ポク太郎です。
『ゲームオブスローンズ』の舞台ウェスタロスで起きた悲劇の連鎖。結局すべて光の王ロード・オブ・ライトの思し召し。
が、その思し召し発生の元となったトリガ=混乱の原因について考えました。根源を考えるに一人の悪役が浮かび上がってまいります。この方が元凶かも。
シーズン8までの
を含みます。
記事内目次
諸悪の根源はサーセイ・バラシオン?
![]() |
七王国の后: サーセイ・ラニスター・バラシオン |
俳優:サーセイ役女優レナ・へディ | |
名だたる名家ラニスター家の長女。
幼少期には既にターガリエン王子の許嫁。が、戦争“ロバートの反乱”勃発し王家交代。 最後に狂王を裏切ったタイウィン・ラニスターと新王家を結ぶため、娘サーセイはバラシオン王家の后となりました。 ただしロバートの反乱の原因はロバート・バラシオンの許嫁リアナ・スタークの失踪。ターガリエン王子のリアナ誘拐が発端。 当然、ロバート-サーセイ夫婦の関係は冷え切っていました。 |
レナ・へディ俳優情報
配役、俳優名の英語・日本語表記
英語 | 日本語 | |
役名 | Cersei Lannister Baratheon | サーセイ・ラニスター・バラシオン |
俳優 | Lena Headey | レナ・へディ |
レナ・へディSNS情報
レナ・ヘディTwitter@IAMLenaHeadey |
レナ・ヘディInstagram@IAMLenaHeadey |
レナ・ヘディFacebook@LenaHeadeyOfficialFanPage |
レナ・ヘディのプライベート写真に一緒に映る何とかってマイナーな女優さんにInstagramでイイネもらったことあります。それが爺の人生通して一番の自慢。
シリアスドラマのコメディ担当サーセイの似顔絵
似顔絵で覚えるサイトなのでイラストでお顔の特徴。
黒目占有率の高い目。やはり印象的なのは唇両脇を下げる笑い方。そういう方は結構多くマギーQも同様。日本人でもかなり多し。
『ターミネーター』のサラ・コナーでは眉間にしわな表情多いので気付かなかったが、凄く眉間が広く通常顔は吊り上がった眉毛。
変顔全開なSNSを見ると気づくが、鼻付け根部の彫りが非常に深くかなりゴツゴツしたお顔。メイクのせいなのかスクリーン上と全然印象が異なる。
“真四角な顔”な印象だったが、SNSでゴツゴツ判明。メイクが映える外人さん特有の顔か。
個人的に気になるのが、発言時の口の動かし方が『パイレーツ・オブ・カリビアン』のエリザベス・スワンに酷似。
顔は似てないのにソッチ見てると海賊役のサーセイに見えたり。個人的感想。
サーセイ一人に注目した全シーズンあらすじ
シーズン1 サーセイあらすじ
王の手不在になり次の候補はロバート王の義弟エダード・スターク。就任依頼のためウィンターフェル城へ。
城の塔内でサーセイは双子弟と密会。そこへ搭登りの得意なスターク家の10歳次男ブランが現れ近親相姦の現場を見られてしまいました。
秘密を守るためジェイミーがブランを突き落とし、ブランは半身不随へ。
王都に戻り、王の手エダードの治世。
政治と並行し行ってたのはジョン・アリンの死の真相追求。また、ターガリエン家の生き残り暗殺の件でエダードはロバート王と仲違いしてしまいました。
その頃、ブラン突き落としの犯人を追ったエダードの妻キャトリンがリヴァーランドで容疑者ティリオン・ラニスターを拉致。
弟を奪われ激怒するジェイミーが急襲→エダード大怪我。
