グレアナ｜登場人物の似顔絵整理だけで手いっぱいだった

育児ほったらかし、ひたすら叱咤してきたため、娘メレディスは自暴自棄的な自己肯定感の低い人間に。“医学”ネタで、そんな闇を抱えた人間を軸に展開するドラマ。難解ではありませんが、そーいう意味ではちょっと不思議感も残ったり。

優秀な外科医が何故ここまで上手くいかないの？と疑問を感じたら、メレディス他の抱える闇を思い出すと、このドラマで表現したいことが何となく分かります。

ずっとグレアナに触らなかった理由がこのメレディス。似顔絵が描けません。何とか若かりし頃を描こうと奮闘してるもこのザマ。むくんだ状態の年老いた現在を狙った方がいいのかもと諦め気分になる程上手く描けません。

さも「他のキャラならイケてる」と主張するような言いっぷりですが。

その割には恋多く、ある人曰く「固く締められた心のビンの蓋を開けると愛情が溢れ出る」人物。

婚約騒動中、眉毛を剃り落とされるが、恥ずかしげに隠す訳でもなく相手に見せつけ「どうしてくれる？」と迫る真顔は必見。

この番組での美人キャラすべてをモノにすることから、恐らく本番組でのイケメン担当。でも、ペンライトを照らし何かを覗き込む際にアップが映りますが、かなり凄い構造のお顔をしております。上記イラストはそれに引きづられた結果。

それが強烈過ぎたのか、心臓移植待ちの大富豪患者デニーに入れ込み、医師免許剥奪行為へ。

その心臓病患者デニー演じたのが『ウォーキング・デッド』の大ボスニーガン。本番組では階段すら登れない弱者男性でした。あのニヤけたお顔が西洋ではモテ男のようです。

「床屋さん行ってきました」的な髪型で登場する大人し系キャラにありがちなのは“性病伝染される”“1人だけ試験に落ちる”。

ただし、一番根性が座ってるのはこのジョージ。カレフがビビって逃げたエレベータ内の執刀もやって退けるし、バークの手の震えも追及するし。

“ナチ”印象を思い起こして頂くため、イラストはレジデント色のユニフォームを着せときました。

亭主タックは『プリズン・ブレイク』の極悪暗殺者ワイアット。アチラでは子供を見せしめ殺害、コチラでは妻ミランダ以上に子供の世話に明け暮れる専業主夫。

しかし、この亭主タックとの問題は“必要な会話の時間も無い”。この番組を見てると、いかなる場合でも優先順位一番の“命”に関わる外科医が結婚や子育てなんて上手くいく訳ないと感じてしまいます。

屈指の脳神経外科医で病院の看板、次から次へと女姉妹が登場する女家系のお人。妹アメリアに至っては、スピンオフのレギュラーだったのに、いつの間にか本編『グレアナ』のレギュラーに変貌しております。

妻アディソン・モンゴメリー、妻の浮気相手マーク・スローン、サム、ナオミが大学の同級生で、結婚式に歌った自作の歌でよくからかわれています。その他、妻アディソンの兄アーチャーとは笑える位仲が悪いです。

妻アデルは元看護師で病院内部を知る人物。なので全てバレてましたが不問とされてきました。最終的にアデルが認知症に陥り、亭主リチャードが別男性とのキューピッド役を依頼されることで天罰が降りたという落ち。

“上司”としては優秀で、数々の教え子から信奉されます。後に外科部長からは退きアドバイザー的な一般外科医へ。病院内をうろつき、老練な手法で後進を陥れて教育します。餌食となるのは、悪ガキでも他人想いなカレフや羊キャラエイプリル。

ゴシップネタには疎いが、ジョージ役T・R・ナイトが同性愛者だと暴言を吐いたことで番組を降板。俳優イザイア・ワシントンはデレク役との罵り合い中に「ホモ野郎！」と叫んだだけでジョージに言ってないと釈明してますが。

何だかこの人らプロじゃないね。

ドラマだから笑って見てますが、ホントにこんな医者居たら俺が殴ります。それで名医だから変な感じでイラつく。結局、病院名にまでされ称えられるとか反則級の愛されキャラ。

