ポク太郎です。
暴動が起きてしまったリッチフィールド刑務所。直接の原因はある囚人の死因押し付け合い後に所長カプートが部下の看守を守ったから。
が、そこに至るまでの根本的な原因を振り返ります。根本原因は主人公パイパー・チャップマン。
『オレンジイズニューブラック』シーズン5に至るまでの を含みます。
60秒で復習するリッチフィールド刑務所暴動の根本原因
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軌道に乗ったパイパーのパンツビジネス。が、刑務所の統廃合により大量の移送組→ドミニカ勢の台頭。 |
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ビジネスを真似され妨害されるパイパーの対抗策は看守ピスカテラ。不安を煽りドミニカ勢に嫌がらせ身体検査。 |
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パイパーは治安維持隊を任されるが意図せず人種差別の方向へ。煮え湯を飲まされたドミニカ勢ボスマリアがパイパーにナチの焼き印。 |
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一人になったパイパーがやっと以前からのアレックスの悩み=死体の件認識し反省→継続するドミニカへの嫌がらせに共に対抗。また問題の死体発見され厳戒態勢。 |
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囚人全員を巻き込む抗議の意思表示中に混乱発生し、押さえ付けられたプッセイ死亡。 |
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責任転嫁しか頭にないMCCに抵抗したカプートがプッセイ死亡させた看守ベイリーをかばい暴動発生。 |
パイパーの行動に深く関わる登場人物
関連キャラ-パイパー・チャップマン
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富裕層なのに自ら道を踏み外した変わり者: パイパー・チャップマン |
俳優:パイパー役女優テイラー・シリング | |
刺激が欲しい変わり者富裕層。 アレックスは売人。そそのかしてパイパーを運び人に。別れ話直後にアレックスの母親の死。嘆願聞き入れずパイパーが置き去り→アレックス逮捕時に名前挙げる→パイパー服役。 シーズン2で売人ボスクブラに関する証言で司法取引。パイパーに証言するなと指南したアレックスが証言し釈放。 証人保護アレックスがクブラの気配恐れ逃亡計画→聞いたパイパーが親友ポリーに通報させアレックス再収監。 チクった件告白し激怒されるがそのうち仲直り。が、パイパーはパンツビジネス、アレックスはクブラからの刺客のことで頭一杯→別れ。 |
関連キャラ-デシ・ピスカテラ
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男性刑務所から異動した刑務官: デシ・ピスカテラ |
俳優:ピスカテラ役俳優ブラッド・ウィリアム・ヘンケ | |
イカツイ看守リーダー。移送組編入時に増員メンバーとして赴任。パイパーが色仕掛けに失敗するが、既にカミングアウトしてる少数派。 |
関連キャラ-マリア・ルイース
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ドミニカンマフィアボスの娘: マリア・ルイース |
俳優:マリア役女優ジェシカ・ピメンテル | |
シーズン1からヒスパニックメンバーとしてメンドーサに面倒を見てもらう側の人物。物語初っ端に所内で出産した方。S4第2話で回想シーンがあるがそこからボスキャラとして君臨し始める。 |
関連キャラ-ブランカ・フローレス
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ドミニカ女性の誇りは悪臭でも触らせないこと: ブランカ・フローレス |
俳優:フローレス役女優ローラ・ゴメス | |
眉毛が繋がる類人猿のような風貌。掌握術はシーズン4第9話の回想シーンで明らかに。 横暴な老人女性のメイド。仲良くなった庭師ダリオを主人が嫌がらせでクビに。夜中、主人の寝室にてダリオと密会→以降主人は口答えできず。 堂々と見せ付け、真っ向から抵抗するのがブランカの掌握術。 |
リッチフィールド刑務所暴動発生の根本理由詳細
1 |
