ジョン・スノウ出生の秘密が明かされて考察するエダードの苦悩

ポク太郎です。

このブログの目的は難しい、または、食わず嫌いで大人気『ゲーム・オブ・スローンズ』をスルーした方々に興味を持ってもらうこと。

視聴してもらうのが目的なのでネタバレは適さないのですが、とは言ってもネタがありません。

wikiにすら書いてありバレされてるので弱小ブログの運営者が気にすることではないのですが、これは視聴済の方向け。

シーズン7までの壮大なネタバレを含みます。未視聴の方は見てはいけません。

ジョン・スノウの正体

ジョン・スノウ正体狂王エイリスの息子レイガー・ターガリエンリアナ・スタークとの間にできたエイゴン・ターガリエン。300年前の征服王エイゴンの名を受け継ぐ。

狂王の子供を整理すると、レイガーが長男で、弟ヴィセーリスゲースロキャストiconヴィセーリス・ターガリエン/Viserys Targaryen、妹デナーリスゲースロキャストicon|デナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryen

シーズン6で、ブランの鴉潜り中にリアナ・スタークの子であるかのような描写がありましたが、シーズン7で上記が確定。

ブランゲースロキャストicon成長後ブラン・スターク/Brandon Starkサムウェルゲースロキャストiconサムウェル・ターリー/Samwell Tarlyの会話から、レイガーによる妻エリアオベリンの姉)との婚姻取り消し申請→リアナと正式な結婚成立が判明。

つまり、ジョン・スノウは落とし子ではなく正式なターガリエン家の子供で、デナーリスの甥。

レイガーが即位しないまま戦死してるので王子ではありませんが、ターガリエン王家の直系男児。

ロバートの反乱の発端は、レイガーリアナを連れて失踪→狂王に抗議したエダードが処刑→反乱。

が、真実は“妻子持ちレイガーの誘拐、拉致”というより、駆け落ちに近し。

エダードはこの戦乱中ドーン喜びの塔に匿われてるリアナから「名はエイゴン。」と赤子ジョン・スノウを預かりました。

これがジョン・スノウ出生の秘密

つまりエダードは、ロバートの反乱は勘違いが発端で起きたことに気付きます。

鴉潜りで見たブランは「嘘から始まった戦争」と表現。狂王、または、ロバートの嘘ということでしょうか。ここはまだ不明。

エダードが隠す理由と起きた悲劇

大戦争の根拠がひっくり返るのでエダードは当然誰にも言えず。狂王の異常な血を全敵視していた状況が変わってしまいます。

ロバートは単なるストーカーということに。映画『タイタニック』で、フィアンセだとひたすら追いかけ回した成金息子のようなもの。

エダードは自分の家族の駆け落ちで相手側の親狂王を責めただけ。妹リアナが悪者にされてしまいます。

世界中大混乱。

不幸を被ったのは、エダードゲースロキャストiconエダード・スターク/Eddard Starkキャトリンゲースロキャストiconキャトリン・スターク/Catelyn Stark Tullyジョン・スノウゲースロキャストicon|ジョン・スノウ/Jon Snow

キャトリンには“他人の子”。そのため邪険にされるジョン・スノウ。常に感じる疎外感から仲間を求めナイツウォッチに。

本当の身分はスタークの血を引くターガリエン王家第一王子の息子。カースト制の舞台中最高峰の身分。

にもかかわらず流刑地にも使われる極寒のを目指すことに。

ここで疑問。
エダードはなぜ妻キャトリンにだけは真実を伝えなかった?

