ポク太郎です。
『オレンジイズニューブラック』シーズン4で発生したリッチフィールド刑務所の暴動。
暴動中は各人の立場、所内の各舞台で目まぐるしく動くので、着目するキャラ毎に数回に分けて解説。
本投稿で着目するのは所内一番のしっかり者グロリア・メンドーサ。
シーズン5までの
を含みます。
シーズン5の暴動に至るまでの状況
シーズン5暴動中の描写理解に必要な前提情報はこちら。連鎖し続けた複雑な原因、各キャラで異なる立場・主張をあらすじ付きで解説しております。
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メンドーサ 親友アライダに託されたその娘ダヤ守りたい。 |
シーズン5暴動中のメンドーサの行動全体像
30秒で復習するシーズン5~メンドーサの行動理由と変遷・結末
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後先考えず看守を銃撃したダヤ。銃保有が唯一のアドバンテージなのにその銃を何者かに奪われる大失態。 |
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刑務所一のアホコンビリアン、アンジーのズボン降ろしによりダヤから銃を奪った犯人がメンドーサと発覚。 |
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出所済の親友アライダと電話。互いに想い互いに真実言えず。が、アライダが噂聞きマスコミに確認した際出演依頼。 |
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難題を抱えるメンドーサに新問題“息子ベニー病院送り”→手回らなくなる。同時にアライダがTVで余計な発言→発砲事件ばれダヤ逮捕。結局互いに状況掴めぬままアライダとケンカ。 |
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ベニー見舞いの交換条件:リンチ覚悟したメンドーサ決死の「独断人質看守解放作戦」が失敗。が、ベニーの手術は成功しすべてを縁者ルーデスに託す。 |
メンドーサの立場に関連が強いキャスト
グロリア・メンドーサ
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ヒスパニック重鎮:メンドーサ |
俳優:メンドーサ役女優セレニス・レイバ | |
所内一番のしっかり者。シーズン4で出所した親友アライダが、同刑務所に一緒に服役する自分の娘ダヤを託したヒスパニックボス。
関係者はおば占い師ルーデス、息子ベニーベンジャミン・メンドーサ。服役理由はフードスタンプ使用した不正請求詐欺。 |
ダヤナラ・ディアス
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アライダの娘:ダヤ |
俳優:ダヤ役女優ダーシャ・ポランコ | |
入所以来ずっと母アライダが傍らに居た囚人。その母が出所し仲間を求めていました。
目を付けたのは同じヒスパニックで大所帯となったドミニカ系。が、クスリを扱いギャングを形成する問題児集団なので、関係持つなとメンドーサが説教していました。 関係者はシーズン3で出産した娘アーマリア。 |
アライダ・ディアス
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素行悪いが模範囚で出所済:アライダ |
俳優:アライダ役女優エリザベス・ロドリゲス | |
シーズン4で出所済のダヤの母親。ダメ母ダメ人間。が、犯罪者ではなく恋人セサルをかばって服役。
子供留守番させ男遊び、旅行用育児放棄、暴言、言いふらし扇動など非常に素行が悪いが、法に触れることはしないため自身も意外に感じる模範囚。そのため出所が決定。 ダヤ妊娠させた看守に「(義足→国のための後遺症なので年金)政府からいっぱい貰えんだろ!知ってんだよ!」、TV出演時の演技など“品の無い美人”役の演技が最高だと思います。 関係者は売人セサル。 |
メンドーサによる発砲したダヤ防衛策 第1~3話
- シーズン5エピソード1 『暴動に乗り遅れるな』
- シーズン5エピソード2 『フリーダが昔取った杵柄』
- シーズン5エピソード3 『連れション姉妹』
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まず起きたのはダヤのハンフリー銃撃。
禁止品である銃を持ち込んだのはハンフリー。廊下で銃落とし転がった先がダヤの目の前。銃を構えるダヤに煽る囚人ら。結局発砲しハンフリー重体。 囚人らは殴る蹴るの暴行。差別主義者サンキーだけでなくかわい子ちゃんキャラマリッツァまで。ネズミの赤子を飲まされた恨みと思われます。 ダヤを守るべく動いたのはメンドーサ。公人殺害は終身刑すらマシな方。つい最近分かり合った元消防士バーセットの救急医療を頼り治療依頼。 ダヤの耳に入ったのは「看守に対抗するため犠牲になってくれた。」コトの重大性に気付き壊れるダヤがカプートオフィスでどこかへ電話。そこで襲われ何者かに銃を奪われました。 ここでしゃしゃり出てくるのがパイパーのパンツビジネス真似しチクられ刑期延長されたマリア。銃渡せばマリアを首謀者に仕立てられますが肝心の銃なし。 礼拝堂でのマリア演説で暴動開始。が、メンドーサは「時間稼げ」と鎮静化狙い、また銃無くしたと相談に来たダヤに「横で大人しくしてろ。」 暴動のきっかけは二つ。黒人が重視する「プッセイ死亡」と他が不満抱く「劣悪環境」。 要求事項の打合せでは黒人とマリアが同調。メンドーサは本暴動に関わる全ての恩赦を要求。明らかにダヤ守るため。 |
