ポク太郎です。
世の中コスプレ好きの方がたくさんいます。「コスプレの楽しいとこ」を調べたら結構意外。ぱっと見では気付かない割と応援したくなるものでした。
普通に考えればそのキャラ、その世界の雰囲気を全身から放つコスプレイヤーがカリスマ的に注目されると思います。
薄っぺらいのはダメ。だからまず必要なのは世界観。
ポク太郎がその世界観・思想的なものを一番深く語れるのはやはり『ゲームオブスローンズ』。
華々しく注目を集めてもらうため世界観、常識的な感覚その他を予想して書いてみます。決してネタがないからではありませんよ。
シーズン8までのを含みます。
コスプレの楽しいとこ
色んな掲示板を探るとこんな感じで書いてあります。結構意外でした。
衣装製作の準備段階が楽しい
ご自身の裁縫で衣装を用意する方も多いようです。ウィッグまで自作する方も。イメージに合う生地探し、部材探し、生地の型紙も当然自作しかないのでそれも。
何かを作ることに喜びを感じてるのが意外でした。
趣味が同じ人との交流が楽しい
当然イベント、ロケへ出かけることになりますが、そこでの交流が楽しいそうです。同じ趣味、同趣向の人がすぐ見つかるから。
そう言われれば確かに。サーセイ嫌いの人がサーセイの格好してる訳なし。一目瞭然。確かに交流目的では最適。
その他、仲間内で誰がどのキャラ担当と相談・打合せするのが楽しいとのこと。どういう人物であると語り合う機会だからかも。これは準備段階の楽しみでも。
お気に入りの写真、レポが残る
交流が盛んになるので写真を撮ったり撮ってもらったり。お気に入りの写真、奇跡の一枚も出現しやすく残るモノができるのが楽しいとのこと。
当然そういう方はレポとして記録するので、それも後に残るモノ。
「目立ちたい」「スター気分」などは素人考えでどっちかってーと逆。作る楽しみ生み出す楽しみを感じてる方が圧倒的。
また、コスプレイヤーのことを“レイヤー”と略すそうです。
お絵かき分野で“レイヤー”というと画像編集ソフトの“層Layer”。下書の真上から清書可能なセル画みたいな。なので爺は理解するのに2、3秒。
因みに“カメコ”とはカメラ小僧のことだそうです。ググりました。
ゲームオブスローンズの世界観
といっても、その世界の常識的、感覚的な思想をジジイの独断と偏見で決め付けたもの。
爺のスペックは、『ゲームオブスローンズ』を話題にしたブログを2年書いてる程度』。そんなオタク爺の見解です。
七王国が納税での支配だとしたら
この時代の“支配”とは何を指してたのでしょう。
七王国全土からの納税でしょうか。一応あるのは下の描写。
〇ブロンがリーチの民から強制徴収。
ここでは七王国全土からの税金で王都運営してたと仮定することにします。
シーズン1で王家の借金運営判明し王の手エダード・スタークが驚いていましたが、歳入源はまぁ税金しか想像できませんので。
で、そのように仮定すると疑問が。
9つの緒名家の内、何の役にも立たないのが居ます→グレイジョイ家。何も生み出せぬ“我ら播かず”な海賊。
一応うちのブログでは“鉄諸島の領主”と紹介。が、そもそも王都側から国土扱いされてたのでしょうか。すごく怪しいです。
【思想コスプレその一】
出てこさせるな。」
300年前のターガリエン家もドラマの時代の王都もこのように捉えてたかも。
七王国内9つの緒名家はそれぞれ対等？
ウェスタロス七王国内の緒名家は下9つ。グレイジョイ家は上で弾きましたが、ドラマ開始時直近での“家”の格に注目。
“家”の格を表すのは、歴史、世からの敬畏の念、現在の力と思われます。
| 1.ターガリエン家 | つい17年前まで玉座に居た王族。ドラゴンを操ることが書物で垣間見れる選ばれた家系。 | 元は5000年前の古代ヴァリリア帝国。ウェスタロスでは300年前。七王国の王。 |
| 2.スターク家 | 一つの季節が何年も続く大陸で恐れられる冬。その防波堤壁を建造した建設王の末裔。 | ブランドン建設王8000年前。 北の王。 |
