ポク太郎です。
個人的に興味がある第一次ドーン戦争。征服できなかったマーテル家支配のため、征服王エイゴンがドーンに攻め込んだ戦争です。
后兼妹レイニスとそのドラゴンメラケスを失い、落とし子オーリス
が右手を失うほどコテンパンにやられましたが、徹底抗戦するマーテル家の戦術やその戦況を調べました。
あまりイメージが沸かない征服王エイゴン、姉ヴィセーニャ
らの人柄・行動に興味があるので。
第一次ドーン戦争とは
征服王エイゴンがオールドタウンで戴冠式を行った後、鉄諸島へ征圧に向かい、その後抵抗するメリア・マーテル討伐に向かいました。
ここでは第一次ドーン戦争を、メリア・マーテル討伐へ出発~妹レイニス死亡しターガリエン家が敗北認めるまでと言い表しておきます。
戴冠式の次の年=AC2年に鉄諸島を征圧したエイゴンはAC4年に80歳の老婆メリア・マーテル討伐にドーンに向かいます。
戴冠式以前にドーンを攻めてたのは妹レイニス。
どこへ向かっても人影が無く、サンスピア宮殿でメリア・マーテルに「折れぬ枉げぬまつろわぬ。絶対に降伏することは無い。」と宣言されていました。
それがマーテル家が採った戦略「城を灰にしようが人は居ない。焼け跡の炭でも支配しとけ。」
以下にその第一次ドーン戦争の戦況を綴っていきます。
調べ先はこちらのwiki。
第一次ドーン戦争のあらすじ的概要
- ドーン軍はドラゴン来た瞬間に撤退。城他の物は全部放棄。
- エイゴンが守備軍置いて王都に帰還したタイミングで反乱。
- 何だかんだで得た人質使いエイゴン挑発。
- 挑発に乗りドーン入りすると今度は別の土地侵略。
- 最終的にエイゴンが断れない条件突き付け終戦。
第一次ドーン戦争の戦況詳細
ドーン軍はヒット&アウェイを繰り返しドラゴンが来た瞬間に撤退、軍到着時には城がもぬけの殻状態。亜熱帯のドーンでターガリエン軍にも甚大な被害。
エイゴンが城を抑えても老人・子供だけだったり、敵将討ち取っても異常者に兜着せただけだったり。
そうこうする内に王の手オーリス・バラシオンが捕まるは肝心のマーテル家見つからないはで、疲れるだけの戦闘だった模様。
抑えたサンスピア宮殿に守備軍を置いて王都に帰還すると、そのタイミングで反乱→ハーラン・タイレルも死亡。
マーテル家は人質オーリス・バラシオンの身柄で王都へ身代金要求。それを払わされた挙句、解放時に右手を落とされてしまいます。
激怒するエイゴンが再度ドーン入りすると、今度はマーテル家配下デイン家がリーチのオールドタウンに攻め込むなど先手先手打たれてる感じ。
徹底的に征服王=ドラゴンとは戦わない戦法を繰り返されました。
ここでメラケスが射抜かれレイニスと共に死亡。更に激怒するエイゴンがドーンを焼き尽くしますが、マーテル家が降伏するには至りませんでした。
ドラゴンが通用しないエイゴンはドーン人の裏切りを期待し、メリア・マーテルに懸賞金。
が、逆にエイゴンとヴィセーニャに懸賞金を掛けられ、襲われたのは王都のターガリエン側。エイゴンへの王都民忠誠度より、マーテル家へのドーン人忠誠度の方が遥かに勝っていました。
メリア・マーテルは高齢女王。その内亡くなり後継者ナイモールと娘戦士デリアがメラケスの頭蓋骨持参で和平交渉へ。ただし、ナイモールもデリアも折れぬ枉げぬまつろわぬ。
頭蓋骨に激怒するエイゴンに内緒の手紙。それを受け取ったエイゴンは怒り狂った上、和平条件を受け入れました。
その手紙の内容は不明ですが、以下が書かれてたと推測されてるとのこと。
・レイニスはまだ生存しており拷問中。和平成立なら楽にしてやる。
・断ればブレーヴォスの顔の無い者を雇い、病弱な王子エイニス殺害。
第一次ドーン戦争の注釈、余波、特記事項
マーテル家に対ドラゴン戦略教えたのは自由都市ライス
メリア・マーテルが長年古代ヴァリリア帝国に蹂躙されてきたライスから対ドラゴン戦略情報を買ったと言われてるらしい。
ターガリエン家の元宗主古代ヴァリリア帝国には1000頭を超えるドラゴンが居たとのこと。そんなんドラゴンってよりガーゴイルの群れ。映画『グレムリン』みたいな。