メンドーサの策ばれダヤ戦意喪失 第4話
- シーズン5エピソード4 『リッチフィールドでスター発掘』
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長引く暴動。人質の看守らを一か所に閉じ込め監視中。
この時リアン、アンジー間で流行ってたのが“ズボン降ろし”。命の危険を感じ必死で逃げ回る最中のジュディ・キングも被害に会いました。 同じく被害に会ったのはメンドーサ→脱がされた瞬間銃がゴロン。ダヤを襲ったのはダヤ発砲の隠蔽策を思案するメンドーサでした。 問題はその銃を掴んだのがアンジーだったこと。刑務所内一番のアホが最大権力を握ってしまい無茶苦茶な状況に。 結局ダヤが戦意喪失、屋外の“暴動不参加組”へ。 |
親友アライダとメンドーサすれ違い 第5、6話
- シーズン5エピソード5 『白人の「ドリームガールズ」』
- シーズン5エピソード6 『燃える激辛スナック』
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暴動不参加を決めたものの勝手な世話されダヤは納得行かない様子。
ここでちょっとすれ違い事件。 出所したアライダにメンドーサが電話。アライダも就職活動上手く行かず。互いに想い互いに真実言えず。 テイスティが暴動中だとSNSで散々宣伝するも世間は興味なし→相当な時間経過後やっと暴動のニュース→メンドーサの嘘がばれてしまいました。 アライダがマスコミに連絡→元受刑者と知れると出演依頼→TVに出演決定。 |
メンドーサに新問題=息子ベニー入院 第7、8話
- シーズン5エピソード7 『下の毛全部でチョコ半分』
- シーズン5エピソード8 『トロッコ問題』
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フリーダの準備した屋内プールに誘われ束の間のリラックスを満喫してたメンドーサですが、ここでアライダでなく別から連絡。息子ベニーが襲われ病院に搬送とのこと。
連絡も取れず業を煮やしたメンドーサが仮設トイレに監禁中のカプートに嘆願。暴動中で打つ手なしのカプートはMCCへの連絡方法を教えました。 自分の息子ベニーで手一杯のメンドーサがダヤに電話渡し「アライダと話せ。」 不幸にもそのタイミングで悲劇。脱出したジュディ・キングとアライダがTVで共演中。 テイスティらとのやり取りからプッセイ事件を重く捉えた著名人ジュディ・キングが世間へオンエア。そこへアライダが特別待遇の件で口挟み論点ずれ→ダヤ発砲事件の話へ。 問題は「アライダが知った」でなく「ダヤ発砲事件はまだ漏れておらず暴露の必要なかった」てこと。 アライダの余計な発言により「著名人による刑務所の惨状周知」「レッドのハンフリーなりすまし作戦」「知事代理フィゲロアとテイスティの恩赦交渉」がすべて失敗に。 シーズン5第8話の回想は「母アライダの助言聞いてすべてを失う娘ダヤ」。ダヤはメンデスの母親パウエルに電話→娘アーマリアを託し、フィゲロアの元に出頭しました。 |
アライダと喧嘩&決死の作戦失敗 第9~13話
- シーズン5エピソード9 『体のほてり』
- シーズン5エピソード10 『やる事なす事すべて裏目』
- シーズン5エピソード11 『天井の向こうに』
- シーズン5エピソード12 『タトゥーで示す愛の解釈』
- シーズン5エピソード13 『ストーミー・ウェザー』
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メンドーサはMCCと電話。息子に会わす条件は人質解放。
外では到着したアライダが拘束されるダヤを見つめていました。メンドーサに電話し喧嘩。互いを想い秘密にしたことが原因で喧嘩別れになった皮肉な結末。 自分の息子で頭一杯のメンドーサは人質解放策=見張り役に立候補。全員からのリンチを覚悟した決死の解放作戦でした。 この時、リーダーとして暴れてたマリアが、まだ審問終了前で刑期延長未確定と新事実知り“暴動不参加組”に合流していました。後を継いだのがその腹心ウィジャら。 ウィジャの目を盗み看守一人づつ仮設トイレへ。ここで、戦線離脱した自己中マリアにメンドーサが作戦内容を教えてしまいます。 最後の一人を出したところで、マリアの裏切り=既に全員連れ出し済が発覚。結局解放作戦がばれウィジャがメンドーサを拘束。 交渉相手テイスティによる人質解放でないと事態を把握した知事サイドが突入決定→制圧部隊SWAT突入。 拘束に意味がなくなり解放されたメンドーサはSWATから隠れながら電話→ベニーの手術成功伝達。ルーデスにすべてを託しました。 メンドーサは、建設中止となったプールに隠れる“フリーダ組”に突入の状況知らせ合流。全員手を繋ぎSWAT部隊を待ち構えました。 |
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