ポク太郎です。
大好きなサーセイの連敗記録をまとめました。
シーズン7までの
を含みます。話を全部知ってる方向け。
七王国一の美女

七王国随一の名家に生まれ、全女性が羨む新王の后となった、“七王国一の美女”と謳われる女性。
性格は素直で健気。父親タイウィン公の唯我独尊思想を素直に受け継ぐ孝行娘。
それ故、徹底的に他を見下します。父親の意思を後世へ残そうと努力する健気な女性。
因みに、Googleで“サーセイ”と検索して出てくるネル・ウィリアムスて誰だろうと調べたら幼少の頃を演じた子役さんでした。
サーセイの連敗記録
幼少期の敗北
サーセイが生まれたのは世界一裕福な名家ラニスター家。幼少期の頃には、既に王子の許婚でした。
当時はロバートの反乱前ですので、まだターガリエン家の治世。予想するに、許婚は恐らく第一王子レイガー・ターガリエン。
が、ご存知の通り、レイガーの妻はマーテル家から嫁いだエリア・マーテル。
ドーンは男女、兄弟姉妹関係なく交わる土地柄。
ロバートの反乱時にエリアが惨殺され激怒してるのが弟オベリン・マーテル。察するに、そーとー仲むつまじかったんでしょう。
まだディープな世の中を知らぬ幼少の七王国一の美女。近親相姦女に敗北してしまいました。
全盛期の敗北
時代は進んでロバートの反乱後。サーセイが后の座に。
高飛車娘の性格から予想するに、羨む全女性に対しては無関心を装い、影ではあざ笑いながら后の座に就いたものと予想します。
が、これはロバート・バラシオン王新政権とラニスター家をつなぐためだけのもの。いわゆる政略結婚。
ロバートの反乱の発端は、ロバートの許婚リアナ・スタークの失踪。なので、夫ロバート王の関心はリアナ・スタークだけ。
自分との事の最中に亭主がつぶやくのはリアナ・スタークの名前。
家のためだけに后として売り渡された全盛期の七王国一の美女。北部の田舎モンに敗北してしまいました。
母親としての敗北
その後は当然冷え切った夫婦関係。最初の敗北から学習したのか双子弟ジェイミーと三人の子を成します。
ここからは母親サーセイ。が、子供はすぐに育つもの。10年もすればその王子に許婚が。
気になるのは幼少期に聞いた魔女の予言。
魔女は、予言はするくせに具体的な名前を教えてくれません。
つまりサーセイにしてみると誰なのかわからず、コイツかも!?コイツかも!?と大人数に見えてしまいます。
もっと若く美しいクイーンなのか、もっと若く美しいクイーンなのか、もっと若く美しいクイーンなのか。
まず、もっと若く美しいクイーンは事情により排除してしまいました。第三者である視聴者の目から見れば、サーセイにとって理想的なお姫様でしたが。

その排除が元で現れたのがもっと若く美しいクイーン。これがホントのサーセイの敵。

大切な息子たちを自由自在に操り、あからさまにサーセイから実権を奪おうとする腹黒クイーンでした。
得意の策謀を巡らせクイーンを排除。が、ここで自分も酷い目に合わされた上絶体絶命。仕方なく狂王の遺産、鬼火で爆破。
「シェイム、シェイム、」もやり返し、辛勝ではあるもののサーセイ初勝利か!?と一瞬湧き上がります。
が、クイーンが大切で大切で仕方ない自分の息子が絶望して飛び降り→七王国一の美女また敗北に終わってしまいました。
色々失ってからの敗北
大切にしてたものをほぼ失い絶望しながら就いたのは鉄の玉座。神妙な面持ちで女帝になるしかありませんでした。

そこへ来襲してきたのが、かねがねから亭主が恐れていたもっと若く美しいクイーン。この時代に空軍まで保有する最強の敵。

ただし、こちらは責任感のあるクイーン。先にやるべきことがあると停戦交渉。唯我独尊サーセイに裏切りチャンスです。
が、このときサーセイに残された唯一のものといえば双子弟ジェイミー。

ジェイミーはかねてより、生まれが原因で蔑視されながらも自身の正義を目指す女戦士が気になっておりました。

自身の生き方を見直すジェイミーが、唯我独尊サーセイの勝手ぶりを再認識してしまうことに→ジェイミーに見限られる。
この大戦はまだ結末が明らかになっておりませんが、七王国一の美女序盤戦に敗北してしまいました。
この結末はシーズン8で明らかになるはず。サーセイの初勝利を期待しております。
七王国一の美女サーセイの人生
もちろん父は娘を大切に思ってるがそれより大事な家を守るため、家族を道具としてしか考えないタイウィン公。

父親の意思を健気に継いでるので分家も同じように見下します。それ故、味方は父親以外の家族だけ。
なので味方は弟。しかも片方のみ。もう一方はどうでもいいが、味方が一人なのは変わらぬ事実。
その唯一の味方にも見限られ、残ったのは同じく味方のいないクァイバーンと、人間というより人形なマウンテンロボ
。近付いてくるのは金目当ての銀行員。
何やらこの悲劇の七王国一の美女が嫌われキャラとのこと。
父親の意思「ラニスターに非ずんば人に非ず」を健気に継いだだけで、ズルズルとこんな状況に陥った女帝をかわいそうと思わんのですか、日本の視聴者は。
七王国一の美女と言われるも、オレナ・レッドワインには、
90歳近くの婆さんにまでそう言われ、常に負け続ける七王国一の美女。判断基準、表現の仕方は人それぞれですが、筆者はこのような状況のことを、
と表現いたします。
(追記)
結末が明らかになったシーズン8分すべてを別観点でまとめました。
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