因みにスローン・スローンとなる娘スローン・ライリーですが、『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』でも役名は“ライリー”でした→女優リーヴェン・ランビン。

整形外科、オープンな性格が起因してマーク・スローンと親しく。このような人物も居る・聖人だらけなのでマーク・スローンみたいなのでも孤立せず活躍できます。

バイなので当初はジョージとベガス結婚、でもイジーと浮気され男に幻滅、マーク・スローンと親しくなるも女性が良かったのかアリゾナと引っ付くことに。娘ソフィアはマーク・スローンとの実の娘。バイなので。

マーク・スローン他、アテンダント連中と絡んではいましたが、結局組織の方針が理解できないと突然立ち去ります。

まぁエリカ・ハーンがメンバーになったのは“バーク降板”という意図せぬアクシデントが原因なので、適当なところで退場させたんでしょうね。女優さんにしてみればえらい迷惑。

異母姉妹と言えど主役メレディスは闇を抱えた変人→いきなり拒否られ“望まれざる絆”と知らされました。そのため関連事も一切言わず一人で抱え込む他人想い。それ故、先輩連中から良いように使われます。記憶力抜群で通称レクシペディア。

この女優カイラー・リーの一番の特徴はひし形の目で、かなり鋭い目つき。恐らくそれ故に、本編登場前にスピンオフで患者役を務めており、そこでは妊娠した敏腕実業家役でした。

にもかかわらず本編では、マーク・スローンの浮気は許されるがレクシーはダメなど、平等対象からは外される大人しキャラ。当初は目元を隠す前髪でしたが、ひょっとしたら“どんどこ美人度を増していく担当”として準備したのかも。

色々思い悩みそこで金髪レクシー。美人度を順調に上げ続けましたが、でも最終的には雑用に明け暮れる落ちキャラに落ち着きました。やっぱりレクシー。

この女優さんは病んだキャラ担当多し。スピンオフでは途中で心変わりする代理母、別ドラマ『Glee』では教師にフラれ唐辛子飲み込んで搬送されたスージー・ペッパーとか。やっぱ見た目がソレなのかな。

非常に義理堅く、恩師マーク・スローン、恩師リチャード・ウェーバーを崇拝する。自分の亭主リチャードを排除しようとする経営の鬼キャサリンと母子戦争に至る場合も。

ジャクソンのしかめっ面が大好きで以前はこう描いてましたが、青い目を持つ黒人なので今回は目を見開いた表情を選択して大失敗。

どこかの外科医と知り合えば、数話内にシアトル・グレース病院に雇われるのがこの恋の解剖学の法則。

例に違わずハントも雇用。更には同僚軍医テディも。クリスティーナの相手がハントなので、火種用なのかテディは心臓外科医→三角関係へ。

ハントは医療部隊を率いる軍医。強靭な精神力、明快な命令、絶対に救命を諦めない熱血外科医。でも相手は“戦争”。ハントのPTSDで戦争の凄まじさを伝えます。

強靭さが非常にカッコよく映りますが、PTSD故か、極限の人生選択故か、色々やらかします。

勝手に中絶を決めたクリスティーナは、子供熱望するハントが言うこと決まってると話し合いも拒絶→ハントが浮気へ。被害者ハントである筈が、“浮気”となれば擁護隊長メレディス攻撃開始→聖人故に反省させられ中絶も認めさせられました。

クリスティーナ降板後、次に関係を持ったのがアメリア。妊娠騒ぎがあるも結局陰性でしたが、アメリアが「絶対に出産嫌」と白状し破局。アメリアが子供拒絶する理由はこちら。

子供を熱望するハントが惹かれるのは、絶対に子供を持ちたくない女性。そこが一番の問題。

その後、性欲を抑えられないアメリアと関係し背中を押され、翌日ドイツに飛びテディにプロポーズ→バレて叱られました。極限状態で悩み続けるハントにとっては悠久でも、テディにとっては“昨日”でした。

