ポク太郎です。
女戦士ブライエニー・オブ・タースが加筆した騎士名鑑「ジェイミー・ラニスター」の頁を画面を見ながら文字で書き起こしました。
結構多数の方がお気に入りのシーンとは思われますが、少し不満があります。それについて書いてみました。
シーズン8までの
を含みます。
騎士名鑑「ジェイミー・ラニスター」

引用の英文は『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン8第6話の画面に映った書籍の文章です。
Ser Jamie Lannister
サー・ジェイミー・ラニスター |
バリスタン・セルミーの王の森の無法者撃退に従じた。
16歳の時にベイラー大聖堂にて騎士に叙任された:王都が包囲された際、鉄の玉座の下で、彼の王であるエイリス二世を殺害した。
ロバート・バラシオン王に許された。
以降は“王殺し”として知られる。
ティリオン・ラニスターによるジョフリー一世殺害後はトメン一世に仕えた。 |
(ここからブライエニーによる加筆。)
ささやきの森で捕獲され、キャトリン・スタークの二人の娘を見つけ保護することを誓い解放された。
(画面に映らず。恐らく右手失った経緯)
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無血開城させタリー家の反逆からリヴァーラン城を奪回した。
幼少時代の家であるキャスタリー・ロックを犠牲にする見事な戦略で穢れなき軍団を陥れた。ハイガーデンを得るためターガリエン軍を出し抜いた。黄金の道でのドラゴンの炎による絶体絶命を勇敢に戦った。
誓約を守り北部へ向かい、独りウィンターフェル城での隊に加わった。
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死の軍団に対抗し夜の王が倒されるまで、絶望的な戦闘に堪え城を守った。
拘束から逃れ王都を破壊から守ろうと南へ向かった。
彼の女王を守って死す。
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グレイジョイの反乱に触れないのは仕方なし
全てを知る第三者の立場からブライエニーが抜かした部分について加筆してみました。先のブライエニー加筆前の部分に当たります。
Defeated huge number of enemies at Pike in rebelion by Balon Greyjoy.
ベイロン・グレイジョイによる反乱の際にパイク城で数々の敵を倒した。
Ignored existence of Jory Cassel bacouse of too small name.
一緒に戦ったジョリー・カッセルは小物過ぎて覚えてなかった。
Accompanied king Robert Baratheon to winterfell, Pushed down ten year boy from top of tower. Named the war from this case and made a joke to his sister worring about, and Be beaten by her.
ロバート・バラシオン王に随行したウィンターフェル城で10歳の少年を搭から突き落とした。その事件から発展する戦争名を名付け、心配する姉に殴られた。
Took out on abduction of his bros and Attacked the Hand of king, Eddard Stark.
自分の弟が拉致されて逆切れし、王の手エダード・スタークを襲撃した。
Eacaped from kings Landing, and Invaded the House of Tully with order from his father, previous Hand of King Tywin Lannister.
王都から逃れ、前任の王の手父タイウィン・ラニスターの命を受けタリー家へ侵攻した。
After, ignored existence of his relatives, the squire of himself in same jail.
後に捕まった際に同じ牢に入れられた、自分の従士を務めたこともある親戚を覚えてなかった。
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後世に伝わる名前
もどかしく思い通りに行かない『ゲーム・オブ・スローンズ』。そんな物語での物悲しい結末て感じだからでしょうか。
が、個人的に不満があります。ブライエニーが知らなかったことに関しては仕方ありませんが、知ってることに対しても正確ではないからです。
ブライエニーさんへの注文は、
ブライエニーとティリオンは宴会中盛り上がった仲。過去を言い当てるクイズで楽しそうに騒いでおりました。
サーセイが書いたのか知らんが二重線で消せ。訂正×ならリーチ攻め付近の所に「真犯人に自白させた。」と一文書くとか。
これを気にするのには理由があります。
シーズン7の知識の城で大学匠エブローズが「ロバート王死後の記録」を執筆中でした。最終章の最終話でその題名はサムウェルが名付けたという『氷と炎の歌』に。
問題は、そこにティリオンが登場しないということ。
ということは、後世に伝わりそうな書物にティリオンの名前が記述されるのはこの騎士名鑑くらい。
間違いだけが後世に伝わることになります。

女は騎士に成れぬからと憧れの七王国の騎士に興味のない素振り。
その自分を無理矢理七王国の騎士に任命した、愛するジェイミーのことで頭が一杯なのはわかります。
が、世界で唯一そのジェイミーだけが大切に扱った大切な弟がティリオン。
もうちょっと注意を払ってもいいのでは。
あとお願い聞いてくれなかったからってブリンデン・タリーの命をカウントせず無血開城とか。
“間違いだけが後世に伝わる。”
後世に唯一名前を残すその誤った記述は、世界でただ一人自分を大切に扱ってくれた兄を称える頁内。いわずと知れたコミカル担当。
これも下の解釈に至る一要因なのです。
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