キャトリンは秘密を守れない?リアナの名誉を貶めることはあるまいに。

戦続きは分かるが王都の策謀合戦を避けて城に居た期間もわりとあった模様。晩年に打ち明けてもよかったはず。オオゴトですから。

キャトリンに重圧を掛けたくなかった?とすれば全責任を押し付けたジョンは息子ではなく甥っ子だから軽く見てた?そんなわけないなぁ。

ジョン・スノウへの出立時のこと。王の道分岐点で、王都へ赴くエダードへ赴くジョンに、下を言って励ましました。

「名は継がずともスタークの血。次会ったときは母親の話をしてやる。」

王都で全てを片付ける見込みでもあったのでしょうか。

ロバート王は腹ぼて→すぐ心不全→後継が足場を固め、ジョンの出る幕は無いはず。
もしくは、
ロバート王に狙われる危険性により隠してるが腹ぼてだからもうすぐ安全。
もしくは、
ロバート王に伝えてるように平民ウィラの子と告げるつもり。

どういうつもりでの発言だったのでしょうか。

もし真実を知り、ジョンが王位を目指すことになれば全てが水の泡。継承権を捨てることになる行きに反対しなかったのはそのためか。

ここでちょっと考える。

もしキャトリンに真実を伝え、罪滅ぼしの意識も働きジョンの壁行きに反対し始めたら?万が一でもイザコザが発生したら大事の危険性。

キャトリンに言わなかったのは慎重に慎重に事を運ぶためか。

には二面性が。流刑地にも使われる極寒の僻地ですが、スターク家を筆頭に北部にとってでの務めは栄誉なこと。

なので、の総帥、他の重責はスターク家末弟が務めること多し。哨士長も末弟ベンジェン

ブランリコンに与えるべきものをジョンに。これは重く見てる証拠。

壁は実力主義。が、相手は孤児や罪人。実力主義ならジョンが総帥に。もしジョンを凌ぐ人材が居たとしたら哨士長に。そんな人材が2人以上居る可能性なんて想定するだけ無駄。

先の大戦を無駄にしないため継承権を捨てさせる、かつ、不遇なジョンにせめてもの遺産を、←この両立を考えた結果なんでしょうか。

うーん。にも言えずジョンの悲惨な境遇を傍観しないといけない、息子より甥を優先せざるを得ない立場に置かれたエダード

でも、まだ意味深な謎が。妹リアナが死の床でエダードに「約束して。」←狙われる危険性から秘密にしろという単純なものには見えず。

このセリフが完結章シーズン8でどう解明されるのでしょうか。上記描写が矛盾なく繋がれば拍手喝采。

シーズン8楽しみです。

散々大好きと書き続けてる女王似顔絵で覚えるゲーム・オブ・スローンズ/Game of Thronesの登場人物と相関-サーセイ・バラシオン/Cersei Lannister Baratheon演じるのはレナ・へディ/Lena Headey。の結末は意外とどうでもよかったり。

エダードが守るスターク家の標語は「冬来たる」。ジョンは対ホワイトウォーカー戦に向けた人類最後の望み。それがジョン・スノウの運命。

どんな理由があるにせよ、無罪な上に理由も勘違いで疎外され続けたジョンの悲惨な人生をこーいう運命として片付けるつもりですか、製作陣は。

最後にターガリエン家について少し。

の学匠エイモンゲースロキャストiconメイスター・エイモン・ターガリエン/Maester Aemonが死の床で、ジリゲースロキャストiconジリ/Gillyの赤子に向かって声を裏返しながら「エェーッグエェーッグ、」と呟いていました。

エッグ征服王エイゴン一世ではなく学匠エイモンの弟エイゴン五世

そこへジョン・スノウ正体エイゴン六世エイゴンがいっぱい。また、小説とドラマで一代ずれてて凄くややこしいです。

wikiの家系図から整理すると、学匠エイモンジョン・スノウのひい爺ちゃんの兄貴。HBO限定ですが長生きですなー。

(追記)
よく考えたら、リアナ・スタークの父親リカード・スタークを処刑したのが狂王

つまり、ジョンゲースロキャストicon|ジョン・スノウ/Jon Snowから見ると、自分の爺ちゃん自分の爺ちゃんを処刑したんですな。

まさにジジイ同士の殴り合い

ゲーム・オブ・スローンズ

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