ポク太郎です。
Windows10の大型アップデートのタイミングでHDDがクラッシュしてしまいました。
自分に言い聞かせるためにいつも書いてること。
他を要因とするトラブルが露呈し原因を見誤ること多し。
今回も見誤り、大被害を被ってしまいました。
ブログの更新が滞ってるのはそのせいということにしておきます。
《まず確認!》Windows更新→HDDのエラーチェック
- パソコン内部のメモリモジュール接触不良
- ハードディスクの破損
PC起動、システム終了遅すぎ、パソコン電源入らない原因にも。まず抜き差し確認。
今回、発見が遅れた後者HDD破損について。パソコンの反応が遅い、HDD100%張り付き問題が発生した場合には、最初に確認すべきこととして以下に確認方法。
大被害に繋がる事柄だし即確認できるし、Windows更新時には毎回チェックしてもいい位。
不良クラスタ発生によるハードディスクアクセスエラー確認方法
コンピュータの管理を開き、
左枠内のイベントビューアー-Windowsログ-システム選択。 真ん中枠内の、 表題「レベル」をクリックし、赤い「エラー」が出てないかを探して確認。 |
方法1】デスクトップ上の「PC」アイコン右クリック-「管理」選択。
方法2】画面左下田マーク右クリック-上から8番目位「コンピュータの管理」選択。
上記画像には「デバイス\Device\Harddisk2\DR2に不良ブロックがあります。」と表示されています。
“ハードディスクがいかれた”てことなので、早急にデータの移動を行います。これが真っ先に確認すべきこと。
HDD100%張付に繋がる機能チェックリスト
以下はHDD100%張り付き問題に関係しそうな機能の停止方法。
1.ウィンドウズ10監視機能の停止方法
停止する方法はコンピュータの管理を開き、
タスクスケジューラ-タスクスケジューラライブラリ-Microsoft-Windows-Application Experience選択。 真ん中窓内の、 Microsoft Compatibility Appraiserを右クリック→「終了」、再度右クリック→「無効」。 念のため、その後再起動。 |
方法1】デスクトップ上の「PC」アイコン右クリック-「管理」選択。
方法2】画面左下田マーク右クリック-上から8番目位「コンピュータの管理」選択。
マイクロソフトがユーザの利用状況を収集するためのもの。名称は「Windowsによるユーザの利用状況収集プログラム」らしい。
HDD100%張付症状の要因ともなりユーザーが自分のPCを使えない状態に陥る場合も。利用状況調べるために利用できない状態にしてどうすんだ?
2.SysMain-SuperFetch機能の停止方法
停止する方法は同様に、コンピュータの管理を開き、
サービスとアプリケーション-サービス選択。 真ん中枠内の、 SysMainをダブルクリック-「停止」ボタン押した上、「スタートアップの種類:」のプルダウンメニューを「無効」に設定。 |
これはアプリケーションの起動を高速にするためのもの。
が、特に速さを感じないし、そんなことよりマイクロソフトにHDDを触って欲しくないのでうちでは無効設定。
3.Windows Searchの停止
停止する方法は同様に、コンピュータの管理を開き、
サービスとアプリケーション-サービス選択。 真ん中枠内の、 Windows Searchをダブルクリック-「停止」ボタン押した上、「スタートアップの種類:」のプルダウンメニューを「無効」に設定。 |
これはメールやテキスト文書も含むHDD内部情報にインデックスを付け、ファイル検索を高速にするもの。
どの道遅いし、そのために常にHDDガリガリなら投資対効果が最低パフォーマンス。なのでうちでは無効設定。
情報の管理元はあくまで自分。しっかりカテゴリ設定して探しやすいファイル構成を構築すべき。他人が探すなんて更に低頻度→それこそ劣悪パフォーマンス。
4.Windowsストアの更新停止
※Windowsストアを使ってる場合は停止してはいけません。
停止する方法は、
画面左下田マーク左クリック-上から3番目すべてのアプリ-Microsoft Store選択。 アプリ内の、 右上「…」内の「設定」→「アプリを自動的に更新」をオフに。その他もすべてオフ。 |
自分はマイクロソフトの製品なんてOS以外絶対使わないので全部オフ。
5.HDDコントローラのMSIモード停止方法
何やらファームウェアに不具合がありMSI(Message Signaled Interrupt)モード有効時、SSDの読み書きに異常をきたすとか。HDDと同タイミングでアクセスするSSDなので念のため。
解決手段はそのMSIモードの無効化。まず作業全体の流れを下で。詳細はその下のリンクMiniToolのページの【方法1】です。
1 | デバイスマネージャーで標準SATA AHCIコントローラーを探す。 ドライバにStorAHCI.sysが使われてるか確認。 ・使われてない→要因はこれでない。 ・使われてる→2へ。 |
2 | デバイスマネージャー上で「デバイスインスタンスパス」を調べる。凄く長い文字列。 「PCI\VEN_8うにゃ&DEV_1C00&SUうにゃうにゃ58&REV_0ウニャウニャウニャ5&0&FA」みたいな。 |
3 | レジストリエディタで上記「デバイスインスタンスパス」を探し、MSISupportedキーの値を「0」に変更。 |
4 | デバイスマネージャー上に標準SATA AHCIコントローラーが複数表示されてる場合はその分だけ繰り返す。 |
方法1】デスクトップ上の「PC」アイコン右クリック-プロパティ-→開いた窓左「デバイスマネージャー」選択。
方法2】画面左下田マークを右クリック-上から5番目位の「デバイスマネージャー」選択。
〇レジストリエディタを開く方法。
方法1】C:\Windows内の「regedit.exe」をダブルクリック
方法2】画面左下田マークを右クリック-下から3番目位の「ファイル名を指定して実行」選択→「regedit」と打ち込み「OK」ボタン。
こちらがハードディスク関連の管理ソフトを販売するMiniToolのページ。
ページ内に要因&解決方法が10コ位記述されています。話題にしてるのは方法1。若干手間が掛かる手順なので上で作業全体の流れを把握してから。
6.HDD節約-swapfile.sysの削除方法
HDD100%張り付き症状とは直接関係しませんが、膨大な容量のswapfile.sysファイルの削除方法。
こちらのページを参考にどうぞ。
7.その他P2P、IPv6、OneDrive停止など
HDD100%張付症状の原因は他にもあり他の解決法が必要な場合も。Peer2Peer機能の停止、TCP/IPv6使用せず、OneDriveを停止するなどはこちらのページも参考に。
PCdepotとはパソコン、スマホ、その他周辺機器を販売するメーカ。
ここ二週間くらい悩まされた問題。怒り狂って書き殴った本投稿。
Windows10の大型アップデートで誘発されたようにも見えますが、結局HDDの破損が原因でした。
PCにHDDを繋ぐと延々とHDD100%。
どうにもデバイス内を覗けず、使用したのはUbuntuPC。UbuntuはNTFSディスクのアクセスも可能なのでそちらでサルベージ。
でも大事なファイル十数個消失してしまいました…。
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