ゲースロあらすじ考察|ロブスターク編『無能少年とよばれて』

本ブログでは各緒名家に関連する名称はこの色使いで強調しております。家名、人名、地名など。サイドバー内には簡易地図。
ターガリエン家スターク家バラシオン家
アリン家ラニスター家タリー家
タイレル家グレイジョイ家マーテル家

ポク太郎です。

以前こんな投稿をしました。

ドラマ中の登場人物を有能、無能と論じるほど生産性の低いことはありません。が、何とでも書けるので書きやすく、味を覚えてしまいました。

シーズン3までのネタバレを含みます。


無能判定の前提条件は以前と同じ

ゲーム・オブ・スローンズ』を視聴する際の前提条件ですが、

・身分だけが重視されるカースト制度
・道徳観念存在せず、人間も野生動物
・全員、まともな教育を受けてない

これらは上記リンク先と同じです。

『無能少年とよばれて』著ロブ・スターク

完璧長男:ロブ・スターク、俳優リチャード・マッデン

ゲースロキャストicon|ロブ・スターク/Robb Stark

泣く子も黙るスターク家の長男。主役にも見えるエダード・スタークの長男ですので初回エピソードから登場。

ただし、カースト制での落とし子ジョン・スノウの存在など分かりにくい点も相まって、脇役として見られがちな不運の人。

ドラマ開始時の年齢は17~19歳位。

ロバート王、后サーセイ自分達の結婚が17年間、国を繋ぎ止めてるのか。わっはっは。」つまりロバートの反乱が17年前。

戦乱の中、ドラゴンストーン城付近の嵐の中でデナーリス、後に判明しますがジョン・スノウが戦終盤に出生。ジョンロブが同い年。

なので、この三人ゲースロキャストicon|デナーリス・ターガリエン/Daenerys Targaryenゲースロキャストicon|ジョン・スノウ/Jon Snowゲースロキャストicon|ロブ・スターク/Robb Starkがおおよそ17~19歳位のティーンエイジャー。

