ポク太郎です。
最近巷では皇室の話題がホット。皇位継承権てどうなるの?継承順はどの順番?
でも、ここポクサイドの興味事は皇室典範でなく、もちろんターガリエン家。『ゲーム・オブ・スローンズ』の継承権・相続権に着目します。
シーズン6、
内にシーズン8までの を含みます。
ゲーム・オブ・スローンズにも法律
現在の法治国家じゃあるまいし、こんな時代の法律なんてのは支配者側の都合の良い支配道具。
支配される側が勝手に判断でき勝手に反乱をトーンダウン。反乱気運を自動的に盛り下げてくれます「ここにこう書いてあるじゃん?」。
本投稿で着目するのは「相続」。
この世界では玉座・領主・ドーンで相続に関するルールが異なります。理由は世の中全体を牛耳れる力が存在しないから。王朝は独自ルール、征服されなかったドーンは特別ルール。
上で法治国家は違うと書きましたが、世界規模で見れば現在も同じ「北朝鮮の核は絶対に許さん!!!」。世の中力だけが正義。
以下に、その意味のない上記3パターンの相続ルールについて書いていきます。
GOT世界での王位・鉄の玉座継承権
「女の相続人は可能な限り男の相続人の後へ。」
な話だが誰もが予想済なので書くと、恐らく『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』での話題は女系相続のイザコザ。それが元で大混乱が起きたことを踏まえ、上記を改定。
なので『ゲーム・オブ・スローンズ』時代には女系相続が非常に難しくなっておりました。
クーデターによる王位剥奪なので継承権なんぞどうでもいいはずだが、ロバート王がしたこじつけが以下。
これはロバート王が行った「王位継承権の修正版」のこじつけ。原作情報だが。 | |
王 | 狂王エイリス・ターガリエン二世 |
年齢順 | いとこの子![]() ![]() ![]() |
継承権 | レイガー>![]() ![]() ![]() |


原作で考えるとWikiの家系図からロバート王はレイガーやヴィセーリスと又いとこ=爺婆が兄弟姉妹。
面白いのは、デナーリスが産むはずだったカール・ドロゴ
の息子レイゴ。もし産まれてた場合は母親デナーリスより継承権が上に。
つまり、正統な男児ができた母親はその子が生存する限り戴冠の可能性なし。ドスラクの血を引いたのを“正統”と呼ぶかどうかは知らんが。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』での混乱を経て、下で挙げる“領主”の相続ルールより更に女性の継承順位が下げられる決まりになってしまいました。(叔父より娘が順位下)
ロバート王以降のバラシオン王家はこのターガリエン王家の“修正版”継承ルールを受け継ぐことに。
男の相続人が居る場合は女の相続人を後回し。兄弟姉妹より子を優先。 | |
王 | ![]() |
年齢順 | 弟![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
継承権 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
この3人の正体が怪しいのでイザコザが起きるが、正統なバラシオン王家の人物だと仮定しての話。
まぁこんな感じで「継承ルール」をなんだかんだこじつけております。
こんな茶番を行う理由は「自分で判断して諦めろ」。矛盾が生じた場合は王の鉄槌を喰らわせて片づけます。それが『ゲーム・オブ・スローンズ』時代の法律。
GOT世界での領主の相続権
「男性優先の相続ルール」…男児を優先、兄弟姉妹より子を優先。 なのでタリサの赤子やベンジェンの相続権順位が以下のように。ナイツウォッチになった時点で放棄することになるけどね。 |
|
領主 | ![]() |
年齢順 | 弟![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
相続権 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
相続人とされた人物以外は落とし子と同様、一切の相続権なし、配偶者
にもなし。ここが現在の日本とかと違う点。
相続人が他の面倒を見るのが慣例だが義務に非ず。相続人の判断にゆだねられるとのこと。
タイウィンは弟ケヴァン
に多額の分与を行ったが、マウンテン
は弟ハウンド
に一切与えてないらしい。
弟ハウンドは特典映像で「それで俺はキャスタリーロックに…」とサラッと終わらせてますが、早い話が追い出されたってこと。やはり が降りかかる人生。
法律では上記ですが、


キャスタリーロックの相続順位を見ても、>
>
>
>
。ジェイミーが王の盾辞めないor死亡の場合、法律での相続人は
。認める訳ありません→
。
つまり法律なんて効力なし。
GOT世界でのドーンの相続権
「均等王位制」…出生順を優先、兄弟姉妹より子を優先。他の要素は上記領主ルールと同じ。 ドーラン大公の娘は原作のみでの登場ですが、その子供は性別関係なく例えばトリスタンより相続権順位が上。
原作では長女アリアン、長男クエンティン、次男トリスタン。
|
|
プリンス | ![]() |
年齢順 | 弟![]() ![]() |
相続権 | (原作)娘>(居たとすれば)娘の子>(原作)息子>![]() ![]() |
ドーンは落とし子に寛容とのことだが相続に関しては不明。なので砂蛇の扱いは分からず。
ドーンだけ特別ルールとできる理由は“ターガリエン家に征服されてない”から。ゲリラ戦でドラゴンを回避しました。
なので元々の慣習が認められ、肩書も“領主”ではなく“プリンス、プリンセス”。
七王国には属するがターガリエン王朝と同盟関係に近い感じ。
世の中力だけが正義。「そのイグアナに乗って攻めてこい。」
効力が乏しいこじつけのための法律。それでも制定するのは多少は円滑に進むから。やっぱりあった方が支配が楽なんでしょう。特に玉座ともなればイザコザ必至。
が、300年にも渡るルールをモノともせず、望んでた訳でもない玉座に登り詰めた勇者も居ます。

Power is Power.
世の中力だけが正義
すべてを与えられ出生した七王国一の美女は、己が招いた結果によりすべてを失い鉄の玉座に座りました。
これほどまでに贅沢な人生を歩んだ方は他にいらっしゃるのでしょうか。
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