タイレル家の悲劇はオレナ・レッドワインによる因果応報?

ポク太郎です。

タイレル家に降りかかった悲劇はオレナ・レッドワインによる因果応報なのかを考えています。

この悲劇は大きな話なので、シーズン6までの壮大なネタバレを含みます。


因果応報とは…

元はフランスの教語で、善い行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということを言い表す言葉。

似たようなものに『情けは人の為ならず』。
他人に親切にしてると他人からも親切にされるので、結果的に自分のためになるのよを表す言葉。

こっちの解釈は間違いなので注意。
「情けをかけることは、結局甘やかすことになるのでするな。」

予測不能な未来に起き、複雑に絡む原因と結果を計算できないので、上のように捉え結果を良くしましょうと教える格言。

日頃の行いというヤツですねぇ。

タイレル家の悲劇

ゲースロ似顔絵iconオレナ

でっかい話なのでネタバレスイッチ内に書きます。視聴済の方だけ赤いボタンを押して下さい。

タイレル家に起きた悲劇。

自爆キャラゲースロ似顔絵iconサーセイの大事な大事な最後の子トメン王が、総司祭雀聖下に操られ決闘裁判の廃止宣言。

直近に自身の裁判を控えるが、改造された最強のマウンテンロボを擁してるからと安心しきってた自爆キャラは絶体絶命。

そんな中、右腕クァイバーンベイラー大聖堂中に鬼火大スキ狂王の溜め込んだ貯蔵庫発見。

裁判が行われるのはベイラー大聖堂

当日、同日裁判のもう一人の被告はロラス・タイレル本人は当然として、妹マージェリー、父メイスが大聖堂内で見守ります。

このときオレナ・レッドワインハイガーデンに避難済。※雀聖下による投獄の動きをマージェリーが察知→連絡してました。

ロラスの裁判が進む中、マージェリーが「サーセイトメン出廷してない→計略」と気付きますが、時既に遅し。

ドカーン!!

タイレル家の上三人全滅。

バラシオン家マーテル家に次いでタイレル家も滅亡?と頭をよぎります。

オレナ・レッドワインならまだ子供産めそうだから滅亡はなし。

と安心しましたが、よく考えたらレッドワイン家の人。タイレルの血は受け継いでおりません。やっぱり滅亡。

原因を辿ってみる

でっかい話なのでネタバレスイッチ内に。視聴済の方だけ赤いボタンを押して下さい。

タイレル家も滅亡してしまいました。原因は何だったのでしょうか。シーズン2まで遡ってみます。

タイレル家の行動
1 五王の戦いメイス・タイレルレンリーを支持。
レンリースタニスの影に討たれ、タイレル逃亡。
2 スターク戦に苦しむタイウィンタイレル懐柔策発動。リトルフィンガーの入れ知恵)
⇒援軍として王都を守り切り、マージェリーを后にと約束。
3 ヴァリスに入れ知恵され、サンサに手を出す。
タイウィンの怒りを買い、ロラスサーセイ結婚することに。
4 オレナジョフリーを暗殺。理由は___ A ___。
⇒暗殺犯としてティリオンが疑われ、結果、タイウィン死亡。
5 後ろ盾の無くなったサーセイが頼ったのは、狂信者雀聖下ハイスパロー
ロラスマージェリー投獄。ついでにサーセイも。
6 獄中に堪え切れないサーセイ、先にとんでもない贖罪受ける。
オレナトメン王マージェリーの贖罪遂行に怯える。
7 マージェリーをどうあっても助けたいトメン王雀聖下に操られる。
⇒決闘裁判廃止。直後に裁かれるサーセイ絶体絶命。
8 ボォーン!
タイレル家滅亡。

18の通し番号を付けました。

1の失敗を受け、オレナレンリーを推した当主メイスをボロクソにコケ下ろし、姑オレナ天下になります。

2では大事な孫娘マージェリーの希望“”を叶え、3で少し凹まされますが致命的な実害はなし。サンサは諦めさせられましたが、ロラスはどの道少数派。

大きな変化点はやはり4ジョフリー暗殺。

結果として、タイウィンを失ったサーセイゲースロ似顔絵iconサーセイが舵取りを始めてしまいます。もちろん狙うはタイレル家

58を見てもらうと分かりますが、かなり身動き不能な状況が続いております。

結局大きなティッピングポイントは4番。

この大事な変化点4番の暗殺理由を空欄Aとしてありますが、下で考えます。

空欄Aから因果応報なのか考える

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4ジョフリー暗殺の理由は何だったんでしょうか。また、オレナは因果応報の大元となる悪いことをしたのでしょうか。

台詞を拾って理由となるものを考えれば、

○「“ジョフリーはモンスター”とサンサから真実。」
○「大事な孫娘をそんなとこへやる訳にいかず。」
○「孫娘の夢は后。トメンでOK。マージェリーなら落とせる筈。」

辺り。

ジョフリーは嫌。それでも孫娘が“后”になるためにはトメンの即位=ジョフリーの死が必須。

因果応報とは、善い行いに良い報い、悪い行いに悪い報い。が、善い悪いの価値観は目的によってころころ変わりますし、どうとでも捉えられます。

・「民衆のため、暴君を退治。」

ジョフリー狂王のように大虐殺はしておりませんが、良君な訳ありません。暴動も起きてたし、落とし子狩りもしてるし。

・「孫娘の夢と自分の都合のため、現王を暗殺し挿げ替え。」

オレナの場合、やはり後者の比重が高そうです。つまり、利己的な目的から殺人。ということは悪い行いと判定すべきでしょうか。

ジョフリー暗殺→ティリオン投獄→タイウィン死はいくらなんでも予測不能。つまり、悪い行い→タイレル家滅亡につながる理屈を解明できません。

だから、理屈が解明できない“因果応報”を原因として考えたわけです。

、いまいち確信できません。致命的な失態はなかったのでしょうか。

ジョフリーの死後、オレナは夢叶わず凹む孫娘にこう言っております。

○「弟トメンを狙うのよ。」
○「サーセイは邪悪だけどアホではないわ。悲しんでる今がチャンス。」

残念ながらアホでした。

サーセイ雀聖下を利用したせいで、タイレル投獄+自分の贖罪。
マージェリーの贖罪を目前に控え、ニッチもサッチも行かない状況。
トメン王操られる。
自分も八方塞り。
ブボォォーン!

もしオレナサーセイという人物をしっかり見抜いていたら、ジョフリー暗殺方法も違う形になってたはず。

つまり、因果応報ではないもう一つの可能性。

タイレル家滅亡は【オレナアホアホでないと見た大失態】が原因なのでしょうか。

どうなんでしょう?因果応報?アホを見抜けなかったから?どっち?どうなの?ねぇ?ねぇ?

そういえば上表の6辺り。サーセイ雀聖下を使いタイレル投獄を狙ったことを認め、オレナに歩み寄っております。

が、「アンタが始めたこと」と跳ね付けられ、引き下がりました。

この時点では、サーセイジョフリー暗殺犯=ティリオンと思い込んでる。

息子の暗殺犯に「アンタのせいでしょ!」と責められ、スゴスゴ引き下がるサーセイ。それがサーセイゲースロ似顔絵iconサーセイ=愛されキャラたる由縁なのです。

分かる方には分かるはず。この記事はサーセイの記事。つまり、ネタ切れ起こしたってこと。

困ったときはサーセイ!それが鉄則。

ゲーム・オブ・スローンズ

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