ポク太郎です。
どっちかってーと物語に入り込みたい派なので、うちのサイトではあまり俳優さん自身の話題、撮影秘話などは取り扱っておりません。
とはいえ、『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンの皆様にとっては興味事。
なので海外ページで調べた撮影秘話を参考に投稿してみます。
シーズン3辺りまでの
を含みます。
ゲーム・オブ・スローンズの撮影秘話
『ブルーレイから判明する46の事実』という題で投稿されております。
以下はその中から、面白いなと思ったものを目的別に分類し紹介。
また、『ゲーム・オブ・スローンズ』にも1年前に製作されたパイロット版が存在。
デナーリスやキャトリンを別女優が演じてたもの。キャトリンがエダード王都行きを推すなど少し話が異なります。(原作小説に忠実)
ゲースロのロケ地・セット 撮影秘話その1
1-1 ペントスイリリオ亭はマルタ共和国大統領の別荘
ペントスの商人イリリオ亭はマルタ共和国大統領の別荘。王都赤の王城の庭園にも使用。でも内部での撮影は許可されなかったらしい。
1-2 王都の暗黒房はウィンターフェル城
エダードが入れられた王都の暗黒房。ヴァリス
が説得に訪れてましたが、場所は妹リアナが眠るウィンターフェル城の地下墓地と同じセット。
1-3 シオンは駐車場で演説
ウィンターフェル城の中庭はギフトショップもある単なる駐車場。店を上手く隠したらしい。
1-4 高巣城のルーツはアバターのパンドラと同じ
別映画『アバター』のパンドラをデザインしたアーティストが『ゲーム・オブ・スローンズ』の初期段階から参加。ヴェイル、高巣城がその影響大。
1-5 天空房スカイセルは海抜数メートル
高度数千フィートの高巣城にある天空房スカイセル。実は、別映画『タイタニック』の巨大レプリカを作った場所も見渡せる普通の駐車場。
ゲースロ撮影のこだわり 撮影秘話その2



2-1 ドスラク語創作は言語学者に依頼
架空の言語作成の専門団体に制作会社HBO自らドスラク語作成依頼。
2-2 ターガリエンヴァリリア人は紫の瞳
原作ではターガリエンの血統は“紫の瞳”と紹介。ヴィセーリス、デナーリス
は当初紫色のカラーコンタクト使用したが、脚本家両氏が「俳優は目で演技するから」と中止させた。
2-3 番組の顔はショーン・ビーンとピーター・ディンクレイジ
原作者ジョージ・R・R・マーティンが脚本家D・ベニオフ
とD・B・ワイス
にHBO提携を推薦。
三人はエダード=俳優ショーン・ビーン、ティリオン=俳優ピーター・ディンクレイジ
以外あり得ないと主張。
ゲースロ撮影の光る俳優魂 撮影秘話その3
3-1 負けなしドロゴの説明描写抜けてた
仔羊人の町ラザールで戦利品である女を没収したデナーリスに切れ反抗したマコとカール・ドロゴの戦闘。
あれは負けなしの戦士カール・ドロゴの戦闘シーンが一つもないことに気付いた俳優ジェイソン・モモアが進言し追加されたもの。
3-2 ベッドのエダードはホントに高熱
ジェイミーに襲われ寝込むエダードと王の手に戻そうと来訪したロバート王
との会話。あれは俳優ショーン・ビーン
がインフルエンザで高熱時の苦痛の表情。
3-3 アリアは左利き、メイジー・ウィリアムズは右利き
左利きが代名詞のアリア。実は子役メイジー・ウィリアムズは右利き。誰から促されることもなくシリオ・フォレル
とのシーンを左利きで覚えた←多分、小学校低学年の頃。
つまり、最終章のジェンドリーに見せ付けたナイフ投げも右利きの女優が左手でやって見せたてことに。(驚愕)
王の盾総帥ジェイミーより秀でてます。

3-4 ロブ、シオン、ジョンの見栄張り
第1話の散髪シーン。ロブ、シオン、ジョンのバキバキの腹筋。三人ができる腹筋回数を直前に見た脚本家デヴィッド・ベニオフが暴露「息止めて必死に力入れてるだけ。」