自ら切り盛り宣言し、意識不明の弟ブランの看病で一杯一杯の母親を補佐。両親不在の間、敵と疑う客人ティリオンにも城主として毅然と対応。

このように物語開始直後から完璧長男を演じておりますが、登場人物多過ぎで存在感薄。

コマ切れシーン構成+存在感が薄いためかシーン1つで話が大きく進み、記憶に留まりにくし。また、主な活躍は理解も浅い序盤シーズン。

いい機会なのでロブに着目したあらすじを。

ロブ・スターク一人だけあらすじシーズン1

王の手として王都へ向かった父エダードブラン事件の犯人捜しに出かけた母キャトリンの留守を預かり代理城主。

投げやりになる弟ブランの世話、城主としての責任を全うしておりました。

そこへ王都で父エダード投獄事件発生。后サーセイに書かされた妹サンサの手紙が届きます。「ジョフリー王に忠誠を誓いに来い。」

ティーンエイジャーロブ、戦争を決意。見守るのは親友シオン。全旗手を集めるロブに学匠ルーウィンも反対せず。

集まった北の旗手達。先陣の取り合いで揉めるアンバー家を恫喝し、青二才ではないことをアピール。ティーンエイジャー、老骨たちを屈服させます。

1万8000の兵を率いて、いざ出陣。

途中、高巣城から戻る母キャトリンと合流。は「一族の存亡を賭けた戦い→勝つしかない。」と激励。

地峡付近まで進軍後、ラニスターの斥候(忍)を捕獲。そのまま開放し未経験大将ロブが計略を仕掛けます。

地峡を越える関門は双子城。居るのは強欲ジジイウォルダー・フレイ。通行料として要求された中には「戦争後、フレイ家の娘をロブの嫁に。」

条件を飲み、フレイ家の兵も従えて地峡を通過。

いよいよ、最強タイウィン公と対峙。

未経験の青二才と舐めてかかってる老将。粉砕してやると迎え撃った相手は大軍に見せかけた2000の小隊

本隊タリー家を包囲するジェイミー軍を急襲。タイウィン公の長男ジェイミーをひっ捕らえ、スタークを圧倒的優勢に。

が、ここで悲劇。王都にて投獄されてた父エダードの処刑情報。

エダードは文句なしの北の大将。抑えられない旗手たちは300年の鬱憤を吐き出すようにロブ北の王として祭り上げます。

北の王…王都から支配を受けない独立国家としての王。300年前、ドラゴンの圧倒的戦力を見て兵士を守るため降伏したトーレン・スタークが最後の北の王

ロブ・スターク一人だけあらすじシーズン2

敵将が最も痛がる人質を得たロブ

王都には和睦条件、和睦成立するわけないので船の手配。キャトリンに反対されるもベイロン・グレイジョイに同盟交渉。レンリー・バラシオンにも同盟交渉。

その後も快進撃を続けるロブエダードの意思を継ぐ者。捕虜を人道的に扱います。が、腹心は皮剥ぎをエンブレムとするボルトン家

そんな中、医療ボランティアをしていたタリサ・マイギアゲースロキャストiconタリサ・マイギア/Talisa Maegyrと出会います。

ここで大事。
同盟交渉に行ったはずのシオンウィンターフェル城を急襲。武術指南役のロドリックの死亡情報伝来。

とりあえずルース・ボルトンの進言通り、ボルトン家の落とし子に奪回を任せることに。

その後も、相変わらずエダードの意思を押し付けるロブと、捕虜のやり場に困る部下。その点でロブの味方は医療ボランティア。ただし、それは

ロブタリサと医薬品調達へ出かけた最中にまた事件発生。捕虜ジェイミーが逃亡しようと旗手カースタークの息子を殺害してしまいます。

カースタークキャトリンに噛み付き仇討ち要求。ロブがデート中というのも気に食わず軍内は今にも人質ジェイミーを殺害しそうな雰囲気。

困ったキャトリンは絶対にを返せと誓わせジェイミーを開放。護送担当は女戦士ブライエニー。すぐに連絡が入りロブもとんぼ返り。

あれやこれやと事件が起きるのでここで状況整理。

・軍内にはロブに対する不満

ロブの意思。の理想を遂行するタリサがええ。」
軍内「にウツツ。」

ウィンターフェル城シオンが占拠
・対ラニスター戦最大の切り札失う

やけっぱちになったのか、ロブフレイ家との約束を破りタリサと結婚。人質ジェイミー開放という大失態をやらかしたキャトリンは全く制止できず。

ロブ・スターク一人だけあらすじシーズン3

ハレンの巨城に到着したロブ軍。ただし、ラニスター軍は撤退、城内には北部出身者の遺体の山。

ここで使い鴉。キャトリンの父である祖父ホスター・タリーの訃報。リヴァーラン城へ向かいます。

葬儀は滞りなく行われるが、ここでも失策。

叔父エドミュア・タリーロブラニスター軍足止め策を理解できず、狙った壊滅失敗、得た人質は効力の薄いタイウィンと遠縁の子供二人。

この辺りで、ハレンの巨城を任せたルース・ボルトンに怪しい動きがあるが、ロブは知り得ず。

そうこうしてる内にまたもや事件。仇討ちを急ぐカースタークが上記ラニスターの子供を殺害。

ロブキャトリンタリサエドミュアの意見に従わずカースタークを処刑。結果、カースターク家が離れ兵力半減。

ガラ空きのキャスタリーロック攻めを思い付くも兵力足りず。エドミュアの過失を責め、人身御供として渡してフレイ家にすがりつくことに。

が、通行料を取り損ねたことがないフレイ家。また、元々何百年間もスターク家と対立してたボルトン家

スタークとなったタリサ、既に“エダード”と名付けられた腹の中の赤子、戦意喪失したロブ、効果なしの人質を取り踏ん張ったキャトリン

フレイ家ボルトン家の裏切りにより、四人のスタークが散ってしまいました。

無能なロブの失敗分析

無能か、無能でないか…。これは…、無能…。

ただし、ちゃんと認識しておかないといけないのは以下。
ロブタイウィン・ラニスターと対峙する」イコール、

●馬の背中に人糞を漏らしながら必死に逃走した若かりし徳川家康が、武田信玄と対峙するようなもの。
●関が原の戦いで逃げ回ってた一兵卒宮本武蔵が、大将として徳川家康と対峙するようなもの。逃げ回ってたかどうかはわからんが。
●高校を卒業したての子が、菅官房長官やライス国務長官と真っ向から潰し合いするようなもの。