それにしても酷い似顔絵。

ただし、それは単なるきっかけで結局惹かれた状態に陥ったタイミングでトラブル。ヘンリーの様態悪化→愛弟子クリスティーナが執刀しましたが結局死亡、ハントは手術中のテディの心理状態を憂慮し知らせませんでした。

それが後のトラブル。クリスティーナにはイジメるように繰り返し状況説明を強制し、ハントは無視。

結局、クリスティーナの手順に間違いはなく、手の施しようが無かった状態だったことを確信、また、ハントは昇進扱いとなる次の職場を準備した上でクビ宣告して解決。

それにしても綺麗な女優さんです。若い方から見るとガイコツに見えるかもですが、爺にはアフロディーテのように見えます。注意点は俺自身“アフロディーテ”が何か知らずに書いてる点。

それが起因してベンは一大決心→外科医となるため再度学校へ戻り中年インターンとして舞い戻ってきました。なのにそこからまた転職。今度は消防隊員に憧れトレーニングを始めてしまいました。

屈強な黒人男性なのでその方が合ってますが。何にせよ移り気なお方。

DV男性に付け狙われてる秘密があり、身元を隠しています。偽名故、裁判所の証人出頭も拒否、論文にも顔出し拒否の変わり者。

そのDV男性ポールを演じたのが別ドラマ『Glee』で最優秀教師に選ばれたウィル・シュースター先生てのがまた何とも。コチラでは人相悪男として演技しておりました。正反対やん。

結婚式に同伴した彼氏が花嫁奪って逃げるなどの被害者になるものの、チアの悪ガキ患者を力でねじ伏せるなど、ドッチやねんと混乱を引き起こします。最後に大活躍した後、旅に出ることを決意し降板しました。

最近よく見かけるのはこーいうアゴの無い小顔の黒人女優さん。『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のタミカとか→女優スーザン・ヘイワード。ほっぺが膨らんで見える風貌が受けるのかな。

初対面時、真っ先にメレディスとぶつかりますが、レクシー経験を持つメレディスは妹を受け入れ、また亭主の妹アメリアも受け入れルームメイトに。

マギーは最年少心臓外科チーフ、アメリアは脳神経外科チーフ。意外にも一番出世が遅かったのが年長姉でサラブレットのメレディスでした。

カレフに誤解され殴られ、上司マギーに誘惑され、父リチャードに気付かれ、アリゾナのルームメイトに。そこでレズビアンアリゾナに連れ添われた人物が自分の姉カリーナ。

単なる女難癖のイケメンでした。

ネタバレチックな話は伏せて、人相の話。

ハントに対し兄弟扱いで目付きの悪いネイサン・リッグスが登場。思えば、デレクに対し兄弟扱いで目付きの悪いマーク・スローンが登場したのと同じパターンです。

つまり、ハントは立派なデレク2号。

浮気相手マーク・スローンとの子供中絶からの紆余曲折が本スピンオフで語られます。

大学の同級生はデレク、アディソン、マーク・スローン、サム、ナオミ。

イラストは本編『グレアナ』初登場時のケバケバしい時の。この女優さんは東京で英会話講師してたらしい。平べったいお顔しか居ない東京の街をこんなゴージャス系が闊歩してたら目立ったでしょうね。

番組内ではやたらとモテモテ。言い寄った男性はデル、軽薄兄アーチャー、大富豪ウィリアム、高性能車椅子ガブリエル・ファイファー。

因みに、スピンオフ開始を知らせる本編でのエピソードでは別女優マーリン・ダンジーが演じてました。

本編に登場した際には、ミランダに「アナタはまともに見えるのに何故あんな人らとツルんでるのかしら？」と不思議がられる常識人。“あんな人ら”とはもちろんデレク、アディソン、ナオミ、マーク・スローンら問題児集団。同級生です。

やはりドラマ的には高度医療ネタが必要になるのか、途中からは元々目指してた心臓外科への道へ進み始めます。

この俳優さんは刑事モノ『デイ・ブレイク』の主役を務めることも。観てみたけど、いくら屈強な黒人男性でもやっぱりこの顔は“喘息持ちで銃突きつけられながら必死で治療するいい医者”が染み付いてるのでなんか変な感じね。