大怪我のエダードにロバート王が再度政治を押し付け、ジェイミーは無罪放免。理由はタイウィン・ラニスターからの莫大な借金。
ロバート王は頭を冷やすため猪狩りへ。留守中にリヴァーランド住民から陳情「ラニスター軍が略奪中。」
玉座を任されるエダードはタイウィン・ラニスターに決定的な命令を出し戦争確定となります。
撤収準備中、娘の発言からエダードが気付いたのはバラシオン王子らは金髪=サーセイらの近親相姦で生まれたラニスター。ブラン事件の犯人も悟ります。
エダードはサーセイに情け「王の留守中に逃げろ。」
が、サーセイは覚悟を決めていました。サーセイがロバート王の従士にとにゴリ押ししたのは猪狩りに同行する従兄弟ランセル・ラニスター。
ランセルが飲ませたワインでロバート王が酩酊状態→猪に突かれ瀕死状態で帰還、間もなく死。
王の死を受け玉座の間で後継者争い。真実を知ったエダードがサーセイ、ジョフリー王子拘束を命令するも買収された役人がエダードを拘束。
王都はサーセイにより支配されることに。
一方、父の投獄を知り挙兵した長男ロブが策を仕掛けジェイミー捕獲。互いに人質を抱える戦争へ。
サーセイの目論見はエダードにジョフリー王を認めさせること。エダードの娘サンサで脅し民衆前で宣言させました。
エダード=壁送りで話は付いてましたが何も分かってないジョフリーが斬首命令→エダードが斬首されてしまいました。
ロブ軍と対峙するタイウィンにとっては忌々しき状況。戦況は明らかにスターク優勢。和睦できる状況にありません。
使えないサーセイに変わり腫れ物息子ティリオンを王の手代理として王都へ派遣しました。
シーズン2 サーセイあらすじ
イライラ募るサーセイは子飼いの小貴族リトルフィンガーを脅しアリア捜索命令。
このとき王都を任されてるのは王の手代理ティリオン。ことごとくサーセイの意向を潰してきます。
サーセイにあるのは支配欲。でも息子ジョフリー王は落とし子狩りまで始め、サーセイへの風当たりは増すばかり。
この時正体ラニスターなジョフリーが即位したことで大陸中で自称王が乱立。王都へ迫るのも時間の問題でした。
サーセイの王都防衛策は鬼火。結局見つかりティリオンが増産指示しますが、味方であるはずのティリオンにも秘密にし己の支配にこだわっていました。
「ジョフリー制御できず」を気にし、そのキチガイっぷりの原因として近親相姦を疑うもサーセイは母親。息子を守らねばなりません。
対スタニスとの王都決戦では大将であるジョフリーを戦線から退かせ士気低下→王都軍戦意喪失。
守る使命は果たそうとするが凌辱は許せず。戦況を鑑み、次男トメンを抱え自害薬“夜の陰り”。
矛盾だらけのその行動を間一髪で止めたのは、タイレル援軍を引き連れスタニス軍を殲滅したタイウィン・ラニスター公の凱旋でした。
シーズン3 サーセイあらすじ
対スタニス戦での勝因は明らかにタイレル家の援軍。その条件は長女マージェリーの輿入れ。
新后はサンサ・スタークと宣言済。マージェリー鞍替えを民衆に説明しないといけません。玉座の間で茶番劇を演じ民衆に鞍替えを知らせました。
その茶番劇にはサーセイも出演。が、初会合時のこと。得意げに戦争孤児への支援の話をするマージェリーを見てサーセイは瞬時に見抜きました。
それはタイレル家との懇談時にすぐ証明されます。
少し前に困窮した民が暴徒化しジョフリーの顔に牛糞→ジョフリーもサーセイも民から隠れてる状況でした。
赤の王城からマージェリーが顔を出すと民が賛辞→民衆を味方に付けたマージェリーを后とする暴君ジョフリーにまで賛辞。
「ジョフリー制御できず」で悩み続けたサーセイ青い顔→危険感じ即タイウィン公の元へ向かいました。
タイウィン公の返事は、
何も分かってない父に証明するため子飼いの小貴族リトルフィンガーに情報収集依頼。
この時リトルフィンガーが狙ってたのは許嫁を外されたサンサ・スタークの確保。王都からの連れ出しを画策していました。
大出世するリトルフィンガーを警戒する密告者の長ヴァリスがそれを察知→サンサ娶れとタイレル家へ入れ知恵。
リトルフィンガーのスパイはタイレル家長男花の騎士ロラスの花嫁準備計画を掴んでいました。
リトルフィンガーは王都脱出を渋り出すサンサを見て花嫁候補と確信→サーセイへ通報。タイウィン公に伝わります。
スターク家生き残りに触手を伸ばすタイレルにタイウィン公が激怒。
策を潰すためタイウィン公はサンサとティリオンの結婚を命令。サンサは13歳。大嫌いな自分の弟ティリオンの不幸を大喜びするサーセイ。
このページはサーセイに着目するあらすじ。なので、もっと重大な命令が次の瞬間。
有名な少数派趣向の花の騎士ロラス・タイレルとの結婚が決定してしまいました。
サンサが花の騎士との縁組を喜んでたのはまだ13歳でディープな世を知らないから。サーセイは大昔から知っています。
反対するのはサーセイだけに非ず。
そんなもん押し付けられて困るのはタイレル家。実質当主なオレナ・レッドワインも猛抗議。が、悲しいかな策を進めるのは最高実力者。
王の盾はすべての相続権を失う職制。オレナは認めざるを得ませんでした。
凹む姉サーセイと弟ティリオン。
姉弟の会話に登場したのは、王都決戦時にティリオンが味方に襲われた件。追求されたサーセイ黙秘→また「ジョフリー制御できず」の案件でした。
ティリオンとサンサの物悲しい結婚式も執り行われ沈んだ雰囲気。
そんな中、王都へ帰還してきたのはサーセイが愛する双子弟ジェイミーでした。
シーズン4 サーセイあらすじ
サンサと結婚させられたティリオンが大切で仕方ないのは娼婦シェイ。凹ませたいサーセイが遂に発見→タイウィン公へ。
知られたことを確信したティリオンはシェイを守るためペントスへと追い払いました。
ここでいよいよタイレル家の援軍条件、ジョフリー&マージェリーの結婚式。姑サーセイは当然イライラ。
・挨拶に来たオベリン・マーテルの連れエラリアが落とし子だと愚弄。
・ジェイミー護送してきたブライエニーにも嫉妬悪態。
その場でジョフリー毒殺大事件発生。サーセイが短絡思考→目の前のティリオンを犯人と決め付けてしまいました。
犯人は後継者の可能性を奪われたオレナ・レッドワイン。ジョフリーの人柄を探っておりました。
が、マージェリーを后にしない訳でなし。マージェリーに次のトメン誘惑に走らせすぐに興味を引かせました。
トメンが即位し、次のビッグイベントは原告サーセイvs被告ティリオンの裁判。
ジェイミーのタイウィン説得により壁行き決定してたものの、何故かシェイが出廷→嘘証言連発→ティリオンが切れて決闘裁判要求。
両者とも代理戦士=擁護者を使う決闘裁判に。サーセイは先回りしティリオンの用心棒ブロンを貴族へ婿入りさせ懐柔。ティリオン擁護者不在作戦。
そんな中、立候補してきたのはサーセイ側の擁護者マウンテンに恨みを持つオベリン・マーテル。“毒蛇”の異名を持つ槍の戦士。
でもマウンテン勝利→ティリオン死刑宣告。
弟を殺す念願叶ったサーセイは毒で瀕死になったマウンテン再生を自分の付き人クァイバーンに指令。
またロラスとの結婚回避のため、近親相姦の事実を世にぶちまけるとタイウィン公を脅していました。
猛反対の理由は次男トメン王。“トメンはジョフリーとは違う優しい子。サーセイ不在だと手段選ばずなタイウィンと腹黒マージェリーに引き裂かれる”。
“ジェイミーに会えなくなる”からだろと視聴者に勘繰られるのは日頃の行い。
そんな中更なる大事件。
ジェイミーに脱獄させられたティリオンが、タイウィンとシェイ殺害→ヴァリスの誘導で海外逃亡。
シーズン5 サーセイあらすじ
最高実力者タイウィン公が死去。すべてが敵となりラニスター家に襲い掛かります。短絡思考で裁判を起こしたサーセイは「ティリオンのせい。」
最高実力者不在で王都の支配構造も変化。本拠地キャスタリーロックを守る叔父ケヴァンが上京。
また七神正教の過激派雀が幅を利かせるように。サーセイと共謀した従兄弟ランセルも入信。サーセイはすっとぼけるもランセルは改心した様子。
そんな中ドーンから脅迫状。許嫁としてマーテル家へ送られたサーセイの娘ミラセアのペンダントと共に送られたのは「オベリンの死はサーセイのせい。」
「ラニスター家の窮地はティリオンのせい。」「オベリンの死はサーセイのせい。」凄く似ていますが前者を発言した人へ届いた手紙が後者。別人発言。
ジェイミーがブロンを連れミラセア救出に向かうことに。
ブロンが得た“ティリオンの擁護者にならない褒美”は小貴族への婿入り。が、サーセイが筆を取り書類一枚で反故にしました。
タイウィン公が不在故か、小評議会はサーセイの思い通りに動かず。
ここでトメン王とマージェリーが正式に結婚。直後に優しいトメンはサーセイに「故郷に帰りたがってなかったっけ?」
サーセイは腹黒の吹き込みと確信しマージェリーの元へ。
絶対的な後ろ盾不在を痛感するサーセイはマージェリーに対し意味不明な必死の言葉「いつでも力になる。」オレナの影も感じてたと想像します。
そんな時にある事件。王都で幅を利かす狂信者集団雀が、娼館で遊んでた総司祭を捕らえ素っ裸贖罪。被害を訴えに小評議会へ陳情に来ました。
それを聞いたサーセイは、
何かを思い付きました。雀指導者ハイスパロー雀聖下の居所を聞き総司祭に任命。何か覚悟を決めここでリトルフィンガーに使い鴉で帰還命令。
いよいよサーセイが行動開始。まず鉄の銀行からの借金に関して重責派遣必要と蔵相メイス・タイレルを派遣。王都から追い出します。
すぐさまハイスパローに武装化指令。狂信者雀らは王都内を暴れ回りました。
狂信者雀の取り締まりは禁ワイン、禁異教、禁少数派。有名な少数派ロラス・タイレルが投獄されてしまいます。
兄が投獄されマージェリーがトメンを怒鳴りますが、トメンは馬鹿正直な無垢な子→埒あかず本拠地ハイガーデンのオレナ呼び出し。
帰還命令を受けたリトルフィンガーが到着。策についてチクッと諫められるもサーセイ「したのは総司祭。」
戦を決意したサーセイが呼び出した目的はアリン家の行動確認。リトルフィンガーはこの時ヴェイルの領主として赴任していました。返答はサーセイの味方。
ここでリトルフィンガーが自分の策「ボルトン家がサンサ匿ってる」→サーセイは歯を噛み合わせながら怒り狂い、谷間の軍でぶっ潰す承認取ると約束。
ここでオレナが王都到着。サーセイ「したのは総司祭。」のらりくらり交わし「ロラスの審問に出席したら?」
その審問中に今度は証言台に立たされたマージェリーが偽証罪で投獄。タイレル家は孫二人とも投獄されてしまいました。
現在王都に駐留するリトルフィンガーの名言は「恩人殺害は動機がないので疑われない。」自分を貴族にした恩人ラニスターを「既に無力、潰して利用」と宣言済。
ジョフリー暗殺の首謀者はオレナ・レッドワイン。が、計画を取り仕切ったのはリトルフィンガー。目的は新スポンサーの信頼得るため。
ここでも新スポンサーのご機嫌取りとして贈り物。
孫二人投獄され激怒するオレナにサーセイの悪事をすべて知る従兄弟ランセル・ラニスター情報→オレナがハイスパローに差し出し自供。
マージェリーの様子確認の後、サーセイがハイスパローを褒め称えてる最中に全て供述したランセル登場→サーセイ投獄。
暗黒房のサーセイ。面会に来たのはクァイバーンだけ。誰も助けずな状況伝わる。頼みの綱クァイバーンも進言は“自白すべき”。
サーセイが頑として抵抗する理由は「アタシが取り立ててやった側だ!」それでもロラス、マージェリーが根をあげる前にサーセイが自白。
認めたのはランセルとの近親相姦だけ。王子らの正体、ロバート王殺害は認めず。ランセル分は証拠動かずと諦めたようです。
保釈条件はすっ裸贖罪。街中の民から汚物を投げつけられてしまいました。
シーズン6 サーセイあらすじ
ミラセアの葬儀。が、トメンの命令は「サーセイを部屋から出すな。」
この時ドーンでクーデター。エラリア・サンドがドーラン大公とその跡継トリスタンを殺害していました。
トメンはトリスタン殺害犯=サーセイ?と案じてるものの、外出禁止令はサーセイの再投獄防止目的。
母サーセイを前に、トメンは大切な后マージェリーを投獄されハイスパローに抗えない弱さを嘆きます。
完全に落ちぶれたラニスター本家。小評議会にミラセア殺害とエラリアのドーン掌握について議題を挙げるも完全無視。
そうこうしてる内に青い顔したトメン。青ざめる理由はマージェリーの素っ裸贖罪。サーセイは再度小評議会へ乗り込み、贖罪間近を伝えます。
同行したジェイミーの策。
・タイレル軍でハイスパロー勢力制圧。
〇ケヴァン:長男ランセルに目を覚まさせる。
〇オレナ、メイス:マージェリー贖罪中止死守、ロラス奪回。
〇トメン:知らぬ間に后マージェリー戻る。
→全会一致で採択。
この辺りで、やっとトメン王がマージェリーとの面会を初めて許されました。が、マージェリーは洗脳されたかのような様子。発言がハイスパローそのもの。
タイレル軍を引き連れたメイス、ジェイミーらが乗り込みますが、聖堂から出てきたのは言いくるめられたトメン王。救出作戦は不発に終わってしまいました。
言いくるめられたトメンが玉座の間にて王の盾総帥ジェイミーを解任→リヴァーランドの紛争解決に派遣。
信じた救出作戦も不発で完全に信用を失ったサーセイ。オレナに歩み寄るも恫喝され、息子トメンに近寄ろうにもケヴァンに制止されます。
ジェイミー不在の中、サーセイの周囲にはクァイバーンと人体改造で蘇ったマウンテンロボだけ。
その状況でトメン王のお触れ=サーセイの裁判日程と決闘裁判廃止宣言。擁護者マウンテンで切り抜けるつもりだったサーセイは絶体絶命。
が、直後にクァイバーンが王都内至る所に貯蔵されてる鬼火発見の件を伝えました。
サーセイの審判の日。同日裁判だったのはロラス。場所はベイラー大聖堂。サーセイは出廷せず、またトメンはマウンテンに出廷を制止されます。
ロラスの審判が進む中、出廷せずなサーセイらに気付いたマージェリーが策と感付きますが既に遅し。ベイラー大聖堂が鬼火で大爆破。
ハイスパローはもちろん、オレナ以外のタイレル家、ケヴァン、ランセルが爆破に巻き込まれました。
トメンは驚愕。愛するマージェリーの死を確信し、冠を外し飛び降り。サーセイが幼少期に聞いた魔女の予言「子供すべて失う」が的中。
ヤケクソ状態かもなサーセイはタイレル家、マーテル家に宣戦布告。また、七王国の君主サーセイ・ラニスター一世として自ら玉座に座りました。
赤の王城でサーセイ女王を称える民衆は以前汚物を投げつけてた方々。
シーズン7 サーセイあらすじ
絵師に描かせたウェスタロス地図上でジェイミーと会話。ジェイミーが王位に反対する理由は「味方居ない。」
全方位敵。東:デナーリス、西:オレナ、南:エラリア、北:ジョン・スノウ。
最初の味方候補はグレイジョイ家。この時行方不明者ユーロンがグレイジョイ家を乗っ取っていました。まずは粗暴な海賊に腕試しをけしかけ追い返します。
次はリーチの名家ターリー家。武人ランディ・ターリーはラニスターの節操ない誓いに苦言→が、誓いがあるのでしぶしぶ了承。
ここでユーロン・グレイジョイが手柄。ドーン兵運搬予定のデナーリス陣営を叩きエラリア、その娘タイエニー、ヤーラ・グレイジョイを捕らえて凱旋→海軍指揮官へ。
ミラセアの仇エラリア・サンド。サーセイ女王は娘タイエニーに同じ毒薬+遺体の目の前で一生過ごさせるエラリア幽閉。特技“人のせい”BBA対決は女王に軍配。
王家の問題は鉄の銀行からの借金→職員が取り立てに。鉄の銀行の回収法は敵への融資。恐れるであろうデナーリスの名を出し脅します。
が、サーセイ女王は天才。金銭目的でなく奴隷解放戦に勤しむデナーリスが投資対象でないことを見抜き「2週間以内に全額返還。」と約束。
もちろん返す宛てはリーチ。ジェイミーはデナーリス陣営に回ったティリオンの策を回避し、ハイガーデンを落としていました。
サーセイ憎しでデナーリスと同盟したオレナに毒薬。ジェイミーがサーセイを説得し苦しまない毒での最後を与えました。
が、オレナはこの歳まで生きた稀代の悪女。ジョフリー殺害首謀者=自分と最後っ屁を浴びせて逝きました。
何にせよリーチ丸ごとで借金返済。鉄の銀行はタイウィン公<サーセイと高評価。女王は傭兵軍団ゴールデンカンパニー用の再融資を依頼。
ただし、リーチ戦の結果はもう一人の女王の逆鱗に触れてしまいました。
デナーリスはもう相談役ティリオンの良識ある攻撃に納得せずドラゴンで逆襲。ラニスター軍壊滅→ジェイミーは命からがら王都へ帰還。
対ドラゴン戦を経験したジェイミーは降伏を進言→却下。この場でオレナの最後っ屁が伝わりますが意外と女王は落ち着いた反応。
何にしてもジョフリー殺害犯≠ティリオンが判明した瞬間。
敵の本拠地ドラゴンストーン城ではある選択。北部から死の軍団の脅威を知らせに来たのが北の王ジョン・スノウ。
死の軍団迫ると使い鴉を受け、帰りかけた所を女王から歩み寄り。ドラゴンストーン城脇の洞窟内森の子らの壁画を見て死の軍団の存在を信じていました。
採択したのはサーセイ女王に亡者一匹見せ停戦協定→捕獲部隊がゲットし王都へ。
協定の場へ現れたのはドロゴンで飛来するデナーリス女王。ハウンドが箱から出したのは体を分断されても動き回る亡者。
サーセイはドラゴンも亡者も初めて→愕然とし休戦受諾。が、北の王とは以降も不戦としたサーセイにジョン・スノウが馬鹿正直発言「既にデナーリス配下。」
サーセイ女王は怒って退出。
女王の手ティリオンが最後の説得。そこでティリオンに伝わったのはミラセアとトメンの死、サーセイ女王の懐妊。
既にジョフリー殺害犯≠ティリオンが判明したサーセイ女王が「ミラセアとトメンの死はティリオンのせい。」犯人と決めつけた謝罪はありませんでした。
根拠はティリオンによる殺害で後ろ盾タイウィン不在=敵がラニスターを見下しミラセアとトメン殺したから。
これがエラリア・サンドに打ち勝った勝因。特技“人のせい”のレベルが黒帯級です。
どうでもいい話は置いといて、ティリオンに説得されサーセイ女王が共同戦線を申し出。どう説得したかは描写されず。
宣言を受け北進の準備するジェイミーにサーセイが真相。亡者にドラゴンぶつけ黄金兵団で叩く策。裏切りの発表でした。
裏でユーロン船団が黄金兵団を運搬中とのこと。
唯一の味方自分でなくユーロンと画策したと責めるジェイミー。サーセイの言い分はジェイミーも敵ティリオンと共謀し休戦協定画策。
ブロンに騙されてその場に連れて行かれたジェイミーが激怒し、サーセイの元から去ってしまいました。
シーズン8 サーセイあらすじ
ユーロンが黄金兵団を連れて王都へ到着。ユーロンのかねてからの念願はサーセイ女王の体。女王は無礼を怒るが退出時に気が変わり合意。
ジェイミーの子を腹に宿すサーセイ女王は事後のワインで何かを思い付きました。
また、敵に回ったジェイミーとティリオン討伐のために雇ったのはブロン。ボウガンを渡し殺害指令を出しました。
北部では死の軍団との決戦準備。誓いを守ると到着した王殺しジェイミー。呼び名の由来はデナーリスの父狂王殺害。迎合にも大リスク。
同時にサーセイの裏切りも伝わります。
被害を被ったのはサーセイの嘘を見抜けなかった女王の手ティリオン。度重なる失策も加わり完全に信用を失ってしまいました。
死の軍団との決戦。生者側は何とか夜の王を倒し、次はサーセイ女王との決戦。
ここでラニスター兄弟殺害令を受けたブロンが北部へ現れ二人に高圧的交渉。サーセイ負け確と確信するブロンは買収の約束を取り付けていきました。
デナーリス軍が王都へ向け南進。その最中にユーロン船団が急襲。被害はレイガル死とミッサンディ捕獲。
ユーロン=腹の子の父との嘘でサーセイはユーロンを制御していました。
上記被害でデナーリス激怒→王都殲滅宣言。ティリオンが交渉を進言し王都前で降伏勧告。が、人質ミッサンディを得た女王側も降伏勧告→平行線。
ティリオンの直談判も叶わずサーセイ女王がミッサンディを斬首。
王都殲滅準備を進めるデナーリスを諫めるティリオン。が、デナーリスが捕らえたのは女王のため軍を抜けようとしたジェイミー→ティリオンに最後通告。
死を覚悟したティリオンはジェイミーを逃がします。頼みは降伏の鐘を鳴らすこと。鐘で攻撃停止の約束を取り付けていました。
王都決戦開戦。ドロゴン一体で圧勝。
ジェイミーでなくラニスター兵が鐘。が、デナーリスが民も含めて攻撃→戦闘再開。
崩れ落ちる赤の王城。ユーロンに邪魔されながらもやっと到着したジェイミーがサーセイを発見。
ティリオンが指南した王城内ドラゴンの墓に到達するも出口が埋没。
愛するジェイミーに寄り添われながら、腹の子を生かしたいと嘆きながら、サーセイ女王は生き埋めとなりました。
混乱の“元凶”となったサーセイの行い
No.1 シーズン4~近親相姦が全ての混乱の起点
物語開始時、初っ端の謎は王の手ジョン・アリンの死。暗殺された理由は“バラシオン家王子らの出生の秘密を知ったから”。
真相はシーズン4まで伏せられますが、サーセイの近親相姦によるラニスターの成りすまし王子が居なければ起こり得なかった混乱。
