『オレンジイズニューブラック』の魅力は大量キャストと老朽化施設が複雑に絡む爆笑ドミノ倒し。何でこーなったっけ?と原因理由を振り返る相関図的解説です。
各グループのメンバーは下色使いで表示してあります。
囚-白人、囚-黒人、囚-ヒスパニック、囚-アジア系他、看守・管理側、一般人
ポク太郎です。
婚約状態で入所し、ややこしく移り変わるパイパーと婚約者ラリーの感情。
結局破局し、誰も居なくなったパイパーがペンサタッキー滅多打ち事件を起こしますが、その破局までの状況をまとめました。
『オレンジイズニューブラック』シーズン1の を含みます。
60秒で復習するパイパーと婚約者ラリーの破局
![]() | まだレズ疑惑の無かった頃、ヒーリーが審議会選挙で立候補もしてない大卒パイパーを当選させ発表。落選したペンサタッキーが逆恨み。 |
![]() | 悪友として距離を取っていたアレックスと親しくなるニッキーに刺激されパイパーも接近→テイスティの出所祝いパーティで二人でダンス。 |
![]() | そのダンスをペンサタッキーがレズビアン迫害者ヒーリーにチクり、面会予定あるパイパーが懲罰房へ。 |
![]() | 面会できなかったラリーが騒ぎヒーリーが連絡→アレックスとの関係知り疑心暗鬼へ。ラリーが出演したラジオ放送で刑務所内のゴシップ暴露→怒るパイパーに電話で伝えたのが“逮捕に至らせた密告者=アレックス”。 |
![]() | ラリーが面会で即結婚or別れる迫りパイパーが結婚を決意。でもラリーはアレックスとも面会しパイパーからの接近と真相知る。結婚決意したパイパーにはアレックス激怒。 |
![]() | パイパーが結婚申請書入手を電話で伝えるがアレックスと面会したラリーが別れ話。 |
色んな出来事に明確な相関関係が無いので非常にまとめくい内容。
恨んでるもパイパーと元の関係を取り戻したいアレックス。悪友として恨んでるもアレックスがやはり気になるパイパー。
結局、その二人が昔通りの会話ができるようになる機会を与えたのが、レズビアンとして敵視するヒーリーとペンサタッキー。
最終的には、一人になるのが怖いパイパーがアレックスを断ち切れず、ラリーに見捨てられた格好となっています。
パイパーと婚約者ラリーの破局に深く関係する人物
パイパー・チャップマン
![]() | トラブルに巻き込まれに行く主人公:パイパー |
パイパー役女優テイラー・シリング | |
大学卒業後に悪友アレックスと知り合い麻薬組織の現金運搬。10年後にその罪で起訴され服役。入所直前、収監間近なのに恋人ラリーがプロポーズし婚約状態。 |
ラリー・ブルーム
![]() | 精神的浮気は許せない主役の婚約者:ラリー |
ラリー役俳優ジェイソン・ビッグス | |
服役予定の主役パイパーに結婚を申し込んだライター。婚約者は服役中の記事がニューヨークタイムズに掲載。その後、知り合った人気ラジオ番組司会者に誘われラジオにも出演。 |
アレックス・ヴァウス
![]() | 主役パイパーを麻薬組織に引き込んだ元恋人:アレックス |
アレックス役女優ローラ・プレポン | |
パイパーを麻薬組織に引き込んだ悪友。同じリッチフィールド刑務所に服役。貧乏な幼少期時代から、母親にクールさで人を惹きつけるよう指南されパイパーのような裕福で危険を求める娘を引き込むのが得意。 |
サム・ヒーリー
![]() | レズビアン迫害刑務官:ヒーリー |
ヒーリー役俳優マイケル・J・ハーニー | |
リッチフィールド刑務所のカウンセラー刑務官。自分の権限を権力として振りかざす典型的な“人に好かれない”人物。レズビアンを目の敵にする迫害者。 当初は大卒で優秀なパイパーに好意的だったが、レズ疑惑発生と同時に豹変。“人に好かれない”のが原因でツンデレ具合が激しい病んだ人物。 |
ティファニー・“ペンサタッキー”・ドゲット
![]() | キリストを勘違いする囚人:ペンサタッキー |