因みに、娘マヤを妊娠させた若者を診療室に呼び出し睨み倒すシーンが存在しますが、サムなので全然怖くありません。恐らく制作陣によるギャグだと思います。

が、過去には国境無き医師団で活躍した結構な無鉄砲医者。アメリアですら躊躇し踏み留まった、医者による自殺ほう助もやって退ける熱血漢。それ故か、後半では国境無き医師団仲間のモグリ医者に感化されER救急医療担当へ。

恐らくグレアナ史上、最も衝撃的な事件に巻き込まれた被害者。本編は最長寿ドラマとして続きますが、これ超える被害は後にも先にもあり得ないと予想。スピンオフも力入ってます。かなりおぞましい事件。

またその犯人ケイティーがフテブテしい奴で。でも犯人演じた女優さんは当然普通の人。スパイドラマ『エイリアス』でマーシャルの嫁となったCIA情報担当。その辺は誤解無きよう。

この女優さん、真顔時は『フレンズ』の人気女優コートニー・コックスと瓜二つですが、イラストのような笑い方をするので美人に見えません。あと姿勢の悪さでオバサンレベル急上昇。姿勢って大事だわと思わせる女優さんです。

リンク先にはその表情が無いけど証拠が必要か？

本クリニックの一番の劣等生、と自覚する確かに劣等生。金が無いようだが、視聴者から見ると無駄使いし過ぎ。それでも子供を精神・肉体両面から守ります。そのためには法律を犯すことも。その面では非常にかっこいい小児科医。

有名役は『プリズン・ブレイク』の極悪シークレットサービスケラーマン。大ヒットドラマでの悪役なので、どうあってもソッチの印象強に。でもケラーマン大嫌いな方は是非このスピンオフ観て下さい。見方が180°変わります。

昼休みの運動時に裸になるので、結局ナオミら女性陣の目の保養役に。女性陣はジュースのストローを咥えながら生唾を飲み込んでおります。

男性＆イケメン故、保守的な患者には“女の園”を見せてもらえません。それ故、実地診療時間が足りないのが悩みの種。

かなりのイケメンですが、現時点では俳優さんとしては鳴かず飛ばずみたいな。NETFLIXの微妙な女子プロレスドラマ『GLOW』に出演し、微妙なアナウンスコールをしております。

スピンオフでのレクシー枠で、ドンドコ美人度を上げていく担当。最初の髪型は多分ソレ狙い。物語が進むとそれが目的だったのねと納得してしまう被害者へ。

また、酒に溺れた経験も持ち、それ故アメリアの世話役を買って出ます。が、相手がアメリアなので買うのは逆恨み。シアトルへ出張してきて本編『グレアナ』にも一瞬顔出しした記憶があります。スピンオフ内でのシアトル映像だったかな？

精神科医とは外科医に成れなかった落ちこぼれ。そーいう役回り。が、かなり立派なモノをお持ちのようで女性陣には噂されております。俺もシャーロットにあーいう噂話されてみたい。

でも何故視聴者に披露できないそんなモノでキャラ作りするのかね。理解に苦しむわ。

スピンオフでの主役はデレクの元嫁アディソン・モンゴメリーで、アメリアは“元亭主の妹”てことで勝手にアディソン宅に住み着いておりました。

変わって本編『グレアナ』ではデレクの現嫁は主役メレディスで、アメリアは“亭主の妹”てことで勝手にメレディス宅に居候しております。

ニヤけたしたり顔で他人の悩み事に首を突っ込む問題児。「自分が一番問題だらけなのに、他人の問題に言及するな」と同僚で隣人のサムにも叱られました。説教中もアメリアはニヤけ面。

問題とはアメリアの幼少期の事件。兄デレクと共に目前で強盗に父親を殺されております。それ故、アメリアは酒・薬と多方面に不安定。

これが本編へ移る前のアメリアの壮絶な経験です。

非常に大人な男性で、当然運命の人となり得る配役。この俳優さん、本場組では良識的な大人の男性を演じておりますが、SNSにある髭生やしたサングラス姿を見るに、知能犯的なマフィアボスもハマり役しそうな雰囲気を醸し出しております。