サーセイのイライラの原因を医学的に考察してみる

ポク太郎です。

自爆キャラゲーム・オブ・スローンズ/Game of Thronesの登場人物と相関を似顔絵で覚えて楽しむ方法-サーセイ・バラシオン/Cersei Lannister Baratheon演じる女優レナ・へディ/Lena Headeyが大好きです。

このドラマでは常に王后サーセイがイライラしております。この原因をサーセイの置かれている状況を整理した上で医学的に考えてみたいと思います。

シーズン4までのネタバレを含みます。


一番の憂いは脱ラニスター

下リンクで紹介したようにサーセイの行動の起点は常に「タイレル家が邪魔なのよ!」。

なぜタイレル家がここまで邪魔なのか。

理由はこちら。

ラニスター家から嫁いだ王后サーセイはアホ息子ジョフリーを制御できません。

エダードを意味なく処刑し、捕虜となったジェイミー奪還交渉で優位に立つための人質をサンサ一人のみにしてしまいました。

また、王都防衛戦の真っ最中に、頼みの指揮官であるはずのティリオン殺害を目論む危険を犯しますが、それを抑止できません。

事件直後にヴァリスが、殺害命令はサーセイがと伝えてますが、ティリオンに詰問されサーセイ黙秘→つまり、ジョフリーが犯人。

この時点で七王国内にジョフリーを制御できるのは王の手である祖父タイウィンだけ。

、息子の婚約者マージェリーは民衆を抱き込み、ジョフリー王にまで賛辞を飛ばさせるほど計算高いやり手。

マージェリーが后となりジョフリーその子供を制御し始めると実権はタイレル家へ。

タイレル家は当然、ラニスター家を排除しようとします。しかも、ジョフリーは名目上バラシオン家

これがサーセイの心配事。

この世界で語られる「キャスタミアの雨」は、ウェスタロス2番目の金持ちだったレイン家が、タイウィンに反旗を翻し一族全員虐殺されたという物語。

サーセイの望みは現在2番手の金持ちタイレル家レイン家と同じ運命にすること。

サーセイの女性らしい一面

サーセイは「新王の后」という全女性がうらやむ地位を手に入れた女性。とは言っても政略結婚。王の心は元婚約者リアナ・スタークに。

それが理由か元々その気があったのか双子弟ジェイミーと三人の子を成し、その子供が唯一の支え。

まさに母親。まさに女性。

シーズン4の第一話『二本の剣』での場面。やっと帰還したジェイミーを前にイライラをブチまけております。

サーセイのイライラリスト
No.1 双子弟かつ愛人ジェイミーが勝手に王の手エダードを襲い王都から逃亡。(しかも襲った目的は自分が大嫌いなティリオン救出)
No.2 ロバートは猪狩りで不慮の死。(←犯人自分だけど)
No.3 ミラセアドーンへ。
No.4 王都が攻められ戦。
No.5 息子ジョフリーは腹黒マージェリーと結婚目前。
No.6 自分ロラスと結婚目前。

コレも一要因→「パイセルは死んだ猫の臭いがする。」。

この箇条書きのように会話中に並べる辺りはいかにも女性らしい一面。日記でも付けて頭の中を常に整理してるのでしょうか。夫殺害はちゃんと隠しておりますし。

他には、
出生時に母親を殺した大嫌いな弟ティリオン。「愛するものができたら引き裂いてやる!」と歯を噛み合せながら宣告までしています。

が、ティリオン亭に押しかけ子供を持てと言いに来たりも。ジョフリーでさえ自分には大事と説得しようとします。

タイウィンが早く北部総督の跡継ぎをと急かしてましたが、その差し金にしては分かり易過ぎ。⇒さすがに陰謀はなさそう。

サンサと無理矢理結婚させられたティリオンロラスと無理矢理結婚させられるサーセイ

このシーンでは、姉弟共に凹みまくりの沈んだ空気。最後には、敵すべてを殲滅するまで、とラニスター家同士で宿命を共有。

このときのサーセイは姉であり母親の顔でした。

、後にティリオンがご執心の娼婦が判明した際にはタイウィンに即チクリ。

この辺りのツンデレ具合、まさに女性っぽい一面です。

サーセイのイライラの原因を結論付ける

サーセイと言えば、お子様三人を双子弟との間に設けた妙齢の女性。“妙齢”が何歳を指すのか分かりませんが。

旦那ロバートは大陸を制覇した王様。高齢であっても不思議はありません。→なら后も結構行ってるはず。

日本の江戸時代には「人生50年」と言われておりました。このドラマは1800年ほど前の話。老化も速かったはず。

というわけで、結論付けたいと思います。

まさに女性っぽいサーセイのイライラの原因は、

更年期障害だと思います。

ただでさえ上記難問に悩まされてる+更年期障害なのです。そりゃあイライラもするでしょう。

悪い人ではありません。嫌いにならないであげて下さい。

ゲーム・オブ・スローンズ

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