ペンサタッキー役女優タリン・マニング | |
信心深いキリスト教信者。ただし、“神の起こす奇跡”がその根源で、それを信じないパイパーとぶつかる。 5回中絶した自分を見下した看護師を射殺→中絶反対派から支援を受ける結果なども“奇跡”を信じる要因。 |
きっかけはヒーリー主催の審議会選挙 第6話
- シーズン1エピソード6 『清き一票を』
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下らん揉め事をいちいち報告されるヒーリーが審議会復活を決定。審議会とは囚人組合のようなもの。選挙でメンバーが選ばれます。 黒人・ヒスパニック・白人・年配・その他グループから代表者。白人はレッドの推薦を受けるローナと神の奇跡を主張するペンサタッキーの一騎打ち。 揉め事を減らしたいヒーリーは大卒パイパーに期待しますが、“目立ちたくない”と断られました。 ヒーリーは思い通りにならないと権限を振りかざす嫌われ者。投票用紙を破棄し立候補もしてないパイパーを当選者と発表してしまいました。マリアも同じく立候補無し当選。 出来上がったのはペンサタッキーによるパイパー逆恨み構造。 パイパーのもう一つの問題は婚約者ラリーが“婚約者はムショの中”ネタでニューヨークタイムズへの寄稿が決まったことでした。 |
孤独嫌うパイパーと昔に戻りたいアレックス 第7~8話
- シーズン1エピソード7 『ランニングトラック』
- シーズン1エピソード8 『ロシアの運び屋』
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最初にパイパーの人柄と行動の実例。 以前、パイパーが無くしたドライバーを巡り懲罰房送りになっていたジャネーが復帰。ジャネーは陸上選手。運動場が閉鎖されトレーニングできない不安からヨガに悪態を付き殴られるトラブルが起きました。 審議会が茶番と気付き、またジャネーに対し罪悪感に悩むパイパー。 運動場解放をヒーリーに持ち掛けると交換条件“所内に持ち込んだ携帯で卑猥写真送ってる犯人捜せ”。 第六話での全員夢中の選挙中、唯一扉のあるトイレを満足そうに使用してたパイパーは隠された携帯を発見していました。ラリーとの面会時に犯人=フローレスとも察知。 で、犯人名隠し携帯差し出すも、ヒーリーが裏切り運動場解放せず。 たまたま話しかけられたのが新人看守フィッシャー。塀の外での顔見知りでした→運動場の話。親子ほど歳の違うフィッシャーを射止めたい管理職カプートへ話→運動場再開決定。 ここまでが“他人に嫌われたくないパイパー”の人柄・行動説明。 互いにギクシャクしてるが関係を取り戻したそうな二人パイパーとアレックス。 ラリーの新聞記事掲載パーティの最中にポリー出産など周囲の変化を聞きパイパーが孤独感を強めてた頃。 パイパーを逆恨みするペンサタッキーにアレックスが援護射撃し険悪に。乾燥機の修理に電工係パイパー→離れた隙に機械内部で手伝ってたアレックスをペンサタッキーが閉じ込め。 でもそのトラブルにより二人は通常会話できる関係に戻りました。 各人の大問題が並列に進行しややこしいので書いておくと、 ・テイスティが出所申請。 ・マリア出産し、子供と引き離される。 ・ダヤ妊娠が周囲に知れ渡る。 ・レッドの密輸ルートをメンデスが薬密輸経路として付け狙う。 ・薬問題でレッドがトリシア見放し。 |
一貫できない主人公パイパー・チャップマン 第9~11話
- シーズン1エピソード9 『涙の感謝祭』
- シーズン1エピソード10 『非行少女の償い』
- シーズン1エピソード11 『看守の恋』