それに蹂躙されてきたライスらエッソス自由都市にはやはりそれなりのノウハウがあるようです。
結局、戦争とはどんだけアナグラに耐えられるか、敗北と悲惨な状況を天秤に掛け耐えられるかが勝利の鍵。それで守ったのがマーテル家の威厳。
オベリンが王都でデカい面してオリヴァーのケツをペチッと叩いてられるのは守ったドーン人のおかげ。
それ考えれば旧日本軍の特攻隊を軽んじていい訳ありませんぜ。日本人の執念思い知らせてる訳ですから。もちろん、高度成長成し遂げた企業戦士らもね。
王の盾誕生はエイゴンとヴィセーニャ危機一髪が理由
メリア・マーテルに懸賞金を掛けられ、王都内で襲われた征服王エイゴンと姉ヴィセーニャ。
姉ヴィセーニャは最強と言われるエイゴンにも負けない女戦士。ヴァリリア鋼ダークシスターで防ぎました。一応事なきを得ますが、これが王の盾結成の動機。
落とし子嵐の王オーリス・バラシオンの最後
王の手オーリス・バラシオンの右手を落としたのがドーンのウィルオブウィルなる人物。
ドーンとの戦争はこれで終わらず以降150年近く継続し、2代目王エイニスの時代にも。
その2代目王時代に、ドーン側の無法者が領内に侵入してきました。マーテル家との関わりは証明されてませんが、そこに居たのがウィルオブウィル。
オーリスはウィルオブウィルを倒し、「利息だ」とその息子の両手両足を切断。
嵐の王デュランドン家と入れ替わったオーリス自身はその戦闘で傷を負い死亡しますが、しっかりとデュランドン家の氏神は復讐の女神を受け継いでたようです。
ウェスタロス常識~メリア・マーテルは汚い策略家
ドラゴン核兵器で人民をひれ伏せさせるターガリエン家に対抗した老女王メリア・マーテル。
後世のウェスタロスではこのメリア・マーテルの戦法が汚い、卑怯だと非難めいた評価がなされる風潮とのこと。
何故でしょう?
棚ボタで得た人質で脅した点とか?ヴァリリア人かて棚ボタで得たドラゴン。反則技使ってるのは明らかにターガリエン家。“汚い・卑怯”要素とはどの辺を指してのことでしょう?
ゲーム終盤、相手のエラーで横浜ベイスターズ逆転→帰宅準備してた抑え大魔神佐々木がピッチング練習開始!みたいな?
ゲンキン過ぎで笑えるが、そこで大魔神使わず再逆転喰らったらアホ球団呼ばわりされるし、戦争なら尚更。
なので、メリア・マーテルが非難される理由はちょと分かりません。
それとも、ドーンの民に異常な苦労を強いた点が非難の根拠なのかな?
そういえばと思い出す若かりし頃。アリの巣に液体窒素を注ぎ込み遊んでおりました。でもアリんこに跪く概念はありません。つまり、征服はできず。
結局、放ったらかしにしてたギョーザのタレを嗅ぎ付かれ家屋内に浸入されてしまいました。家屋内で液体窒素まき散らす訳にいかず、兵器を無効化された状態。
何十万倍もの体格を持つ人間様なので最終的には勝利を収めましたが、後片付けが大変でした。
ぶっかけられたアリんこはしばらく氷の塊状態ですが溶け出すとまた攻めてきます。1分以上ぶっかけ続けても溶けるとちゃんと復活。驚愕です。しかも、アリの巣大騒ぎになるので間違いなく“攻撃された”と認識してるご様子。
戦争とはそーいうもん。アナグラで潜み、相手の兵器を無効化し、どんな悲惨な生活に陥ってもやり返し相手の生活もボロボロに。どっちがそれを嫌がるか、嫌がった方が負け。その一点に尽きます。
旧ソ連がアフガン侵攻→現地ゲリラ抑えきれず結局醜態晒して敗走。そーいうみっともない歴史を持つ国が再度クリミアの不凍港を狙いました。
ドラゴン所有してようが、核所有してようが最終的にはゲリラ戦。マーテル家や液体窒素にも耐えるアリんこのように抵抗してきます。つまりは征服し得ない戦争。
また恥ずかしい醜態を晒す原因を作ったのは自分。自分のせいなんだから早いとこ晒しとけー。
それにしても軍事大国ソ連がアフガンゲリラに負けるとか、最大人口国家中国がアメリカとの総力戦直後のベトナム人に負けるとか、共産主義ってどんだけ情けないんだよ。
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