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MCC経営となった刑務所で始まった時給1ドル高給役務=女性用下着製造。パイパーが布取り変更で+1枚作成可と看守に進言するも無視。 ひと昔前、東京で流行った使用済みパンツビジネスの話を聞いてたパイパー、弟カル作成の販売サイト“罪とパンツ・ドットコム”にてビジネス開始。 刑務所はハイエナの多い場所。が、パイパーは以下によりボスクラスへ。
・看守の組合設立チラシ見たフラッカが対価釣り上げ計り扇動→クビ。
・裏切ったステラを禁止品まみれにし重警備送り。 |
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2 |
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MCCによる統廃合で大勢力となったドミニカと白人が衝突。マフィアボスの娘マリアが台頭し、パイパーのパンツビジネス模倣開始。 危機感募るパイパーが対抗策。風紀を警戒する看守長ピスカテラに近づき、マフィア集団=ドミニカグループ発生を匂わせます。 ここから看守らによるドミニカンへの嫌がらせ=廊下を通る度に身体検査開始。 気を良くしたピスカテラがパイパーを治安維持隊の長に。その募集に集まったのはサンキーら人種差別グループ。意図せず人種間対立の方向へ。 |
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3 |
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サンキーが暴走気味。パンツビジネスをチクりマリアの刑期延長。パイパーはビクビク。また、ドミニカに捕まり腕にナチの焼き印を付けられてしまいます。 差別主義者サンキー接近以降は周囲がパイパーから距離を置いていました。一人になり落ち込んだパイパーはトウモロコシ畑のニッキー、アレックスの元へ。 ここでアレックスが、看守偽装し侵入した暗殺者エイディン殺害の話。 売人クブラに狙われてるとの話をずっと取り合わなかったパイパー、パンツビジネスに夢中になりアレックスを一人で悩ませたと反省。 |
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4 |
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ドミニカンへの嫌がらせが続く中、イケメン看守ストラットマンを切れさせたのはシャワーを浴びず体臭で抵抗したブランカ。テーブルの上に立たせられます。 ブランカは数日立ちっぱなし。反省したパイパーがブランカ支援し一緒に立たされることに。 外では拡張工事。トウモロコシ畑からアレックスらが隠したエイディンの死体発見→警報→封鎖。ブランカ、パイパーも部屋へ戻されます。 ここでMCCとの板挟み状態で統制が取れない所長カプートに対しピスカテラが反乱。命令を無視し勝手に囚人らに尋問。 この辺りからキチガイ看守ハンフリーの暴挙や白人ボスレッドを寝かさない等の凶行が目立ち始めます。 ただしエイディン死体の件は、看守ヒーリーにずっとそれを口走っていたローリーが犯人として隔離病棟へ。 |
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5 |
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囚人の間では人種を超え反ピスカテラの動き。 すぐ空中分解するも、レッドを寝かさないピスカテラが更なる締め付けを宣言すると、囚人全員がテーブルの上に登り抗議の意思表示。 緊張状態の中、ハンフリーの暴挙が原因で罪悪感にさいなまれるスーザンが異常行動→混乱→未訓練看守ベイリーに抑え付けられたプッセイが死亡。 故意ではないが看守が囚人殺害する大事件。が、MCCの方針は頭っから責任転嫁。結局スケープゴートに選ばれたのは看守ベイリー。 一応囚人想いで道義心もある所長カプートが会見本番でMCC方針を無視「看守ベイリーも被害者。」 経費削減のため秘書として勤めさせてた囚人テイスティが横で聞く→暴れ出し暴動発生。 |
まー原因はパイパーのビジネスを猿真似したマリアでもありますが、暴動に向かったのはピスカテラ使ったからてことで。
ここで取り上げたシーズン4の大トピックは「死体を埋めたアレックスが精神疾患ローリーに振り回される」「無名のボスパイパーの台頭」。
大きな話題同士も複雑に絡み合い次の大トピックへ。トピックが複数並列に進行する『オレンジイズニューブラック』の魅力です。
憶えてられないんだけど。
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