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執拗にペンサタッキーを挑発するアレックス。一方パイパーとは元通りの関係。 出所するテイスティの送迎会でパイパーとアレックスがダンス→ペンサタッキーがヒーリーにチクりラリーと面会予定のあるパイパーを懲罰房送り。 同性愛を否定するキリスト教信者ペンサタッキーとレズビアン迫害者ヒーリー。 アレックスはペンサタッキーへ報復、が逆に眼鏡を折られるなど報復合戦。そんな中、売人レズアレックスと意気投合するのがヤク中レズニッキー。パイパーはその関係を気にしていました。 面会できないラリーは当然騒ぎ立てます。矯正局に知事の事務所へ抗議→事態を重く見たフィゲロア代理カプートが釈放を命令。 懲罰房でヒーリーに悪態を付いた後、幻聴を聞きながらコトの重大性に気付いたパイパー。ヒーリーに逆らわずアレックスに近づかずと誓うも、解放後アレックスを連れ出し再度関係を持ってしまいました。 ヒーリーは騒ぎ立てるラリーに電話→アレックスとの関係吹き込み。それを受けラリーはパイパーからの電話を無視、連絡が付かない期間が発生することに。 ペンサタッキーは神の癒し=「アンジーの頭痛」「ジャネーの膝」を治し人気者→パイパーが策。刑務所見学に来た子供に奇跡をとペンサタッキーけしかけて隔離病棟送りに。 でもパイパーがトリシアの死により不安になり自分のクソに悩まされないため正しい行動とカプートに自供しペンサタッキーを出しました。 そんな中、ラリーはパイパーと連絡を絶ったままラジオ出演へ。 アレックスとの浮気を重大視されてることを知ったパイパーが慌てて連絡。ヒーリーから話を聞いたラリーの追求にパイパーが白状→ラリーが切れて“逮捕に至らせた密告者はアレックス”と真実暴露。 各人の大問題が並列に進行しややこしいので書いておくと、 ・レッドの密輸ルート使いメンデスが薬搬入。 ・まだレッドに厳しく突き放されるトリシアが大量摂取で死亡。 ・ダヤ妊娠をメンデス潰しに利用しようとレッドらが画策。 |
トラブル避けられないパイパーとラリー破局 第12~13話
- シーズン1エピソード12 『汝の敵を愛すな』
- シーズン1エピソード13 『鮮血のクリスマス』
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一人が怖いパイパーが密告者アレックスを許すが、アレックスは一時的な慰め役が不満。密告の動機はやはり母親死亡時のパイパーの立ち去り。 隔離病棟から出されたペンサタッキーがパイパーに因縁。一旦パイパーが話を合わすも洗礼の段階で拒絶→ペンサタッキーの逆鱗に触れました。 現状の状態に耐えられないラリーが即結婚or別れるを迫りパイパーが結婚承諾、でも聞いたアレックスは激怒「もう頼って来るな」と警告し離れました。 ヒーリーによる結婚申請妨害があるも、刑務所に都合の良い情報を発信したいフィゲロアが亭主となるライターラリーの発信力期待し結婚申請書を渡します。 結婚申請書ゲットを伝える前にラリーがアレックスと面会。パイパー側から手を出した真実が伝わりラリー激怒→ここで破局。 ラリーにも捨てられ、アレックスにも捨てられまた一人。 その後のクリスマスパーティの最中、屋外でペンサタッキーがパイパー追い詰め。現場に居たレズ迫害者ヒーリーも見て見ぬふり。 “誰からも愛されない”と図星を突かれたパイパーが切れ、ペンサタッキーをボコボコの返り討ちにしてしまいました。 各人の大問題が並列に進行しややこしいので書いておくと、 ・結局再審査請求が通らなかったミス・クローデッドがちょうど囚人に厳しく当たるよう指導されてたフィッシャーに襲い掛かり重警備刑務所へ移送。 ・出所しても行き場が無かったテイスティが窃盗しわざと再収監。 ・ダヤとメンデスの密会をカプート目撃→メンデス無期休職。 ・メンデス自身が密輸する薬の件をベネットにチクらせ、レッドが調理場追放。 ・調理場取り戻し用の罠でジーナ大火傷→レッドが村八分へ。 |
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