デヴィッド・ベニオフの大嫌いなシーンだそう。男の裸を見せられ機嫌が悪かったっぽい。
3-5 雄鹿の死体は本物
第1話の雄鹿の死体は本物。撮影2日前に発見された、誰かに撃たれた動物。登場人物が不機嫌そうなのは吐きそうなのを我慢してるから。結構ヤバい保存状態だったとのこと。
しかもあのシーンは2日間に渡り撮影。小雨降ってるのと降ってないもの。
3-6 原作まで変更させたオシャ
野人オシャ演じた女優ナタリア・テナ。原作者ジョージ・R・R・マーティンが演技に感激し、まだ未刊の次作で「もっと面白い役に」と変更を実施。
3-7 子役は全員処女作
子役は全員プロ初仕事で、エミリア・クラークとジョン・ブラッドリー・ウェスト
も演劇学校卒業直後。
ゲースロ撮影のアクシデント 撮影秘話その4
4-1 暗がりで大怪我
ロブ助太刀に向かったジョン
がナイツウォッチ仲間に連れ戻されるシーズン1の場面。発電機故障により暗すぎてスタントウーマンが木にぶつかり8針縫ったらしい。
4-2 海に捨てられたヘビとバーベキュー
第1話のデナーリスとカール・ドロゴ
結婚式。撮影場所マルタ島を大嵐が襲い、ほとんどの小道具(ヘビとバーベキューの心臓)が海に吹き飛んだ。
4-3 危なかったドスラク人の結婚式
「3人死なないと退屈な式」と言われるドスラク人の結婚式。保守的なマルタ当局が公序良俗に疑問を呈したのでヌードや暴力表現が撮影可能かどうか怪しかった。
4-4 似顔絵師まで苦労させる切り貼り映像
第1話、宴会でサーセイがサンサに「月のものは?」「(洋服を)アタシにも作って。」と会話したシーン。
あれは1年違いで撮影された2つのシーンの切り貼り。サンサ部分はオリジナルのパイロット版から、キャトリン部分は女優ミシェル・フェアリー
に決まってから撮影したもの。
サンサの顔がシーンによって別人並みに異なることで似顔絵が描けず、似てない似てないと苦しみましたが、真相が判明しました。
4-5 サーセイは城すらぶっ壊す
第1話のウィンターフェル城到着の撮影時、サーセイの馬車がかなり頑丈で、城門にぶつかり破壊。
4-6 鬼火とごまかした大砲と銃
商人イリリオ亭の絵に大砲や銃。脚本家D・B・ワイスは「それはワイルドファイア。」と主張し誤魔化す。
ゲースロ撮影の小道具と“食用ゲテモノ” 撮影秘話その5
5-1 壁ナイツウォッチは食糧難
黒の城でグレン、ピップらに出されたのは“特に酷いお粥”。
キット・ハリントンがジョセフ・アルティン
は食わず、マーク・スタンレー
が飲み込めない状況を確認したとのこと。
5-2 嘔吐演技不要な馬の心臓
第6話でデナーリスが食した馬の心臓。スタッフ「グミの味」、エミリア・クラーク「漂白剤の味」。乾燥パスタで作った動脈に注射で水分注入。シーン最後に吐いたのは演技でないかも。
5-3 晒し首はアメリカ大統領
ジョフリーがサンサに見せ付けた晒し首。司祭女モーディン
の左側はカツラ被った息子ブッシュ大統領。
脚本家D・ベニオフは「政治的主張は無く、その辺にある頭を使うしかなかった!」と言い訳。
5-4 ゲームオブスローンズ全武器供給元はミッケン
第2話、ウィンターフェル城中庭で、ジョンにジェイミー
が近寄る場面。
アリアへ贈るニードルを準備する背後の鍛冶職人ミッケン演じたのは『ゲーム・オブ・スローンズ』内全武器を作った小道具係トミー・ダン氏。
5-5 雪の中で撮影する黒の城
黒の城周辺で吹雪く雪は綿毛ウールで再現。
どっちかといえば、こーいうのは映画情報通の閲覧者の方の方が詳しかったかも。あんまり裏話系は詳しくないので。
てか、散々苦労させられたサンサの似顔絵。
どー考えても時系列狂ってるやん、と不審に思ってましたが、成長期の子役のシーンを切り貼りするとか。1話当たりの制作費ウン億円をもっと配役のギャラに使って欲しかったです。
と、世の中の誰も目的にしてないことで憤るジジイが見つけた『ゲーム・オブ・スローンズ』トリビアでした。
コメント