何かをテレビ近くに置いたとフラッカと取っ組み合いのケンカした程度。思い起こせばフラッカて方々でケンカしてる。
ただし、再会したのが看守タミカ。勤めてたファーストフード店での同僚&友達でした。そのタミカからの支援も受け、不正な裁判に抵抗していきます。
ローナ・フラッカのDブロック入り理由と因縁
早々に投降したローナとフラッカ。
ローナはニッキーが同ブロックに居るので安泰。頭の中は妊娠のことで一杯。
フラッカは相方マリッツァが別施設で、相方代理を探し続けます。ローナを物色するもなんかヤバそう…、という訳で意外な相方はシンディ。
因みにマリッツァはシーズン6には登場しません。(こう書くとシーズン7の になるが。)
Dブロックに関わりが深い一般人アライダ
既に一般人のアライダ。
辛すぎる出所後のシャバで、娘ダヤが面倒見てきた多数の兄弟姉妹=自分の子供を引き取ろうと奮闘します。
関わるのはサプリと看守長ホッパー。恋人セサル公認の関係を築きます。
関わりが強いのはやはり娘ダヤと親友メンドーサ。娘代わりにしてたのはフラッカでなくマリッツァなので、他のDブロックメンバーとは深い関わりはありません。
中盤シーズン以降重警備が映される場面では、ことあるごとに誰も覚えてなさそうな目が悪い囚人タスリツを画面に映す芸の細かいドラマ。
シーズン6で重警備が主舞台となりますが、同じく居る筈のステラやミス・クローデッド
はお顔を出しませんでした。ちょと残念。
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