DIY|キーボードのレール向けテーブル長さ調整に苦労

ポク太郎です。

自作の簡易PCデスクを作る際に使用するキーボードスライダ金具ですが、それに取り付けるテーブル板の長さ調整にいつも苦労します。

んで、その対策に今更ながら気づいたので投稿します。

何言ってんのかサッパリ分からないタイトルなので、一項目にその意味を図解してあります。


長さ調整!?意味不明なタイトルをまず説明

言い表したかったのはコレのこと。

キーボードを置くための板Aの長さをうまく調整しないとスライダーの動きが渋くなり快適に使えません。その板Aの長さ調整にいつも苦労してる、て話。

DIY|キーボードのレール向けテーブル長さ調整に苦労

今更ながら気づいた解決法は、上図の下の絵のように「ゲタBを履かせる」。

それで、板Aの長さ調整に余裕が作れるので“少し短め”にしてやればすべて解決します。板AゲタBの結合はネジでもOK、木工用ボンドでもOK、何なら両面テープでも。

本投稿で伝えたかったことはこれでおしまい。

でも、せっかくなので以降に自作の簡易PCデスク制作風景を。

自作簡易PCデスク構想~STEP0

手持ちのPCケースの寸法を測りました。写真を撮り忘れたので何の意味も無い測定結果ですが、まぁこんな感じ。今回はマイクロATXのPCケースが十分における簡易台を作る計画です。

マイクロATXを考えると、幅19㎝、高さ37㎝、奥行き42㎝準備しておけばうまく入りそうです。

PCケースの寸法調査

横幅最小にしたいので、キーボードの長手方向を測定(おおよそ42~43㎝)し、そこからデスク幅を算出します→キーボードを乗せる板幅を44㎝、角材3㎝・スライダを考慮し全幅を52㎝へ。

そうやって幅を設定するとマウスの操作場所が無いので、PCケースとの隙間を狙いぶら下がりマウス台を考えました。

自作簡易PCデスク-設計図面

最小を狙うならパソコンを右向けて奥行きを最小にするのがベストですが、まぁ今回はこれで作ってみます。

簡易PCデスク製作開始~STEP1

ホームセンターにて板材購入。サブロク板をカットサービスにてカットしてもらいました。

入手したのは52x42x1.2㎝を2枚、44x42x1.2㎝を1枚、角材3㎝=赤松在を200㎝。目から血が出るほど値上がりが激しかったので一番安い針葉樹合板を選びました。

自作簡易PCデスク-ホムセンカット

家に持ち帰り、角材の切り出しを済ませて仮組した様子。

自作簡易PCデスク-仮組

柱が結構長いので長めの木ネジでガチガチに接合してやらないとグゥナグゥナになってしまいますね。ソコが要注意ポイント。

詳細解説『グゥナグゥナとは?』。試しにGoogleで“グゥナグゥナ”を検索すると勉強になるかも。

長い角材と板材の結合は直角クランプが便利~STEP2

今回は天面板に50㎝近くの長い角材を接合するので作業が不安定。そんな場合に重宝するのが直角クランプ

自作簡易PCデスク-直角クランプ

直角に接合したまま固定し、木ネジ打ち込み作業を安定化させます。角材と天板を直角クランプで固定し、木ネジ用の下穴掘り。安定して作業が行えます。

テーブル組み立ての様子-板と角材のネジ結合 直角クランプ使用風景-テーブル板と角材の木ネジ結合

四つ足モノなら2つあれば写真のように対角で使用し作業可能です。

ガチガチの安定した台にしたいので、使った木ネジは6.5㎝。長いのをガチガチにネジ込みます。写真中に見えるコーススレッドと書いた箱がそれ。

また、必要なのはネジ頭の埋め込み。ネジ頭が飛び出てると何かと不都合です。

径の大きなドリルで掘ろうとすると、特に針葉樹素材の場合はサカムケ起こし引っ掻き回してしまいます→ドリルの固定部をゴリゴリ回して木材に擦り付けネジ頭部を凹めます。

自作簡易PCデスク-ネジ頭のキレイな埋め込み

切れ味悪くて引っ掻き回すなら、『切れ味無いヤツ擦り付けてやれ』作戦。

キャスタのキレイな取り付け~STEP3

まず、どうせ必要になるACタップを奥の柱に取り付けておきます。

自作簡易PCデスク-ACタップも備え付け

次に重要なキャスタの取り付け。ガッシリ付いてないと動きが鈍くなり動かすのにイライラするし、またできるだけ外周近くに取り付けた方が安定します。

やっぱりガッシリさせるためには長い木ネジ。3㎝x3㎝角材に長いのを2本打ち込むため、中心からずらして2本打ち込み。そのうち1本をキャスタの外側固定用に使用します。

自作簡易PCデスク-キャスタ取り付け

キーボードスライダ取り付け~STEP4

キーボードスライダとはこーいう金具。Amazonでも多数取り扱っています。ベアリングで稼働するタイプが頑丈型、樹脂のローラで稼働するのが簡易型。

ヒジを置いたりするケースが想定される場合は、ベアリング式の頑丈型が必要かと。そーでなければ安い樹脂ローラの簡易型でも。

今回はちょうど長さが奥行きに合致した簡易型があったのでそれを使い回しました。

自作簡易PCデスク-キーボードスライダ取り付け

で、これの取り付け・長さ調整が主題であるはずなのに写真を撮り忘れるという痛恨のミス。なのでキーボードスライダ部の写真はありません。

一番最初の項で説明したゲタを履かせて長さ調整したよと察して頂ければ。

んで、そのキーボードスライダ部の下に取り付けるぶら下がりマウス台向けの柱の固定。机を引っ張り出す際に掴む部分なので、角材が回転しないよう短い木ネジを1本追加してあります。

自作簡易PCデスク-角材の回転防止ネジ

強度のためのメインの長ネジ+回転防止用の短ネジ。キャスタのとこでは長いの2本を角材に突っ込みましたが。

面取りと塗装も忘れずに~STEP5

木ネジ打ち込みが全部出来たら、一旦すべて外し、面取り作業+塗装。

全ての辺に対し、カンナ・ヤスリで丸みを持たせます。まず45°で削り落とし、できあがった2つの135°の角をヤスリで丸めます。たくさんの辺がありますが抜けが無いようしっかり確認。

その後にクリアニスx2回塗り→乾燥後にサンドペーパー→クリアニス1回塗りでスベスベに。屋内品なので水で濃度調整できる水性ニスが便利。

完了したら一旦外した金属部品を再度取り付け完成!

自作簡易PCデスク-面取り完了 自作簡易PCデスク-面取り完了レフト

完成!自作簡易パソコンデスク~STEP6

もちろんこれは使い古したXPパソコンをSSD化!で使用するもの。オンボロPCとオンボロモニタが写っております。

自作簡易PCデスク-完成ライトビュー 自作簡易PCデスク-完成レフトビュー
自作簡易PCデスク-完成ぶら下がりマウス台 自作簡易PCデスク-完成ACタップ

DIYのお題目“ジャストサイズ”でスッキリ。場所取らず・動かしやすさを徹底するためのキャスタ付・外部に出るのはケーブル1本だけにするためのACタップ付。

ぶら下がりマウス台も、座った際の高さにちょうどよくいい感じに出来上がりました。

今回ビビったのはホムセンの値段。目から血が出るほど物価が上がってます。

スーパーの方で価格高騰を結構目にしてましたが、ホムセン自体は久しぶりだったのでビックリしましたよ。

冗談抜きであの政治家ドモをなんとかせなアカンかもしれんな、これは。

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