ポク太郎です。
海外ドラマは『ゲーム・オブ・スローンズ』が面白いよと伝えるブログを運営しております。で、困るのは以下が疑問。
一生懸命おススメしてるにもかかわらず、日本人の何パーセントが視聴済なのか不明なままです。
なので、まだ見ぬ未視聴者のために、再度大元情報から振り返る資料を整備しておくことにしました。
この世界の歴史年表と“森の子ら”動画の該当時期
今回の動画が該当する時期は下歴史年表の①、②、④。
Youtube自動字幕の誤認識っぷりを見るに、多種ある英語発音をまだ気楽に発声できない、劣化前のかわいいブラン君が歴史ファンタジーの核=森の子らについて一生懸命説明してくれます。
『ゲーム・オブ・スローンズ』は架空の二大陸上に1万2千年の歴史を創造した架空の物語。その長い歴史中の話題を把握するため、簡単な二大陸の歴史年表。
時期(正確には不明) | 時代 | ウェスタロス大陸 …一つの季節が何年も続く不思議な土地。 |
エッソス大陸 |
① 1.2万年前 |
夜明けの時代 | 森の子らなる小柄な種族が生息する大陸へ最初の人々なる人間が来襲した時代。 | |
② 8千年前位 |
長い夜 | 100年間冬が続いた時代が存在。ホワイトウォーカーなる死の化けモンが来襲し、戦争終結させた森の子らと最初の人々が共闘し北限へ追い返す。 | |
③ 8千年前 |
英雄時代 | 森の子らと和解した最初の人々が人間の世を作り始めた時代。数々の英雄伝説。ブランドン建設王、ファルコン・ナイト、グレイキング、ラン利発王、嵐の王デュラン、ガース・グリーンハンド。 | 奴隷商人湾南東部に古代ギスカル帝国勃興。 |
④ 6千年前 |
アンダル人来襲 | エッソス北西の地から文明人アンダル人が来襲し、大陸を征服した時代。 | |
⑤ 5.5千年前 |
古代ヴァリリア帝国建国 | ヴァリリア半島火山に居たドラゴンを手懐けたヴァリリア人が国を興し古代ヴァリリア帝国勃興。 | |
⑥ 数千年前 |
百王国時代 | 来襲したアンダル人との混血だらけになり、ウェスタロスの主勢力に。各地で小王国が乱立。 | 古代ヴァリリア帝国が勢力を伸ばし世界の半分を支配する大帝国に。文化ごとドラゴンで殲滅し古代ギスカル帝国滅亡。 |
⑦ 数千~300年前 |
七王国時代 | 無数の王国が戦争で集約され七つの大国家が形成。北の王国、山と谷の王国、島と川の王国、岩の王国、嵐の王国、リーチ王国、ドーン公国。 | 500年前に天変地異“破滅”が起こり半島破壊→古代ヴァリリア帝国滅亡。ウェスタロス脇のドラゴンストーン城に移住してたターガリエン家が唯一生き残ったドラゴンの家系に。 |
⑧ 300年前 |
征服戦争 | ドラゴンストーン城のターガリエン家が征服戦争を制し統一王に。七王国を解体・征服。 | |
➈ 17年前 |
ロバートの反乱 | ターガリエン家の暴君狂王に反旗を翻したロバート・バラシオンが王朝を倒し統一王に。 | ターガリエン家の生き残りがエッソス大陸に亡命し匿われる。 |
HBOドラマの“森の子ら、最初の人々、アンダル人”映像特典動画
HBOドラマの“森の子ら、最初の人々、アンダル人”逸話・言い伝え
語り手:ブランドン・スターク | |
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ウェスタロスの夜明けの時代、人間がやってきて城や町ができる前、森の子らだけがいた。現在ではほとんど知られていないが、彼らは小柄で暗く美しく、成長しても子供ほどの背丈しかなかったと言われている。彼らは森の奥深くやまず見つからない隠れ里や洞窟に住んでいた。彼らはウィアウッドの弓で狩りをし、黒曜石の刃で武装していた。 | |
2 |
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彼らの賢者は「緑の言葉」と呼ばれ、強力な魔法を持っていた。彼らは森と川と石の名もなき神々を崇拝していた。伝説によると、彼らは荘厳なウィアウッドの白い幹に顔を刻んだという。それらの深い切り口の目は樹液で赤くなり用心深く見守る。 | |
3 |
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12,000年前、東の大陸からやってきた最初の人々は立派な馬に乗り、青銅の武器で武装し、ドーンの腕と呼ばれる陸橋を渡ってやってきた。彼らは森の子らの森やウィアウッドを伐採し、森の子らと最初の人々の間で恐ろしい戦争が起こり何世紀も続いた。
ドーンの腕と呼ばれる陸橋…現在、ドーンとエッソス大陸は飛び石状態の島でつながっていますが、当時は陸地でつながっていました。
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長期間の後、ついに2つの種族は長年の恐怖と流血に終止符を打とうとした。彼らは神の目と呼ばれる大きな湖の中心にある小さな島で出会い協定を交わした。深い森は永遠に森の子らのものであり、ウィアウッドの木が人間の行為によって二度と倒されないことと引き換えに、最初の人々は海岸線、山々、高地、湿地帯の支配を与った。神々の前で契約を結ぶため、森の子らは顔を彫り、島の至る所に木を植えた。それで“顔の島”として知られるようになった。
神の目と呼ばれる大きな湖…ウェスタロス中央ハレンの巨城南の大きな湖のこと。その真ん中に浮かぶのが顔の島。
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しかし、その協定はアンダル人という背の高い金髪戦士の来襲には耐えられなかった。彼らは火と鋼鉄の武器で攻撃してきた。森の子らを発見するとどこでも虐殺し、木立を焼き払い、古い神々の顔を削り、土地に独自の宗教を広めた。数世紀後、アンダル人はウェスタロスの全王国を征服したが、北部の冬の王たちはアンダル人来襲に耐え、最初の人々の子孫が今日までそこに住み、古い神々を崇拝し続けている。
最初の人々の子孫が今日までそこに住み、古い神々を崇拝し続けている…その子孫がスターク家を始めとする北部人です。ウィンターフェル城には神々の森が併設され古い神々を信奉しています。
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森の子らはというと、虐殺を免れた者たちは北の果てまで逃げたというが誰も見ておらず、ほとんど死んだと思われている。中には彼らが存在したことを信じない者も居るが、彼らは歌と伝説、そしてウィアウッドの木々の顔を通してのみ生き続けている。 |
消えてしまった森の子ら
「アンダル人来襲以降姿を消した」と言われる森の子ら。それまでの状況が語られます。
最初の人々との協定場所が神の目内の顔の島。その由来は“神々の前で契約するため”。画面によく映る人面が浮き上がった木がウィアウッドですが、生息する最南が顔の島です。
不思議な不思議なファンタジー大陸の象徴が森の子ら。ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の掴みとなる世界観。
因みに、現在のウェスタロス最南端のドーンからエッソス大陸へ飛び石状に繋がるのがステップストーン=踏み石諸島。
そういう飛び石状の地形になったのは、ドンドコ侵入してくる最初の人々の後続を断とうと森の子らが水のハンマーを振り下ろしたからでした。
恐らく最初にちょびっと混乱する、スターク家=最初の人々で、他は違うのか?て疑問。
そーいった疑問はこの世界観を知る動画でしか掴み取ることができません。最初の人々とアンダル人の違いを知るには歴史を知るしか。価値観や宗教観も含めて。
特に序盤の重要家系はスターク家。ドラマの世界観を理解するにはいい動画です。情報多すぎで混乱も引き起こしますが。
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