未経験でティーンエイジャーのロブは、タイウィン公の最も嫌がる成果を挙げ、快進撃を続けました。

タイウィン公ロブを恐れ、ハレンの巨城に足止め。サーセイ王子たちキャスタリーロックに避難させることも恐れています。

ここまで立派なロブがなぜ失敗したのでしょう。失敗を洗い出してみました。

ロブ、周囲の失敗
ロブの失敗
●全旗手を戦争に駆り出した。城にはブラン(10歳)リコン(6歳)ルーウィン(多分70代)
キャトリンと合流後、ロドリックを即へ戻さなかった。
シオンに裏切られた際、足場確保を怠った。
タリサの薬品調達に着いて行った。
●約束反故にし、タリサと結婚した。
を見習うつもりでカースターク処刑。
ベイロンへの同盟依頼はカウントせず。シオン裏切りは想定しても逆襲は想定不能。
学匠ルーウィンの失敗
●全旗手を戦争に駆り出すのを諌めなかった。
キャトリンの失敗
ベイロンウォルダー・フレイ使用を止められなかった。
●最初は激励→何故か瞬時に弱気になり捕虜ジェイミー開放。

ルーウィンやキャトリンなど指南役の失敗

まずは周囲の失敗から。

学匠ルーウィンは通常通り控えめ。「全旗手を?」と聞き直すもそれ以上は進言せず。「立派なロブなら承知の上」と黙ったのでしょうか。

キャトリンも「ベイロン信用ならず」を強く強く諌めたわけではなし。自ら挙兵し立派な大将姿から指南不要と判断したのでしょうか。ジェイミー開放は独断。

その他不運は、

タリー家出身のキャトリンは、ベイロン・グレイジョイウォルダー・フレイには詳しいが、北部を知らず。

リヴァーランドは元“島と川の王国”。その王国は鉄諸島も含む。フレイ家タリー家旗手。

北部ボルトン家のエンブレムは皮を剥がれた人間。その皮剥ぎを禁止したのが父エダード。相手がエンブレムとしてるものをが禁止。しかも禁止令無視して続けてる。

それがロブの腹心。北部の旗手なのでキャトリンも警戒することができません。

ロブの失敗

次にロブの失敗。

腹心は因縁の関係なボルトン家

自分と同じく誓いに忠実。だからボルトン家も忠実なはず。」

立派なを崇拝する立派な人間である故周囲を疑っておりません。を理想とし、理想を追い求める故に気付かないこと。

が立派なら相対的に見て他は立派でない。」

その他多いのは足元をおろそかに。そこに気付かない原因は立派なロブだからと指南役が青二才に十分な進言をしない感あり。

立派だから周囲の虫を疑わず、立派だから周囲は「敢えてそうしてるはず」と間違い指摘せず。

自分がこんな状況に置かれたらどうするだろう…と考えてみました。

戦争後までタリサとの結婚待つ。
本拠地を磐石にしてフレイ家に難癖→タリサと結婚。
チャンスあるならフレイ家取り潰し。

理由は、
エダードの意思を継がない立派でない人間だから。
○小貴族フレイ家 << スタイル抜群のタリサ
ただし、
は諦め側を救うしか。後の戦況次第。

もしロブがこうであればフレイ家裏切りはなくボルトン家も行動起こせず。キャスタリーロック取れば最大の失敗ジェイミー開放を補填可。もしくはボルトン家が既に捕獲済。

やはり、ロブの敗因は、

エダードの意思を継ぐ立派な人間だから。」

結果、ロブは破滅。理想を追うには周囲が虫だらけ。王都におけるエダードの状況と同じ。

“スタイル抜群のタリサ”なる文言を書きたいがために無用な「自分だったら…」をネジ込んで、文章が長く分かりづらくなってるとか考えてはいけません。

このクソドラマ、ウィンターフェル城内に主役級揃えておいて、ボロボロにしていくことで衝撃→視聴者に入り込ませようとします。

まんまとそれに引っかかり、架空の人間に対し有能、無能と世に発信させられています。けしからんドラマです。

締めは関係ない話。

話題は“ロブに関わる手紙”。

●王都へのロブの和睦条件の手紙→サーセイ破り捨てる。
●鉄諸島へのロブの同盟依頼の手紙→ベイロンそのまま暖炉へ。
●交渉失敗したシオンロブへの連絡通知→シオン自身が燃やす。
●王都のサンサから「ジョフリーに忠誠を」と来た手紙→後に陰謀のネタに。

差出人や宛名に“ロブ”の文字があると、焼かれたり陰謀に使われるなど何か呪いにでも掛かるのでしょうか。

“スタイル抜群のタリサ”←この文言の自然な埋め込みに苦労し更新遅れました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました