ポク太郎です。
どうでもよい脇役で更新ネタを稼ぐ『ゲーム・オブ・スローンズ』ブログを運営しております。
本日の注目は痛風持ちの車椅子、ドーンのプリンスドーラン・マーテル。
HBOでは争いを避け配下から失望される人物に描かれましたが、実はあっさり退場する脚本に俳優アレクサンダー・シディグが文句垂れるほどの、タイウィンからもかなり警戒される策略家。
Fandomページで『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作情報をセコセコ調べ、削除されたドーンの物語に着目します。
シーズン6までの
を含みます。
冷静に慎重に見つめるドーン統治者プリンスドーラン
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ドーンのプリンス:ドーラン・マーテル 俳優:ドーラン大公役俳優アレクサンダー・シディグ |
ウェスタロス最南端ドーンの地を治めるプリンス。ターガリエン家に征服された他の六王国とは異なる“プリンス”。
9歳年下の妹エリア、10歳年下の弟オベリンの長兄。好き勝手に生きる弟とは対照的に、“ドーンの統治者”として慎重な人物に育てられました。 オベリンと同様激怒するのは、王子レイガーに嫁いだ妹エリア惨殺事件。ロバートの反乱時のラニスター軍将校マウンテンによる悲劇でした。 ドーラン大公の初登場はオベリンが 。HBOドラマにてそこまでマーテル家が登場しなかったのは、上記事件に激怒しラニスター家が出しゃばる王都と距離を置いてたから。 、 |
ドーラン・マーテル大公のキャスト情報
役名俳優名の英語日本語表記
英語 | 日本語 | |
役名 | Prince Doran Martell | ドーラン・マーテル大公 |
俳優 | Alexander Siddig | アレクサンダー・シディグ |
俳優アレクサンダー・シディグSNS情報
ご本人のアカウント | Alexander Siddig Twitter @alexsiddig Alexander Siddig Instagram alexandersiddig |
公式ファンサイト | SID CITY公式ファンサイト Sid City twitter SidCity Facebook |
ご本人のアカウントはいづれも情報無し。アカウント作っただけ~みたいな。
北東アフリカスーダン生まれのイギリス人俳優。出身国の誇りなのか何なのか、豪華なファンサイトが作られております。見た目でインド系やアラブ系と思ってたがアフリカ系なのな。
ドーラン・マーテル似顔絵~頬が細く前髪後退でアイドル顔
似顔絵で覚えるサイトなのでイラストでお顔の特徴。
丸い目の直上に太い直線眉毛。キリッとしております。
強く印象付くのは細い頬でかなりの前髪後退→お顔パーツ重心が下方=アイドル顔。インド系やアラブ系だけでなく黒人系は眼球に赤み。
アイドル顔なのに眉毛や存在感のある丸い目により少しイカツサを感じる濃い系。
これを読んでる皆さんがご存じがどうか不明ですが渡辺ソックリです。渡辺とはポク太郎のローカルな友人。先のイラストは車椅子に座った長髪の渡辺。
端からロバート王を裏切ったのはドーラン・マーテル
HBOドラマではそう描かれました。
でも、原作で先に裏工作を始めたのはドーラン大公でした。
ロバートの反乱戦時中:
王子レイガーに嫁いでたドーラン大公の妹エリアもラニスター旗手マウンテンに惨殺されました。
ロバートの反乱決着後:
一応、ロバート王に誓いを立てるも、ドーラン大公はブレーヴォスにてターガリエン家生き残りを保護する人物と密約を交わしておりました。

HBOではドーラン大公の子供はトリスタンだけですが、原作では長女アリアン、長男クエンティン、次男トリスタン。
原作との違いでも挙げましたが、長男クエンティンがデナーリスに求婚しにミーリーンまで訪れたのは、既に死亡したヴィセーリスに代え上記密約を果たすのが目的。
ドーラン大公とは、思慮深く周囲に臆病者と思わすことで目的を果たす、非情に冷酷で決断力ある人物。“統治者”として育てられてるため、戦争がもたらす子供の悲劇を憂慮し非常に慎重。
タイウィンの評価は「ドーラン大公の忍耐強さと長期計画へのこだわりは優柔不断や怠惰と見間違えてはならない真の脅威。」
ミラセア救助に来たジェイミー会談での王都迎合も明らかな策と俳優さんは主張、この策略家の動きで物語はまだまだ展開する余地がありました。
にもかかわらず、HBOではドーンの強硬派によりアッサリ排除。それに対し、演じた俳優アレクサンダー・シディグさんが文句を垂れたそうです。
ただ、ドーンの土地柄ではドーラン大公の我慢強さは理解されず、復讐を願う民からはどちらかと言えば不人気。なのでアッサリ退場も物語上矛盾なし。
Fandomページには「プロデューサーが更なる悪役女優インディラ・ヴァルマを気に入ったため」とあります。そりゃそうだ。俺もエラリアにたくさん登場して欲しいわ。
因みにご子息三人の母でドーラン大公の妻はメラリオ。死別したのでなくドーラン大公に愛想尽かし故郷ノーヴォスに帰ってしまったとのこと。亭主が渡辺なら仕方ないよね。
ドーラン大公が慎重に成らざるを得ない理由
特にオベリンにとっての姉エリアとは、亭主レイガーに対してまでも「他人の女奪った」と恨みを抱く“ちょっと何言ってんだ?”レベルの大切な姉。
ジョフリー王の婚礼に名代として赴くことになったオベリンにドーラン大公がこう指令。
、- ジョフリー王と小評議会の見極め。
- 長所・短所の記録。
- ドーンの友人捜索。
- 故エリア最後の状況調査。
- 過度にタイウィン刺激せず。
立場としてはオベリンと全く変わらず。
それでもドーラン大公が慎重に成らざるを得ないのは、ドーンは七王国で最も人口が少なく、先のロバートの反乱の決戦場であったトライデントの戦いで壊滅状態に陥ったから。
真っ向からラニスター家に対抗できる力がありませんでした。
でもドーンには娘アリアンも含めたくさんの強硬派。
それで結局あんな結果に。
削除されたドーン、マーテル家の物語
HBOでは「ジェイミーによるミラセア救出」、原作では「仇マウンテンの頭蓋骨持参した使者への対応」で話が作られました。
マウンテンを持ち出す、つまり、ドーン人の怒り=故エリアの恨みがもう少し強調されたもの。
頭蓋骨持参した使者の正体はサーセイの刺客。それを見抜くドーラン大公が、砂蛇らドーンの強硬派を抑える物語となっています。
強硬派の中に居るのが娘アリアン。ミラセアを巻き込み顔に怪我を負わせます。抑えきれない強硬派にドーラン大公が指示。砂蛇らはその指示を受け王都との戦争準備へ。
息子クエンティンは先の密約実現のためミーリーンのデナーリスの元へ→でも結婚断られ事件を起こし死亡。
また、原作では故エリアと王子レイガーの息子エイゴンがヴァリスらによって逃がされており生存→ティリオンの指南を受けウェスタロスに舞い戻ってきます。
その正統後継者エイゴンの対応をするのが娘アリアン。
原作はまだ出版されておらず、この辺で話が止まってるようです。
そういえば故エリア以前に元々王子レイガーの后予定だったのは我らがサーセイ美人。亭主ロバート王が死去し未亡人となっておりました。再婚先として父タイウィンが思案したのは、
- ウィラス・タイレル…原作でのタイレル家長男。馬上槍試合で怪我→ハンデ付の体。
- ベイロン・グレイジョイ
- オベリン・マーテル
サーセイ美人は「なんでカタワの犬男や老齢イカなんかと…」と暗にオベリン指名。一方、オベリンは「なんで金髪娼婦なんかと…」と拒絶。
因みに原作でもHBOでもジェイミーは猛反対。
ここはポクサイド。マーテル家話題の投稿であろうがサーセイ情報は逃しませんよ。
てか、『鉄諸島に嫁ぐ七王国一の鼻つまみ
』でスピンオフ作ってくれ。絶対面白いよ、そのコメディ。
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