| 3.バラシオン家 | 現在の王族。新興貴族だが伝説の英雄嵐の王の血も引く末裔。 | 戦士デュラン8000年前、家は300年前。七王国の王。 |
| 4.アリン家 | ドラゴンが絶滅した現在では誰も従わすことができない名家。 | 6000年前。侵入したアンダル人が祖。 山と谷の王。 |
| 5.ラニスター家 | 最も裕福で王都内で権勢を振るう、絶対にやり返してくる獅子。歴史はスターク家に匹敵するかも。 | ラン利発王8000年前？。 岩の王。 |
| 6.タリー家 | 鉄諸島のホアレ家に領地を奪われてたが地域から信頼される名家。 | 数百年。300年前に領主へ。 |
| 7.タイレル家 | 肥沃な穀倉地帯を支配するラニスターに次ぐ富豪。リーチ王国のガードナー家敗北を機に支配者に。 | ガードナー家の系譜だが、領主となったのは300年前。 |
| 8.グレイジョイ家 | リヴァーランド始め、七王国中を荒らした鉄人。その根城鉄諸島の名家。“我ら播かず”で何も生み出せない海賊。 | 伝説のグレイキング8000年前？ |
| 9.マーテル家 | ターガリエン家も力で服従させられなかった名家。1000年前に渡来し血族となるロイン人が家の顔。 | 1000年前？。家自体はもっと前。ドーン公国プリンス。 |
“家”の格に注目するため、独断と偏見でそれぞれにケチを付けてみます。
| 1.ターガリエン家 | 「ドラゴン強いだけ異常者だらけの落ちぶれ。たかが300年。」 |
| 2.スターク家 | 「……………（ケチ付けれず）。」 |
| 3.バラシオン家 | 「嵐の王の系譜だが、家自体がたかが300年。」 |
| 4.アリン家 | 「山奥でイキってるだけの田舎モン。」 |
| 5.ラニスター家 | 「……………（ケチ付けず）。」 |
| 6.タリー家 | 「フレイ家にもハレン暗黒王にも支配された弱小。」 |
| 7.タイレル家 | 「300年前に勝者にすり寄ったゴマすり。」 |
| 8.グレイジョイ家 | 「英雄の末裔だが、何も生み出せぬただの海賊。」 |
| 9.マーテル家 | 「たかが1000年だし、他所者。」 |
やはり“英雄時代”の伝説を祖とする家系は歴史の観点からケチを付けづらいです。でも家名が変わる事態が起きてれば別。
3.バラシオン家、7.タイレル家のその名は300年前。8.グレイジョイ家は先述のように取るに足らず。
3.
5.ラニスター家
7.
8.
となると、残るは2.スターク家と5.ラニスター家。
5.ラニスター家の項には「（ケチ付けず）」と書きました。理由は、
タイウィン・ラニスター公のコンプレックスを捉えます。
先ほど“格を表すのは、歴史、世からの敬畏の念、現在の力”ではと書きました。
一方、自分の家は伝説の詐欺師ラン利発王を祖とし、“常に借りを返す”と恐れられる世界一の富豪。
この世界にも現在の常識に通ずる“七神正教の教え”なる価値観が存在します。
七職業（七神）に感謝し何が悪いことかが定義されています。その理想はスターク家そのもの。七神でなく古の神々を信奉してるヤツラ。
タイウィン公の座右の銘は「獅子は羊の意向など意に介さん。」世からどう思われようが1000年後に残るはラニスター家。
確かにそういう方で世間の評判を一切気にしない素振り。
原作情報ではありますが、ラン利発王を扱ったWikiにこうあります。
“We Lannisters claim our descent from the Andal invaders and, through the female bloodline, Lann the Clever. According to the legend, Lann, using only his wits, won Casterly Rock from the noble house of Casterly during the Age of Heroes.“
―Tywin Lannister
厳密にはラン利発王はラニスター家の創始者ではありません。が、女系を辿るとそこに行き付くよと主張しております。
ヤーラも選王民会に立候補したときにはこの英単語claimで塩の玉座を要求しておりました。
必死に盗人詐欺師とラニスター家を結び付けようとしています。
世からどう思われようが気にしないからでしょうか、それとも、単なる詐欺師であろうともブランドン建設王と同時代を祖としないと見劣りするからでしょうか。
相手は羊ではなく狼。
そういえば、タイウィン公に育てられた長男ジェイミーは「スタークの使いはしない。」「狼如きがなぜ獅子を非難。」
そのジェイミーが弟ティリオンと父を偲ぶのは「息子二人が命に代えて宿敵の城を守ろうとしてる→ニヤニヤ。」
【思想コスプレその二】
スターク家に代々伝わるエダードのヴァリリア鋼“アイス”。スターク家の象徴。
タイウィンはわざわざ海外から最高峰の鍛冶屋を呼び二本の剣に居直し。目の上のタンコブ侵略記念、自分へのご褒美だったのでしょうか。
メリサンドルの光の王への想い
正体不明で何者か分からないメリサンドル。
首飾り外すと老婆なので普通の人間でないと推測しますが、“光の王自身でない何らかの怨念が乗り移った女性”と仮定して書きます。
メリサンドルのコスプレ予定の方は暗記必須。炎の点火呪文です。
ア、エクスオニョソーニョ、イーロォニッサス、
ケッスロシュヴァンテュス、
ゾブリエーサッセ、セングティレィティス。
呪文名メラサンドル。メラゾーマとか派手なのはデジタルの世界だけ。
シーズン2初登場時に「この世は二柱、光の神と闇の神。北では死人が蘇る、冬から我らを守りたまえ。」とスタニス陣営の前で儀式をしておりました。
光の王と夜の王について初っ端から言及。結局登場しなかった大司祭の指令は、メリサンドルにはスタニス導け、ミアのソロスにはロバート王導け。
「約束の王はスタニスでなかった」とは気付くが、大司祭がロバート王も導こうとしてるならスタニスな訳ないとは気付かない女性。
面会複数で指令された年月日が異なるんだろうか。
それは置いといて、メリサンドルは光の王を絶対的に信頼。根拠は炎中に何か見える、毒飲める、影産んで襲わせられる、ヒルで呪い殺せる、鬼火に対抗できる。
何が起きても手柄となっても「光の王の思し召し。」自分というものを持ちません。
それ故か炎中に見えたら絶対的。北部を見て「五王の戦いは無意味。」すべて覆しコロコロ移り変わります。
それでもメリサンドルに説得力があるのは上記の妖術を見せつけられるから。
なので妖術失敗すると無力に。実際、生贄を間違えスタニスの致命傷となりました。メリサンドルは自信喪失でうつ状態。
その後、ジョンで復活の術を成功させ自分も復活。やはり光の王は正しい。
だんだん整理され約束の王でなく“約束の王子”であること突き止めジョン・スノウに会え。既にアリアは発見済。使命を果たしに向かいました。
【思想コスプレその三】
簒奪者ジョフリー・バラシオン、簒奪者ロブ・スターク、簒奪者ベイロン・グレイジョイ。全員ヒルで呪い殺しました。
〇ジョフリー生存なら、ティリオン投獄されずデナーリスに到達せず。
〇ロブ生存なら、アリアが黒と白の館へ到達せず。
〇ベイロン生存なら、グレイジョイ船団がデナーリスをウェスタロス入りさせず。
いづれも最終決戦、その後の後始末につながる主要因。つまり、すべて光の王の思し召し。
現代人が真似をしても妖術を見せつけられません。なので、カリスマメリサンドルレイヤーになるにはハイレベルこじつけ力を身に付ける必要があります。
こういうコスプレ衣装。メリサンドルやサーセイら女性役の衣装であっても、大抵は男性用XXLサイズまでラインナップされております。
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ポク太郎も事前に試着しコスプレを楽しませて頂きました。
当然ながら、嘘でございます。
コスプレのそーいったイベントごとに参加するのは、新型コロナウィルスの終息宣言が出されてから考えましょう。開催もされないとは思いますが。
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