ジョン・アリンの行動を知ったのが「恩人殺害は動機がないから疑われない」を名言とする極悪人リトルフィンガー。
ジョン・アリン不在ならロバート王が頼れるのは義弟エダードのみ。次の王の手は容易に想像がつきます。
スタークvsラニスターで混乱を巻き起こし、北部乗っ取りを実現するための暗殺でした。
リトルフィンガーなので、サーセイの近親相姦がなかったとしても別件で何か仕掛けてた筈ではありますが、実際に元凶となったのはそれでした。
No.2 シーズン4~短絡思考で最高実力者死去
キチガイだがかわいい息子ジョフリー。毒殺現場目前でワイングラスを掴むティリオンを犯人と勘違い。
確かにジョフリーがティリオンの命を狙い険悪関係。が、その関係を知られるティリオンが披露宴主役として注目の的となってる現場で狙う訳なし。
しかも目の前でグラスを持って突っ立ってる状態。
いつまでもそれに気付かず裁判も工作裁判。結局、決闘裁判→オベリン死→ティリオン死刑判決→タイウィン死。
ひいてはエラリア・サンドの逆恨みまで買いミラセア死。下手な工作活動せずブロンを擁護者にさせておけばミラセア狙われずだった点にもご注目。
ここでの一番の混乱はタイウィン公が亡くなってしまったこと。以降の混乱製造機サーセイの独壇場舞台がウェスタロスに完成してしまいました。
No.3 シーズン6~思い付き策謀で大陸全土から敵視
絶対的後ろ盾タイウィン公を失い、怯えるのはマージェリーの手腕とタイレル家。一瞬協調の道を選ぶも瞬時に方向転換。
少数派ロラスを起点に芋ズル式タイレル投獄。その策謀は見事だが、やはりサーセイなのは従兄弟ランセルを軽んじてる点。
わざわざ雀入信を伝えに来たランセルにシラを切り、思い込んだのは「ハイスパローは自分の従者。」
「したのは総司祭。」と言い訳にできる理由は、自分の承認なしで投獄できる権力をハイスパローに与えたから。
言い訳に使えるとは気付くが、自分を投獄できるまでの権力を与えたことには気付かない。“自分は超越した存在”と自負するサーセイならでは。
これにより自分は素っ裸贖罪。結局鬼火で大聖堂を爆破しトメンの死。
誰も残らず七王国一の嫌われ者が王都の顔として玉座に座らざるを得なくなってしまいました→ウェスタロス全土の敵=王都の構図完成。
No.4 シーズン8~勝てる訳ない相手挑発し王都の民虐殺
予想内か予想外か北部で生者側が勝利。
迫るデナーリス軍に改良型スコーピオンでレイガル退治+ミッサンディ人質。戦争なのでそれは戦功。
その昔無駄に人質減らすジョフリー制御できずと責められたサーセイ。自らも挑発のためだけにミッサンディ斬首=王都側のけん制力消失。
最強の敵相手に自ら盾を叩き割る行為。残る盾をスコーピオンだけにしてしまいました。
サーセイにとってはどうでもいいことですが、結局切れたデナーリスが王都を焼け野原に←未曽有の混乱。
『ゲームオブスローンズ』の悲劇、すべての事の発端はサーセイの近親相姦。
同罪にもかかわらず、諸悪の根源=ジェイミーとは言われないのは日頃の行いと思われます。
ただしポク爺は少し考えます。
人間の性格に罪はありません。ある性格の人間がこうされたらこうするのは仕方ないよな←こーいう部分が少しだけあります。
それを考慮すると別の見方も。
七王国有数の名家出身で“七王国一の美女”と謳われる唯我独尊高飛車女とのコトの最中に別の女性の名前をつぶやいた大馬鹿者がおります。

ロバート・バラシオン一世
そこから近親相姦へ走ることになるので、ヴァリスが正しかったことが判明致しました。

コメント