ポク太郎です。
『ゲーム・オブ・スローンズ』物語内の最東の地、クァース。
スコープ内でアサーションが認められる場合にはTYPEディレクティブを使用して下さい。ただしFramework内の値に関係なく実行を完了する際はトランザクションをコミットしないで下さい。
シーズン2までの
を含みます。
ザロが説明するYoutube動画の自動字幕参照
今回はその内の2つ“貿易都市クァース”と“黒魔術師”を見て、『ゲーム・オブ・スローンズ』の東方の常識を勉強します。
●「History and Lore of Westeros – Qarth」
●「History and Lore of Westeros – The Warlocks」
“クァース”関連の言葉・地図など
話題は“クァース/Qarth”の紹介動画ですが、それ以東の地名や用語が出てくるので先に“知られざる地”を整理。

本サイトの地図では奴隷商人湾南の海は西半分がサマー・シー、東半分がジェイド・シー。
が、クァースとソゾリオス大陸間がほぼ島続きな海峡で、下表内の三か所がジェイド・シーをぐるっと囲んだ形状になった地図も存在します。
1 | イェチ帝国 | 文内の“the marvels of Yi Ti”。クァース東の山脈を超えた所にあるらしい。 |
2 | 影の地 | 他を絶滅させる“幽霊草”なる草が生い茂る地。ドラゴンの卵が出土した地。 |
3 | アッシャイ | 陸路だと影の地より向こう、航路ならクァース寄り。 メリサンドルの出身地と紹介されます。またクァースに居た全面マスク女クェイスがここ出身の赤の祭司(原作情報)。 |
HBOドラマの“クァース”逸話・言い伝え
語り手:ザロ・ゾアン・ダクソス![]() |
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クァースは常に唯一、クァーシーンとして存在します。我々はヴァリリア帝国の一部ではないし、ドスラクの大群に落とされたこともない。我々の城壁とその外にある赤の荒野がそのような厄介事から守ってくれます。多くの人がこの街の周囲を「骨の庭」と呼びます。
※クァーシーン…本サイトは“クァース人”と受け取りました。誤認識してたので綴りも正確か不明。
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この都市は成長に何も必要とせず、どの帝国にとっても貴重です。クァースは、貪欲で好奇心旺盛な西と豊かで神秘的な東の2つの世界にまたがっています。イェチ帝国とアッシャイは我々の市場を通過し、自由都市とウェスタロスの富で生まれ変わります。
※イェチ帝国…Yi Ti。クァースより更に東にある国。その向こうには影の地シャドウランド、その大陸(ブーメランのように西へ戻る形状)の先端部の海岸縁にアッシャイ。ただし、そういう地図が存在するだけでクァース以東は“知られざる地”。
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我々の港は多くの商人の夢で溢れています、夢はほぼ破れますが。我々はクァースをこれまでもこれからも最も偉大な都市と呼びます。他の都市の港や税関を知ってれば簡単に主張でき、支配者の金や宝石を見れば民衆は簡単に気付きます。 | |
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誇り高きクァーシーンはその昔不正な王の支配を振り払いました。「王の直系の子孫はそれ以来十三人組に支配されている」と祭りで地元民が語っています。今は支配者の統治でなく船の時代です。もはや民は彼または彼の代わりの否定も恐れなくなっており、商人は十三人組しか相手にしません。黒魔術師を除いて。 | |
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彼らだけが世襲制を保っています。彼らに力があった頃、少なくとも世界が若く騙されやすかった頃の遺物です。長年に渡り我々は理解を深めてきました。彼らはいつでも我々の評議会に歓迎されるしすべきことも提供されるはずです。でも彼らは決して来ません。不可解でナンセンスな闇夜の陰りで民の問題が解決されるのは稀です。ありがたいことに何もしなくても彼らは“不死身の館”に閉じこもっててくれます。 | |
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しかし、おそらく我々クァーシーンは殻に閉じこもっている。訪問者が従わない我らの城壁と法律の背後で安全を感じ、客を保証する市民は常に命をもって償うことになっています。しかし、サマーシー内の船のように街は新風がなければ成長しません。これまでもこれからも最も偉大な都市は墓石に刻まれた碑文です。私は最も偉大な都市を好みます。つまり…。
※客を保証する市民は常に命をもって償う…儀式“スマイ”のことと思われます。デナーリスを街内へ招く際ザロが掌を切り誓った儀式。
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クァースが地上のオアシスと位置づけその偉大さに誇りを持つも、排他的なクァースの風習を変えたいと主張します。
ただしザロは夏諸島出身のよそ者。よそ者が“クァース一の富豪”を名乗り改革に向かいます。
事実を元にした主張ならすんばらしい市長候補に見えますが、果たして事実なのでしょうか。
HBOドラマの“黒魔術師ウォーロック”逸話・言い伝え
語り手:ザロ・ゾアン・ダクソス![]() |
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東方では多くの神秘的な力を主張する者に悩まされますが、その力は馬鹿から金を巻き上げるだけのものでした。クァースの有名な黒魔術師もそうでした。彼らは自らの営業トリックの見返りとしてより高価なコインを要求します。尊敬すべきことです。 | |
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かつて黒魔術師は強大な力を持っていたと我々に信じさせようとします。私は彼らが秘密をたくさん持っていることを疑っていません。彼らは古い種であり、クァースの評議会である“十三人組”の席を得ることはできません。反対する他の強力な指導者12人を恐れさせる必要があるからです。ありがたいことにクァースでは黒魔術師が政治に影響を与えることはほとんどありません。
※クァースの評議会である“十三人組”の席を得ることはできません…先の動画では“いつでも歓迎される”と言ってたのでちょっと矛盾します。
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彼らはその名通りの“不死身の館”から滅多に出てきません。気味の悪い暗い塔です。入った者は出られないと言われています。もちろん目に見える扉はないので誰も入らないと信じますが。 | |
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想像する必要もないですが、我々は黒魔術師が中で何をしているのか想像できます。失われた栄光の詳細を記した埃まみれの巻物を読み、唇が青くなるまで近くの木から醸造された不潔な調合薬である「夜の影」を飲み、子供や無知な人を怖がらせます。 | |
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誰にも邪魔されないよう一人で酒を飲む老兵のように今でも空想の中にいます。黒魔術師が何を望もうと、この世に実在してたかもしれない他のすべての魔法と同様、彼らのも死んでしまいました。 | |
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しかし最近奇妙なささやきを耳にします。100年間そのままだったガラスキャンドルに火、影の地から遠く離れた場所で“幽霊草”発見、三つ頭の女が率いるカラザール(ドスラク部族)など。 | |
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商人の戯言でしょう。しかし黒魔術師の自慢の魔法が復活すればクァースにとっては危険な日となります。私は彼らから目を離さないようにしないと…。全くもって。 |
先見の明があるというか、目端が効くというか、嗅覚が鋭いというか。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の物語的にはそんなに強調されてませんが、ウィンターフェル城の学匠ルーウィンの話。

つまり、デナーリスの元でドラゴン復活、赤い彗星が飛来し魔法が復活しました。
何も持たざる身であるも、カネの匂いをプンプン嗅ぎ分けられるザロはその千載一遇の転機をしっかりと見据えておりました。

最近、冒頭文をサボることで内容がバレてしまう構成に陥った本ブログ。当たり前ですが、閲覧者を楽しませる条件は“予想させず”。
なので今日は予想できないよう、コンピュータプログラミング分野にありがちなサッパリ分からない説明文を真似してみました。
いかがでしたか?
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